今日は大忙しの春準備。
あさイチに娘が出かけるというので、その前にガンダムの冬から夏へのタイヤ換装。ボチボチカミさんが通勤無くなったので、娘へのシフト準備もかねて、運転機会を増加。
その後、メル子もタイヤ交換。相変わらずタイヤがでかい!、重い。(GRカローラ出たら、車高上げてグラベル用ファッションにして、北陸の全天候戦闘マシーンとして最後の乗り換え、、なんて夢も見ないわけではないけれど(;^_^A。
冬タイヤ2台分の洗浄とワックス掛けて収納。そしてメル子と今日はおいて行かれたスイフトの洗車。これで今日一日分の体力を喪失(;^_^A。
そして、冒頭の写真。GSX-R750を増車したことで我が家のスズキスターズをパチリ。カミさんのスウィッシュと娘のスイフトと私のジスペケR。どんだけスズキ好きやねん、、て感じですね。
昨年スズキ100周年記念グッズを、MOTOGP優勝記念も兼ねてお祝いの気持ちで買っておったのですが、まさかGSX-Rを我が家に迎えるとは、この時は夢にも思っていませんでしたが(;^_^A
昼飯食べて一休みしたらムクムク乗りたいエネルギーが溜まって、1時間ほどダムへ(;^_^A。 それにしても良い天気なのに上空の寒気団のせいか、外気温は10℃程度しか上がらず、風が冷たくて山はまだ寒かった。
それにしても、この個体は当たりだったのか、ほんとにエンジンが軽く回る。燃え尽きる前のろうそく状態なのか、単にきれいに当たりの出たラッキーだったのか、もちろん後者だと思って乗ってます(;^_^A
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私の私的備忘録として、K5の過去からの履歴を残しておきます。
初代オーナ歴:2005年式:2005~2009年:19000km(年平均4750km)
2代目オーナ歴:2009~2022/3:19000Km~85000km:累計
2009~2011年:46000km(年平均23000km)
2011/12(計)-2013/2(完):OH時65000km
OH後
2013~2018:16000km(年平均3200km)
(77000km時、前後オーリンズO/H)
近年
2018~2022:4000km(年平均1000km)
というのが、ざっくりした走行履歴です。消耗品類もきちんと直近84000km時に全部交換されており申し分なし。
今後は当方の1000km?/年だと、オイル交換ぐらいしかやることないですね。
現車の引き取り後、体重計で簡易的に個体を満タンで前後輪荷重計測を実施した結果:
750k5:前軸/後軸=約102/92:194kg
これと比較参考となる満タン実測データは、バイカーズステーションのNo240によると
600k5:102/98:200kg
ということで、プラスとマイナスのカスタム結果は、ほぼ6kgの軽量化と言う感じですね。重くなる要素は殆どないのですが、スライダーとか、ヘッドライトがHID化されているぐらいしか見当たらない。
部品計測:
チタンバルブ:EX/IN:13g/17g(ステム径Φ4.5:チタン)
バルブシート側はコバルト系のやつでしょうかね?。バルブの当たり面の感触だと、通常の鉄バルブより表面硬度は低そうで、耐久性としては短いのかもしれません。
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これまでに、やっと近所の良い道とダムと山を4回ほど走ってきましたが、毒がすごくて、1時間も走ると、生体パワーが負けておとなしくなりますね(;^_^A。
現実の速さは置いておいて、体感的な内燃機関の味わいとして最高です。
8000回転ぐらいまでの通常引っ張る時の官能性もいいですし、それ以上だと1万回転超えるぐらいでおなか一杯、、と言う感じ(;^_^A。
このバイクにはSTMのスリッパークラッチが入れてあって、ダイノコマンダーV(ECUの信号オフセットチューナとでも言いましょうか)とシフトセンサーでシフトアップのみですが、クイックシフターが付いています。3000回転以上だと使えるのですが、少しゆっくり目に踏むコツがいります。普通は最初にガタを除いた後、素早く踏むのとアクセルちょい、止めるか戻す、で入れているのが、アクセルは動かさず、足だけちょいゆっくりしかし最後まで踏んづける、と言う動作が必要。
'88油冷からの伝統ですかね、スズキはミッションの5-6速間だけ、抜けやすく(ドグの移動量が大きいのか、シフトーストロークが深い?)相対回転数差が少ないのか、きっちり入りにくくそのため一旦入ったように噛んで走るのですが、トルク変動時に抜けてヒヤリとします。それが有るので、6速でクラッチ無しのシフトはしたくない。
また、通常は隙無く決まって良いのですが、上り坂など負荷がかかった時とそうでない時でギクシャクがあり、シフトダウンが人間技できれいに決まるレスポンスが有るので、アップシフトをわざわざクラッチレスで時々きれいに噛まないリスクを負うぐらいなら、とクラッチ使いを80%ぐらいで、基本使わないでおこうかな、と言う気がします。負荷、速度差、絶対速度、などパラメータに追従しきれていないので、人間が操作した方が気楽です。
後、高速道路での巡行時は手のしびれが気になりましたが公道では、殆ど振動と言う振れは無くて、超細かい振動がところどころ感じられるものの、峠では全く気にならないどころか、これが本当の標準車のレベルなのか、この個体が異常に軽く回るのか、非常にフリクションが小さい感じで軽く回るのに感心しています。
やや、濃い燃調か、回して走ってシフトダウンすると、バリバリとバックファイヤー音がするのがなんとも(;^_^A。
(春の交通安全週間がすぐ始まりますね、そのせいか、普段見ない所で白バイさんに捕獲されたワンボックスに遭遇。こちらも違う意味で緊張して右手の力を細心に制御して、空気のように通り過ぎます(;^_^A))
タイヤはピレリのスーパーコルサで交換後1000km程度(84000kmで交換)
2018と2019年製なので、2024年まで使えるかな?。
チョイノリレベルとはいえ、乗った初期の感触は貴重なので、ついでに記しておきます。
ハンドリング:
①NUDAと比べると「ああ、SSってこんなにもスタビリティ高かったっけ?」と思うほど、路面の外乱を拾わず、切り裂くように思ったところを走れる。これはスパコルとの合わせ特性だと思うので、CUP2(Tetuさんおすすめの)に変えたらまた大きく感想違うのかもしれません。
※段差ではねるような場面で、縮側で思ったほど跳ねず、かといって姿勢変化も衝撃も小さいが、反面伸びるときにガタが有るような、遊びでおつりを貰うような緩さがある。
設定の位置も分かっていないので、いずれ現状の把握と前オーナの決めた値と、私の好みにいじった差を見てみたい。(と言っても現状で特に不満無し)的
②ブレーキング:
フロントは、フリクションの無い軽いタッチでねっとりは無く「スッ、カチ、クッ」の2段掛けが極めて連続的に締まって、握力と減速がリニア。ただしパッドの特性が、乾いた感じで食い込む感は無く、ただ握った分だけGが強まる感じ。
(リアはムニュムニュしてつかみづらく、マスターシリンダーの配置が天地逆なのが影響あるのか、エア噛みしていないか気になる。絶対値が小さいので大した問題ではないが)
③初期旋回:
体幹を動かさず、お尻の筋力移動だけでリアタイヤに荷重を入れると、間髪入れず、しかし速すぎず、遅すぎずでセルフステアが効く。ジオメトリがやや前下がりにセットされているせいもあり、ブレーキングでのノーズダイブが小さいにもかかわらず、結構フロントは切れる(素のジスペケRはこれが標準)。
④定常円旋回:
メッチャ安定。NUDAのようなふらつきは皆無。少々外乱有っても全くぶれない。
この状態でライン変更を試すと、初期の切れよりかなり穏やか。当然だけど安定感高いだけあって、変化させるにはかなりの荷重変化をしないと反応しないが、これは長所かな。
⑤立ち上がりに向けて:
慣れないと過敏なスロットルだが、1万回転回っていても、開けも閉めも、Gの立つ角が小さくさほど気を使わないでも良い。荷重の大きさに比べてサスの沈み込みが小さく現状サーキット対応まで含めたセットアップと言う感じ。(多分開けた瞬間をオーリンズが食ってくれる分、ばねが踏ん張るオーバシュートが無いせいか) 公道専用だと、もっと圧側緩めてもよさそう。
トルクはNUDAやリッターオーバーに比べて、なめらかで細いので少し過激に開けて、かつ長く引っ張って楽しめる(音もよい音なんだけど、絶対音圧が高すぎて心が先に折れるw)
思ったイメージとほとんどズレは無かったが、強いて言えば2つ。
・ジャイロが小さく初期旋回はもっと切れ込み勝手に乗り手の気持ちを追い越すかと思ったが、全くそんなことは無く極めて忠実。
・2つ目はその相反で、ジャイロ小さくなっているのに、安定成分はたっぷりあって、この車体質量の軽さと似合わない落ち着きが有る。
さて、もう少し温かくなって体も慣れて来たら、また違った領域に入って感想も変わるだろうか?。今のところ、「これぞ直4!」のエンジンと「これぞGSXRのハンドリング!」で大満足と言うところです。