「揺るぎない平和を」山東参院議長追悼の辞全文
2021/08/15 12:21
山東昭子参院議長は15日、日本武道館(東京都千代田区)で開かれた政府主催の全国戦没者追悼式に出席し、追悼の辞を述べた。全文は次の通り。
◇
本日ここに、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、全国戦没者追悼式が執り行われるに当たり、参議院を代表して謹んで哀悼の誠をささげます。
今年もまた、祈りの夏を迎えました。
あまたの命を奪い去っていった戦争が終わって76年。犠牲となられた一人ひとりに夢や希望があり、愛する家族がいました。戦争によって過酷な運命を余儀なくされた方々のご無念、悲しみは、何度この日を迎えても、とても言葉で言い尽くせるものではありません。
人の記憶は、時の流れの中で、少しずつ淡くなっていきます。76年前の今日を、福島県伊達郡の疎開先で迎えた私にとっても、当時の情景は、徐々におぼろげになってきました。
しかし、戦争の記憶をこのまま遠い歴史の一部にしてはなりません。残念ながら、新型コロナウイルス感染症により、国内外の人々が各地の平和資料館などを訪れる機会が減っております。それでも、私たちは、戦争で何が起きたのかを後世に伝え、一人ひとりの平和への強い思いを、着実に引き継いでいかなくてはなりません。それが、今を生きる私たちの使命です。
国会議員としておよそ40年間活動し、私は、自らの意見に責任を持ち、相手の主張に敬意を払い、議論を重ねてふさわしい結論を導くという地道な努力の先に、世界の平和があることを確信するに至りました。民主主義の理念の下に、揺るぎない平和を築けるよう、力の限り尽くしていくことを、ここに固くお誓い申し上げます。
結びに、戦没者の御霊(みたま)の安らかならんことをお祈り申し上げるとともに、ご遺族皆さま方のご平安を心より祈念いたしまして、私の追悼の言葉といたします。
コロナ禍で読んだ本です。
中学だったか高校だったか忘れましたが、戦前の公地公民制は中国の制度を取り入れた奈良時代を模したもので、戦後は平安時代の荘園制度を模したものだと習いました。
つまり、律令制を取り入れた天皇家をはじめ、為政者である公家たちがこぞって私領を経営するという矛盾が行われた、制度疲弊が出た時代だと。
つい何年か前は、天皇陛下に命を奉げていたのに、終戦後は一種の革命的な転換でこの私領制度が行われたのだというのです。
地租改正の事だと思いますが、当時はそんなことは知らずに、この
戦後は平安時代の荘園制度を模したものだというのだけが頭から離れずにいたので、ざっくりと平安時代を勉強したいと思い始めたのを覚えています。
何度も遠回りしましたが、これを習いたくて大学に入り直したのを思い出し、今回の引きこもり生活で読んでみたのでした。
この先生のいる大学に入ったのだが、先生が研究費をちょろまかしたのがばれて辞める直前だったのできちんと習っていないのです
読み終わってなんとなく理解できたので、これをもってもう難しい本は読まなくなると思います。
年取って難しい本を読む力が弱ったのでw
令和はペースダウンをして、気楽にいこうと思います。
Posted at 2021/08/15 16:23:00 | |
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