ここんとこ、９９２を見慣れてしもたから ７１８は 小さく感じるわ＾＾。いや、最近のクルマや ミッドシップカーの中でも コンパクトな部類とちゃうかな？ 知らんけど＾＾；
ＭＴのポルシェなんて 久しぶりに運転するわ～
この ６速ＭＴは 定評通りの優れモノやねん。
重さ、ストローク、節度、どこをとっても 適切やねん。
マツダロードスターみたいに 重すぎず、ホンダシビックのように ショートすぎない、誰が扱っても 最高や！と感じれる塩梅にしてある。
何人ものテスターが 色んなシチュエーションを走り込んで セッティングされたに違いない 素晴らしいフィーリングやで。
まぁ、騙されたとおもて いっぺん試してみ。
それと レバーの位置も ベストやねん。
ロードスターは高過ぎて 肘をセンターコンソールに置かんとあかんし、アバルト500は 遠いしな・・・・・＾＾；
評論家さんの中でも 問題視されてたんが、この ペダルオフセットや。
真ん中に寄り過ぎてるちゅーことやねんけど、彼等が好きな左ハンドル仕様も 真ん中に寄っとるで＾＾
確かに フットレストは小さくなってるし、ペダルの間隔も狭いけど、なんも意識せんでも 普通に操作出来たで。
きっちりと シートポジション合わして、まっすぐに脚を伸ばせば そこにペダルがくるように なってる。
これ以上 ペダル位置に何を望むんや？
はっきり言うて、 ＭＴであることに 何のネガも感じへん てことや。
ＭＴであっても ポルシェを着るていう感触は 健在や。
ＧＴＳには 遅れて PDKも選べるようになったようやけど、積極的にＭＴを選ぶ価値があるんや、このクルマにはな。
理由は スターターを捻ると 瞬時に ガロオオオ！！！！と雄々しく目覚める ４０００ｃｃもある 大排気量エンジンの 以外にも 素早い吹け上がりと しぶとい低速トルクにありまんねん。
ＧＴ－４と 同じエンジンで CPUの書き換えだけで 馬力が２０馬力、最高回転を２００回転だけ下げてあるんやけど、他のＧＴモデルに載ってるレーシングエンジンブロックではなくて、 ９９２型のエンジンのターボを外して ボアをアップした 急造タイプにも拘わらず、大凡の予想を 大きく上回る 凄いエンジンになっとった＾＾
何か 感激してしもたわ＾＾ 自然吸気の 大排気量エンジンって こんなによかったんや～ってな。
近年では マセラッティの フェラーリ製４．７リッターを歌わせたけど、このエンジンほど 感激はせんかったなぁ～。
このエンジンの 素早くて軽い吹け上がりと 間髪入れず立ち上がるトルク！ そして 右脚のつま先に込めるチカラと完全同調するピックアップ、意のままになる 加速と スピード！
音も ４気筒と違って 悪くないんや～。
ノーマル、スポーツモードでは 車内に増幅音が 鳴るんやけど、スポーツ＋にすると すべてのシステムが 只々速く走る為のモードに切り替わるので、増幅音も シャットダウンされるんや。
すると 一転 車内が静かになる。 そこから アクセルを開けてくと、背中で ク～ウウウウウン！！！ミャオオオオオオオン！！！！と盛の付いた猫のような エンジン音が聞こえてくるんや＾＾
昔から エンジン音なんて フェラーリといえども いい音！なんてあまり思わんかったし、 雑音の集合としか感じんかったんやけど、こういう音が 気持ちよく感じることは 解るんやなぁ～＾＾
多分、 この部類の音は 女性の声、しかも絶頂期に発する歌声に似てるからやと 思うんやわ＾＾ 知らんけど＾＾；
なんせ このエンジンは エエ！ ピックアップ鋭く 俊敏にクルマを走らせてくれよる。 ただ ギアレシオが 離れすぎてるのが チョイ残念ではあったな。 燃費を重視したいのは 解るけど １～３速は もうチョイクロスさせて欲しかった。 定速走行になれば 片肺気筒休止もさせるんやさかいな。
そやけど ４０００ｃｃは ご時世的にも 車格的にも どうやろなぁ～。
エンジンよりも 驚かしてくれたんは この ＰＣＣＢやで！
噂では 冷えてる時は 全く効かないとか、 全般にフィーリングが良くないとか・・・・聞いてたんやけど。
アホか！と言いたい。 こんな 素晴らしいブレーキあれへんで！
冷えてても 抜群に効くし！ 剛性もタッチも フィーリングも これ以上はないわ！
ブレーキの上で 足の親指を 靴の中で 曲げるだけで 制動が立ち上がる！ 超敏感やのに コントロールも 思いのまま！
微制動から 急制動まで ほんの少しの動きと 力量で 完結出来まんねん。 ただ あまりの制動力なんで、 コントロールに力量が求められるのも確かやな。 慣れるまで シビアな動きを要求されて、右脚の脹脛が 攣りよるけどな＾＾；
フェラーリ４８８の セラミックコンポジットよりも エエのとちゃうかな。
好き好きは あるやろうけど、俺は このブレーキ 大好きやわ。
特にこのエンジンの力感には このブレーキは 必須やと思う。
１４０万するけど ＧＴＳ４．０買うんやったら 絶対に付けてや！
まぁ、何かと いっぱい 言いたいことあるんやけど、疲れてきたんで これくらいにしとくわ＾＾；
７１８ケイマンＧＴＳ4.0 ＭＴは 軽いし 速いし よく止まるし、なんといっても 官能的ですらある。 乗りやすくて 御利口さんやねんけど 色っぽい子やねん＾＾
最後に ちょっと悪口いうわ。
クラッチなんやけど、 半クラポイントで 自動ブリッピングして 慣れてない人でも 合わせ易くしてるのはかめへんのやけど、そのポイントが曖昧やねんな。
なんか ゴム噛んだみたいな感触がペダルにあるんよ。
ハッキリいうと 何処で繋がったのかよく解らんのよ！
半クラ状態では 足裏にカリカリとした 感触を伝えてくれんとなぁ～。
ＭＴ車ちゅうのは 走り易さやのうて 走らせる感触が 一番大事なんやで～ ポルシェさん。
昔の 空冷時代みたいに スパッ！と繋がる クラッチにしておくれやす。（＾＾）/
気持ちは 熟女の９９２カレラに行っとるさかい、 このお転婆娘は 買わんけど、 最近試したクルマの中では ピカイチ！でおました。
ベーシックこそ 美味 
もう、一年ぶりになるかもしれません。
ＧＴＳ－４．０の試乗は ９９２カレラの仕様の相談のために ディーラーさんへ 行ったついでと言えば ついで やね＾＾
ここんとこ、９９２を見慣れてしもたから ７１８は 小さく感じるわ＾＾。
そやねん、ポルシェの主力商品（今までは）の９１１シリーズはスポーツカーとしてではなく、高性能な乗用車として 誕生してん。
今回は お一人様の単独行動なんで、久しぶりに ジャンクフードが食べたくなって ラーメン屋さんへ。
