今日の山口は終日雨。それほど寒くはありませんでしたが、冬の雨の日は何となく気持ちが暗くなります・・・。
そんな気持ちで雨の日に車に乗り込んでも、サンルーフのサンシェードを開ければ少し気分が明るくなります。そしてまた、ブルーのハーフシェードガラスのおかげで暗いモノトーンっぽい冬の景色が何となく艶やかに感じるんですよね。
残念ながら、最近の車はサンルーフは勿論、ハーフシェードガラスを採用する車も激減していますね。少なくともホンダ車はどんどん採用しなくなっています。サンルーフもハーフシェードガラスも必要なものかと言われれば全然必要じゃないし、コストダウンの対象になるアイテムである事は重々承知しています。が、車を運転する事への楽しみ方として、凄い先進技術に触れる事よりも“雰囲気”というものを大切にしたい人間からしたら、この現状はとても悲しい事に感じます・・・。
そんなコストダウンとコストアップのバランス取りが大変な昨今、ついに新型ステップWGNが公開されましたね。初代や二代目に近いあっさりとした外観に戻った事が世間的にどの様な評価を受けるか見ものですが、個人的にはとても好印象です。ミニバンはこれまで一度も購入対象にならなかったジャンルなのであまりスタイルがどうこうとは言えないのですが、オートサロンに出展されていたこのスパーダはとても綺麗なデザインだと思いました。
ライバルであるノア&ヴォクシーは行くとこまで行った感じのデザインで、こちらが好きなユーザーは恐らく「新型ステップWGNのどこがいいの?」って思うかもしれませんね。一方、80~90年代のホンダ好きは、恐らくこのプレーンなデザインの方が好みという方が多いかもしれません。
ホンダのどの車とは言いませんが、凝ったデザインをしてる割にバンパーの開口部などは「空いてるところを適当に穴開けました」的なデザインの車が見受けられる中、このステップWGNは凄くシンプルで一見何も考えられていないデザインに見えて、かなり吟味されている印象を受けました。特にリアはどっしり安定感がありテールライトもシンプルでありながらクールな印象。まるで死んだボラの目の様になるクリアレンズを採用しなかった事も英断だったと思います。初代に似てるって人も多いでしょうけど、私は何となく二代目後期に近いかな・・・。シンプルだけどどこか垢抜けてるみたいな。
因みに、我が家の隣に住むカローラツーリング乗りの幼馴染とステップ&ノア&ヴォクシーの話しを昨日したのですが、彼はノアが凄くお気に入りでヴォクシーもかなり売れるだろうねと言っていました。過去ずっとホンダ乗りでトヨタ車の顔に抵抗感を持っていた彼ですが、やはりカローラの顔に慣れてくると、ヴォクシーの顔にも抵抗感が無くなってくるのかぁと改めて思いました。
ま、売れ行きの話をすればアルヴェルに近いノア&ヴォクシーの方が間違いなく売れるでしょうけど、ステップにも頑張ってほしいですね。
さて、先週車検を受けた我が家のダンク。タペット調整をしてもらった事は書きましたが、何と車検に入ってラジエーターキャップ部品の一部が破損してラジエーター内に入り込んでいる事が発覚しました。恐らくラジエーターのアッパーを交換修理した時に業者がやってしまったのでしょうか。取り除くのはかなり大変である事と、影響はまずないとの事でキャップ交換だけで済ませました。
そして、部品手配の関係で先週の車検には間に合わず、月末にもう一度作業してもらう事になっているのがブレーキホースの交換とフロントパッドの交換。パッドは自分で行えばもっと安く済むと思っていましたが、ホース交換をするのでパッド交換費は重複費用となり無料。それならわざわざ時間作って自分で行うよりも助かるのでお願いするこにしました。
バルブクリアランス調整の効果ははっきり感じます。当然と言えば当然ですが、カチカチした音が消え、E07Zならではの綺麗なアイドリング音に戻りました。比較するのは可哀想ですが、N-WGNのS07Bの暖機運転音はジャラジャラした音で本当に汚い音・・・。
これがローラーロッカーアーム付きの最新のエンジンだなんて信じられない(~-~;)
正月の洗車以降全く洗えていないため3台とも汚れまくっているのですが、さすがにガラスとフロアマットの汚さは我慢できず、綺麗にしておきました。
ガラスの撥水もかなり落ちて視界が悪くなり始めていたので、こちらも3台とも撥水コートを塗布しておきました。
そしてダンクはバッテリーの指摘も受けたのでとりあえず充電しておきましたが、正直充電って長期的に信頼できるものじゃないんですよね。結局劣化してきての電圧不足なので、充電は一時的な措置ですね・・・。もう少し先で交換を考えています。
さて、先週は会社帰りにアコードの車検前点検を受けてきました。というか、オイル漏れが激しいので、それを考慮して車検をどうするのかを検討しなきゃいけませんからね。
結果、嫌な予感が的中・・・・。
No.3の項目がオイル漏れに関する内容ですが、漏れの最大の原因は昨年の指摘と同じチェーンケースからのもの。更に内容を聞いて凹んだのが
オイルパンからのオイル漏れ・・・
(──┬──__──┬──)
30万Kmも走ってますからそりゃ何が起こっても驚いちゃいけないのですが、それでも
「ついに来たか・・・」という感じです(泣)
更には、No.4の項目に載ってますが、補機ベルト周りにグリスが飛び散っている件はというと、私はチェーンケースやヘッド回りのオイルかと思っていたのですが、どうやらオイルではなくグリスとの事でした。
疑いがあるのは、グリスを使用していて、且つグリスの飛びっている場所から推測して補機ベルトのオートテンショナーかアイドルプーリー(アイドラー)との事。テンショナーは17万Kmの時にヒューヒューした音が出はじめた為一度交換しているのですが全く改善されぬまま(音は暖気後走り始めてから5分後位から数分間のみし、その後はしなくなる)。アイドラーについてはこれまで一度も交換した事がありませんが、もしかしたらヒューヒュー音はアイドラーが原因なのだろうか・・・。
アイドラーを交換するとなるとその奥にあるウォーターポンプもついでに交換できるのでお勧めとして記載されていますが、部品代がついでという金額ではなかったのでこれはパスの予定。
チェーンケース部は、6番のシールと7番・8番の各Oリング交換。あとはヘッドカバーも外すのでヘッドガスケットも。チェーンケースのシールは液体ガスケットなのかも。
こちらの漏れはさすがに車検が通らないレベルと判断されています。
そして最大の懸念、オイルパン。
ド派手には漏れていませんが、にじみ出ているそうで、乗り続けるのであれば放置はできない状態・・・。問題なのは、オイルパンはダイキャスト製などではないためシールから剥がして外す時に正常な形状を保てない可能性が高い、つまりオイルパンそのものを交換する覚悟がいるということです。これが高いのよね・・・。
とりあえず頑張って外してみるけど交換の覚悟をしてほしいとの通告を受け、見積もられた金額が
25万円超え・・・・
(((;°Д°;))))
ついに来るべき時が来たか・・・・
30万Km超えの車に大金叩いて車検通すべきか・・・
もう車検通すの、諦めようかな・・・(;-;)
そんな事が頭をよぎること2秒。
「分かりました。お願いします。」
と、通検に向けてお願いしてきました(~-~;)。
まぁ、他に欲しいホンダ車が全くないし新車買うお金もない。そして何よりも、このアコードワゴン以外を運転している自分を想像できない(笑)。程よくスポーティで程よくフォーマル。低いし長いしパワフルでトルクフル。アクセル踏んだら即反応するしサンルーフも付いてる。
30万Kmとういう走行距離以外に不安がないし、性能にも不満もないんですよね・・・・。
相棒君本人はもしかしたら引退したいと思ってるかもしれませんが、お別れする事になったら多分私が大泣きすると思うので、まだまだ労ってあげる代わりにもう少し私と一緒に走ってもらう事にしました。
因みに、グリスが飛び散ってる場所はヘッドカバーのコーナー部やオルタネーター付近。そうなると確かにサービスマンが言う通りテンショナーとアイドラーの軸受け部が怪しいですね。
以前も書いた事があるのですが、CMアコードワゴン用のK24A用補機ベルトは、全ての補機類を1本もので回しています。回転方向は向かって時計回り。
ベルトの駆動元であるクランクプーリーが回るとまずはエアコンを回し、それに引きつられるようにウォーターポンプ→オルタ→アイドラーの順で回しているのが分かりますね。
そうなるとベルトの張力が一番弱いのがアイドラーとクランクプーリーの間である事が分かりますよね。この区間だけクランクプーリーがアイドラーに向かってベルトを押すイメージ。なので、この区間だけベルトに張力が働かずためたわんでしまうためオートテンショナーが設けられています。
因みにアイドラーとはなんぞやと思う方がおられるかもしれないので簡単に説明を・・・。
アイドラーとは補機類の配置によってはベルトを都合よく掛けられない場合などに使用される一種の空回りするプーリーで、例えば私のアコードの場合、オルタとクランクプーリーをベルトで掛けたくても無理がありますよね。そこでアイドラーをこの位置に設けてベルトを掛けやすくしているのです。テンショナーをその位置に持って来てアイドラーと兼用にすればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、プーリーに掛けるベルトというのは180度Uターンをさせるくらいしっかり掛けないと滑ってしまうので、アイドラーを設けつつテンショナーでベルトをグイッと内部に押さえつけてクランクプーリーにベルトをしっかり掛ける必要がある・・・とういう事です。なので補機類の位置によっては不要になる事もあるし、逆に下手すればアイドラーが2個いるなんて事もあり得ます。
テンショナーは常に張力を調整しているので動いていますが、アイドラーは固定されているのでこの二つは目視で違いが分かると思います。
知っておられる方にとっては釈迦に説法でしたね(~-~;)
さぁ、お漏らしもあとちょっとで直してあげるから、もう少し我慢してくれよ~~(~-~;)
でも車検の4月までは結構長いな・・・