私は国産車が 眼中にない訳ではありません。マツダの内外装のデザインは 素晴らしいと思いますし、毎度訪れる度に感心させられる レクサスディーラーのホスピタリティーは 目を見張るモノがあります。
調度品から 内装材デザインに至るまで 抜け目がなくて、まるで 高級ホテルに迷い込んだような・・・・・^^
本当に クルマ以上に楽しめちゃいます^^
椅子なんかも 多分 有名デザイナーの作なんでしょう、分厚い皮を折り紙のように折って 縫い合わせただけの シンプルかつ独創的な物なのですが、その掛け心地が 素晴らしいのです。
LC500を見に行ったのに 椅子が一番気に入ってしまい、マジで欲しいと思ってしまいましたよ^^;
そして 国産車の中でも 飛びぬけた走行性能を誇るのが スバルですね。
日本カーオブザイヤーを獲得したという事だったので、スバル レヴォーグに試乗して来ました。
最上級車種の STIスポーツとかいうグレードで 400諭吉します^^;
なのに 相変わらずの ダッサイ内外装でしょ^^;
内装なんかも 何んとか高級に見せようと努力してるのは解りますけど、手当たり次第に配置しているだけで、統一感がない。
しかも コンソールのデザインが ボルボにソックリ!
エアコンの吹き出し口まで 同じデザイン! ルーバーや ツマミスイッチまでもですよ^^; 中国や韓国じゃあるまいし・・・・ もうパクリと呼ばれるようなことは止めましょう。 恥ずかしいです。
なんですが、スバル車って 走らせると 素晴らしいんですよ。
もう、今回も 感動すら覚えました。 何んと言っても その 脚の良さですね。 まるで 滑空しているような、殆どショックを伝えない 滑らかで、それなのにシッカリと地面を四輪で掴んでる安心出来る 走行感。
荒れた路面でも 突き上げることなく、フラットに しなやかに そして静かに走り抜けます。 ひと昔前のスバルの四駆は フロアセンタートンネルから ウワンウワンというコモリ音がしてきたものですが、そんな音も全くしなくて、もうまるで 超高級車のような走りっぷりです。
これを超える、いや 並べるのは ベンツのSクラス、BMW7シリくらいしかないでしょうね。 もはや 世界一の走行感を持つクルマに成長したと思います。
しかも ブレーキも素晴らしいのですよ! ペダルのタッチも 剛性があって頼もしくて 初期制動の立ち上がりも 言うことなし! 踏力でしっかりとコントロール出来ますし、停止寸前のコントロールが とてもし易いのには驚きました。 前後のバランスがシッカリと取れてるのと 停止寸前に発生するスティックスリップ現象を抑えるための 極低速での パッドを スリップさせる 敢えての滑らし感が絶妙なんですね。
これは 技術だけではなくて、テストをする ドライバーの感性のなせる技でして、これにOKを出した 主査、役員の度量だと感じます。
ここまでの 足回りを持ったクルマは 初めてかも知れません。
これなら ビルシュタインも ブレンボも要らないですよ、スバルさん。
が、しかしですわ・・・。
良くなったとはいえ、CVTなんですよ ミッションがね。 これがモッサリしてるんですね。 メリハリがないというか、間抜けた感じが付き纏うのですよ^^;
そして エンジンも モッサリしてる。
力感に乏しくて、 振動が少ないのはいいのですが 廻すとノイジーで高揚感が ないのです。 フラットトルクにして 燃費重視のセットアップの方が CVTとのマッチもいいのでしょうが、これでは クルマ好きを満足させることは 叶いません。
パワートレインを一新出来ないのですかね~ 世界一のクルマになれるのですがね~。
それと 内外装をもっと 端正で 落ち着いたモノにすれば・・・・例えばアウディーのようなデザインに。 真似でななくて あくまでも 参考にすれば・・・。 奇をてらうことが 新しさに繋がるとは 限りませんから。
まぁ、殆どやり直ししないとダメですけど^^; 道具として見れば、レヴォーグは 世界一! クルマを単に道具として使うなら 断然おススメですがね。
今のところ FFベース四駆のクルマの頂点は メルセデス A45Sが 一番!だと思います。 独断ですけど^^;
Posted at 2021/04/10 01:56:13 | |
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