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イイね!
2019年09月07日

予備調査

予備調査 久しぶりにディーラに行く脳内口実ができたので、きょうは日産ディーラに行ってきました。

ノートe-POWERのアシスト4WDの調査です。
運よく2年前?の営業マンが居て、また対象の4WD車もありました。


主な調査項目は下記

①リアのアシストモータはどこに固定されているのか?。これはFF車のトーションビーム構造のまま、4WD化しているので、まさかトーションビームにモータくっつけてないよね?。でもそうすると、たった125cc程度のアシスト力の為に等速ジョイント付けてるの?それとも1WAYクラッチで逃げてるの?。などの疑問

②リーフではエアコンはモータ駆動のコンプレッサに必然的になるのだけれど、ノートe-POWERはエンジン駆動?。(またヒータはどうなの?)

③基本発進専用アシストモータは、加速時や減速時はなんか手伝うのか?。

④シリーズハイブリッド用のリチウムイオン電池の劣化はどのぐらい影響するのか、時間:コストの点で。

⑤大体のコスト配分がどうなっているのか<概略イメージをつかむこと


とまぁ、こんな事を聞いて来ようと出かけたわけですが、結論から言うとほとんどの解が得られたと思います。以下にかいつまんで(;^_^A



調査結果
①リア駆動:非常に生真面目に作られており、意外と関心。ちゃんと車体側にモータとデフ一体ユニットを取り付け、ここから左右に長いドライブシャフトで駆動されているのですが、その径は人差し指程度(;^_^A、と言ってもトルクが1.5kgf・m程度なので、十分なのかもですが、伝達剛性と言う点ではどーかな。ま、スタック時に大人2人が押してくれる程度のものらしいので、十分なんでしょう。それでもちゃんとオープンデフが付いてジョイントブーツも有るので、メンテナンスが必要な装置ではあります。重量的にもFFとは80kgほどの差が有ります。下は覗いて撮らせてもらった写真。



②エアコン:基本はモータ駆動をリーフから移植されているとおり、同じくコンプレッサがモータドライブ側に組み込まれた構造のようです。なのでエンジンかけなくてもエアコンは動き出す(やがて発電エンジンもかかるけどね)
同様に、冬でも即スタート電気駆動車なのでまずPTCヒータでシート温めつつ、ヒートポンプが作動してやがて全体が温まる、、と言う感じで当然電池消費するので、発電機の出番も多くなる。ただし、ヒータはエンジンのあるシリーズハイブリッドは冷却水利用のヒータもあるため、必然的にヒータ掛けると発電機が掛かる時間も長くなるそうです。
これは電気より火力熱源(捨てる分)を回す構造なんだろうと推察します。

③リアモータの活動領域:ほぼ、発進専用のアシストモータですが、ワンペダル運転のメリット生かすために、アクセル減速時には、リアモータも回生にまわるとか、制動アシストするのか聞いたのですが、そこまでの制御流行っておらず、リアは加速の手伝いのみらしい。回生系には繋がっていない。なのでヒルディセントが欲しいような下りでも基本2駆のFFと同じ安定性。但し、重量配分の是正分は良くなるかも。
おそらくブレーキ制御によるスタビリティ制御の基本ソフトが共通に有って、このFOURモデルの制御用に専用開発はしていないと思います。

とは言え、4WDモードに入れておけば、30km/h以下においては発進時は4WDスタート、交差点など大舵角時も4WDで、ただし30km/h超えると消える。またフロントがスリップ検知するとほぼタイムラグ無しにリアがアシストするらしいが、それも30km/h以下ならば、、、という条件付き。
リアが横滑りした時には積極的に4WD駆動アシストするのかと思うも、30km/h以上ではほぼアシストトルクが消えてしまうのでしょうね。それでもタイヤのイナーシャを少し消すだけでも効果は無いのかな?。
街中徘徊用の4WDとしては、十分なメリットであり25万円の価値は北陸ではあるかな。

④電池寿命:リーフのパワーユニット系は既に十分な実績期間を持つものの、e-POWERはまだ5年弱程度でこちらの使われ方での電池の劣化状況はまだ、特段掴んでいないそうで、ユーザの声としてはエンジンが掛かる頻度が上がる、、という事で、走りそのものでは差異は感じないそうでした。通常の領域での消費電力を賄う発電量はエンジンで出せるので、急加速時の合成電流が減ることと、電池だけで走る距離が減るという事になってるようです。
逆に言えば、リーフと違って電池が相当劣化しても、日常的な使い勝手はそう、影響しないという事は、フルEVにはないサバイバビリティと言えそうです。また電池の充放電深度というか、取り出す電流の急峻性が、シリーズハイブリッドではフルEVより小さいため、電池の劣化と言う点でも緩いのだろうという気がします。 (2020.1.22訂正:EVより深く使うそうですが、電池自体がそういう用途用に作られているそうです。なおメーカでは100万回の充放電で80~90%でサチる特性が掴めており、問題ないと考えているようです。)


⑤コスト配分:e-POWERはそもそもお得なのか?と言う疑問の調査なんですが、ざっと大掴みに考えて、フルEVはまだ電池コストが高く、回収効率的にもまだ時期尚早と言う気がしています。ただし、近隣徘徊用なら実は絶対金額が下がればお得(中古の多少劣化したリーフなら、コスパ悪くない)と言う感じです。一方でシリーズハイブリッドは電池価格分の80%?ぐらいをエンジン+発電機に回したわけで、今現在なら1200ccの自動車税で、そのクラスのエンジンコストの方がまだ安いのだろうな、、、と言う感じ。
ざっくりノートのガソリン車と50万円の値差が有ります。これをどうとるかですが、実質25kg・mと2500ccNA並みのトルクで、しかも発進加速に限ってはそれ以上の出足が出せるBセグコンパクトとなるわけで、案外競合は居ない地帯。
しかし、ベース車は150万から用意されるわけで、そのクラスのチープ感は引きづっているのに、ざっと今どきのオプション(約50万相当)と諸費用、消費税込みでe-POWER-の価格は320万、そして4WDの追加はさらに25万追加となります。こうなると中間グレードのリーフあたりは補助金40万が相殺出来るので、追加20万未満で買えるレベルになってきます。




車格的には当然リーフは一クラス上で、インプレッサあたりと同じ感じ。そうなると、ノートe-Powerの存在価値は、微妙になってきます。

つまり、コンフォートなドラビリと加速を持つ車としては上級だが、素性はしょせんBセグ。しかし、Bセグならではのコンパクトサイズはむしろメリット。
なので、せっかくのパワーラインの上質感から上を望んでオプション付けると割高感が増幅されることから、私的には一番ミニマム装備な道具車にした方がポジションは鮮明かも。
そうすると、最終購入価で260万ぐらいで可能性もあるか、、と言う線。そうなると、今のDS3から乗り換えると、いかにも格下な質感で寂しいものが有りますね(;^_^A


一方で、加速的な走りはしょせん1.6NAながら、XVあたりと価格は競合。新世代スバルの質感は結構高級で、安全装備十分なレベルで本格的なフルタイムAWDの恩恵もある。ただし燃費は16km/Lクラス、、と言うポジション。こちらは300切れたらね、と言う感じか?、まだ凸ってないけど。


なかなか難しいですね(;^_^A
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2019/09/07 18:14:50

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この記事へのコメント

2019年9月7日 19:08
ノートe-Powerは素だと,やわなボディーに強力なモーターという昭和のドッカンターボの様なアンバランスを感じました.やんちゃで面白かったですが...これがメダリストになると,乗せてもらったら内装の質感もかなりよくなっているし,走りも落ち着いている気がしました.が,その分値段は高くなりますね.

インプレッサ1.6は先代でも雪道走破性は抜群でお腹がつかない限り除雪されていない道もグングン走っていけます.が.現行のインプレッサは更に凄くて,やはりドカ雪が降った後の除雪の不十分な道をフラットに走るのには驚かされました.雪道のことだけ考えたら,やはりスタンバイのe-Powerでは無くてインプでしょう.対抗はMatzda 3 1.5L?

燃費はFB16はカタログ燃費に達しないです.街乗り中心で数キロ以上走って表示が12,実燃費11といったところです.高速乗っても14位とこれまた伸びません.かつて先代インプレッサの2Lを少し借りたことがありますが,市街地燃費は同じ位で,高速は16位だったと思います.価格は安いが燃費は大差なく,高速燃費はむしろ落ちるのが悩ましいです.高速でのエンジンの伸びは体感的には意外とよく回ります.水平対向は本質的に高回転が得意なんだなあと思いました.

300万出せば,ゴルフオールトラックの中古も買えます.燃費はインプレッサ並でハイオクですが,パワーはあります.

FFでよければスズキのバレーノがおすすめなのですが.質感はそれなりですが,1Lターボエンジンはなかなか力感があり,シートヒーター・ ACCまでついて中古でコミコミ150万円.コスパが無茶苦茶いいです.私の現車ゴルフ7が突然死した時は,一番の候補です. 最低地上高が低いのが豪雪地にはネックかも.
コメントへの返答
2019年9月8日 18:27
コメントどうもです。

仰る通り、ちょい前のホットハッチぽい面白さが有りますね、なのでニスモ仕様なんて枝モデルもでたんでしょう。

インプは中古で探すことになるなら、直噴の2Lで税金も変わらないので1.6L選ぶメリットはないですね。

今回は近場のディーラで安楽安心、と考えて国産回帰するとXVが実は奥さんさえ納得なら一番候補です。サイズ的にはアレですが、大は小を兼ねるで。
2019年9月7日 23:13
80kgで大人二人分の押す力があるということは、大東大のウイングの選手一人を常にリアシートに乗せて、雪の日の発進時は後ろで押してもらうということ。
しかも夏はただひたすら、リアシートに乗ってるだけ(笑)。
給料は10年間で25万円(笑)。
求人掛けても絶対来ない(笑)。

機械は偉大だなぁ(笑)。
コメントへの返答
2019年9月8日 18:29
仰る通りで、夏場な雨でも低速でスリップした時だけ、、の保険に25万円という感じですね。

e-POWERは素モデルの一番安いのなら、競争力在りますね。
2019年9月8日 10:42
来年出るマツダだな、これはww
なんといってもロータリーエンジン付きwですょwww
コメントへの返答
2019年9月8日 18:32
こんばんは。
来年に出ますかね?。、レンジエクステンダーはまだ先でしょう。

マツダならモータ駆動になった場合、GVCはとても上手にできるでしょうけどね。
2019年9月8日 18:57
彼らの計画では2020年だから来年ですね。
欧州向けはBEVとレンジエクステンダーEVでしょうが、日本国内向けはレンジエクステンダーEVとシリーズハイブリッドでしょう(^_^;)。
両者の違いはバッテリー容量=お値段w
車種はズバリ、MAZDA2とCX-20ですね。
正解は東京モーターショーで明らかになるみたいですょ(o´∀`)b
コメントへの返答
2019年9月8日 22:07
とすると、にわかに普及クラス(買い物車系)にもEVの波が来ますかね。ホンダeが盛り上がりそうなところからも、そんな気はします。ショートレンジの現実的使い方でも、発電機付きなら、、と言う保険も選べるし。
いずれにしても、東京Mは注目ですね。

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何シテル?   06/03 16:00
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