8月23日(木)
中標津のペンションを出発する。どうにもすっきりしない空。まずは程近い開陽台へ向うこととする。
開陽台へ向かうと走ることになる北19号線、またミルクロードとも呼ばれているこの道。
アップダウンのあるうねる直線ロード。北海道を代表する道としてガイド本などに紹介されているの道の風景だ。確かに記念撮影にはいいかも。しかし北海道には”ミルクロード”と呼ばれる道が多すぎて困る。
そして開陽台へ。
もうこの時既にボクの感覚はマヒし始めていて、地平線が当たり前のように見える広大な北の大地を走り続けていると、この風景をみても特別感動することがなかったのね^^;美瑛や富良野はまた違うかもしれないが・・・
開陽台を後にし、昨年は訪れなかった野付半島・トドワラへ向かうこととする。
日本最長の砂嘴地形である野付半島をゆく北海道道950号野付風蓮公園線。海に囲まれた道を進む。
トドワラへ向かう途中にナラワラと呼ばれる所がある。
こちらもトドワラ同様、立ち枯れた木々を見ることができる。
なんとも言えない雰囲気。。
塩害により枯れた木々が虚しさを漂わせているね。
トドワラへ向かう前に野付半島の先端、道道950号の終点まで走る。
そして野付半島の果て、竜神崎に立つ野付埼灯台へ。
原生花園の中に立つロケーションが魅力的な野付埼灯台。
花がほとんど咲いていなかったのが残念なところ。エゾカンゾウやハマナスが咲き誇る時期に一度は訪れてみたいものだ。
そして目的のトドワラへ。
向かう途中に出迎えてくれたエゾジカの親子。北海道では色んな動物達に遭遇します^^
看板を入れたこの手の写真はボクはほとんど撮らないけれど、例外的にボクはこの写真を熱心に撮ってしまった。
だってこの看板、めっちゃええ雰囲気してると思いません??なんかセンスみたいなもん感じてもうてんな(笑)
立ち枯れたトドマツが残るトドワラ。
荒涼とした世界が広がっていた。
当日は青空も見え、そこそこ天候に恵まれたものの、例えば夕刻にここを訪れたらきっと寂しさでいっぱいになってしまうだろうなぁ・・・
当日のお昼。ネイチャーセンターでいくら丼を頂きました。北海道のイクラは美味い!
さて、野付半島を後にし、次なる目的地に悩んだ。
道東の海岸線をもう一度訪れようか。昨日までずっと海霧に悩まされてきた道東の海岸線だが、訪れたいところは山ほどある。う~む。。
悩んでいても仕方ないので、霧が晴れていることを祈り道東の海岸線へ向けて南下することとする。
途中、新酪農村展望台へ立ち寄る。
広大な牧場地が広がる展望を一望することができる。
ツーリングマップルに”穴場のスポット”と紹介されていた通り、ここを訪れている旅人はボク独りだけだった。クルマすら滅多に通らない孤独な時間。しばしこの風景を独り占め・・・
新酪農村展望台を後にし、R243パイロット国道を南下。北海道道1127号初田牛厚床線を走り、北太平洋シーサイドラインの別名を持つ北海道道142号根室浜中釧路線へ。
驚くことに霧は皆無で素晴らしい天候だ。これはもしかして霧の無い道東の海岸線にようやく巡り会えたのかも?期待高まり、ついアクセルを踏む足に力が入る。ボクがずっと憧れていた根室半島の付け根にある落石岬(おちいしみさき)へ向かおう。
最後のダート区間を走り、終点に愛車を停める。落石岬へはこの先徒歩で向かうこととなる。
アカエゾマツの林の中を抜け、一本の木道をひた進む。そしてその時は突然訪れ・・・
突如視界が広がる先に待っていたのはこの光景。思わず歓喜の声が出た。ボクがずっと出会いたいと思っていた落石岬灯台の風景・・・
本当に素晴らしい風景だ。広がる美しい緑の草原、太平洋、そして草原の中に立つ赤白ツートンカラーの四角い落石岬灯台。ずっと憧れていた風景に出会えた歓び。こんなに美しいロケーションの中に立つ灯台は初めて目の当たりにしたよ。
灯台を紹介する看板には上下にピンクの花が描かれていた。
これはおそらく、このあたりサカイツツジの自生地であることを示すものだろう。なんともシャレた看板だなぁ。
角島灯台、出雲日御碕燈台、関崎灯台等、灯台の姿、造形が美しい灯台には巡り会ってきたが、”灯台の建つロケーションの美しい地”というのは中々無いかもしれない。そういった意味でここ、落石岬灯台は心に深く残る風景と言える。
落石岬へ向かう最後のダート区間からは、落石漁港を一望することができる。
なんとなく、寂しい雰囲気の漂う港町。。昨年、霧多布岬の思い出が蘇る瞬間・・・
夕暮れの北太平洋シーサイドラインを夕陽を受けてひた走る。
霧の無い夕暮れの北太平洋シーサイドライン・・・どことなく寂しさ、哀愁を感じながらのオープンドライブ。。
北太平洋シーサイドラインから北海道道1039号霧多布岬線へ入る。そしてアゼチの岬へ・・・
夕暮れを迎えたアゼチの岬。
ビワセ湾に小島・ゴメ島・嶮暮帰島が浮かぶ。
もうすっかり暗くなってしまったが、灯台の灯りに吸い寄せられて霧多布岬の先端へボクは向かっていた。
霧多布岬の果てにある四角い灯台。でも霧多布岬灯台ではなく、湯沸岬灯台(とうふつみさきとうだい)と呼ばれている。ここを訪れるまでてっきり、霧多布岬灯台と思っていたボク^^;
さて、予想に反し、いい意味で裏切られた霧の無い道東の海岸線を堪能することが出来ました。
当日の宿泊地は屈斜路湖に程近い弟子屈町・川湯温泉。ここの泉質が好きで、道東の旅の楽しみでもありました。
明日も道東の旅は続きます。次回をお楽しみに!
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