5シリーズ…改め、6シリーズGT(
著名なレースゲームじゃない方のグランツーリスモ)が本国で正式発表されました。
そういえばモデル自体が「次期型から6シリーズのバリエーションで売られる」という情報は、
こちらの記事を書いて暫く経ってからになりますが、海外のファンサイトなどを通じて噂されていましたね。
でも、新しくなった車名とは裏腹に、後述するインパネ形状や搭載メカニズム、あとは“G32”という開発コードが与えられた点などで、新型5シリーズが基本なのは変わっていないようですね。
そんな新型GTは先代に対し、全長で+87mm(5091mm)、全高で-21mm(1538mm)のサイズ見直しが図られた一方、全幅は約1900mm、ホイールベースは3070mmとそれぞれ変更は見送られた模様です。
内外装で特徴的なのは、先代譲りのサイドフォルムやファストバックスタイルなテールゲート、Cd値向上を目的としたエア・カーテンとエア・ブリーザー、ベース車同様の上質感あるインテリアといった具合でしょうかね。
ボディはアルミなどの素材を使用するCLARアーキテクチャーを基本にした恩恵で、先代よりも約150kgもの軽量化を実現したらしいです。要はi3やi8、現行M3セダン/M4などの開発で培った技術がこの新型にも奢られたかたちですね。
当初のエンジンラインナップは直4ガソリンと直6ガソリン&ディーゼルだけで、直4は「630i」、直6はガソリンが「640i」、ディーゼルは「630d」となっているようですが、このうち「630i」用のB48系ユニットは現行530i用などと同じ252馬力ではなく、それに対しパワーを若干引き上げた、モデル初登場の258馬力仕様が積まれる格好になったようです。また、直6搭載のグレードには2WD(FR)のみならず、4WDのxDrive仕様も設定されたとのことです。
機能面では、ベース車および7シリーズ譲りの部分自動運転サポートやリモート・パーキング・システム、ジェスチャーコントロール内蔵のiDriveナビといった先進技術も惜しみなく採用されているようです。
本国仕様におけるデザイン・ラインはベースグレード、Sport、Luxury、Mスポーツの4つで、ベース車に概ね準じています。
この新型GTは9月のフランクフルトショーで一般お披露目を飾ったあと、11月から本国を中心に販売開始となるそうですが、早ければ日本導入も本国などと同時期にアナウンスされるでしょうね。たぶん日本導入時のラインナップは630iおよび640iの2WD車のみで、デザイン・ラインは両仕様とも(ベース車の一部グレードやマイチェン後の3シリーズGTに準じた)LuxuryとMスポーツの2本立てが有力かな?と予想しているんですが…。
ブログ一覧 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | クルマ
Posted at
2017/06/16 05:50:07