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旧車王国のブログ一覧

2021年04月30日 イイね!

カー・マガジン 今後は不定期に刊行

昨年6月に隔月刊に変更するという連絡を受けたが、今度は下記の通り今後は年に1~2冊を不定期に刊行していく予定との連絡を受けた。

>長年定期刊行誌として発行をして参りましたカー・マガジンですが、次号の
>6月5日(土)発売の511号を機に、より趣味濃度を高めた内容を目指し
>刊行サイクルを変更、今後は「紙媒体」ならではの特色を生かした体裁の
>「自動車趣味の雑誌」を目指し、「不定期刊行のムック」として生まれ変わる
>ことになりましたことをお知らせ申し上げます。
>次号の発売は12月予定、以降は年に1~2冊を不定期に刊行していく予定です。

ネットの時代になり印刷媒体が急激に低迷していることに関係しているのではないかと思う。
つまり、販売部数が急減しているのではないだろうか。
印刷部数が少なくなると比例して紙代と印刷費は下がるが、固定費である人件費や編集費は変わらないので経営は苦しくなる。

隔月刊に変更になったときに発行人/編集者の立場から何故隔月化なのか理由の説明は一言も無かった。

今回年に1~2冊の不定期に変更するということについて連絡を受けたが、今回も発行人/編集者の立場から背景の説明は無いし、現在販売中の510号の編集後記には何も記載が無い。

やはり廃刊への下り坂をまっしぐらに急加速しているのではないかと心配している。
Posted at 2021/04/30 13:48:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2020年07月02日 イイね!

カー・マガジンについて補足

本棚の一番古いScramble Car Magazineは82年7月号だった。第4巻第7号通巻24号と表示がある。

隔月刊の雑誌だというのに、次号の82年の9月号は第4巻第9号通巻26号と表示があるので、発行の有無に関係なく、単にカレンダーの月の経過に従い号数や巻号を表示しているようだ。


背のついたしっかりした製本になったのは83年7月(38)からで総ページは124ベージだった。
これには38と番号が大きく書いてあるが、82年7月号は24だったのが、1年後の83年7月の数字が38というのは月数と合致しない。おそらくこの数字は出版社の累計の出版物の数を表示しているもののようで、雑誌だけの出版数を示していない。
Posted at 2020/07/02 14:33:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2020年06月30日 イイね!

カー・マガジンについて思う

毎月定期購読しているカー・マガジンに案内状が同封されていた。
次号から隔月刊に変更するという。
カー・マガジンは当初The Scramble Car Magazineという名称で82年2月の発刊当初は隔月刊でページ数も少なく平綴じというのか真中をホッチキスで止めた製本だった。
本棚を見ると一番古いものが82年9月号で総ページ数は100ページだった。

不思議なことに82年2月に発刊した隔月刊の雑誌だというのに、同じ82年の9月号は第4巻第9号通巻26号と表示があるのが理解できない。

3号雑誌と呼ばれるように新しく発刊した雑誌は継続が難しく、たいていは3号で消えていくという言葉があるので、最初は長続きしないだろうと思いながら書店で立ち読みするだけだったが、スクランブル・カーマガジン(スクランと略して呼ばれた)はなかなかマニア受けする記事なので定期的に購入するようになった。
出版部数も伸びたようで87年3月からは、背のついたしっかりした雑誌になり200ページを超えるようになった。
同時にいつの間にかスクランブルの文字が小さくなり、その後タイトルからスクランブルの文字は消え、カー・マガジンという名称になった。

内容は国産車も多かったが、欧州車についての情報も豊富で、競合誌のカー・グラフィックが表面的な内容なのに対して、カー・マガジンはマニア受けする記事が多いので、10年程前にカー・グラフィックの購読を止めて、それ以来カー・マガジンは購読を継続している。

カー・グラフィックは創刊者の小林彰太郎氏が存命のころは独自のテストを実施して公表し、暮らしの手帳の自動車版を目指すという明確なポリシーがあったが、後継のスタッフはどちらかというと明確な理念よりも単にクルマオタクの集まりのような様相で、今でもよく発行が続いているものだと思う。ブックオフなどに行くと売れ残りと思われる折り目の無い綺麗なカー・グラフィックをときどき見かけるのは売れ残りが多い証拠だろう。

カー・マガジンが今回隔月刊に戻るというのは、記事が無いのではなく、ネットの時代になり印刷媒体が歴史的に低迷していることに関係しているのではないかと思う。
つまり、販売部数が低迷しているのではないだろうか。印刷物は部数が上がるに従い加速度的に原価が下がり利益が上がるが、部数が下がると一部あたりの印刷原価も加速度的に高くなり、人件費や編集費は固定費だからたいへんだ。
単純に考えると発行部数が維持できても隔月刊にすると経費も減るが、売上も半分になる。経費は印刷費が半分近くになると言っても人件費は隔月というわけにはいかないから経営上苦しくなる。よほど上手く経営しないと廃刊への下り坂をまっしくらに急加速することになるのではないかと心配している。

カー・マガジンの最新号はNo.505 2020年8月号だがこの編集後記に新人の社員に「隔月化」という言葉を書かせているが、発行人/編集者の立場から何故隔月化なのかの説明は一言も無い。

やはり廃刊への下りの急坂を下り始めたのではないかと思う。
Posted at 2020/06/30 20:35:11 | コメント(3) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2019年07月31日 イイね!

日本アルペンラリーの足跡 (全18戦とその後の展開)

今から60年前に第1回の日本アルペンラリーが開催された。
日本初の山岳ラリーとして乗鞍を抜ける1000キロの悪路のコースで開催され、だんだん距離も延び、1964年の第6回からは1500キロを4日間で走り一晩しか寝ない、つまり初日と三日目の二晩は徹夜走行するというハードなラリーになった。
当時は舗装率も低く、山岳路は当然未舗装の悪路で、車だけでなく、体力的にも非常にハードだった。
距離はさらに延び2100キロを走った年もあった。

このスポーツ性の高いハードなラリーは1976年まで18回にわたって開催された。出場車の20~40%がリタイヤするというハードな競技で完走するだけでも凄いと言われるラリーだった。
エキサイティングなこんな面白いラリーが日本で行われた時代があったのだ。
旧車王国の国王も1966年の第8回に出場して完走しており、国王の名前と順位も記載されている。

このラリーについて1996年に湧水社から「「日本アルペンラリーの足跡」という本が出版されたが、絶版になっていた。


最近「日本アルペンラリーの足跡 全18戦とその後の展開」というタイトルで三樹書房から出版された。(3000円+税)

日本アルペンラリーについては旧車王国のホームページでも一部を紹介しているが、さらに詳しく知りたい方には是非この本をお勧めしたい。
http://people-power.jp/hup0801/rally/alpinerally.html
Posted at 2019/07/31 17:09:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ
2016年02月23日 イイね!

ミシュラン・ガイド

ミシュラン・ガイドミシュラン・ガイド(英: the Michelin Guide。仏: le Guide Michelin、フランス語発音:ギッド・ミシュラン)は、フランスのミシュラン社により出版されるさまざまなガイドブックの総称である。

それらのうちで代表的なものは、レストランの評価を星の数で表すことで知られるレストラン・ホテルガイドであり、これは装丁が赤色であることからレッド・ミシュラン(英: Red Guide。仏: le Guide Rouge ギッド・ルージュ)と呼ばれる。
ヨーロッパでは主要言語で発行されている。

日本ではミシュランガイドはレストランガイドと思われているが、本来は旅行のガイドブックで主としてホテルとレストランが格付けして掲載されているが、各地の簡単な市街図も載っているのが基本で、4センチ余りの厚手のホテル・レストラン・ガイドである。
最近は欧州以外では単なるレストランガイドになってしまっている。

ミシュランガイドとしては他に、緑色を基調とした装丁からグリーン・ミシュラン(英: Green Guide。仏: le Guide Vert ギッド・ヴェール)と呼ばれる旅行ガイドブックや、自動車旅行向けの道路地図ロードアトラスなどがある。

- ホテル・レストラン・ガイド(ミシュラン・ガイド、レッド・ミシュラン)
- 旅行ガイド(グリーン・ガイド)
- 地図、市街地図(ロードアトラス)

ミシュランというと赤本ギッド・ルージュばかりに注目される傾向があるが、これはホテルとレストランを選ぶには良い資料であるが、それだけにフォーカスされている。
観光案内に関してはグリーンブック(ギッド・ヴェール)は徹底している。
グリーンブックさえあれば、観光名所はすべて網羅されており、教会などの内部も図とともに見所が明示され、拝観ルートまで載っている。

日本では余り知られていないのが区分地図(ロードアトラス)である。
これは赤色の広域地図と20万分の1の縮尺の黄色の地図がある。黄色のロードアトラスがあればどこにでも行ける。
最近はカーナビもあるが、一見して全体の行程が把握できる地図は旅行の計画には欠かせない。

ミシュランに共通する点だが、どれも非常に正確にできており、いい加減なフランス人が作ったとはとても信じられない出来栄えで、偏執的かと思うような正確さである。

区分地図(ロードアトラス)は正確であるだけでなく、道路の太さや文字の大きさ・色など非常に見やすく作られている。
展望地点では眺望の良い角度まで表示されている。
特筆すべきは紙質で、チャリチャリとした薄くて丈夫な特殊な紙が使われている。

欧州の空港の売店では必ず売っているので、空港に着くとまず売店に行き、目的地までの区分地図を買えば、その後のドライブは快適である。

日本でも大手の書店に行けば一部のガイドは入手できるかも。グリーン・ミシュランがお勧めである。
グリーン・ミシュランには主な見どころ、地方別コース、歴史、美術、文学、郷土料理などが網羅されており、素晴らしいガイドブックである。
なお、実業之日本社が欧州各国のグリーンブックの日本語版を発行しており、欧州旅行には最も優れたガイドブックである。

日本版の赤本は前述のようにレストランガイドだけだが、もはや商業化してしまい、レベルの低い店にも星がついていて、ミシェランの星を有り難がる味音痴には参考になるが、権威は地に落ち、単なる食べ歩き本と何ら違いは無い。
Posted at 2016/02/23 15:09:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 書籍 | クルマ

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