ちょっと途切れていた、欧州フォードからのモデルが上陸です。3代目となる新しいFord Focusに乗りました。
フォーカスといえば、フォードのワークス・ラリーチームがずっとベースに使ってきたモデルですね。現在は一回り小さなFiestaを使っていますが。
これが新しいフォーカスです。ずいぶんと立派になりました。それに近代的な造形ですね。
フォーカスといえば、英国なんかに行ったときにレンタカーを借りるとよく見かけますが、もうちょっと薄っぺらくて軽いイメージでした。今度のは精悍でクウォリティ感も高く、なんだかひとつクラスが上がった感があります。
フォードはこのフォーカスを5か所の工場で造っているそう。欧州向けはドイツ、US向けはミシガン、ロシア圏向けはロシア、中国向けは重慶で、そして日本を含めたアジア向けは昨年5月に完成したタイ工場で製作とのこと。
タイ工場の完成待ちだったのか、この3代目フォーカスは、欧州では一昨年に発売されていたのを考えると、ずいぶん遅れた日本上陸となります。
昨年1~9月のデータでは、74万台を売り、単一モデルとしては世界一だそう。それはそれは大切なモデルなんですね、フォードにとっては。
インテリアもかなり質感が向上。乗り心地も以前のモデルよりずっとしなやかになった気がします。ノイズレベルも良し。
世の中、ターボを使ったダウンサイジングばやりですが、フォーカスはNAの2リッター。例のエコ・ブーストのもっと小さな排気量のエンジン、なんてのも開発中なんだろうな・・・と思いました。
ひとつ気になったのは、これも今はやりの前方衝突回避をサポートする、フォードでは「アクティブ・シティ・ストップ」と呼ぶシステム用のカメラやセンサーなどを収納するこのホールダー。
ボルボに乗ったときも思ったんですが、これ、あまりにも視界の邪魔ではないでしょうか? さすがに普通の前方視界を邪魔はしませんが、ちょっと上方にあって、私にはとても鬱陶しく感じられるんです。
まあ、時間とともにどんどん改良されて小さくなっていくんでしょうけど。
買う時に、ある・無しを選べるといいですね。
Posted at 2013/03/21 13:03:31 | |
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