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森川オサムのブログ一覧

2013年03月26日 イイね!

マシンの準備完了

フォーカスから今年のモンテストーリーに戻ります。

まだスタート前の準備でしたね。
今回のマシンであるミニは68年製で、オーナーがホワイトボディ状態まで戻して、完全なリストアをした際に、1275ccのクーパーS仕様に仕立て上げたものです。





一般的にマークIIと呼ばれるものですね。
ドアヒンジは露出、ドアガラスはスライド式、でグリルは丸じゃなく角です。



リアのトランクには、燃料タンクを両側に設置して容量を増やして、モンテ対策としています。
本来、スペアタイアが入る底部には、2基のフュエルポンプが置かれ、スペアはその上に設置されたプレート上に。いやいや、10インチは何かと楽です!

隙間には5リッターのガスを携行します。”安心用”です。
それから、ステージ間の夜のパルクフェルメで使うボディカバーも。



これから6日間のふたりの仕事場です。袖摺り合うも・・・ですね。
日本から連絡をして、トリップメーター下にはシガーライターソケットを2基増設しておいてもらったので、そこからiPadに電源を供給します。白いケーブルが見えますね?

私側のドアの内装はこんな感じ。モノがたくさん入ってグッドです。



ドリンクホルダーまでついてます。

で、この日でミニの準備はすべて完了。
ホテル横の海辺で記念撮影です。



左端がドライバーの中川さん。私が走ったモンテのうち、1977年、1979年のWRCと、2009年のヒストリックを一緒に走ったドライバーです。
そしてオーナーの友人であるBrunoさん。私の隣が、オーナーのPrebenさん。

実は、このプレベンさん、話を聞いたらすごいかただったんです!
Posted at 2013/03/26 14:51:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
2013年03月21日 イイね!

Focus on Focus

ちょっと途切れていた、欧州フォードからのモデルが上陸です。3代目となる新しいFord Focusに乗りました。

フォーカスといえば、フォードのワークス・ラリーチームがずっとベースに使ってきたモデルですね。現在は一回り小さなFiestaを使っていますが。

これが新しいフォーカスです。ずいぶんと立派になりました。それに近代的な造形ですね。



フォーカスといえば、英国なんかに行ったときにレンタカーを借りるとよく見かけますが、もうちょっと薄っぺらくて軽いイメージでした。今度のは精悍でクウォリティ感も高く、なんだかひとつクラスが上がった感があります。



フォードはこのフォーカスを5か所の工場で造っているそう。欧州向けはドイツ、US向けはミシガン、ロシア圏向けはロシア、中国向けは重慶で、そして日本を含めたアジア向けは昨年5月に完成したタイ工場で製作とのこと。
タイ工場の完成待ちだったのか、この3代目フォーカスは、欧州では一昨年に発売されていたのを考えると、ずいぶん遅れた日本上陸となります。

昨年1~9月のデータでは、74万台を売り、単一モデルとしては世界一だそう。それはそれは大切なモデルなんですね、フォードにとっては。

インテリアもかなり質感が向上。乗り心地も以前のモデルよりずっとしなやかになった気がします。ノイズレベルも良し。



世の中、ターボを使ったダウンサイジングばやりですが、フォーカスはNAの2リッター。例のエコ・ブーストのもっと小さな排気量のエンジン、なんてのも開発中なんだろうな・・・と思いました。



ひとつ気になったのは、これも今はやりの前方衝突回避をサポートする、フォードでは「アクティブ・シティ・ストップ」と呼ぶシステム用のカメラやセンサーなどを収納するこのホールダー。



ボルボに乗ったときも思ったんですが、これ、あまりにも視界の邪魔ではないでしょうか? さすがに普通の前方視界を邪魔はしませんが、ちょっと上方にあって、私にはとても鬱陶しく感じられるんです。
まあ、時間とともにどんどん改良されて小さくなっていくんでしょうけど。

買う時に、ある・無しを選べるといいですね。
Posted at 2013/03/21 13:03:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2013年03月13日 イイね!

Miniの準備しながら

ミニのハンドブレーキはフライオフ式に改造されていました。

ふつうのレバー式のハンドブレーキは、レバーを引き上げるとブレーキが効いて、同時にノッチが働いて、レバーから手を放しても引き上げたその位置でレバー固定されます。これでブレーキが効いたままになるんですね。

これに対しフライオフ式は、ノッチが働かず、レバーから手を放すと、レバーは下に戻ってしまいます。上に引き上げているときだけブレーキが効いて、放すとブレーキはオフになります。



コーナリング中に、ハンドブレーキを使ってリアを振ってやりたいときに、レバーを引き上げるわけですが、ラッチが効いてしまうと、手を放すと上の位置で止まってしまって、ブレーキが効いたままになって困るわけです。そのためにはレバー先端のボタンを親指で押して下位置に戻してやらないといけないんですね。これはめんどくさいし、リスクがあります。

これが、フライオフ式だと、レバーを上に引いてブレーキを効かせた後は手を放せばレバーは下に戻ってくれるワケです。チョンチョンって数回にわたって効かせたり、効かせかたを微妙にコントロールもできるわけです。
で、ほんとに駐車させるために効きっぱなしにしたいときは、普通のとは逆にボタンを押しながら引き上げて、上げた位置でボタンを放せばぞの位置でロックします。

今回のミニでは、右腕でもハンドブレーキを使えるように、右にも連結されたレバーが装備されていました。カンペキです!



準備を終え、試走を兼ねて出発。
まずは、モナコとニースの間にある漁村ヴィルフランシュ・シュール・メールの行きつけのシーフードレストランで、大好きなスープ・ド・ポアソンで遅いランチをすませ、昨年同様に、近郊のサン・ポール・ド・ヴァンス村の墓地に眠る友人アルベールおじさんの墓参りに行きました。





そして、1976年に初めてモンテに来たときに、その友人から初めてパスティスを飲まされた村のバールで、彼を偲んでパスティスを。



私の場合、これがないとモンテじゃないので、これでスタート準備完了です!
Posted at 2013/03/13 22:47:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
2013年03月07日 イイね!

今年のモンテゆっくり報告

さてさて、今年のヒストリック・モンテをフィニッシュしてから早くも1か月が過ぎました。外部から取り寄せた画像もほぼ揃いましたので、そろそろ、細かなことを含めて、振り返り報告をさせていただきたいと思います。ゆっくりペースで。

成田からヒースロウ経由でニースへ入り、深夜にモナコのホテルに到着。翌朝、さっそくミニとのご対面となりました。

ホテル地下のガレージで、既報の手作りワンモーションジャッキを使ってのホイール交換です。



なかなかさまになってますよね。

今回履いたタイアはこの2種類。
ふつうの状況で履くのはヨコハマのスタッドレスタイア。GURDEXです。



このラリーでは、突如として路面が白くなることがあるので、ドライ用を履いているのはリスクがあります。なので、ふつうでスタッドレスを履きます。



サイズはご覧のとおり、145/80-10です。10インチですよ! ほんとちっちゃくて、ホイール交換は軽くて楽です。

そして、頼りにするスタッドタイアはこちら。北欧製のハッカ・ペリッタです。





このスタッドタイア、初めて履きましたが、結果としてかなり良かったです。雪上、凍結上が良いのはもちろんですが、ドライでもヘンな挙動が少なく、走りやすかったようです。

補助ランプは、4灯セットになったものを取り付け、ひとつのコネクターでボディ側に繋ぎます。イマふうですよね。

Posted at 2013/03/07 14:33:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
2013年03月01日 イイね!

納車?

今日、都心で見かけました。

港区あたりで走っている小型コミューターバスの納車でしょうか・・・



なんだかちょっとユーモラスで、和みました。
Posted at 2013/03/01 16:29:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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