今日の山口は黄砂のせいか、スカッした青空ではありませんでしたが終日晴れて随分と暖かい一日でした。
いつものように休日のルーティーンワークであるリサイクルゴミ出しと灯油注ぎに加え、今日は県議会議員選挙もあったのでまとめて午前中に行く事にしていたのですが、今日はアコードを休ませてダンクで行ってみようとふと思いまして、久しぶりに走らせました。
ところが選挙会場まで走らせて駐車場に停め、ダンクを降りると何だかダンクの周囲が臭い・・・。何とも言えない臭いでオイルとは違う臭い覚えのない臭いでした。
選挙を済ませ、今度はゴミのリサイクルセンターまで向かっていると、先ほどの臭いが少しですが室内にも入りこんできました。リサイクルセンターに到着してとりあえずゴミを捨てつつ、その際バンパーグリルに鼻を近づけると先ほどの臭いがして何だか酸っぱい臭いがする。
何か溶けてるのだろうか・・・。
このあと灯油とガソリン注ぎが残っていたので、臭いの確認はそれを済ませて家に帰ってからにしようとそのままガススタまで車を走らせましたが、どうしても臭いが入り込み気になったのでガススタ到着前にコンビニの駐車場の端っこに停め、エンジンルーム開けて顔を突っ込んで見回すと・・・
ラジエーターファンの上に緑色の液体が垂れてる・・・
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そもそも私はラジエーター液の漏れを経験したことがなかったのでこれが焼ける臭いも知らず、そのせいでエンジンやミッション付近ばかりを疑って気づきにくかったのですが、緑色の液ということでラジエーターファンの更に上の方を見たら
ラジエーター本体のアッパー部分からかなりの量のラジエーター液が漏れてた・・・・
慌ててラジエーター液のリザーバータンクを見たら、下限量を下回ってほぼスッカラカン・・・
(((;°Д°;))))
底面に僅かにあるこの液が本体に回るのかもよく分かりませんでした・・・
ええ、もしかしたらラジエーター本体側の液もかなり無くなっているかもと思っったら真っ青になりましたとも・・・(汗)
まだ警告灯は点灯してませんでしたが、警告灯が点いてからじゃメタルが手遅れな状態になるかもしれない。
そのまま幼馴染のいるホンダに直行しようかと思いましたが、この状態で隣町のディーラーまでの片道25Kmを走るらせるのは余りにも無謀・・・。
とりあえず帰宅してまずは水を入れてからホンダに行こうと思い、とにかくスロー走行で桜を満喫しつつ帰宅。と言ってもダンクは3速ATのため常時回転数が高く、冷や冷やしながら走らせました・・・。
帰り着いてすぐにラジエーターキャップを開くと危ないので15分程度時間をおき、濡れた雑巾を被せながらゆっくり開きましたが、幸い本体側には液が満タンありました。つまりリザーバータンクの液をちょうど使い切った状態だったわけで、もし今日私がダンクに乗っていなかったら今週奥様はどこかでオーバーヒートになってJAFを呼ぶはめになっていたかもしれませんし、そうなったらピストンのメタル部品を傷めていた可能性もあります。
というか、毎日乗っていながらこの臭いを感じなかったというのだから信じられない・・・(~-~;)
とりあえずリザーバータンクのMAXレベルまで水を補給。エンジンをかけたままで自宅駐車場に停めていても地面に液垂れはなかったので、片道25Kmならリザーバータンクを満タンしとけばまず持つだろうと判断し、昼食を終えてからホンダに向かいました。
そして60Km/h程度の普通の走行をしながら無事到着。
ホンダで状態を見てもらいましたが、ラジエーターアッパー部品(樹脂)の継ぎ目から漏れているそうで、その部品だけでも2万円程度、そして近いうちにアンダー部品も割れる可能性があるそうでそれも2万円程度・・・。両方を交換して工賃を入れると新品交換とそれほど大きくは違わない金額になるとのことで、新品交換を見積もってもらったら86,000円って・・・
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そこで代案として、社外品の新品交換という手もあるそうで、それだと部品代だけでも1/3~1/4に下がるかもとのことで、新品で一番安く済む方法なのでそれでお願いしました。
そうはいっても痛い出費には変わりはありませんが、もう18年経過した車ですから、そりゃ熱にさらされる樹脂パーツが傷んできて当然ですよね。
さて、緊急入院ということで軽自動車の代車がなかったようで、そんな中とりあえず緊急で貸してもらえたのがこれ。
とりあえず的な車でありながらも、ダンクには付いていないセンターアームレストがちゃ~んとあって
エアコンも今どきのホンダ車らしいフルオートエアコン。
後付けのギャザーズ製品だけど、ナビ付きでバックカメラだってある。
助手席ドアのこのあたりはいかにもチープ感があって寂しいんだけど
そのくせステアリングにはスイッチがてんこ盛り。
特に右側にはホンダセンシングのボタンがあるという凄いギャップ感・・・
ホンダからの帰り道、ホンダセンシングを早速使ってみましたが、速度キープにレーンキープ、前車との車間距離自動キープと追従など、想像以上に凄い機能に驚き・・・。
こりゃ万が一居眠りしても最悪の事態は防げそうだ・・・
こんなスゲー安全装備が、緊急で貸してもらえた
「とりあえず」的なこの車に装着されているなんて信じられない。
by N-VAN!!!
しかも一番安い仕様のやつだそうで・・・
ただし、奥様と娘のウケはこれまでの代車の中で一番悪かったですけどね(笑)。
仕事用の車じゃん!って言ってたけど、仕事用の車ですから・・・
でも仕方がないんです。緊急でしたから。貸してもらえただけでも有難い。
とはいっても、走らせて思いましたが走行性能は素晴しいです。ロードノイズは舗装状況によってはやや高めでタイヤの横剛性もイマイチですが、ステアリング剛性感は凄いしエンジン音もほとんど入ってこない。乗り心地もいい。
悲しいけどダンクよりは遥かに快適で静かです。
さすがお仕事用の車だけに、後部座席はいかにもって感じの商用車サイズです。今週うちの娘はこの後席に座って塾やピアノ教室に通うことでしょう(笑)。でも足元のスペースはダンクと変わらないかも・・・
ホンダを出発してすぐに燃料がどれほどあるのか確認しようにもどこにガソリンメーターがあるのか分からず、ステアリングスイッチで右の表示をピコピコ変えても出ないのでどこだろうと悩んでいたら、速度計のベゼル内にセグメント表示でありました。
あまりに速度計と一体感あるデザインで気付かなかった・・・・
毎度のことながら、奥様はN-BOXやN-WGNが代車だと
「デカいね!!」
と言って敬遠したがります。うちの奥様は背が149センチしかないので特に左側前方(左フェンダーの先)が全然見えないらしいんですね。この写真でも分かるように我が家のここの駐車場には助手席側に壁があるのですが、ダンクはウエストラインが低いのでギリギリ壁が見えるのに対しN-BOXやN-WGNだと全く見えず、壁ギリギリに寄せきれません。
頼むからガリガリってするんじゃないぞ~~~!!!
私は新しいN-VANの素晴らしさに感動してまた乗ってみたいと思っておりますが、奥様はとにかく慣れたダンクが早く戻ってほしいと訴えております。
娘も格好が嫌いで送り迎えがチョイ恥ずかしいと言ってます・・・
木曜日にはダンクが戻ってくるようですが、同じ町内に住む幼馴染である工場長が帰宅時にダンクに乗って我が家まで届けてくれ、そのままN-VANを引き取ってくれることになっています。こういう時同じ町内の友人だから助かりますが、あとは金額ですね・・・
4月からホンダカーズ山口は他の中国地方のホンダカーズとくっついて会社名が変わったのですが、そのせいで作業工賃が人件費の高い広島に合わせる形になり高くなってしまったそうです。
お安くしてほしいけど、難しいんだろうなぁ・・・(;-;)