2020年頃にデビューすると云われている次期M3/M4に関する噂が続々と入ってきました。
海外サイトの記事に掲載された噂をいくつか挙げると…
・開発コードはM3(セダン)が“G80”、M4(クーペ)は“G82”
・ボディには(現行モデルに対する軽量化のため)アルミなどの素材を多用
・「S58」なる新開発エンジンを搭載
・現行の431馬力から、500馬力発生のM4 GTSと同等のパワーに拡大
・電動ターボ、ウォーターインジェクション、48Vのマイルドハイブリッドも採用
・2ペダルミッションは現行の7速M DCTに代わり、8速ATを搭載
・50:50の前後重量配分は維持
・駆動方式はFRが基本だが、オプションで4WD(新型M5と同じ“M xDrive”?)も用意
・シートはスポーツタイプやコンフォートタイプのほか、カーボン製のバケットタイプも設定
という具合になっているようです。
エンジン型式に「58」の数字も入れられているということは、(現行3シリーズのマイチェン版に積まれデビューした)B58系直6がベースで決まりっぽいですね。
以前は
直6から直4にダウンサイズか!?なる報道もされましたが、結局あれは研究に研究を重ねた結果と、世界中の根強いファンからのラブコールでお蔵入りになったんでしょう。
その新エンジンと組み合わせられるウォーターインジェクションはM4 GTSへの採用例があるものの、電動ターボやマイルドハイブリッド、さらに8速ATと4WDは(噂が本当なら)歴代初搭載ということになりますね。
電動ターボとマイルドハイブリッドの初搭載…現行に積まれるS55系エンジンもそうですが、いくら高性能なMモデルであるとはいえ、年々厳しくなるエコ志向への配慮は忘れていませんね。
8速ATは新型M5のように、現行同様のDCTでは引き上げられたパワーに耐えきれないなどの懸念材料ができてしまうことから、採用に踏み切ったのではないかと思われます。その一方で、初代・E30の時代から多くのファンを抱えているイメージがあるMTも、継続して用意されることに期待したいですね。
M3・M4×4駆…私的には想像付かなかったですね。恐らく積雪地のユーザーから寄せられた声に応えた格好だと思われますが、これまでFRのみとしてきた経緯があるため、今後賛否両論起こりそうな予感も…。
あと、次期M3セダンのエクステリアは(海外サイト側が作った)想像CGのため、実際にこうなるとは限りませんが、画像をこのアングルから見ると、幼い子供なら怖くて泣いちゃいそうな出で立ちだなというのが否めないので、実際にはもう少しソフトな顔つきで登場してほしいところです。
Posted at 2017/11/19 19:46:04 |
ドイツ車(BMW/BMWアルピナ)&BMWミニ | ニュース