今週の山口県の天気予報。
梅雨かっ!!!!
お願いだからセリカdayまでには秋雨前線どっか行っちゃってください・・・
さて、一昨日のブログでダンクのオルタが怪しい状態であることを書きましたが、その時のバッテリー電圧が13.9~13.5Vあたりをいったりきたりしていました。通常暖気を完了したアイドリング時(エアコン・ライト・オーディオなどの電装品はOFF)であれば、14.5~14.0Vが正常範囲と言われているので、ダンクは危険領域に突入したと言えます。
ホンダも同じ見解だったので、とりあえずリビルトのオルタを手配してもらい金曜日に入庫の予定になっているのですが、ここ数日は警告灯が点くことはなく落ち着いているようです。
アコードも20万Km時点でリビルトのオルタに交換しており、現在26万Kmまで走っているのでやや心配になり、昨日テスターで測ってみました。
結果、14.21~14.20V付近で安定していました。オルタがいかれてくると、電圧値の上下幅が安定しなくなるので、上下幅0.01Vだったアコードはまだ大丈夫そうです。
参考までに、この状態から「オーディオON」→「エアコンON」→「HIDヘッドライトON」→「LEDフォグON」と負荷を増やしていきましたが、ドロップ幅が大きかったのはエアコンとヘッドライトですね。もしフォグがLEDではなくフィラメント球だったら14Vを切っていた可能性が高いと思われますが、私はヘッドライトとフォグは併用点灯しないので気にする必要はないのですが・・・・。
さて久しぶりの車ネタですが、昨日アップするつもりが色々あって今夜アップしておきます。
お題は「サイドプロポーション今昔」。
私は車を好きになる時に割と横から見た時のカッコ良さに影響を受けやすく、もちろん顔やお尻も重要ですが、横から見た全体のバランス、つまりサイドプロポーションというのを気にするタイプだなぁとよく思う事があります。それは街中で出会う車でドキッとしたりハッとして心を奪われる時は大概横から見た時だからです。
そういうわけで、今日は私が持っているカタログからではありますが、80年代から最近の車まで真横からの画像が載せてあるものを抜粋し、これまで随分と変化してきたサイドプロポーションを眺めて個人的意見をダラダラ書いていきたいと思います。
まずは、私が愛して止まないA60セリカXX。FR6気筒というだけでもサイドプロポーションの美しさには有利な条件ですが、リフトバック形状なのでスポーティでありながらエレガントな面も感じます。
そしてこの時代の車はリフトバックであってもルーフ面をしっかり運転席後側まで平面的に延ばし、そこから下げているので視覚的な安定感というものも残せていると思います。
まぁこのセリカXXに関しては何一つ客観的な意見は述べられませんが(笑)。
AE86トレノの3ドアと2ドア。
個人的にはミニXX的な3ドアの方が好みですが、Bピラーに関しては2ドアの様にブラックアウトにしてほしかったかな・・・。グラスエリア全体に一体感があって開放的にも見えるのはやはり黒いBピラーの方かなと感じます。
数ある2ドアクーペの中でも未だに最も美しいサイドプロポーションだと思える車の1台ではなかろうかと個人的には思っているZ10ソアラ。各ピラーの角度や前後タイヤの位置など、非常にバランスがいいですね。こういうシンプルで大人の雰囲気のクーペを今風にアレンジして売ってほしいと本気で思ってしまいます。
A60セリカXXと同じくらい大好きだったA60後期型の4気筒セリカ。通称ブラックマスク。
ソアラに比べるとCピラーの位置がやや前進して垂直気味。ノッチバッククーペとしては少しトランクが長めで、どちらかというと保守的ではなく特徴的な部類のサイドプロポーションだったかもしれません。でも太陽にほえろに出ていた事もあって、私はこのクーペにベタ惚れでした。
6気筒FRの4ドアHTで最も美しいサイドビューだと思っていたのがX70系マークⅡ。S120クラウンもそうですが、グラスエリアの一体感と美しさは、6気筒FRならではのバランスの良い下半身とのコラボで格別なものに感じました。
トヨタ車のデザインが丸くなり始めた最初の頃の車が160系セリカ・コロナ・カリーナED。中でも水平基調のカリーナEDは三兄弟の中でサイドプロポ-ションが一番美しいと私は思っていましたが、この時代を知っているアラフォー&アラフィフな方の印象はいかがでしょうか。
70系スープラ。セリカXXの後継車ということもあって丸さの中にもちゃんと直線的なラインが取り込まれていて、しかもキャビンが絶妙な位置に載せられ、ロングノーズのカッコ良さを上手く表現できていると感じます。
一方ホンダのバラードスポーツCR-Xのサイドビューはというと、極端に短い全長という事もあってFFでありながらオーバーハングの長さを感じないという、良い意味でFFらしくないサイドプロポーションという感じを受けます。
私の持っているカタログはホンダ車が多いということでホンダ車が続きますが、こちらはクイントインテグラ。クイントインテグラはサイドビューに自信があったのでしょうね、3ドア→5ドア→4ドアと順を追って登場しましたが、全てページの最初に真横からの写真を載せています。MM思想(マンマキシマム・メカミニマム)真っ只中に登場したクイントインテグラですが、ボテッとした印象になりがちなFFの5ドアでありながら実に爽快な印象を受けます。
大人気だったEFシビック。通称グランドシビック。
とりわけこの3ドアは、それまでの3ドアハッチバックと呼ばれる車の中では異様なほどルーフが長く、あの徳大寺さんも「奇形だ」と言ったほどでした。売れに売れたシビック3ドアですが、顔はもちろん、このサイドプロポーションの美しさも間違いなくシビックの魅力の一つだったと思います。
シビックの弟分であるシティ。私は結構好きでしたが全然売れませんでしたね。
ホンダはワンダーシビックのロングルーフデザインで味をしめ、3ドアであるアコードエアロデッキやこのシティなどを同じようなロングルーフデザインで登場させましたが、結局この手のデザインで売れたのはシビックのみ。3ドアでバランスの良いロングルーフデザインを成立させる事は、実は非常に難しいことだったのかもしれませんね。
Z10ソアラと並んで私が国産の2ドアノッチバックで最も美しいと思っているのがこのS13シルビア。ごちゃついた無駄なプレスラインがなくすっきりとしたボディラインは今でも本当に美しく、完成されたサイドプロポーションだと私は思っていますが、欲を言えば前輪をあと2~3センチ前側に配置してほしかったかな・・・。S110、S120同様、ホイールベースがFRにしてはやや短く感じるんですよね。
私が乗っていたDA6インテグラ。私が買ったのは3ドアでしたが、サイドプロポーションだけの話しでいけばエレガントなグラスエリアだった4ドアHTの方が好みで本当はこっちが欲しかったのです。この当時発売中だったCAアコードと比べても、私はこのインテグラのデザインの方が遥かに格上の車に感じていました。
ホンダ車でサイドプロポーションの美しさを語る時に絶対に外せないのがこのCBアコードインスパイア。FFでありながら5気筒という長いエンジンを縦に置き、そのエンジンの3番シリンダーよりも前側に車軸を配置してFFミッドシップとした貴重な国産車。
これまで何度も書いてきた事ですが、どんな理由があれど私はこのFFミッドシップ搭載技術は続けて熟成させるべきだったと感じています。特に高級車ジャンルにおいてFFならではのフロントオーバーハングの長い大衆車的デザインはかなり致命的・・・。FFミッドシップがこの8等身デザインを達成するためだけのものであったとしても、私は充分に価値のある技術だったと思っています。
ホンダのワゴンでオルティアという車があったのをご存じでしょうか。これは後期型のカタログですが、特別凝ったデザインでもなく、正統派なワゴンという印章ですね。残念なのは、2000ccのエンジンを積んだ車の風格が少し足りなかったことでしょうか・・・。個人的な印象ですが(汗)
5型プレリュード。
4型の弾丸フォルムから端正な2ドアノッチバックへと、ある意味プレリュードらしいデザインへ戻ったとも言えますが、ヘッドライトユニットが横方向へ回り込んでいない事とロングノーズであることが、より一層フロントオーバーハングを長く見せてしまい、そこだけが個人的には少し残念だったかな・・・。Aピラーの根元位置に対し前輪はFFとは思えないほど前寄りに配置されているのですが、その良さがサイドビューから感じ取りにくいのが非常に惜しいところです。このプレリュードはむしろバックシャンかも。
DC2型インテグラType-R。
当時としてはかなりきつめのウェッジシェイプデザインでしたが、それでも嫌みの無いサイドプロポーションをしていますね。
HR-V。確かロゴとシャーシが共通だったと思いますが、コンパクトでありながら結構大きく見え、しかも軽快感を上手く表現できていて私は好きなデザインでした。
エディックス。
なかなかのウェッジシェイプで、リヤがどっしりした印象ですね。サイドプロポーションについては語れるほど強い印象というものはありませんでしたが、この車は前席3人掛けというのが特徴なので幅方向に特徴があるかも。
CF系アコード&トルネオ。先代のCD系と比べたら、特にサイドビューが随分とコンサバになったもんだと少し残念に感じていました。といいながら子供が生まれたので私もこの型のトルネオを買ったわけですが、一言でいえば、無難なデザインという印章かな。フロントフェンダーの膨らみはソリッド感があって好きでしたが、真横からだと特にキャビンのデザインがやや地味・・・という印章でした。
同じCF系でもアコードワゴンは特徴的。それまでのアコードワゴンは大らかで大陸的な優雅な印象でしたが、このCF系はクーペルックという感じでとてもスポーティな印象になりましたね。ワゴンという面でみれば特にリヤハッチの傾斜は積載性で少々不利だったでしょうけど。
私が今乗っているCM系アコードワゴン。カタログの冒頭で真横からの画像を掲載しているということは、ホンダとしてもこのサイドビューには自信があったということでしょうか。
CF系から一転、ワゴンとしては王道ともいえるロングルーフデザインになったわけですが、私のブログページのトップ画像に真横からの画像を載せている通り、私はこのアコードワゴンのサイドビューが一番気に入っています。
CM系アコードワゴンの兄弟車であるオデッセイ。3列シートミニバンでありながら異様に低い全高と精悍な顔つき、そしてブリスターフェンダー風の攻めたフロントデザインはかなりかっこいいと思いましたが、サイドプロポーション自体はボンネットの短いミニバンということでややもっさり感はありますね。こればかり仕方がいことですが、それでもこういう背の低いスタイル重視のミニバンというのは今でも需要は一定数あるような気がします・・・。
同じくCMアコードワゴン(CLアコードセダン)の兄弟車、UC1インスパイア。
このクラスになってくると高級感を演出しづらくなってくるのがFFの辛いところ。CLアコードセダンよりも随分と大きい車なのですが、さして大きく立派に見えないんですよね。車自体はとても静かで滑らかで高級なフィーリングはあるのですが・・・。
Cピラーのデザインをもう少し高級にすれば印象は違ったものになっていたかもしれませんが・・・。
さて、ここから先はカタログを持っていない車なのでネット画像です。
4ドアといえども時代は一気にキャビンフォワードへ。ドアミラーがドアからニョキッと生えているところに違和感を覚えましたが、今やこれが普通・・・。
プリウスの中でもこの30系は歴代で一番まとまったデザインであると私は思っているのですが、特にキャビンフォワードでありながらそのネガな部分を感じにくいというか、真横から見て前後のバランス感が絶妙に良く感じます。安定感もありますよね。
クーペルックのかっこいい4ドアにしようと思ったらどうしてもこれほど大きくなってしまいます、的な見本ともえるのがこのアテンザ。確かにかっこいいしルーフの頂点や傾斜、前後ピラーの傾きなどバランスよく描けば確かにこれほどの長さがないと難しいかなと納得してしてしまいます。
短くてもトランクのデッキを設けたのは個人的に大賛成です。
顔が苦手だけどサイドビューは嫌いじゃないクサスRC。最近のトレンドはルーフの頂点を前進させ早々に後ろ傾斜をつけるデザインだと思いますが、RCはちゃんと運転席頭上よりも後ろ側を頂点としているので、軽快感よりも安定感、正統感を重視していると言えますね。
ホンダレジェンド。
5mもの長さがあるレジェンドですが、画像だけ見るとやはりアコードを少し大きくした程度の車に見えます。実車を目の前にすれば確かにデカく立派なのですが・・・。
こんなことをやっても仕方がないのですが、前輪を少しだけ前進させてFRっぽくしてみました(画像右)。ボンネット、ルーフ、トランクの全てをもう少し低く抑えられていたら、サイドプロポーションの美しい高級サルーンに見えていた気がします。
スポーツハイブリッドのSH-AWDなら、当時言われていた前輪のトラクション不足の心配もいらないでしょうから、やっぱりFFミッドシップを復活してほしいんですけどね。
「サイドビューの美しさ、カッコ良さというものはこれだ!」みたいな概念を完全に打ち砕かれた気がする50系プリウス。未来的と言えば確かに未来的。ただ、デザインに一体感や連続性を求める昭和なオッサンからしたら、ちょっと理解できない時代に突入してきたなぁというのが正直なところ・・・。部分的には攻めたデザインで面白いところもありますけど、心奪われるサイドプロポーションかと言われれば真逆な印象しか持てない私・・・。
シビック4ドア。
こちらも最近のトレンドであるファストバック風デザインで、これはこれでスポーティなんですが、個人的にはダラダラ~って流してるリヤエンドをちょっと締めてほしかった・・・。
インサイト。
サイドに関してはシビックとほぼ同じ印象で、この先ファストバックデザインが主流になっていくのでしょうね。ノッチバック派の私としては非常に残念ですが、せめてもう少し前後デザインに統一感がほしいというか、アウディA7のようにファストバックが生きるフロントデザインにしてほしいというのが正直なところです。
最後はクラウン。
賛否両論あったらしい現行クラウンのデザインですが、何だかんだ言って売れてますよね。同じファスバック風のデザインのシビックやインサイトと比べても、クラウンの方がすっきり綺麗なデザインをしている気はしますが決してスポーティではない気もします。後ろ半分は6ライトキャビンの影響でかなりもっさりしてる印象・・・。シビックやインサイトと比べても6ライトウィンドウをより強く感じるデザインですね。
という感じで、80年代から現在までのサイドプロポーションはいかがだったでしょうか。世代によって思うものは違うと思いますが、私としては最近街中でハッとする車には出会わなくなったなぁと感じます。いや、多分かっこいい車はいるのでしょうけど、私が今の流行りについていけなくなっているだけ、そう感じます。
ただ、やっぱり前から後ろまですっきり綺麗なデザインをどうしても求めてしまうんですよね・・・。そういうデザインが流行る時代がいつかまたやってくるのでしょうか(~-~;)。