• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2020年11月28日 イイね!

ダンクとN-WGNの「トーションビーム」



今週の会社帰り、久しぶりに本屋さんへ寄ってカー雑誌を買って帰りました。中学時代は毎月買っていたこのdriver誌ですが、今や650円もするんですね。あの頃は300円しなかった気が・・・。
そして何がびっくりしたって、本屋さんの袋まで有料なんですね。てっきり紙の袋だからタダかと思っていたのですが、今や紙の袋に入れてくれる本屋なんてないのかも・・・。でも本はやっぱり紙の袋に入れてもらうのがいいなぁ。








新しいホンダ車の話はまぁそれなりに読みまして、一番読みたかったのはこのページ。昔のホンダファンはこの年式のホンダ車が大好きですからね。ただ、驚くのはオーナーさんがみんなお若い方ばかり・・・。維持していくのは容易ではないはずなので、その覚悟たるや相当なものだと思います。陰ながらアラフィフのオッサンは応援しております。









そして木曜日は会社帰りにホンダに寄ってアコードのオイル&エレメント交換をしてもらいました。残業せずにダッシュでお店に寄っても、作業が終わる頃は閉店時間。幼馴染と雑談もするので、いつも私のせいでお店の玄関が閉められない・・という状態なので申し訳ない気持ちでいっぱいです(~-~;)。








オイルとエレメントを交換すると静かさと滑らかさが激変しますね。「あ~、やっぱりこのエンジンが最高だわ~~」と思う瞬間です。ホント、28万Kmオーバーのエンジンとは到底思えないものがあるわ・・・。

毎回オイル交換直後に思うのですが、エンジンがもっとも滑らかで静かに回ってくれる時って、エンジンが暖まった状態で冷えた新品オイルを入れた時なんですよね~。エンジンもオイルも冷えた状態だともちろん滑らかじゃないし、エンジンが暖まってオイルにも熱が加わるとそれなりに音が大きくなってくる。そう考えると、エンジンが暖まってもオイルは熱の影響を受けず粘度の高い状態を保てるものがいいのかなって思ってしまいます。サラサラしたオイルは高性能でもしっとり感がないので、意外と鉱物油で粘度の高い高性能なものがいいのかな・・・・








店頭に置かれていた新型オデッセイ。雑誌やCMを見た時は「またホンダはやらかしたな・・・」と思っていたのですが、実車を見たらそうでもなく、意外と悪くはなかったです。拒絶感のあった六角形グリルもそう悪くはなく、ヘッドライトもシャトル風で嫌いではなかったのですが、ボンネットフードが以前よりも水平になり、ボンネット先端からグリルに繋がる部分の厚さが増しているところは違和感がありました。

あとは、リアのスライドドアがゼスチャーで開くのが売りみたいで私も試してみましたけど、家電と同じで自動車の便利装備もいよいよ飽和ぎみになってきたなという印象です。ミニバンに乗らないので私だけがそう思うのかもしれませんが、正直手でノブを引く今のパワースライドドア以上のメリットって一体何があるのだろうと思ってしまいました。








そして新型N-ONE。WEB上で見た時は「全然変わってないじゃん」と思ったのですが、実車を見ると確かに変化は少ないけど結構カッコよくなってるなぁと思いました。

試乗車はRSの6速MT車でした。閉店時間を過ぎていたので試乗はできませんでしたが、ダンクのオイル交換とオイル漏れでまた近々寄るのでその時に乗ることにしています。









運転してみたいのはRSですが、外観で私がいいなと思ったのはプレミアム。グリルのデザイン変更が意外と効いていて、特にプレミアムは高級感が増しているように思いましたが世間のウケはどうなんでしょうね。唯一残念なのはフォグランプ周りの四角いメッキが今一つマッチしていないと思えた事くらいでしょうか。まぁ好みの問題ですけどね。

内装や価格についても色々思うものがありますが、長くなるのでまた別の機会にでも・・・。








それよりなにより、この日私が欲しかったのが新型N-ONEのこのアクセサリーカタログ。








その中のこれ。

いやぁ~~、こういうの大好きなんですよねぇ。純正ステッカーチューンはインテグラの頃からやってて、DA6インテグラではEFシビックSiR用の「DOHC-VTECサイドステッカー」とEFシビック35XTリミッテド用の「Limited Edition」トランクステッカーを、そしてBB4プレリュードとCF4トルネオには4型プレ後期型用の「DOHC-VTECトランクステッカー」を、そして今のアコードにはUSシビック用「DOHC-iVTECサイドステッカー」を貼っていますが、まさかN-ONEでこんな懐かしいステッカーを発売するなんて感動ものです。でも、TURBOの逆文字は私の中ではスカイラインジャパンや30スカイライン、S110シルビアなどのイメージが強いですね。ホンダとしてはシティターボなんでしょうけど・・・。

N-WGNはサイドがプレーンすぎてちょっと寂しいのでこういったステッカーを貼りたいのですが、こんなアラフィフ世代の弄りを勝手にしたら奥様は嫌がるかも・・・・(~-~;)。








今日は色々な用事が詰め込まれた一日でしたが、同じ町内に住む親戚からN-WGNのエアエレメントとバッテリー交換を以前から頼まれていたので随分前に買っておき今日の午前中に作業を済ませました。アイドリングストップ用は値段が高いと聞いていたのですが、カオスでネット価格が8000円台と意外と安かったです。

ちょっと驚いたのが、N-WGNカスタムは先代もボンネットインシュレーターが貼ってあるのですね。我が家のN-WGNカスタムも貼ってありますが、新型N-ONEはプレミアムでさえ無いのでてっきり軽としては高級装備品なのかと思っていました。ってか、ラグジュアリー性のあるN-ONEプレミアムこそ貼るべきでしょ・・・。








今回はメモリーバックアップを使用しました。我が家の車だったらエンジンかけっぱなしで交換してますが、よその車だしナビがリセットされたらそれこそ責任とれないので、正規の交換要領で行いました。でも、これがあると今後我が家のN-WGNでも助かるので買ってよかったです。








交換はサクッと完了。メモリーバックアップも使いやすく、ネットでは結構ボロカスに書かれている商品ですが、要領さえちゃんと抑えていれば全く問題のない商品だと思いました。ちょっと高い気もするけどね・・・。

因みにアイドリングストップ車はバッテリーの充電監視を行っているので、交換後はちょっとしたおまじないでリセットをかける必要があるのがちょっとばかり面倒です。
















さて、以前のブログでダンクとN-WGNの技術進歩の差を「ジェネレーションギャップ」という題目でネタを書いたのを覚えている方もおられるかと思います。その中で、それぞれのリアサスペンションについて簡単に触れたのですが、今日はその話を少しだけかみ砕いて書いてみようと思います。興味のない方はここからはスルーしてくださいね。









ダンクとN-WGNのリアサスは、それぞれ見た目は随分と違いますがどちらも「トーションビーム式」と呼ばれるサスペンションで、恐らくこの形式を耳にすると「安上がりで済むサスペンション」とか「独立懸架よりも劣る性能」、或いは「軽自動車用のサス」といったイメージがあるのではないでしょうか。ある意味正解ですが、トーションビームも昔に比べたら進化していて意外と奥の深い動きをしているんだなと思ったりもします。









これはJA4ライフのリアサスで、我が家のJB3ライフダンクもこれと全く同じ形状のサスになります。

基本的には、左右輪を捻じれる鋼材で繋げていればそれは全てトーションビーム式となるわけですが、ビームの位置の違いによっては名称や特性が異なってきます。ダンクに採用されいるこのサスは、ホンダのカタログだと単に「車軸式」と書かれているのですが、細かく言えばトーションビーム式の「アクスルビームタイプ」、或いは「3リンク・リジットアクスル」と呼ぶ方が識別しやすいと思います。このあたりは後述するとして・・・










そのダンクに採用されている「3リンク・リジットアクスル」というリアサスの構成はこの絵の通り。絵では左手が進行方向になります。

見ての通り、左右にある2本のトレーリングアーム(訳すと引きずるアーム?)とトーショナルビーム(訳すと捻じれる束?)を固定させて“コの字状”にしたのがこの3リンク・リジットアクスルです。車体と連結されるのはトレーリングアームの前側にあるコンプライアンスブッシュのみで、後ろ側はフリー。もちろんショックアブソーバーとスプリングがサスのフレームと車体との間に挟み込まれていますけどね。

絵を見ればイメージできると思いますが、例えば走行中に両輪とも同時に段差を乗り越えた場合トレーリングアームの連結部(コンプライアンスブッシュ)を支点にして後輪がパタパタと僅かに円弧を描きながら上下するわけですが、左右で違う段差を乗り越えた場合、トーショナルビームが雑巾搾りの様な捻じれを起こしながら左右の車輪がバラバラに上下するのが想像できるでしょうか。トーショナルビームに回転捻じれが起こる理由が分かりにくければ、左右それぞれのトレーリングアームがコンプライアンスブッシュを支点にして円弧を描いてパタパタと上下しているのを想像すると分かりやすいかも。トーショナルビームが捻じれますよね?
しかし、ここで重要なことは、3リンク・リジットアクスルで最も捻じれる部品はトーショナルビームではなくトレーリングアームということです。なのでトレーリングアームは薄い鉄板でできています。これも後述しますね。


そしてもう一つ想像できることは、このサス構成でコーナーリングすると、グリップするタイヤに対し車体は慣性力で外側へ放り出されようとするため、トレーリングアームの連結部から後ろが湾曲してしまいますよね。湾曲すると何が問題かと言うと、コーナーリング中の外側のタイヤ(右コーナーであれば左後輪)が逆位相となりスピンに陥りやすくなります。そりゃそうですよね、例えばハンドルを右に切って右コーナーリング中、後輪のトレーリングアーム先端(車軸付近)が車体よりも内側に入りながら曲がっていけば、それは4WSで言えば逆位相状態。前輪だけでなく後輪も積極的に曲がろうとするので、ハイスピードであればスピンに陥ります。



そこで、上の絵では省いてる「ラテラルロッド」というものを追加して捻じれを防いでいます。










百聞は一見にしかず・・・、うちのダンクのこれを見れば分かりやすいと思いますが、後輪が左右に振られないように車体とアクスルビーム側を棒で連結させていますよね。それぞれの連結部はもちろん可動するのでタイヤがストロークした時も問題はありません。2本のトレーリングアームに加え3本目のリンクとなるのがこのラテラルロッド・・・、だから3リンク・リジットアクスルと呼ばれています。


しかし、これを見て気づいた方もおられると思います。ラテラルロッドは斜めに取り付けてある為、ストロークした時はラテラルロッドのアクスルビーム側は円弧を描いて動きますよね。つまり段差を乗り越える時、タイヤは斜めにストロークしていく・・・・。悪路でダンクの後席に座っていると、気持ちの悪い上下運動を感じます(笑)。








トーショナルビームの断面構造がこれで分かりますね。水平直角方向の曲げには強く、しかし捻りはスムーズに起こるように鋼板製の逆U字構造となっています。ただ、スムーズに捻りが起こるという事はコーナーでロールが大きくなるという事でもあるので、スポーティに振ったダンクはU字構の中にスタビライザーが内蔵されているのが分かります。








トレーリングアームのアップ画像。後輪の前方で車体と連結されているのが分かりますね。まさに後輪を引きずるアーム、「トレーリングアーム」です。








コンプライアンスブッシュ側から見たトレーリングアーム。薄い鉄板である事が分かりますよね。前述したように、3リンクリジットアクスルはその構造と捻りのメカニズムが故にトレーリングアームが充分に捻られる必要があり、だからこそラテラルロッドも必要になるわけですね。










再度おさらい。

このサスの構造は、左右にある2本のトレーリングアームと、車軸ラインにあるトーショナルビーム(クロスビーム)を固定させたコの字状のもの。車体と連結されるのはコンプライアンスブッシュのみです。









3リンクリジットアクスルにおける車体とタイヤ、そして路面との関係。

このサスの唯一の美点は、クロスビームが車軸ラインにあるためカーブでロールした時にタイヤの対地キャンバー変化がゼロであるという事ですね。想像できるかと思いますが、この時大きく捻られているのは車体とクロスビームを繋いでいるトレーリングアームです。この絵(カーブ時の絵)で言えば、向かって左側のトレーリングアームは車体との連結部は上にねじれながら持ちあがり、ビームとの固定部はそのままの位置を保持・・。逆に向かって右側のトレーリングアームは車体との連結部が捻じれながら下に沈み込み、ビームとの固定部はそのままの位置を保持。左右のトレーリングアームは円弧を描いてそれぞれ上下するのでビームは雑巾絞りの様に捻られる、というわけです。

同時に両輪へ段差の入力が加わった場合(右上の絵)、トレーリングアームのおかげで車軸部がパタンと持ち上がるわけですが、この時円弧を描くように動くラテラルロッドによって車軸部(つまりタイヤ)は斜め上にストロークしてしまうことは先ほど書いた通りです。

片側だけに段差の入力が加わった場合(右下の絵)、車体は慣性力で水平を維持するわけですが、車軸は水平す直方向の曲げに強いアクスルビームによって曲がらないため、タイヤは斜めに接地することになります。









さて、トーションビーム式には種類があると冒頭で書きましたが、クロスビームがトレーリングアームの連結部側に固定されているものもあり、それがこの「ピボットビームタイプ」というものです。コーナーリングでトレーリングアームの湾曲を防ぐラテラルロッドを車軸ラインに設置できないため、トレーリングアームはかなり強固な構造にして湾曲しない構造になっており、ここの捻じれが起こる動きはしません。

このタイプのサスを採用している車を私は知らないのですが、正直メリットの少ない方式に感じます。








ピボットビームタイプは採用している車が無いも同然なので説明は簡単に・・・。

このサスはトレーリングアームを捻じらせる事ができないので、左右の軌道差の吸収は全てクロスビームが担います。つまりクロスビームがペラペラな構造になっていて捻じれているということです。








さて、これはN-WGNのサスペンション。サス形式はカタログで「トーションビーム」と書かれていますが、まぁ一般的にトーションビームと言えばH形状であるこのタイプが頭に浮かびますよね。









左右を繋ぐビームの位置は、ダンクのアクスルビームタイプよりは少しだけ前にあり、でも先ほど書いたピボットビームタイプよりは後ろ側にある、という感じでコンプライアンスブッシュ部と車軸ラインの中間点あたりで左右をビームで繋げていますね。なので、ダンクと違ってショックアブソーバーが一番後ろに取り付けてあります。

因みに我が家のN-WGNはターボ車なので、ビームの中にスタビライザーが這わせてあるのが分かると思います。










これはダンクの次のモデルであるJB5ライフの前後サスで、下の絵がリア用です。トーションビームの骨格はH形状のプレス成型品とするのが今や当たり前なわけですが、車体との連結部であるコンプライアンスブッシュがトレーリングアームの前先端部分にあり、そこを中心にパタパタと骨格が動くというメカニズムは他のトーションバー式と同じですね。








そしてこれがN-WGNのトーションビームサスペンションの骨格。先ほどのライフ用と大きく違っている部分があるのですが、それがどこだか分かるでしょうか。答えは、車体連結部であるコンプライアンスブッシュの向きです。左右の向きがハの字になっていて車体に対し斜めに取り付くようになっていますよね。







ホンダのホームページから頂いたフィットRS用のトーションビームサスペンションの絵です。この様にコンプライアンスブッシュをハの字にして車体へ取り付けるには理由があります。


車というのは、例えば右にコーナーリングするとタイヤはグリップして軌道を外れまいとするのに対し、車体は慣性力によって左側へ膨らもうとします。つまり、ダンクの3リンクリジットアクスルであればコンプライアンスブッシュから後ろ側にあたるトレーリングアームが湾曲してしまい、後輪が前輪と逆位相になってスピンしやすくなるという説明を先ほど書きました。

このコンプライアンスブッシュにかかる左右方向の力を逆手に取って、後輪を前輪と同位相にしてやろうとするのがハの字状のトーションバー式サスペンションです。








上の絵の様に、ハの字状にしたコンプライアンスブッシュ部を僅かですが動く様にしておくとどうなるか・・・。仮に右コーナーを旋回した場合、タイヤはグリップして軌道を外れまいと粘ります。一方車体は慣性力で左側へ傾き左外へ放り投げられる力が働きます。すると、コンプライアンスブッシュで連結されている車体が左側へズリッとずれてしまいます。逆に言えば、車体から見たらコンプライアンスブッシュ(つまりH形状のサスペンションフレーム全体)が絵の様に右側へずれるという事でもあります。そうすると、サスペンショフレームは円を描く様に右側へ回転し、結果後輪が少しだけ右側へ向く・・・。それはつまり前輪と同位相になり、やや曲がりにくくなる=スピンしにくくなる、ということです。








こういったコーナーで後輪を安定させる手法は何もトーションビーム式に限ったことではなく、アームを持つストラットだったりダブルウィッシュボーンでも行われている場合が多いです。

こちらもホンダのサイトで頂いた画像ですが、例えばS660の後輪のストラットでも、2本のロアアームの中間点とダンパー上部付け根を結んだラインがタイヤの接地センターよりも後ろにきていれば、それはコーナーでタイヤへ外(横)からの力が加わった時に各サスペンションリンクのブッシュがたわんで動いたとしても、モーメント的に後輪が前輪と同位相の向きに変化するわけで、こういうサスであればちゃんとスピンに陥りにくい設計がされている良いサスペンションという事になります。








トーションビーム式はサスペンションリンクがないためアライメント調整も基本的には不可で、そのためアライメント変化には目を向けられない地味なサスなのですが、実はハの字状のコンプライアンスブッシュ部を中心にした目に見えないリンクによってトーとキャンバーに変化が付けられています。そこのチューニングは、ハの字の角度だったりビームの位置だったり車輪取り付け部の形状だったり・・・。ダブルウィッシュボーンなどと違ってリンクのない一体化されたサスペンショフレームなので、実はそこのチューニングの難しさはダブルウィッシュボーン以上だとホンダのサスペンション設計者も言っていますから本当に奥の深いサス型式なんだなと改めて思いました。








因みに、ちょっと話がずれるようで実はずれてるわけでもないのですが、スタビライザーの原理はご存知の方が多いと思います。クランク状に曲げたシャフトの前側を拘束し、シャフトの両端に上下方向の力を加えるとパタパタと軽く動くけど、シャフトの片側を押さえつけ反対側をグイ~と持ち上げれると捻ることになるので結構硬い・・・。直線の悪路では乗り心地を損なうことなく凹凸を乗り越えられ、カーブになるとロールを抑えられるのは、このスタビライザーのおかげですよね。

そう考えると、トーションビーム式のサスフレームはある意味スタビライザーと同じ原理を応用しているともいえますよね。トレーリングアームの原理も盛り込まれてるし。








さて、後輪の話しついでにN-WGNのフロントサスについてもちょっと触れておきたいと思います。コンベンショナルなストラット式ではありますが、ホンダの軽としては初採用の「サイドフォースキャンセルスプリング」の話しです。

ホンダの仕様説明画だとちょっとゴチャゴチャ書かれて分かりにくいかもしれないので、私なりに分解した絵にしてみますね。









ダンパーがスムーズに動くためには絵のA-Bのライン上で力が加わるのがベストなわけですが、実際はタイヤの接地面が随分と外側にくるためA-Cのライン上で力が加わりながらダンパーが伸縮しています。








ダンパー単体で見ると、A-Bラインで入力があるのがベストですが、実際はA-Cラインで力が加わります。そうするとダンパーロッドが内側に曲げる力が作用してスムーズな動きを阻害してしまいますよね。絵の様にロッドが曲がる事はありませんが、内部のピストンなどに横方向の力が働き抵抗が生じます。









一方でスプリングの動きはというと、通常このようにスプリングの外周では均等に上方向への力が働いています。








そこで、スプリングの右側部分だけ少し飛び出る様な形状(楕円巻き)にしてやるとします。これを圧縮させると、スプリング全体に右寄りの力が発生します。








右寄りの力はスプリング上下間のどのあたりで多く発生させるかも調整でき、この絵の様に半分より下側で発生させることもできます。









つまり、こういったオフセットスプリングをダンパーにセットすることでダンパーが内側へ曲ろうとする力をキャンセルでき、結果ダンパーの動きがスムーズになるということですね。




純正の足回りはとても地味な印象で、ついつい車高を落としたくなって社外品に交換したくなりますが、こういう走りや乗り心地の質につながるものも捨てがたく、N-WGNの乗り味がこれまでのNシリーズと比べて格段によく感じるのもこういった努力によるものなのかなぁと感じるんですよね。







ということで、今回のサスペンションのお話はいかがだったでしょうか。昔は「サスペンションはやっぱりダブルウィッシュボーンでしょ!」なんて思っていましたが、いやいやトーションビームもストラットも結構進化していて、軽自動車の乗り味のレベルが格段に上がっていくこの先が益々楽しみになってきました。



長いブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
Posted at 2020/11/28 23:51:14 | コメント(10) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2020年11月22日 イイね!

お漏らしコンビ…(~-~;)



前回のブログで書いたお袋のチャリ 「ナイス2000」。長きにわたりお袋の足となり、また私の精米までの足となって30年間活躍してくれましたが、ついに先日16日資源ごみの日に廃棄となりました。








金属資源として出すので、前後のカゴとバックミラー、そしてヘッドライトを外しておきましたが、あの優雅なナイス2000の佇まいは一体どこやらへという感じで、悲しいほど質素な姿になってしまいました。








前日にアコードの荷室に積み込み、翌朝通り道にある地区集積場所に出しました。たかがチャリですが、私が結婚する前からあったチャリなのでちょっと寂しかった・・・








さて、今日から二連休。山口は夕方前から雨予報だったのでいつも通り午前中にルーティーンワークを済ませることにしました。

自宅駐車場の車の並びはいつもこうなので、私のアコードがここにある限りN-WGNは出せず、平日の娘の塾の送り迎えはダンクかアコードで、そして休日のルーティーンワークもやはりダンクかアコードでの出動となっておりまして、N-WGN購入後は不動続きで不調に陥ってしまう事を心配していたダンクは何だかんだでほぼ毎日動かしているという・・・(~-~;)。
以前ハザードスイッチのバルブ切れが起こり叩いて復活させましたが、それ以来ずっと点灯しております・・・








ということで、今日のルーティーンワークもダンクで出動。途中D51のやまぐち号と並走しましたが、5両ある客車はびっしり満席っぽかったです。これほどのコロナ禍でも出る人は出るんだなぁ・・・。


それにしても、故障後のC57はどうなったのでしょうか。津和野からの返し便で何かの故障で不動となったC57ですが、私が10歳の時に運行が始まった初代やまぐち号の牽引機ですし、これまで何度も危機を乗り越えて復活してきたC57ですから、今回も絶対に復活してほしいです。








ふとオイル交換時期が気になり、オドメーターに切り替えてみたら11万3300Kmに達していました。交換時期のシールを見ると推奨距離は11万4000Km。そろそろ交換しなきゃ・・・。

それにしても1月末の車検時に交換して約10ヶ月経って4300Km走行ですから、そりゃ20年弱経ってもこんな距離しか走ってないわけですね。

因みに車検時にATフルードも一緒に交換しているのですが、次期交換推奨距離はオイル交換と同じ11万4000Kmだって・・・(~-~;)。本当は何Kmって書くつもりだったのでしょうかね。








ところで、このところ暖房を稼働させながらダンクを走らせていると僅かではありますが室内にオイル臭が入り込んできます。10月にステアリングギヤボックスを交換した時にオイル漏れの指摘は受けていましたし、随分前からプラグ交換時にプラグホールへのオイル浸入も現認していてブロック外側への漏れも予想はしていましたが、油臭が室内に入り込んでくるとなればこのまま放置という訳にもいきません。








上からの漏れは確認できなかったので底面から覗いてみました。画像左側が運転席側、画像上側がフロント側になりますが、エンジンが前傾搭載されているので恐らくブロックの前側から斜めに垂れて下部のパーツに落ちているのでしょう。キャタライザー周辺への付着ということで、焼けて臭いが発生しているのでしょうね。








ただ、今のところ地面に垂れ落ちたような形跡はありません。底から手が届かないので、冬タイヤ交換の時にジャッキアップした時にでも拭くかな・・・








10月に出してもらった見積もりだと、修理費は部品工賃合わせて約4万円弱・・・。N-WGNのローンは始まったし任意保険も1台増えて娘の大学受験でもお金がかかる・・・(泣)。それでも来春から息子が安心して通勤で乗れるようにしてやらねばならないので、修理して分割で薄~くして払っていくかな(T T)








一方私のアコードワゴン。ダンクとは正反対に、走りに走っていて現在28万4000Kmですが、毎日通勤で50Kmは走らせているのでエンジンは至って快調です。

でもアコードもそろそろオイル交換時期だ・・・。2台同時の交換も財布に堪えるんだよなぁ(;-;)








残念なことに、K型エンジンではお馴染みのチェーンカバーあたりからのオイル漏れは続いていて、つい先日久しぶりに見た時は濃いオイルが線状にとろ~りと垂れていました。

ただ、以前はスプールバルブからの漏れも加わってこのたり一帯がド派手に汚れていたのに対し、スプールバルブの漏れを修理して以降はあくまでもウォーターポンプ横だけが汚れるという状況に変わってはいます。ここを直したいのは山々だけど、ダンクを優先するので当面ウエスで拭いたりワコーズのパワーシールドで多少抑えるといった手法で誤魔化してい九しかないかなと思っています。








アコードのオイル漏れは随分と長く続いているので駐車場の床面にも跡が残っています。といっても、恐らくこれはスプールバルブの漏れが主な原因だと思っています。なんせ、スプールバルブ真下にあるドライブシャフトブーツやサブフレームにだけべっとりと垂れていましたから。
ただ、ダンクよりも派手に垂れていたにもかかわらず、これまで室内に油臭が入り込んできたことがないのが不幸中の幸い・・・。排気系にオイルが付着せずに済んでいるからでしょうね。








いずれにしても、ご老体の2台なので、この程度のお漏らしは仕方がないかな・・・。要介護レベルではなく要支援レベルなので、まぁとりあえずは大丈夫でしょう(~-~;)。










そして、納車後なんだかんで奥様も気に入っている様子の新入りN-WGN君。

もちろん今のところオイル漏れとは無縁ですが、電動ウエストゲートバルブの採用によって最大過給が極低回転域から常に続くこともあり、恐らくダンクなんかよりも早々にオイル漏れが起こり始めるだろうと私は推測しています。といってもダンクほど長く乗るかは分かりませんが・・・








ダンクもN-WGNも同じインタークーラー付きターボですが、この2車の補機類の配列は随分と違います。ダンクもプラグ交換がし辛いレイアウトでしたがN-WGNはその比ではない整備性の悪さ・・・・。整備屋泣かせと言われたかつてのホンダ車のエンジンルームを思い出します。

因みにダンクとN-WGNはエンジンとミッションの配列が左右逆で、ダンクは昔のホンダ車(クランクの回転が反時計回りのエンジン)の様にエンジンに対しミッションが運転席側にあるのに対し、N-WGNは正回転エンジンのホンダ車の様にミッションが助手席側。だけど吸気と排気の配置は、見たところ両車とも後方吸気&前方排気。当然タービンもフロント側です。正回転のアコードが前方吸気なだけにあれれ??って感じです。










こりゃプラグ交換する時は泣く思いをするな・・・・
(──┬──__──┬──)
最近の車はみんなこんな感じかも?









夕方前から雨が降り始めたので、屋外の用事はやめてお袋用に買っておいたブルーレイレコーダーを設置しておきました。2年前にテレビ内臓の録画機が壊れてしまい(修理不可との事)買い替えるのも面倒だと言って我慢していたようですが、年末も近づいてきて見たいテレビも沢山増えるだろうからそろそろ買っておこうと私が背中を押し、安いモデルではありますがお袋には充分なこのモデルを買いました。というか、自分でもこれで充分ですけどね(笑)。





さて、今週は息子がちょっとした用事で戻ってきているのですが、明日私が車で下宿先へ連れて戻る事にしています。晴れるらしいけど、明日はもう何もできないな・・・(~-~;)
Posted at 2020/11/22 23:41:03 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2020年11月15日 イイね!

「納車」、そして「さらば」…



昨日11月13日は私達夫婦の結婚26周年記念日でした。

これまでお祝いとしてフランス料理を食べに行ったりすることも時にはありましたが、大概は毎年会社帰りにケーキを買って帰る程度。今年はコロナもあって尚更外食なんて無理ですしね。

しかし会社帰りだともう好みのケーキって残ってないのよね・・・。








今年は梅雨以降庭の花の育ちが絶不調で、マリーゴールドも夏にほとんど咲かなくて、寒くなってきた今頃咲き始めました。季節感がボケてるんじゃないだろうか・・・。








さて、今日は町内の河川敷の草刈りでした。河川敷の距離が長いため毎年時間内に終わったことがない上に、ここが終わったら今度は班のゴミカプセル付近の草取りもあるので、全てが終わった時は本当にクタクタです。








シャワーに入ってサッパリしてようやく一日の始まりを実感します。

今日は奥様が昼まで仕事で、私の方は草刈りのせいでスタートが遅くなった上に予定がかなりギュギュウ・・・。








まずは娘のチャリを修理に出すことから。








覚えている方もおられるかと思いますが、ちょっとお洒落で高級なホワイトパール色という事で私が命名したあの「2.8GT-LIMITED」です。あの日からもう5年半も経ったなんて早すぎ・・・









実は今年のある時点から急にタイヤの側面に亀裂が入り始め、そろそろ危ないなという感じになってきたのでタイヤの交換を予約していました。








近くの自転車屋じゃないのでトーチャンの積車 アコードワゴンで運搬です。



早速トランスフォーマーはビーストモードに変身(←意味不明・・・)









26インチの2.8GT-LIMITEDを楽々収め、ついでに分別ゴミを積んで出発!
ワゴンで26インチが余裕で積めるって、意外と少ないんじゃ??








ペダルとかスタンドとかハンドルとか、床面の生地を凹ましそうなところにはちゃんとマットやタオルを敷いております。










以前もお世話になった事があるセオサイクルさん。良心的なお値段できっちり丁寧なお仕事をされるので、今回もお願いしました。








そして、帰りに食事の買い物をし、ダッシュで帰宅。









帰り着いて、荷室から降ろすこのチャリはというと・・・・








お袋の新しいチャリ!!






娘のチャリと入れ替えるように積んで帰り、本日納車です!!!









これまで乗っていたナイス2000もブリヂストンでしたが、今回も同じブリヂストン製。








もちろんタイヤもブリヂストン。パターンが何だか高級そうでした。








さすが新型は顔が今風のオラオラ系?いや、細すぎるほどのきつい目つきか?!




超薄型LEDヘッドライトかと思いきや・・・








なんと、ダイナモで発電するLEDかよ!!!









これまでのナイス2000と同様、


デュアルラゲッジコンテナ



バックミラー装着!!(笑)。









これまで30年間、錆びることもなくお袋を運び続けてくれた我が家のヒーロー、「ナイス2000」。


もちろん私も町内のコイン精米所まで何度もお世話になった事が多々あり、恐らくみん友さんも覚えておられるかと。こんなハプニングもありましたけどね・・・。

ハンドルカバーが最高にイカしてますよね(~-~;)










24インチから20インチにダウンサイジング(笑)。

腰も曲がってきて、もうお袋に24インチは大きすぎるんですよね・・・。














このあと12時半に娘のインフルエンザの予防接種を予約していたので、昼食を食べてダッシュで病院へ。未成年は親の署名がいるようで、子供だけでは受けに行けないそうです。









帰宅してお袋の自転車の入れ替えをしていると仕事を終えた奥様が帰宅。

お袋の新しい自転車を見た奥様は「お?!来たね!!」って顔をしていましたが、先月末我が家にやってきたばかりのN-WGNカスタム君は「ん??誰???」という見しらぬ顔の存在に不安げな表情をしていました。








今日やってきたばかりの新米チャリの方が気が強そうで貫禄ある顔つきに見えるのは私でしょうか・・・(~-~;)
N-WGNカスタム君の顔は穏やかというか・・・








そして、このあとアコードを洗車。しかも塗装表面の劣化コート剤をポリッシャーでコンパウンド掛けしました。前回は右側面を行いましたが、今日はサンルーフ開口部からフロントガラスにかけての天井面、そしてボンネット全面を行いました。白っぽく褪せていたと思っていた塗装面がかなり復活してくれたので、別の場所も少しずつ進めていこうと思っています。








そして夕方、娘の腕時計の電池交換をしてもらい、その足で娘の2.8GT-LIMITEDを引き取りに行きました。








日帰りで退院!








ナイス2000ほど長持ちはしないと思うけど、これからも娘を安全に運び続けてくれよ~~~。








安心のブリヂストンタイヤ♪








一方、倉庫から出されたナイス2000・・・。



30年間は本当に凄い耐久性ですよね。なんせ、お袋はほぼ毎日買い物などで使っており、もちろん雨の日だってお構いなしで走らせていたので尚更そう感じます。タイヤはもう何度交換したか覚えていないそうです。
昨年夏は後輪のベアリングを交換しましたが、最近になってペダルをこぐとガクンとチェーンが外れそうな振動が起こるようになってきたし、大きさもそろそろ24インチでは大きすぎると感じる様になっていたので、ついに買い替えとなりました。

私も町内のコイン精米所が閉鎖されたため乗る機会がほぼなくなってしまい、故障の症状を確認できず終いでしたが、私が結婚する前からあったので、お勤め終了は何だか寂しい限りです。











「永く居すぎたな・・・この家に・・・・」
セクシー大下風・・・


























大袈裟な絵づらと、受ける感動のショボさが

全く吊り合いません!!!!


さらば あぶない刑事 予告編風・・・
Posted at 2020/11/15 00:26:35 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日常の出来事 | 日記
2020年11月03日 イイね!

ジェネレーションギャップ



今朝はこの秋以降初めて霧が発生していました。そろそろそんな季節なんですね。明日からもっと寒くなる様なことを言っていましたが、コロナ禍な今、おいそれと風邪もひけない今日この頃・・・。一体いつになったら落ち着くのでしょうね。








今週は月曜日に雨が降り、週末頃までなんとか晴れ続きの様なので洗車をすることにしました。

とりあえず奥様から 「雨の日がすっごく見にくかったから、ダンクみたいに雨弾くやつ塗ってほしい!」 と言われていたので、N-WGNの初洗車ついでに全ての窓ガラスに撥水コートを掛けておくことにしました。確かに夜露がおりた状態を見てもさぞかし見にくかっただろうなと思いました。なんせ奥様は私の影響もあって撥水コートをかけた車しか乗ってきていないので・・・。









洗車の手順はいつも通りですが、やはりダンクよりも背丈が高いので、洗浄ガンで天井に水をかけるにも作業がしづらいですね。








しかも、3段キャタツに上がって助手席側から天井を洗う時も、ダンクであれば手前側から運転席側までの7割近くまで手が届いて洗えるのにN-WGNだと6割程度までしか届かず、更に天井面がデコボコしていてシャークフィンアンテナもあるのでまぁ洗いにくいってもんじゃない・・・。凹凸が激しいのでこりゃ水垢も付着しやすいな・・・。








まるで腫れ物にでも触るかのようにスポンジを優しく滑らせて洗いました・・・(汗)。








ダンクにはない三角窓の部分にドアミラーがあるので、スポンジが入りにくくて洗いにくいんですよねぇ。








今日はバリアスではなくスプレーワックスを使いました。というか、バリアスは当面使わないかも・・・。

実は、先月だったかアコードの運転席側だけコンパウンドを、それもかなり丁寧に掛けた時、塗装(又はクリア)の劣化かと思っていた白っぽい擦り傷のような跡が消えまして、もしかしてこれはバリアスを掛け続けたことで劣化したコート剤が堆積してできた跡だったのかもと思う様になりました。お手軽コート剤とはいえ、掛け続けると劣化してきてその上にどんどんコートしていったためあのようになったのだと・・・。

もちろん完全にクリアが傷んでいる場所もあるのですが、コンパウンドをしっかりかければ多少は塗装面が復活する場所もあるかもしれないので、当面はバリアスは中止しようと思っています。バリアスを掛け続けると、どうもカッチリした光沢じゃなくヌルっとした光沢になっていくんですよね・・・。実際、アコードもダンクもカッチリした光沢ではなくヌメッとした光沢なんです。もちろんバリアスを否定するわけではなく、コート剤を掛け続ける場合は、時々劣化したコート剤をコンパウンドで落とさないといけないんだなと改めて思いました。








黒はいくら拭いてもムラが消えませんね・・・。ワックスやコート剤かけたら、最後に乾拭きでもしない限りいつまでたっても模様がきえてくれません。白やシルバーじゃ全く気づかなかった事なので、何だか妥協して終えなきゃいけない感じで気になります。








新しい車なのでリアハッチ周りはツルンとした形状かと思いきや、凸凹していてダンクよりも拭きづらいのは意外でした(~-~;)








今どきの車はドアバイザーと窓の隙間もメッチャ狭いのね・・・。タオルが入んねぇ~~。


まだ初日で慣れていないという事もありますが、総じてダンクやアコードのようにサッサと終えられないのが気になります。








ガラスを拭くと縞模様が・・・。

これほどの縞模様がある場合、本当は撥水コート掛ける前に油膜を取る方がいいのですが、面倒なのでそのままダイレクトに。その場合、塗り込む時にしっかり油膜を溶かすイメージ塗り込めばOK。油膜の上に塗る感じではなく、油膜を分解しながら塗り込む・・・。塗っていると油膜の模様が消えていきガラスの表面にちゃんと塗り込まれていくようになるのが分かりますので。








今日は少し風が吹いていたこともありますが、黒は時間が経ってくるとどんどん埃が付着してくるのが分かりますね。神経質な人間にはあまり向かない色かと・・・・。

昭和なオッサンはこれを出してきて、ついついやってしまいます。








運転中に時々陽ざしの当り具合で感じていた事なのですが、「この車、新車のくせに窓の内側が汚れで曇ってるのか??」ってずっと思っていたら、これってIRカットガラスだから透明感がないんですね。アコードやダンクと違って、角度によっては濁りのある曇ったような見え方をします。










何はともあれ初洗車終了。確かに洗車後の満足感は高いです。すぐに埃が付着するけど、少し離れれば激艶です。








N-WGNに時間がかかりすぎたので、続けて急いでアコードを洗車。天井が低いってのは本当に有難い。何をするにも早いし楽です。








N-WGNの黒ボディ&黒ホイールだとタイヤをいくら黒くしてもタイヤの黒さが負けてしまうので足回りがあまり綺麗に見えないのがとっても悲しいところですが、アコードやダンクはボディもホイールも明るい色なのでタイヤの黒さがより引き立ちます。








ダンクは今日は洗車なし。洗ったのは先々週ですが、N-WGN納車以降いつも屋根下に置いているし、週に3回ある娘の塾の迎え以外は使っていないので綺麗なもんです。








あとは3台の室内を綺麗に掃除機をかけ拭き掃除をして洗車終了。








先日失敗した奥様のスマホからナビへの電話帳登録ですが、無事今日行えました。ブルートゥース設定でスマホ側の同期をオンしていなかったのが原因でした。












さて、ようやく本題。



N-WGNが納車されて今日で10日目。これまで代車でNシリーズを何度も借りてきているので技術の進歩というものは感じておりましたが、奥様としてはダンクを買った20年前のテクノロジーが頭と体に染みつきずぎてそれが当たり前になっており、日々ジェネレーションギャップを感じている状態・・・。ものによっては全くついていけず触りもしないスイッチなんかもあるほどです。


というわけで、今日はいかにもネタという内容ではありますが、ジェネレーションギャップと題してダンクとN-WGNの20年間の技術の違いを見てもらえればと思います。
別の意味でN-WGNよりもダンクの凄さに驚くかも・・・








まずは外回りから・・・・





◆ヘッドランプ&リアコンビランプ


オールフィラメント球から、オールLEDに!

ただし、ハイビームのLEDは飛距離が少し足りないかな。遠くまで見えるのはダンクの方です。あとは、ここまでLED化させていながらナンバー灯だけがフィラメント球だったのがちょっと不思議・・・




◆リアワイパー


鉄アーム&鉄ブレードから、樹脂アーム&樹脂ブレードに!

ダンクはこれまで何度か再塗装していますが、内側の錆の発生は抑えきれないので樹脂化は助かります。






◆ラジオアンテナ


伸縮ロッド式から、シャークフィンアンテナに!

さすがにもうロッド式の車は見かける頻度が減ってきましたね。一方シャークフィンアンテナも軽自動車では珍しいのかな。個人的にはシャークフィンアンテナが特別魅力的なものとも感じてはいませんが、車庫の屋根に当たる心配がなくなった事は助かります。







◆タイヤ&アルミ


14インチから、15インチに!

うちのダンクは社外品で14インチにインチアップしていますが、本来は13インチが標準。さすがに13インチは寂しい印象です。

それにしても軽自動車で15インチって、私が乗っていた200馬力のプレリュードで15インチが標準でしたから、軽自動車のタイヤも随分と大きくなったもんてです。







◆リアサスペンション


3リンクリジットアクスルから、H型トーションビームに!

ある意味ダンクのサス形式の方が衝撃的かも(笑)。FFだとよほど古い車じゃなないと見かけないでしょうね。
トーションビームといえば以前は軽やコンパクトカーに採用されるコストダウン的なイメージが強いサス形式ですが、今や大き目の普通車でも採用される事が多く、シャーシとの取り付け部にあたるコンプライアンスブッシュを積極的に動かしてトーコントロールを行わせているのが今の主流でしょうか。このあたりはいつか分かりやすく書いてみたいと思います。









続いて室内関係。





◆変速機×シフトレバー


3速AT×コラムシフトから、7速マニュアルモード付きCVT×インパネシフトに!

N-WGNよりもダンクの3速というのが衝撃的?!しかもコラムシフトと言えばタクシーや1トントラック、いやいや、今時タクシーでもコラムシフトは見かけないですよね。そんなレアなものがダンクには付いてます。うちの奥様はダンク以外の車に乗ると、必ずシフトレバーを動かす時に左手が空を切るので、それを見るのが結構面白いという・・・(笑)。







◆パーキングブレーキ


ハンドブレーキから、電動パーキングブレーキに!

ハンドブレーキ・・・、いやサイドブレーキと呼ぶ方がしっくりくるのかな・・・。そのサイドブレーキの軽も見かけなくなった気がしますが、電動パーキングブレーキの車こそまだまだ少ないですよね。奥様はこの電動パーキングブレーキのON-OFF操作がなかなか癖付かず、発進停止の際の一連の動作として体に染みつかない事に苦労しています。それこそオートブレーキホールドなんて絶対に使いたがらず、ブレーキを踏んでいないと逆に怖いから使いたくないと言います。でも私はそれでいいと思っています。停車中はブレーキを踏むという癖をわざわざやめさせる理由などないですから。







◆ハンドルポスト


ガッツリ固定式から、チルト&テレスコ付きに!

これは非常にありがたいです。私と奥様とでは身長差によって運転シートポジションがかなり異なり、、特にハンドルの前後位置を変えられるテレスコは相当有り難く感じています。奥様はテレスコを奥気味に、私は手前に引っ張り気味がベストポジションですが、N-シリーズは総じて男が乗るとハンドルが遠く感じるのではと思っています。







◆ステアリングスイッチ


スイッチレスから、スイッチだらけに!

左はオーディオと携帯のハンズフリー、右は情報の表示やセンシング関係。今やこれが当たり前の時代になってきましたが、不思議とダンクに乗ると妙に落ち着きます・・・。







◆キーレスエントリー


赤外線式キーレスから、スマートキーに!

ダンクのキーレスは今や絶滅危惧種である「赤外線式」。決して電波式ではありませんよ(笑)。なので車の真横に来てルームミラー付け根にあるセンサーに向けてボタンを押さないと反応しません。
一方のN-WGNはスマートキー。乗る時は開閉ノブの横のボタンを押す必要がありますが、降りた時はそのまま車から離れれば勝手に施錠。奥様にしてみれば二世代飛び越えて便利になった装備とも言えます。







◆エンジンスターター


キーシリンダーから、プッシュボタンに!

個人的には、エンジンに火を入れる儀式としてキーを捻ってエンジンをかける従来の方式の方が好みですが、これも時代ですね。当然ワンプッシュの方が今風だし、内燃機関を回すというよりも電源スイッチを入れるという感覚の方が今は正解なのかもしれません。
ただし、N-WGNの場合電動パーキングブレーキスイッチが新たにインストルメントパネルセンター付近に設けられた関係でエンジンスタートボタンが右下のかなり低い位置に追いやられてしまい、毎回頭を下げてボタンを探さねばなりません。明らかにこれまでのキーシンダー方式や先代N-WGNの方が操作性が上だなと感じます。







◆フロント間欠ワイパー


時間調整なしから、時間調整ありに!

これはあって当たり前、というか無いと非常に不便なので助かります。因みにフロントワイパー作動時にシフトをRに入れると、連動して勝手にリアワイパーが作動する機能がありますが、アコードと同様にN-WGNも納車前にOFF設定にしてもらいました。
※ディーラーでしか設定変更できない







◆空調


レバー式のセミオートから、ボタン式のフルオートに!

ダンクのオートエアコンは吹き出し口の選択が手動式で、温度に対する内気循環と外気導入の切り替えも手動式。更に風量や温度の制御も正直かなりいい加減でオートとしてはほぼ役立たずだったので、N-WGNのフルオートの賢さは非常に助かります。というか、オートであればこれが普通なんですけどね。今じゃ当たり前の0.5度刻みの温度設定はいかにも日本車的の心遣いだなと感じます。







◆オーディオ


CD&MDデッキから、CD&メディア&ナビに!

奥様にナビはほぼ不要ですが、これも時代。今後家族で出かける時は猛烈に後席の広いN-WGNを使う事が増えると思うのでナビは有った方がいいし、純正ナビなのでドラレコやバックカメラの安全機能、メーターの情報表示、テアリングスイッチなど、広範囲に連動していて非常にメリットが大きいので付けて良かったと思っています。







◆後席足元トレー


「N-WGN風」から、本物に!

先代N-WGNで標準だった後席足元のトレーが羨ましくて、ダンクの後席足元に雨樋を使って真似たDIY品を設置した事はご存知の方もおられるかと・・・(笑)。ニースペースの狭いダンクなので折り畳み式にしてあげたため奥様は満足していましたが、やはり本物は見た目も収まりも断然上質・・・。靴も入れらるので奥様は助かると思います。







◆後席ニースペース


ミニマムから、マキシマムに!

ダンクとN-WGNの後席ニースペースを比較すると、とても同じ全長とは思えないほどの差があります。私が運転した時のシートポジションだと、ダンクでは運転席の後ろは子供達でさえ狭く感じるのに対し、N-WGNは後席シートを一番前にスライドしていてもダンクよりは広く、一番後ろにスライドすれば足が組めるほどの広さになります。いかにエンジンルームが小さくなって室内空間が前進しているか、そしてホイールベースが長くなって各スペースの割り振りに自由度が増しているかが分かりますね。














さて、これで終わるとネタとはいえ単にダンクをディスっただけになるので大切に大切に可愛がってきた私としてはやや許せないものがあります。
そこで、N-WGNを買った今でも「20年前のダンクの方がいいじゃん!」と思うものも実はあるので、それを最後にご紹介します。
かなり主観的なものではありますが・・・








◆赤ステッチの本革ステアリング

スイッチ類は一切ないけど、その分スポーティでスポーク形状もシンプルでかっこいい!








◆ハーフシェードガラス

ホンダ車といえばハーフシェードガラスを幅広い車種とグレードに採用していてNシリーズもほぼ全ての車に採用していましたが、新型N-WGNは最上級グレードですら採用なし・・・。次期N-ONEも全グレードがハーフシェードガラスではないようなので、恐らく機能が向上したセンシング(カメラ?)に関係しているのかもしれません。ただ、新型フィットが最新のセンシングでありながらハーフシェードガラスを採用しているので、やっぱりコスト絡みなのでしょうか。昔からハーフシェードガラスが大好きな私としてはとても残念です・・・。室内から眺めた時にとても垢抜けて見えるので、これが採用されなかったのは物凄く残念でなりません。
MCで採用するとかはやめてほしい・・・








POWERED by HONDA的なエンジンと、EARTH DREAMS TECHNOLOGY的なエンジン

N-WGNのS07Bというエンジンは極低速域から圧倒的なトルクを発生し、回転を上げることなくグイグイ力強く加速をしてくれます。車を走らせるという点においては不満がないどころか感動すらしてしまうほど優秀なエンジンです。しかし、エンジン音・回転フィーリング・爽快感といった人間の五感を刺激するような性能は残念ながら持っていません。ゴロゴロガラガラした音を賢いCVT制御で回転上昇を抑え、更に高性能なインシュレーターでも抑えこんでいる、そんな印象です。
一方、ダンクのE07ZはDOHCでもなければ可変バルタ機構も持たない、当然ローラーロッカーアームだってないし電動ウエストゲートバルブなんてそれこそ全くの無縁。そんな何の変哲も無いSOHC16バルブエンジンでありながら、アクセルを踏んだ時の気持ちよさ、爽快感はちゃんと昔ながらのホンダエンジンという感じなんですよねぇ。

生まれた時代や目指した性能が違うので優劣をつけるのはナンセンスですが、POWERED by HONDAに憧れてDOHC-VTECを乗り継いできた私としては、好みの話しで書けばダンクのエンジンの方がダントツで好きですね。








◆タコメーター

私がダンクを運転して気持ちよく感じる理由の一つに、このタコメーターがあります。回転中心軸を貫通した細長い指針が、常用回転域である4000rpm付近を踊るように上下する・・・。盤面の目盛の間隔も大きめなので指針が派手に動いて凄くかっこいいんです。キックダウン時なんて、針がポンと4000rpm付近まで跳ね上がるのを見ると背中がゾクゾクってなってしまうほどです。
この点、N-WGNは徹底的にエンジンを回さない制御をしている上に盤面の文字間もメッチャ狭いので指針の動きが物凄くもっさりしているんです。まぁ2000rpmキープでグイグイ加速していく加速フィールもこれはこれで気持ちいいけど、タコメーターを見て気分が高揚するのは間違いなくダンクの方ですね。








◆マフラー音

私のような年代の方ならご存知の方が多いと思いますが、ダンクが登場した頃やそれ以前の軽自動車のターボ車って、純正マフラーでありながら聞こえる排気音がNAモデルよりも低くて太い音がしていたんですよねぇ。うちのダンクもNAモデルであるライフと比較すると「マフラー換えてるの?」って思われるほど低くて乾いた音がします。別に煩いという意味ではなく、音質そのものが違うのです。
それに比べ、最近の軽ターボのマフラー音はNAとの違いが全然分かりませんね。うちのN-WGNも暖機運転中のマフラー音を聞くとカラカラとした物凄く軽くて安っぽい音がするんですよね~。素晴らしい加速性能を持っているだけに、ダンクの様にもうちょっと太くて緻密な排気音がしてくれると嬉しいのに・・・。








という感じで20年前のダンクと最新のN-WGNを比べるのは少々酷と分かりながらもネタとして書いてみましたが、改めて20年間の技術進歩の凄さが分かりますよね。N-WGNが凄いというよりもダンクが採用していた技術の古さに驚いた方のほうが多いかもしれません。特にコラムシフトとか3速ATとか3リンクリジットアクスルとか・・・

N-WGNの先進性は奥様にしてみればちょっとしたカルチャーショックなわけですが、奥様にとっては全てが新鮮なようでしょっちゅう 「○○ってどうしたらいいん?」 とか、「メーターの○○っぽいマークって何のマーク?」 などと、色々と興味をもって聞いてきます。

センシングについてはそれこそジェネレーションギャップネタとしては載せるべき機能で、特にアダプティブクルーズコントロールについてはN-WGNから完全停止までカバーする制御になったので書こうか迷いましたが、、私としてはネットで言われているほど魅力的な機能だとは思っていないのと、そもそもメーカーやJAFも一般道での使用を推奨していませんから、使用頻度としては限りなくゼロ・・・。奥様本人が使ってみたいと思わない限り私も勧めることはしないつもりなので、あえて機能の素晴らしさは書きませんでした。



ということで、ややダンクをディスった感じになってしまった今回のネタ、いかがだったでしょうか。大小含めて素晴らしい技術進歩ですね。でも数少ないダンクの魅力も素晴らしいと思っています。車を単なる移動手段の道具として見ることをしない人間の単なる拘りとも言えますが、そんな魅力をダンクからは感じるので私は大好きです。










あ、そうそう、N-WGN納車前頃からステアリングギャボックス故障やらエアコンスイッチバルブ切れなど色々駄々をこねて私を困らせてくれていましたが、先週水曜日にダンクで娘の塾の迎えに行った時、またしても駄々をこねてくれました。








今度はハザードスイッチのバルブかよ!!!






まぁハザードスイッチはエアコンスイッチのバルブ交換ほど面倒じゃなさそうだから、今回もまた多めに見てやるか・・・




と、すぐに幼馴染にメールでバルブの注文をしたところ















ぇえええーーーーー??!!!





どうやら分解不可能で、スイッチごとの交換だって・・・





やってくれますな、ダンク君!!!




調べたら確かにここのバルブは規格としてなくて、分解して直せなかったらウインカーも作動しないらしい・・・。




・・・・・

これまでずっとお前には叱らずに優しく接してきてあげたけど、どうやらこれまで甘やかしすぎたようだな・・・







いいか!!今回はもう許さん!!!

歯をくいしばれ!!!!!




ビンタじゃ!!!

















!!!!




どうやら飴とムチの使い分けが必要なようです(爆)


ただ、古い車は強く叩くと基盤が壊れるので、あまりお勧めしません・・・
Posted at 2020/11/03 20:57:27 | コメント(9) | トラックバック(0) | 雑談 | 日記
2020年11月02日 イイね!

N-WGN・諸々装着 & 設定



いよいよ黒唐辛子の花が咲き始めました。でもこのペースだと年内に実がなるのだろうか・・・








ホンダで納車祝いとして頂いた寄せ植えの花もいい加減鉢に植えかえなきゃ・・・。それにそろそろ花壇も整えたいし、チューリップも植えなきゃいけない季節になってきました。車の事ばかりに時間をかけられませんわ・・・








昨日土曜日が仕事だった上に今日は用事が多いので、少し早めに起きて用事をこなしていきます。

今日のフォーメーションはダンクが元の定位置でアコードとN-WGNが出口側。つまりダンクは動かせないポジションです。








N-WGNが我が家にやってきて今日初めてルーティーンワークの足に使いましたが、後席がスライドできて荷室を広くできるので随分と助かります。








車を走らせる楽しさみたいなものは正直無いけど、ひたすらスムーズで滑らかに、そして静かに力強く走ってくれる、そんな印象です。もはや軽自動車という印象じゃないですね・・・。








そういえば、前回のブログでも書いた自宅駐車場の輪止めの件ですが、以前からずっとこの様に埋めたブロックを輪止め代わりにしています。








以前はダンクをこの場所に止めていましたが、今はN-WGN。前回のブログでも書きましたが、ダンクとN-WGNを輪止めに前輪を当てて止めると、これほどの停車位置に違いが出てきます。輪止めが見えるか見えないかの差なので結構大きいですよね。








それもそのはず、フロントオーバーハングがこれほども違うのですから。Vノーズのダンクに対し平面絶壁なN-WGN。そりゃこの差も頷けます・・・。

しかし、N-WGNはバンパーを軽くグシャッと当てたらラジエーターも間違いなく逝くな・・・













さて、今日はN-WGNにいくつかのパーツを取り付けたり設定を行ったりしたのでそれを書き残したいと思います。興味のない方、ごめんなさい・・。


っと、その前に今回買ったN-WGNに追加装着したディーラーオプション品の3点も紹介しておきますね。








◆ホンダ純正スタンダードインターナビ VXM-204VFi

N-WGNは8インチと7インチが選べ、見た目は8インチの方がフラット感があってかっこいいのですが、カスタムは7インチを付けた場合の余白を埋める化粧パネルが光沢ブラックであるためノーマルN-WGNよりも多少見た目がマシだし、機能的にも7インチのスタンダードでも充分すぎるので少し未練はありましたがこれに決めました。ドラレコやバックカメラの安全機能、メーターの情報表示、ステアリングスイッチとの連動性や、インストルメントパネルにUSBメモリ差し込み口も専用に追加されるなど純正品ならではのメリットが非常に多く、社外品よりも少し高いけど納得できるものがあります。









◆ホンダ純正ドライブレコーダー(フロント用) DRH-189N

ナビを1ランク下げた代わりに駐車時録画機能付のフロント用ドライブレコーダーを装着しました。いかにも「四角いカメラをぶら下げてます」的じゃないスマートなデザインが気に入ってます。









◆ホンダ純正トレーマット(シリコン製)

代車のN-WGNを5日間借りた時に気づいたのですが、助手席前のトレー面は樹脂のためスマホなどを置くと滑りまくってトレーにもスマホにも傷が入りそう・・・。なので納車前に急遽追加購入して敷いた状態で納車してもらいました。











そして、ここからは納車前に自分で手配して装着したものです。







◆ナンバー灯LED

N-WGNカスタムは、フロントの点灯物全てがLED。そしてリアもテールランプ・ブレーキランプ・リバース・ウィンカーの全てが、更には室内もルーム・ラゲッジ・前席フットランプ、トレー、カップホルダーまでもがLED(全て標準装備)。室内に関しては知らなかったのでちょっとびっくりしました。

でもここまでLED化させておきながら実はナンバー灯だけがフィラメント球・・・。せっかく白いナンバーにした事だし、LEDとの相性もいいでしょうから手持ちのLEDを装着しておきました。画像では実際の色が出ていませんが、白すぎないほんのり暖色系のLEDなので気に入っています。






ここの外し方は、カバーを右側にスライドしたまま左側を手前に引っ張ればOK。引っ張り出してコネクタを外します。








更に本体のこの部分を内側に押さえて引っ張るとバルブが取り出せます。








ハウジングの形状からして下向きに照らすLEDの方が良いと思ったのですが、手前に照らすこのLEDでも全く光量不足という印象がなく、むしろ自然な照らし方で上品に思えました。








◆アイドリングストップキャンセラー

これは是が非でも装着したかったパーツです。ご存知の通り、ホンダに限らず多くのアイドリングストップ車でアイストをカットしたい場合、エンジンを始動する度にエコスイッチを切る必要があるので本当にうざい・・・。私はアイドリングストップというものは、バッテリー、セルモーター、内燃機関などほとんどのものに対し百害あって一利なしと思っている上に、更にターボ車だとアクセルを踏んでエコの領域を外れた時にターボのブーストも加担されトルクの出方が唐突になってドライバビリティが非常に悪く感じていたので、これを知った時は絶対に付けたいと思っていました。





では、装着法を簡単に。






親切なことに内装外しも同梱されていたので、これを使ってここのパネルを取り外します。因みに内装の外し方や結線の仕方は同梱の取説に全て書かれてあります。







あとはE-CONスイッチ裏のコネクターを外して今回のパーツをその間に割り込ませるだけ。一切改造がいらない「カプラーオン」という発想が素晴らしいですね。いざとなれば取り外せばいいわけですから。



この商品の素晴らしいところは、単にアイストをキャンセルするだけという意味合いのものではなく、エンジンオフ前の状態を記憶保持して、次のエンジンスタート後にそれを機能させてくれる、という点です。つまり、逆にE-CONをオンの状態でエンジンオフすれば、次のスタート時はE-CONがオンになってくれているという事でもあります。もちろん走行中の切り替えだって問題なし。要はメカニカルスイッチをON-OFFするイメージですね。








ただし、記憶保持の条件として、エンジンオフ後インフォメーションディスプレイのHマークが消えるまではエンジンを再スタートさせないようにする必要があります。Hマークが消える前にエンジンを再スタートさせると、エンジンを切る時のE-CONスイッチの状態がどうであれ、次回スタート時はE-CONがオンになってスタートしてしまいます。まぁその時はまたOFFにすればいいだけなのですが・・









◆ナビキット

これは多くを語りません(笑)。走行中にナビの設定ができたりテレビが見られるアレです。







まずはナビ周りに傷防止の養生をし、シフトロック解除穴にキーを差し込んでレバーを下げておきます。







内装外しを使うと傷が入りそうなので、得意のガムテープ(布ガムテープ)を使ってエアコン操作パネルを外します。まずは左から外します。一気に引っ張るとクリップが折れると思うので、グイッ、グイッと何度も強弱を繰り返しながらゆっくり浮かせ、左が浮いたら右を引っ張って浮かせます。







操作パネルが外れたら背面のコネクターを外し








ナビ底面を覗くと4か所のボルトやナットが見えるので、小さい方のM5(対辺8mm)ボルトを緩めます(ボルトは完全に取り外す必要はない)。
見ての通り、ラチェットを使う場合は100~150mm程度のエクステンションバーを付けないと回せませんので。








ナビの上側から手前に引っ張り引き抜いていきます。画像中央の通り、底面のボルトが残ったままナビと金具が一緒に外れていきます。ただ、ナビを引っ張り出したあとこの金具がインパネと干渉しやすいので、傷が付かない様ナビ開口枠の下側にタオル等敷いた方が良いと思います。








本体後ろ面の中央下部にあるコネクターを外し、その間にこの商品を割り込ませます。
※外すコネクターの位置も取説に丁寧に書いてあります。








あとはアースを繋いで、ナビを元に戻せば完了。アースのネジもM5(対辺8mm)なので同じ工具で作業できます。








PレンジからDレンジにして少し動かしてみましたが、TV画面はそのまま表示し続けてくれました。









◆カーボン調ドアスイッチパネルシール






N-WGNカスタムの内装はブラックを基調とした樹脂にメッキやチタン調の装飾パネルがあしらわれ、更に分厚いドアアームレストにはファブリック生地を採用するなどして軽自動車にしてはとても高い質感を持っています。それ故にパワーウィンドウスイッチ部だけがプラスティック感丸出しに見えとても安っぽく感じていたので、ここを貼物で誤魔化すことにしました。








カットされたシールの寸法精度が素晴しすぎ・・・。さすがハセプロさんです・・・。









◆運転席


◆助手席


◆後席

この手の弄りは目だち過ぎる色やデザインを選ぶと少々お下品になるので、あくまでも同系色でさりげないレベルで・・・。とりあえず樹脂感が減って満足です。








◆ルームミラー

実は代車を借りていた時に気づいた事なのですが、N-WGNのルームミラーには後席シートベルトリマインダーが付いているため、後付けする広角ミラーを選ぶ場合、挟み込むクリップの左右の間隔が広いものを選ばないと装着できません。しかし梱包状態で商品の背面が見えるものはまずなくて、ネットを頼ると3000円を超えるホンダ車専用(主にN-BOX&N-WGN)を選ぶか、カーメイトさんの一部商品を選ぶかの二択しかない事が判明しました。クリップの間隔の狭いものでも無理をすれば装着できるものもあるかもしれませんが、その場合クリップに偏荷重がかかっていずれ割れやすくなるしミラー本体にだって良い事ではありませんからね・・・









カーメイトさんのサイトで色々調べ、私が選んだのが背面色ブラックの240mm幅で緩い局面ミラーの「3000R・M1」というもの。他にもCZ451・M8・M33といった類似品が取り付きますが、鏡面が着色なしで本体重量が一番軽いものがM1だったのでこれにしました。

因みにミラー裏面の画像を見たらわかると思いますが、この商品はクリップの幅方向ピッチが上下で違いまして、上のクリップが狭くて下のクリップは広くなっています。なのでリマインダー表示がミラー上部にあるN-WGNにこの商品を取り付ける場合、上下逆さまで装着する必要があります。といっても、説明書に「ミラーの形状にあわせて上下逆に装着してください」という旨の事が書いてあるので使用方法としてはイレギュラーではないという事になります。純正のミラー形状を幅広く想定された商品で素晴らしいですね。


それにしても、たかがルームミラー・・・。こんな物すら好きなものを選べず苦労して探さねばならない時代になってきたんですね・・・。










このほか、ガラスに撥水コートをかける私としてはワイパーゴムをNWB製のグラファイトに交換しておきたかったのですが、NWBのホームページで探すとなんと該当商品なし・・。実際にワイパーを確認してみたら、確かに一般的なものじゃなくダラ~~ンと曲ってしまう新しいものみたい(汗)。とりあえずこのゴムのままで撥水コートをかけてみようとは思いますが、ジャダーしなければいいのだけど・・・


あとは、ナビディスプレイの指紋付着と拭き傷防止の意味でガラスフィルムを貼りたかったのですが、どうもタッチした時の反応が悪くなったというレビューが結構多かったので見送りました。










最後に諸々の設定のほうもしておきました。もう少しお付き合いくださいね。





まずはインフォメーションディスプレイの車両設定で行える変更から。








◆給油時トリップA自動リセット

恐らくかなりの方が給油時にトリップをリセットされていると思いますが、これを自動で行える設定があったので変更しました。リセットはA・Bどちらでもできますし両方もできますが、我が家は一般的なAリセットで。
※給油量が少ないとフロートの変化を拾えずリセットしない場合があるとのこと






◆オートリトラミラーOFF

エンジンを切れば否応なしにドアミラーを畳むオートリトラミラー。どんだけ不必要にモーターを動かしているのやら・・・。私の中ではアイストと並んでトップクラス級の「おせっかい機能」なので即カットしましたが、奥様はミラーは自動で畳まれてもいいかなぁと言っていたので、とりあえずOFFにして少し様子見です。





◆乗降時スマートキーのオートドアロック

N-WGNのスマートキーは、開錠時こそドアノブのボタンを押す必要がありますが、施錠時はドアを閉めて車から離れると自動で施錠してくれる設定に変更できるので、奥様の希望もあってそのように変更しておきました。N-BOXのようにドアグリップを握ると解錠するタイプにしてくれると便利さは完璧だったのに・・・。









◆オートハイビームOFF

こちらは車両設定ではなく、ライトスイッチで行えます。30秒間レバーを引っ張ってパッシングの状態にし続けるとメーター内のAマーク(画像赤矢印のマーク)が一回点滅しますが、レバーを戻さず更にそのまま10秒間ハイビームし続けると今度はAマークが二回点滅するので、そこでオートハイビーム機能がOFFになります。


オートハイビームについては、先日代車を数日間借りて随分と検証しましたが、ハイビームになってほしい時に限ってなかなかならないとか、ずっと先の方に先行車がいるのにハイビームになったりと、ドライバーの意思とは随分と違う判断をするので、結局自分で切り替えた方がいいと思いました。「ハイビームに切り替われ!」とか「はよ切れ替われよ!」って思いながら待つのもおかしな話だし、歩行者がいるのに点灯し続けるのも迷惑極まりないですからね・・・。奥様も私と同じことを言っていましたが、オートハイビームは対向車が見えてからロービームに切り替わるため人間の感覚からしたら遅いんですよね。人間ならガードレールや壁などに対向車のライトが反射した段階で落としますが、このあたりが自動だと限界がある・・・。

結局、車を自分の意思で走らせたい、自分の意志で機能させたいと思う人間ほど、こういう自動機能に不満を持ちやすいのではと私は思っております・・・。








◆Bluetooth設定(ハンズフリー)

これは有り難い機能ですね。ペアリングの方法や電話帳登録も取説に載っていて、iPhoneだとUSBでつなぐだけで簡単に電話帳の登録ができるのですが、奥様のスマホの電話帳登録が上手くできず、とりあずステアリングスイッチでの通話ができる状態までで保留となっています。また今度取説読みながらゆっくり行いたいと思います






と言う感じで、今日一日でまとめてパーツ取付と設定変更を行いました。









そして今日の夕飯はファミリー焼肉♪

10月31日が娘の18歳の誕生日だったので、そのお祝いも込めて休日の今日久しぶりの焼肉です。本当は外食でもしたいところですが、コロナの関係で我が家は遠出はもちろん外食すら控えています。なんせ大学受験生なので万が一コロナに感染したら学校で大変なことになるし、もちろん娘自信だってそうです。今年は少し慎重すぎるくらいでもいいと思っているので、とにかく今は我慢です・・・。まぁ娘自信がそういう思いでいるので、そこが救いですけどね。



それにしても、娘ももう18歳かぁ・・・


早すぎ・・・(~-~;)

Posted at 2020/11/02 00:52:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | N-WGN関係 | 日記

プロフィール

「なんとか桜見できてよかった・・ http://cvw.jp/b/166682/47656456/
何シテル?   04/15 00:02
2005年12月にアコードワゴン(CM2)オーナーになったダブルウィッシュボーンと申します。 スポーティな中にもエレガントなたたずまいのアコードワゴンがと...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/11 >>

1 2 34567
891011121314
15161718192021
222324252627 28
2930     

愛車一覧

ホンダ アコードワゴン ホンダ アコードワゴン
'05年12月~ 私にとって5台目の愛車、CM-2の24Tスポーツパッケージです。 1 ...
ホンダ トルネオ ホンダ トルネオ
'97年11月 ~ '05年12月 私にとって4台目の愛車、先代モデルであるCF4です ...
ホンダ プレリュード ホンダ プレリュード
'93年8月 ~ '97年11月 3台目の愛車はBB4プレリュードSi-VTECです。 ...
ホンダ インテグラ ホンダ インテグラ
'89年6月 ~ '93年8月 2台目の愛車は、衝撃を与えた名機B16Aを初搭載したイ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation