DTM(ドイツツーリングカー選手権)第4戦 ドイツ・ユーロスピードウェイ ラウジッツリンクの決勝結果はご覧のとおりです。
アウディ勢のアクシデントによる黄旗発生、赤旗中断のあった第3戦とは打って変わり、波乱含みなど無いクリーンなレースを制したのは、開幕戦以来今シーズン2勝目のゲイリー・パフェット(メルセデス)でした。
2位はマルコ・ウィットマン(BMW)、3・4位はいずれもメルセデスのパスカル・ウェーレインとポール・ディ・レスタという格好になりましたが、今回もエドワルド・モルターラが制した第3戦同様、メルセデス勢の強さ際立つレースになったかなと思いますね。
個人的には予選P.Pのフィリップ・エング、4位にウィットマンのBMWを駆る2人が、決勝スタートとともにパフェットとウェーレインを抑え込む1-2フォーメーションの様相が見てみたかったんですが、残念なことにそれは叶わず…で、エングはパフェットらの猛攻に負けて以降順位を落としてしまったし、ウィットマンは最後の最後までパフェットを追い詰めたものの及ばずだったので、BMW陣営推しな私にとっては凄く悔しい思いがしました。まあとくに昨年のドイツ・ノリスリンク2連戦で見せたような、BMWらしい勝ちパターンが見られるのは次戦以降に期待ですかね。
第3戦はどのドライバーも(レースで大荒れの原因を作ってしまった影響からか)トップ10入りすら儘ならなかったアウディ陣営ですが、早めのピットインを敢行したジェイミー・グリーンが6位、予選は5位スタートだったマイク・ロッケンフェラーが8位、ルーキーのロビン・フラインスが大健闘ともいえる10位に入り、前戦の大クラッシュも響いて出走取り消しとなったレネ・ラストがいない分まで「よくぞ頑張った」といえる結果になったのではないでしょうか。
また、今回は5位入賞のティモ・グロックが、ドライバーズランキングでパフェットとの差を僅か1ポイント(グロック:72点、パフェット:71点)ではあるもののリードしたため、次戦以降のタイトル争いがどうなるかも気になるところです。
次の第5・6戦は、来月1~3日にハンガリー・ハンガロリンクで開催されます。
Posted at 2018/05/21 06:18:34 |
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