変わる住宅事情

今日の読売新聞に載っているやつなんだけど、

全住宅における空き家率が13.1％らしい。

家を建て直したりリホームするより新築を買った方がいいと言う

業者の宣伝に乗っかったものによる結果、

耐震技術や景気の良さ、アメリカナイズされた核家族の出現によるもので

新築市場がにぎわったらしい。

俺は、20代のころはよく「パラサイトシングル」なんて言われて、馬鹿にされていたけど、

今じゃ、こっち寺の檀家や地域の神社の氏子になって、土地を継ぐ気満々。

神奈川北西部の山なみが故郷って感じｗ

家はおじいちゃんの代に建てたもので、昔の大工さんには3代持つとお墨付き。

おとうさんは、アメリカ型だから「おまえは、家を建てなくて済むからいいな」と

親戚に言われたのが、そうとう悔しかったらしいけど、

この不景気に住宅ローンを払えずにせっかく買った家を手放す人がいる中、

結果的にはよかったと思う。



さて、市内でも休耕地があって農家の跡取りがいないらしい。

俺も父親が定年になったら、一緒に休耕地でも耕そうかと思って、言ってみた。

そしたら、定年になったら家のリホームをやるんだって断られたｗ

まぁ、思う存分やってもらうこととして、こっちの希望は和風な家にしてほしいこと。

屋根がトタンなんだけど、神社みたいに緑に塗ったり、

塀を木でつくって屋根つきの”介”みたいな形のにしてもらいたい。門も欲しいなｗ

縁側の淵には、お寺みたいな手すりをつけて欲しい。

そんなのを想像してたら、床の間に掛け軸が欲しくなったり、

仏像が欲しくなったりしたｗ

うちは曹洞宗だから、正法眼蔵を写経したいなとか、

和柄の刺繍の服を買いたいだとか、とにかくもうそんな妄想の週末だったｗ


ちょっと話がずれたけど、全住宅の1割強が空き家なんて、景気悪いんだな。

古い家を壊すお金がないのもそうだけど、中古物件に手を出す人よりも

上の理由で新築にしちゃうみたい。

相続でお金が必要なら安易に土地に新築の家を建てて収入を得るとかそういうのも多いらしい。

なんか木密地域とか問題になっているけど、空き家どうにかならないのかな？

隣の空き家を買って、家を壊して広い庭を持つくらい余裕のある生活すればいいのに、そんな景気のいい話ないかな。