5日目、この日は残念ながら朝から黄砂まじりの雨模様。
Waxで保護しているとはいえ、クルマも納車以来見たことが無いほどドロドロに汚れてます^^;
阿蘇山を南から望む通称、南郷谷付近にて記念写真。眺望もあったものではありません。
天気予報では今日は一日雨模様。仕方ないので名所を求めてドライブすることに。
宿泊地の南阿蘇から近いところを探し、至った結論は宮崎県は高千穂峡に訪れてみることにしました。百名道の神話街道を走ることもできるし、一石二鳥♪
道中、パンフに紹介されていた阿蘇白川駅に寄ってみました。
この佇まいはほんと、おとぎ話にでてきそう。
駅はこんな感じ。私が普段通勤で利用している殺伐とした駅とはえらい違いです。。どこまでも長閑。
ひとしきり撮影後は、高千穂峡目指して出発。距離も南阿蘇からおよそ30km程度。あっという間に現地着。
駐車場からおよそ30分ほど歩き、目的の高千穂峡着。ここがCMで有名になった高千穂峡ですか!
なるほど、これは確かに赴きあっていいですね~。滝と渓谷、見事にマッチしています。
あまりにも有名すぎるけど、いいところはやはりいいですね。
人の多さに若干萎えるも、遊歩道をてくてく歩き、渓谷美を堪能。
こんな屏風岩があるあたり、関西でいうところの香落渓を連想させます。
小さな沢が至るところに。夏に訪れたらマイナスイオンに癒されそうですね^^。
かっちょいいアーチ橋。神話街道はこんなでっかいアーチ橋がたくさんあるんです。

遊歩道の終点、高千穂神社にて。

旅の安全を祈願しめでたく終了。遊歩道、なかなか傾斜がキツくって、意外と疲れました^^;
時刻は既に午後の2時過ぎ。本日が遠征最後の宿泊地となることから、有終の美を飾るべくお宿はリッチに大分市内の某高級ホテル。
お天気も悪いしこのままホテルに直行してもよかったのですが、それじゃつまらないので神話街道を走破し大分を目指すことに。
この神話街道、交通量はそこそこあるもでっかいアーチ橋があるかと思いきやいきなり景色変わってリバーサイドを走ったりと、なかなか楽しい道でした。お天気いいときにまた走ってみたいな~^^。
さて、この快走路の神話街道を走破後、大分目指して北上するわけですが、セレクトした道が国道388号線、通称”日豊リアスライン”これが大失敗だったわけでありまして・・・
思い出すのもイヤになるほどですが、この道、後々調べてみたら九州でも有名ないわゆる
”酷道”だったんです^^;
地図見る限り海沿いを走るようですし、何より”リアスライン”
お天気悪いけれど下見がてらどんなものかと思って走ったら、宮崎と大分の県境に近づき始めたころ幅員極小の看板が。いやもうこの時点で引き返すべきだったのですが、さらに進むと案の定センターライン無くなり離合不能の一車線酷道
が待ち構えていました(泣
天候も雨に加えて霧も立ち込める文字通り、最悪、のコンディション。
道も険しく、落ち葉で怪しい路肩に怯え、ブラインドカーブに神経すり減らし(ミラーが雨と霧でほとんど役に立たない)、びっしょ濡れになりながら落石、倒木を横にのけ(パンクなんてしたらマジでシャレにならない!)、
孤独と
恐怖感からほんっと泣きそう><
出会った対向車(私に同じくさまよい込んだ県外ドライバーだと思われる)は全て、少ない離合ポイントで出会う強運を持ち合わせていたのでなんとか無事、酷道を抜け道の駅かまえ着。
真面目に余裕とかまったく無かったので、写真は一枚も撮っていません・・・^^;後々後悔しましたが、もぅどうでもイイことです(笑)
安堵から道の駅のおっちゃんにこの事話したら「ダメだよ~あそこ走ったら~(笑)地元の人も走りたがらないのに~」って即答されました^^。当然ですよね~もう二度と近づきません!はぁ~
その後はおっちゃんに聞いた安全な県道経由で佐伯市を目指し、東九州自動車道、佐伯インターから大分まで高速移動。大分市内の道のややこしさにヤラれつつ、無事ホテル着。
さすがは高級ホテルだけあって、サービスの内容、食事とも非常にレベル高かったです♪
さて翌日、今日は大阪まで帰る日。高速での移動だけで700キロ超と、今まで経験したことのないとんでもない走行距離。
ましてやGWで大渋滞も予想されることから帰ることを優先に考えていましたが、やっぱりやまなみハイウェイはもう一度走っておきたかったため、別府から湯布院日田往還~やまなみハイウェイ入りする予定も別府は大渋滞^^;
当然、往還道も大渋滞でありまして、九重からやまなみハイウェイ入り。
GWだけありやまなみハイウェイの流れも悪く、前日までの黄砂も少しはマシになり眺望も望めそうだったため、ドライブは半ば諦め気になっていたやまなみハイウェイ最高地点の牧野戸峠から展望台へ登ってみることに。
こんな道を登ります。
皆さんちゃんとしたトレッキングウェア&シューズ、リュックと重装備にもかかわらず、私はレザージャケットにドライビングシューズ、自販機で買ったポカリ片手に挑む、なんともチャラけた姿(笑)
当然浮きまくりですが、皆さんすれ違う度に「こんにちは」と一声かけるところが印象的でした。登山っていいなぁ。
普段街中で、見知らぬ人に「こんにちは」なんて絶対声かけることはないので、非常に気持ちよかったです。挨拶って大切ですね^^。
で、展望台からの景色はこんな感じ!
九重連山と、飯田高原、長者原を一望できる素晴らしい景観!季節進み、青々とすればもっと凄いんだろうな!これはまた訪れなければ^^。
もう少し散策したいところですが、一人だけ浮きまくりの格好なのであえなく断念^^;やまなみハイウェイを往復します。
とある農道にて放牧牛がたくさんいました。
どれどれと近づくと、「お前、何しにきてん?」みたいな訝しげな目で沢山の牛さんからおもいっきり見られ(驚)コワッ^^;
これじゃあ自然な表情撮れないので、望遠レンズでパチリ。動物を被写体にするのはやはり楽しい。

時刻も夕刻に迫ってきたため、再び九重インター目指し高速に乗り、これから700キロ超の距離を夜通しぶっとおしで走り続けます^^;
九州自動車道の渋滞にヤラれましたが、関門海峡渡り中国自動車道に入るとウソのようにガラガラ。SAで食事&仮眠とりつつ渋滞情報を随時チェック!
日付変わっても宝塚~吹田の渋滞が解消されないことから、渋滞が一番マシになるであろう明け方に宝塚~吹田を抜けるよう時間調整。まさかクルマの中で夜明け迎えるとは思わなかった^^。
社SAで最後のピットストップ。ここが最後の休憩場所となりました。もう完全に明けてます(笑
予想通り、明け方には吹田の渋滞も一時的に解消され、結局渋滞にハマったのは九州自動車道のみ。ある意味理想的な展開も、夜通しぶっとおしで高速を走り続けるのはやはりしんどい。これで渋滞なんて鬼(汗
天候と黄砂に若干翻弄されつつも、初めての九州遠征は非常に満足!次は長崎と鹿児島を開拓したいところです^^。
一連の大遠征にて、総走行距離は2500km超!お疲れ様でした^^。