韓国の市民団体「文化財を取り戻す運動」は23日、米国のロサンゼルスカウンティ美術館が所蔵する文化財「文定王后御宝」は、朝鮮戦争当時に米軍兵士によって韓国から盗み出されたものだとして、証拠の資料を美術館側に提出したと発表した。複数の韓国メディアが報じた。
団体は7月11日、美術館側と面談し、1950年台に当時の駐米韓国大使が、47個の御宝が盗まれたと米国務省に申告した記録、米軍による御宝窃盗事件を報じた新聞記事などを提出した。
その後、美術館は米兵が盗んだことを裏付ける証拠資料を要求。今回、団体は追加資料として、文定王后御宝が1924年に宗廟にあったことを証明する文献、1956年にヤン・ユチャン駐米大使が米国側に紛失したと申告した御宝47個の目録などを提出した。
文定王后は李氏朝鮮の第11代国王、中宗の王妃。文定王后御宝は、宗廟の第6室に祭られていたとされる。
団体代表の慧門(ヘムン)僧侶は、「文定王后御宝の横に墨で書かれた『六室大王大妃』の文字は、宗廟が所蔵していたことを示す重要な証拠だ」と主張した。団体は9月18日に、美術館側と2回目の面談を行うという。
現在、団体は各界の有識者による「100人委員会」を構成し、ホワイトハウスのオンライン請願プログラムを通じて文定王后御宝の返還を求める「答えろオバマ」署名運動を行っている。(編集担当:新川悠)(イメージ写真提供:(C)jipen/123RF.COM)
「答えろオバマ」署名運動って、どんだけ強気なんだよ。
返すものも、返したくなくなりますな。
アメリカは、日本みたいにはいきませんぞ。
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2013/08/27 03:52:13