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来週開幕の東京ショーに出展するVWブースの概要がようやく発表されました。

パサート（ヴァリアント)TDIの初出展はこちらでも既報ですが、それ以外にジャパンプレミアされるモデルで以前より公開濃厚と予想していたアルテオンや新型ポロ、ゴルフGTE＆e-ゴルフのマイチェン版の名前もあるのは良かった反面、期待のT-ROCの公開が見送られたり、コンセプトカーからI.Dバズ（モデル自体は1月のデトロイトショーで初公開）のみの出展となったのは意外だなと思いましたね。

恐らくI.Dバズは、デザインの基となったタイプⅡが日本でも有名な一台であるため、多分その点に配慮して出展される運びになったのかもしれませんね。

あとup！GTIは、5月の海外デビュー（市販版に近いプロトタイプとして）の際に画像公開されたのは2ドアボディだけでしたが、ブースに並ばれるのはその2ドアなのか？待望の4ドアボディ初公開か？一体どうなるんでしょうね…。

きのう現地で行われた、DTM（ドイツツーリングカー選手権）最終戦 ドイツ・ホッケンハイムの決勝はご覧の結果となりました。

予選3位からスタートしたマルコ・ウィットマン（BMW）が、それまで首位に立っていたトム・ブロンクビストをピット戦略の差でかわし、待望の今シーズン初優勝を決めたようです。




ウィットマンといえば、8月に開催された第12戦（オランダ・ザントフールト2連戦の2戦目）では、レース終了後の再車検で規則違反が見つかり失格となったため、今季初勝利は幻となってしまいましたが、今回の優勝はそのうっぷんを晴らす完璧なレースとなって良かったですね。私的にも嬉しく思います。


そして、シリーズチャンピオン争いの行方は…



















前戦終了時点で首位に立っていたマティアス・エクストロームが8位、ランク2位だったジェイミー・グリーンが5位フィニッシュだったこともあり、（18ポイントをゲットできる）2位入賞のレネ・ラストがランク3位から大逆転でタイトル獲得となったそうです。思えばラストは14年シーズンのウィットマン同様、フル参戦初年度にして初のシリーズタイトルを決めた格好ですね。あとアウディ勢では、13年シーズンのマイク・ロッケンフェラー以来4年ぶりにタイトルをもたらす結果にもなりましたね。

ドライバーズランキング（トップ10）は以下のとおりとなりました。


チームランキングは以下のとおりです。


メーカーランキングは以下のとおりです。


アウディはドライバー、チーム、メーカー各タイトルで3冠獲得という華々しいかたちでシーズンを終えましたね。


《決勝のハイライト動画です》

今シーズンは私の推していたBMW勢が数戦しか勝てず、結果アウディ・メルセデスの両陣営による勝ちパターンが非常に多かった印象が窺えました。なのでBMW勢が2連勝した7月のノリスリンク戦あたりは、すごく嬉しい気持ちでいっぱいになりましたね。さらにルーカス・アウワー、今回タイトルを決めたレネ・ラストなどの若手や中堅ドライバーが躍動したのも今シーズンを象徴する結果になったかなと思っています。

当ブログでは来シーズンも、各メーカーの体制発表や予選・レース結果を随時取り上げたいと考えていますので、今後ともよろしくお願い致します。