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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2020年02月24日 イイね!

完全燃焼

三連休もあっという間に終わってしまいましたね。まぁ休みなんていくらあっても終わる頃には「短かったなぁ」と思ってしまうものなんでしょうけど。


実は今週の水曜日と木曜日には、社長、専務、常務、そしてもう一人と私の5人で幕張メッセで行われる展示会への出張が入っていたのですが、例のコロナウィルスの問題で中止になりました。先週金曜日の昼過ぎになってようやく中止のメールがきましてホッとしたところですが、正直もっと早めに決断するべきだったと思います。そもそも経営者トップ3人が揃ってこの状況で人だらけの展示会に行くって、ちょっと危機感がなさすぎだと思うんですよね・・・。まぁとにかく中止になってよかったです。







雨やら霜に祟られながらもどんどん花が増えている我が家のパンジーですが、そろそろ摘芯してコンパクトにまとめないと咲きっぷりがボサボサしすぎで見た目がイマイチ汚いんですよね・・・(~-~;)








ようやくこの時期になって枯れたマリーゴールドを全て抜いたのですが、次もここには明るい黄色化オレンジ色の花を植えようかと思っています。








そういえば三連休の最終日くらいはお昼ご飯を作ってあげたほうがいいかなと思って、今日のお昼は久しぶりにオムライスを作りました。




※レシピは過去にアップしておりますが、少しずつ改善しているのでここでまた記しておきます・・。


◆レシピは1人分◆
1)小さめに刻んだ「鳥のもも肉」を炒め一旦皿に取り出す(←硬くしないためにこれ重要!)。

2)「玉ねぎ1/2・ピーマン1個」のみじん切り、そして「マッシュルームのカット品」を油で炒める。

3)野菜に火が通ったら先ほどの炒めた鶏肉を混ぜ、ケチャップを大さじ2を入れて混ぜながら酸味を飛ばす(←どきつい味を防ぐためにこれ重要!)。

4)ご飯を入れてよく混ぜて(一人しゃもじ2回分程度)、できあがったチキンライスをボールに取り出しておく。

5)卵を2つを割る。その際、白身と黄身に分け、白身だけ15秒程度よく混ぜて泡立て、その後黄身と混ぜ合わせる(ふわふわ玉子にするためにこれ超重要!)。

5)28センチ程度の大き目のフライパンにバターを落とし、軽く熱しておく(熱し過ぎ厳禁!)。

6)溶き卵を落として丸く広げ、中がやや半熟の段階でチキンライス(しゃもじ2杯分)を卵の左半分の場所に乗せる。

7)右半分の卵をチキンライスの上に折り畳む様に乗せ、あとはフライパンを強引に斜めにし、皿もオムライスを覆うほど近づけてフライパンを真っ逆さまにして盛りつけて完了!















さて、昨日はアコードのエンジンンルームを開けて久しぶりにメンテナンスをしておきました。








今月交換したばかりのラジエーターアッパー部分がピカピカに輝いてた(笑)。こういうのを見るとやっぱり気分がいいものですね。








今日のメンテのメインメニューはプラグ交換。


車好きの方であれば、「ここだけは特に気をつけている!」っていうものがあるんじゃないかと思いますが、私はエンジンフィーリングをとても重視する人間なので、シリンダー内がいつもクリーン、つまり完全燃焼してカラッとした燃焼室になるようなイメージを持って運転をしていますし、そのためのメンテを重要視しています。なので、寿命は短いけど(2万Km)強い火花を飛ばすデンソーのイリジウムパワーをずっと使い続けています。正直パワーアップ云々は関係ないですね・・・。あくまでも強い燃焼で可能な限り未燃ガスを残したくない、そのための選択です。

実は私の型のアコードワゴンはそもそも純正プラグが白金タイプでして、それを装着していた当初はエンジンが暖まったあとのエンジン再始動でやや被り気味で始動することが頻繁にありました。その後、イリジウムパワーに交換して全くその症状が消え、でもライフサイクルがあまりにも短すぎるので長寿命タイプのイリジウムタフに浮気をしたら、純正白金プラグほどではありませんが稀に被った始動をすることがあり、再びイリジウムパワーに戻した・・・という経緯があります。


前回の交換がいつだったかを調べたら、2018年11月26日で距離は248,000Kmだったので2.2万Km走っての交換です。








イグニッションコイルはオイルの付着等も一切なし。このイグニッションコイル自体は中古品ではありますが、新品から3セット目のものです。








外したプラグ。ミッション側を1番とするなら、一番右から1番となりますが、どれも綺麗な焼け方でした。エンジンが健康体を維持しているかどうかを判断する大切な材料となるので、時々見ておいた方がいいでしょうね。








自分で言うのもなんですが、27万Km走っているエンジンの燃え方としては最高レベルなのではと思っております。燃費も昔から落ちた感じがしませんし・・・








デンソーの新品プラグはレンチを軽く回して止まったところからグイッと半回転。ネジに油分が全くないためかなり硬く締まります。








ついでに吸気系も見ておきました。エアフローチューブを外し、スロットルとエアクリーナーの確認です。









スロットルの汚れは皆無。過去を調べたら昨年4月に掃除をしていますが、その時もほとんど汚れはなかったような事を記していました。加速時ではインマニの負圧が減ってブローバイガスがここを直撃するのですが、ここまで汚れないのは予想外です・・・。








エアクリーナーの掃除も。こちらも昨年2月、距離だと25.2万Km時点で交換したものなので約2万Km走行ということで汚れは少な目でした。とはいえ、虫はかなりの量が挟まっていたので、叩いて落としておきました。








最後にECUリセットも。これすると不思議と調子が良くなるよね・・・。といっても今回は簡単に済ませました。


電装関係の電源は全てオフにしておき、マイナス端子を外し、次にプラス端子を外してショート防止の養生。そのまま5分放置します。








その後、キーをONの状態(エンジンをかけない状態)で1分間保持させ、その後エンジン始動。

このあと本当はクランクパターンの学習をさせるのですが、時間がないので省きました。それでもエアコン入れた時のアイドル振動だとか加速感だとか色々と改善されるので、これも古めの車は時々しておきたいですね。








エンジンの左側面を見るとオイルがかなり漏れていました。この件は以前からホンダディーラーの工場長である幼馴染から指摘されていましたが、チェーンカバーからの漏れがかなり激しくなってきていて、アンダーフロアカバーやドラシャフのところまで垂れていました。車検でのシーリングパッキン交換は必至ですね。








何はともあれ、燃焼状態はすこぶる良好。ピストンリングやバルブステムあたりがカーボンやスラッジで真っ黒・・・という事は恐らくないと推測しています。
それよりもオイル漏れのほうがね・・・








現在270,800Km。

過去を振り返った時に距離が分かる様記しておきます。








さて、続いてダンク。








ダンクもこれまでずっとイリジウムパワーを使っていましたが、今回はついに長寿命のタフにしました。

最近の軽自動車は賢いCVT制御のおかげでエンジン回転数は普通車並の低さに抑えられていますが、ダンクは旧世代の軽でしかも3速AT。走行中の回転数は常時高めなので間違いなくプラグ寿命も普通車の半分程度でしょう。

ということで、さすがに1万Km毎の交換はあまりに痛いし、それ以上に今は奥様カーなので常に私がすぐにメンテできる体制がとれていますが、この先息子の暫定的な足車となった場合、就職先によっては私が小まめにメンテしてあげたくてもできなくなる可能性があります。そういう理由で、今回はタフにしました。


前回の交換は2017年8月。距離は96,500Kmだったので1.3万Kmぶり。イリジウムパワーを軽に使った場合の寿命として考えると、ギリギリセーフといったところでしょうか。








ダンクはエンジンが下の方で斜めに傾けて、ある上にインタークーラーの吸気ダクトがあるのでとっても邪魔・・・








イグニッションコイルを外すと3本ともオイルが付着していました。前回の交換時でも2本にオイルの付着が見られたので、まぁ予想はしていましたが・・・








更にプラグを外します。インタークーラーからターボチャージャーへ走る配管がまぁ邪魔で・・・・。エクステンションバーのみを突っ込んでそのあとラチェット本体を差し込まないと作業できません(泣)。








・・・・・


やはり前回の比ではないほどオイルが付着している・・・・。この症状はどうもE07Zの持病らしいのですが、それにしてもちょっと酷いな・・・








今回は3本とも全滅・・・。ほぼオイル漬け丼状態でした。これじゃ燃焼状態が良いとか悪いとか判断できませんね。


実は車検前にプラグホールシールの交換目的でヘッドカバーを外してもらい、ついでにタペット調整をしてもらう相談を幼馴染にしていたのですが、彼が言うにはプラグホールのシールにはもう一つ奥の方にもシールがあるらしく、そこから漏れている可能性もあると・・・。そこのシール交換だとカムシャフトまで外すことになり、そうなればかなりの金額になるし、そこまでして息子に乗り続けてもらおうとも思わなかったのでやめたのでした。








プラグホールを覗くとオイルがベットリ・・・。ピストンヘッドも見えましたが、あまり綺麗とは言えない状態でした。ちょい乗りばかりでしかもターボなので仕方がないか・・・。

とりあえずこの程度オイルがあっても問題はないので、もう少し様子をみます。








こんなピカピカなプラグをオイリーなプラグホールへ突っ込むのは気が引ける・・・。

締めた時に思ったのですが、アコードの時よりもネジが締めやすかったんですよね。恐らくプラグホールのネジ山にオイルが付着しているからでしょう。半回転まで回すのに適度な滑らかさで回って急にグッと止まるので作業が楽でした。








一応イグニッションを綺麗に拭いたものの、それに意味があるのだろうかと自問自答してしまい悲しくなりました・・・。








アコードの車検がどれほどの金額になるかによりますが、バクチでヘッドカバー開けてもらって上のプラグホールシールだけ交換してもらうかな。ロッカーアーム周りオイルが漏れてきて下に落ちてるだけなんじゃないかなぁ・・・。








距離は109,600Km。恐らくダンクのプラグ交換はこれが最後でしょう。

息子に渡っても頑張って走ってくれよ。









そして今日月曜日。

ぎっくり腰の痛さが少し残っていたものの多少の抱え作業はできそうだったので、どうしても済ませておきたかったタイヤの前後ローテをしておきました。








前輪は油圧フロアジャッキで、後輪はパンタ式ジャッキで抱え上げ入れ替えをしました。








今年の冬までどれほど持つのかな・・・。確かに性能の良いタイヤはやっぱり摩耗も早めですね。でも溝が減ってもかなり静かなのでそこはさすが高級タイヤ、ちょっと驚いています。








エンジンのチェーンカバーあたりからオイル漏れがそのまま下に垂れていたので、右フロントのタイヤを外した際に奥を覗いてみました。


いやぁ、派手に垂れてますねぇ・・・。


チェーンカバー真下に当たるドラシャフのミッション入り口はもちろんベトベトですが、それ以外の場所にも随分と伝って流れていました。それにオイルパンも・・・。4月の車検でどこまで直せるか、どれほどかかるか、どれを後回しにできるかなどを考え始めると憂鬱になりますが、これが27万Km走る車の現実なんですよね・・・。








あとはタイヤを装着してタイヤローテ完了。

トルクレンチを出したついでに、ダンクの冬タイヤのナットが緩んでないかも確認することにしました。


因みに、車のホイールナットは加減速を繰り返すことで左右で緩みやすさや締め付け度合いが変わってくる事はご存じな方もおられるかと思います。一般的には加速時よりも減速時(ブレーキング時)の方がナットにかかる慣性力が大きいと言われているので、運転席側のナットはよりきつくなり、逆に助手席側のナットは緩み気味になります。なので、安全のための増し締めは助手席側のナットだけ良いということになります。とはいえ、一応運転席側も調べた方がいいですけどね。


で、ダンクの助手席側ナットを締めようとレンチを回したら、全くもって増し締めする様子じゃない・・・。よく考えたら車検に出したばかりだから、ホンダがインパクトでガガガガガ!!って硬く締めたに違いないと思いました(笑)。









あとは、最近アコードのトノカバーフック部分からピチッピチッという小さな音がするのでその改善も。








毎度おなじみ、ホンダ純正緩衝パッキン。使う長さは僅か1cm程度。








ここは貼り付けても半年程度でパッキンが摩耗してきてまた音がし始めるのですが、恒久的な対策案は思い浮かばないし、むしろこんな簡単な貼り替え作業で音が消えるのであれば、半年に一度とはいえこれはこれでオッケーかなと思っています。間違いなく半年間程度は音が消えますしね。


現在、アコードの室内で異音らしい異音はほぼゼロ。異音に厳しい冬でもこれほど防げているのでとても助かってます。









本当はアコードもダンクも先日の春の嵐でメチャメチャ汚れているので洗車したかったのですが、明日から雨が降ったり止んだりの天気の様なので洗車はやめておきました。








とはいえ、ブレーキダストでどす黒く汚れたホイール&タイヤと、斑点模様に汚れたガラスは綺麗にし、室内ではマット叩きとインパネ拭きをしておきましたけどね。








ダンクもアコード同様にタイヤ&ホイール&ガラス、そして室内掃除をしておきましたが、背が低くて足が短い奥様のためにサイドステップも洗っておきました。女性の場合、スカートやズボンがどうしてもここに触れて汚れちゃいますよね。





さて、来週は洗車できるかなぁ・・・。
Posted at 2020/02/24 21:34:55 | コメント(6) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2020年02月23日 イイね!

漢仕様、今昔…(ー_ー;)


先週は前半が結構寒かったですね。山口は平野部でも月曜日に雪が積もるかもしれないと予報で言っていたのですが実際は積もりませんでした。

実は先週の日曜日にレンジ台を片付けている時にぎっくり腰になってしまい、そのせいでとてもスタッドレスタイヤに交換できる状況ではなくなってしまったので、雪が積もらなかったのは本当に助かりました。それでも朝は氷点下の日があり、この冬一番の寒さではありましたけど・・・・
月曜日は病院に行ってそのまま休みました・・・・



もうすぐ三月なのでもう降らないかもと期待しているのですが、仮にそのおかげでスタッドレスへの交換が不要だとしても、今履いてる夏タイヤの前後摩耗差が結構出てきているのでこの三連休で前後ローテーションしなければと思っているのですが、なんせ腰がまだイマイチの状態でして・・・(泣)。










そういえば先週月曜日、我が家で使っている食器乾燥機にメカトラブルが起こりました。メーカーは三菱で約8年前に購入したものです。








この食器乾燥機は開閉カバー部が三段構造になっておりまして、一番手前の蓋はもちろん上に開き、逆に一番奥側のカバーは本体と固定されているので動きません。で、二段目の中央カバーはというと、回転軸部分のバネ機構によって中間地点に保持されるようになっていて、一番手前のカバーが二段目のカバーを途中から押すようにして(実際は回転軸部分にある引っ掛け機構のおかげで)画像右のように全開する、という機構になっています。

ところでが、月曜日になって急に二段目のカバーが保持されなくなり、手前のカバーをヒョイっと開けると時間差で奥側へバタン!と重力で倒れるようになりました。




つまり二段目のカバーを保持するバネ機構が故障しているのだろう推測がつきました。









バタン!という派手な音がするのは、一番手前の蓋と二段目のカバーが引っ掛かるこの部分から。

二段目のカバーの重心が回転軸よりも奥側にあるため、一番手前のカバーをスイッと開くと二段目カバーが時間差で重力で奥に倒れていき、その後開いている途中である一番手前のカバーのこの引っ掛け部分にバタン!と引っ掛かって音がする・・・という状況です。








原因を探るために回転軸部分をばらして開閉カバーも外すことに。回転軸部分は簡単に外せます。








一段目、二段目のカバーを外すと回転軸右側のみにバネ機構があったのですが、そのバネが破断していました。





最近の家電製品のメーカー修理対応からしたら、このバネだけを買う事ができるのかちょっと不安になりましたが、とりあえず翌日メーカーへ電話してみると・・・、きっと美人さんに違いない綺麗な声の女性担当者さんがイマイチ機構や部品が想像できないようで、結局


「お客様がドライバー等で分解しなければ外せない部品であれば、それは家電店に出しての修理になるか、又は出張修理となります♪」

との事でした。



このバネ一つ買うだけで直る事は分かっていたので、私はとっさに嘘をついてしまいました。



「いえ、回転軸部はカバーを掃除できるよう簡単に取り外せるようになっていて、そのバネは嫌でもその時に外れるものなんです。」


と・・・。










すると、それならOKとの事で部品在庫を確認してくれ、在庫があったので家電店で注文してくれとのことでしたので







税別250円という安さで買う事ができました。



いやぁ三菱さん、ありがとうございました!
多分嘘だとバレてたかも(笑)。








早速ドライバー使って三段目のカバーを取り外します(笑)。じゃないと、このバネは外せないのです。

しかも、このバネはプッシュナットで固定されていたので、プライヤーでギギーっと無理して引っこ抜く必要があります。
基本、プッシュナットは外す事を想定していないもの・・・








取り外したバネとプッシュナット。この乾燥機の前に使っていた乾燥機は18年間使えたのですが、蓋が二段構造だったのでこういうバネ機構がありませんでした。

プッシュナットは再利用するので紛失しないよう気を付ける必要があります。








そして新しいバネを取り付けてプッシュナットを押し込みます。プッシュナットはその形状からして抜く時はやや大変ですが、入れる時はスッと入ります。磁石でくっついたのでニッケルの含有量が少ない安いSUSなのかな・・・









底面にバネを差し込んだら三段目のカバーをネジ止め固定。








更に、二段目のカバーを嵌めこんで、そのカバーに小さな穴があるのでそこにバネ先端をプライヤーで引っ張って差し込む必要があります。前述の通り二段目のカバーは重心が後ろ寄りなので後ろへ倒れそうになるので片手でカバーを支えながらの作業になる上に、回転軸部に差し込んだ二段目カバーのこの部分が外れそうになるため意外とコツがいるかな・・・。









ということで、税別250円の部品1個で元通りになりました。修理出せば結構するでしょうし、むしろそれなら新品買う事を考えてしまいますよね。それだと8,000円くらいはしますから、この部品を買うことができてよかったです。

今回分かった事は、このバネは常に二段目のカバーを閉めようと押しているためバネの寿命を考えたら蓋は全閉している方が良いという事ですね。開けている時間が長いほど金属疲労で破断しやすくなるでしょう。でも乾燥機庫内の衛生面でいえば、乾燥しない時は開けている方がいいでしょうからなかなか悩ましいところですね。


















さて、ここからお題の「漢仕様」の話し。





昔のスポーティな車って、最上級グレードの下にパワステやらパワーウィンドウやらエアコンなど、あの当時でいう贅沢装備を省いて、代わりに何か走りに振った装備を標準にした「漢仕様」なるグレードがありましたよね。








例えば30スカイラインの2000GT系のターボだと、一番上はパサージュで豪華装備が標準だけど、その下にGT-Eという漢モデルが存在していて、パワステや快適装備は全然つかないけどタイヤが唯一15インチの60タイヤでスポーツシートが標準だったり。








86レビン&トレノにもありましたよね。

アペックスに標準の快適装備がかなり省かれて、更にはパワステも無しだけど、唯一14インチの60タイヤが標準だったり。真の走り屋ならこっちを選べよみたいな硬派なイメージがありましたよね。








びっくりな事に、ハイソカーでもありました。71マークⅡ三兄弟の中で唯一漢グレードとして用意されていたのがチェイサーGTツインターボ-S。ハイソカーでありながらパワステ、エアコン、パワーウィンドウなし。しかも5速MT専用車という徹底ぶり。見た目からは想像もできない「漢仕様」です・・・








エンジンはさほどスポーティとは言えなかった二代目プレリュードにもありました。充実装備だった1800XXの下に1800XZという漢グレードが・・。エアコン&パワーウィンドウなし。タイヤは幅、インチともに185/13インチで上級グレードのXXと同じですが、XZはよりスポーティなHR規格。むろんパワステはオプションもなし。185サイズでありながらパワステなしは結構厳しかったと思います。








プレリュードの弟分、クイントインテグラにもありました。ZCエンジン搭載で上級グレードがGSi。その廉価グレ・・・、いや漢グレードがRSi。GSiはタイヤが195幅ですが、漢グレードのRSiはなぜか1サイズダウンの185幅。漢グレードなら逆に1サイズアップとかインチアップだろ!って思いますが、これはパワステで195は厳しすぎるとの判断で落とされたとのことで、このあたりは苦渋の選択だったかと・・・。
というか、インテグラの場合ただの廉価グレードにも思える・・・








更に市販車初のDOHC-VTECエンジン搭載となった三代目インテグラも漢グレードらしきものを継承。RSiはエアコン&パワステ&パワーウィンドウなどは無しですが、タイヤは上級グレードのXSiが履く195/60R14で同じでアルミも標準。

もはや漢グレードというよりは、単にXSiの廉価グレードと捉えられてしまっても不思議じゃない気がしてましたけど・・・









EGシビックだと、SiRⅡの下にSiRがありましたね。やはりパワステなしでエアコンやパワーウィンドウなどもなし。確かに漢グレードではありますが、シビックの場合、レースのためのベース車両という感じですかね。









思い返せば、うちの親父が乗っていた初代プレリュードがXRという完全に漢グレードでした。パワステなし、パワーウィンドウもなし。でもカタログではオプションすらなかった電動リモコンミラーが付けてあったり、そもそもプレリュードには用意されていなかったハーフシェードガラスだったりとそれなりに上級仕様になってはいましたが・・・。

私は免許取得後の18歳にこのプレリュードを借りて随分と運転の練習をさせてもらったのですが、パワステなしってのは小さな道ではとにかく大変でした。何にしても車が走り始めないとハンドルが回せないわけで、尻を擦りそうなほど低い着座位置でのリキステというのは想像以上のものでした。タイヤは確か185のポテンザでした。
ただ、この苦労と同時にステアリング機構にとって据え切りというのがいかに悪い事なのかをステアリングを回すことで知ることができたのは、大きな収穫だったと思っています。

パワステは軽いから据え切りしても何の問題もないなんて思ってる人がいるとしたら、それは大きな間違いですので・・・









その初代プレリュード。

パワステやパワーウィンドウ付きのXE(画像左)に対し、親父のXRはそんなものは一切なし。代わりに、バンパープロテクターが装着されグリルはメッシュに。アルミも標準でタイヤはHR規格のポテンザに。幼い頃の私はパワーウィンドウに憧れていたのでXEにしてほしかったと思っていたのですが、今思えば当時私が親父の立場だったとしても親父と同じ選択をしてた気がします。











そんな私が14年前の37歳になって選んだ車が正統派ワゴンであるCM2アコ-ドワゴン。2台目の愛車であるインテグラからはずっと最上級グレードを選んできた私ですが(DOHC-VTEC目当てで選んでいるから当然そうなる・・・)、このアコードワゴンに関しては装備よりもスポーティな外観! なので迷いはなく24T-スポーツパッケージ一択でした。


ラグジュアリー仕様で最上級グレードといえる24T-エクスクルーシブパッケージには、クルーズコントロール、スマートカードシステム、パワーシート、プレミアムサウンドシステム、雨滴検知ワイパー、オートライトが標準で付き、これらは私が乗っている24T-スポーツパッケージには標準では付きません。




逆に、24T-スポーツパッケージのみに標準なのが




下半身ぐるり一周を飾るエアロフォルムパーツ(フロント、リヤ、サイド)と215/45R17タイヤとアルミ。そして締め上げられた専用スポーツサスペンション。








そして、より大型化されたテールゲートスポイラー。








更にハニカムグリルとブラックアウトサブリフレクターヘッドライトも専用品。








室内では、レッド照明の自発光メーター&サブディスプレイが専用。








本革/ソフトウィーブコンビシートとメタル調装飾パネルも。






専用に装着されているとはいえ、24T-エクスクルーシブと金額に差がありそうな装備はタイヤ&アルミ、そして下回りのエアロ程度で、あとは見た目が差別化されているだけで原価としては差がありそうな気はしない・・・。

むしろ、24T-エクスクルーシブから省かれている電装品はガッツリあるわけだから価格だって24T-エクスクルーシブの方が高い気がするのに、


24T-スポーツパッケージの方が高いってどういうわけ?!
そんなにエアロって高いのかな・・・


ま、実際私の車はサンルーフ&ナビ付きなのでホンダお得意の抱き合わせセットオプションのおかげでスマートカードやプレミアムサウンドシステムまでもが付いておりましたが・・・・







とまぁ、自分では「スーツ姿も似合って汗臭さを感じないそこそこの漢仕様」だと思っている24T-スポーツパッケージですが、昔の漢仕様とは比べものにならないほど快適な車なわけで、そもそもそんな車を漢仕様だなんて呼んでもいいものかと思ったりも・・・。













・・・・・(O.O;)







そういえば、24T-スポーツパッケージにユーロR用の6速MTを積み換えた本物の漢仕様に乗られてた方が関東にいらっしゃった事を思い出したわ・・・・(~-~;)
Posted at 2020/02/23 01:06:43 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2020年02月16日 イイね!

お年寄りに優しいローダウン化



今日の山口は朝から雨・・・。

私の休日は、毎朝給湯用ボイラーのタンク、そしてファンヒーター5部屋分のタンクのそれぞれの灯油を満タンにし、更にリサイクルゴミ(プラ、ペット、紙、ダンボール、空き缶、空き瓶)をまとめ、それらと空になった灯油ポリタンクを車の荷室に詰め込んで出かけてついでに買い物を・・・というのがルーティーンになっているので、雨が降ると特に灯油注ぎがしづらくてとても困るんですよねぇ。



そういえば明日以降は寒くなるようで雪も降るなんて言ってたので、焦ってスタッドレスに換えなきゃと思ったのですが、今日の予報だとどのサイトも雪マークは消えていて、多分降らないだろうと踏んで交換はしませんでした。まぁ雨も降ってたし、午前中に腰を痛めたのもありましてあっさり諦めたのが本当のところですが・・・・。

ただ、今履いてるヨコハマのアドバンdBは縦溝がメインで横溝はほとんどないため、雪に強いFFとはいえこのタイヤだとちょっとヤバそうな予感・・・。降らない事に賭けます(汗)








今日のお昼ご飯は奥様の作った明太子パスタでした。もちろん一からの手作り。いつも美味しいと思ってたけど、今日はイカも入っていたのでプリプリ感があって更に美味しかったです♪。












さて、今日はヒジョーに地味なネタです。





一階の台所にあるこの古いレンジ台ですが、見ての通り一番上に電子レンジ、中段にトースター、そして下半分は米びつとちょっとした収納棚があります。

実は、腰の曲がってきているお袋が昨年あたりから電子レンジに物を出し入れするのに椅子を持ってきてその上に上がっていて、特に熱した飲料物などを取り出しているのを見た時は足腰の弱った年寄りにはあまりにも危険な行為だと思い、もっと背の低いレンジ台に買い替えることにしました。









良さげなものは結構値段が高かったので、今回は安いレンジラックで済ませました。私の中では緊急事案だったのでAmazonで即ポチっと。








すぐに組立完成。これにした理由は、安かったのはもちろんですが、以前の台でも米びつを使っていなかったため(虫がきやすいので使いたがらない)、このような米びつのないラックでもお袋は構わないと言っていたからです。








実は組み立ててすぐに入れ替えとはいきません。というのは、これまでの台にはこの様に側面に色々な掲示物を貼っていて、これがお袋には非常に重要なものになっていました。しかし、新しく買った物にはこういった掲示物を貼るスペースがなく、そのためには多少の改造が必要でした。








ということで組み立てたあと側面部分を採寸し、そこに貼るメモ台板を会社で作ってきました(正確には自分が図面を書いて工場の後輩君に作ってもらった)。材料は錆に強いガルバリウム鋼板で。

ただ、作ったのはいいけどあれこれ取り付け方法を変更したせいでミスを犯しておりました(汗)。ラック固定用の既存ネジを利用して板を固定するつもりですが、怪我防止のための潰し曲げが穴の一部を塞いでいたという・・・(汗)。








結局、家で棒ヤスリを使ってゴシゴシ削りました・・・・。








あとは、鋭利な板の角で怪我をしないようR状の面取りも。








既存のラック固定ネジ5箇所を利用して右側面にメモ台板を取り付け。もちろん下半分にも別途ネジ固定しなくてはなりません。








下穴なしで電ドルでバルバリバリっとねじ込めるテックスでいくか、それとも下穴を開けてタッピングネジで丁寧にねじ込むかを迷いましたが、打ち込むパイプの板厚が薄かったのでちゃんと下穴を開けることに。








厚さ1mm程度の薄い母材に4mmのタッピングネジを打ち込む場合、下穴は3mmがベターかな。厚さが1.6m程度になると下穴は3.2~3.4mmを開けないネジの締め込みがきついかも。








ということでメモ台板を固定して完了。色的にも骨格のパイプ色とほとんど同じなので違和感がありません。








サクッと入れ替え完了。

下二段の引き出し網ラックが少々安っぽいのは置いといて、左のこれまでの物と比べると電子レンジの高さがお袋の目線以下になったおかげで明らかに取り出しやすくなり椅子は不要になりました。

これまで飲料物じゃない場合は椅子を使わずに取り出せていたのですが、電子レンジの蓋が上から下に開くため、結局は物凄く取りづらそうだったんですよね。そういう意味でも、楽に取り出せるようになって本当に良かったです。








掲示物の高さはこれまでよりも少し下がりましたが、お袋は有難いと言っていました。








ということで、これまでの台は溶接構造だった下枠を除いてあとは全バラし、燃えないゴミの日に出します。蝶番等のちょっとした小部品は今後のDIYのために取っておきましたけどね。




DIYといえば、娘の部屋の本棚も隙間にピッタリ合うものを作ってあげる予定だったわ・・・。そろそろ構想を練らねば(~-~;)
Posted at 2020/02/16 20:40:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | DIY | 日記
2020年02月11日 イイね!

6度目のN-ONE


前々回のブログで少しだけ触れましたが、先日アコードのラジエーター故障により二泊三日の入院となり、土曜日の夜無事交換されて戻ってきました。その際の代車はこれ。前々回のブログで載せたこの画像ですぐに分かった方が多いでしょうね。

答えはN-ONEですが、私は借りた時に実は意外に思えました。というのは、N-ONEは登場して7年も経っていて久しく借りておらず、もう代車として用意されることはないだろうと思っていたからです。








そのまさかのN-ONE。しかもRS。降ろしたての車のようで新車の匂いがプンプンしました。

今回三日間、それも休日を入れての三日間だったのでそこそこ運転する時間がとれ色々と思う事もあったので、過去に試乗記を書いてはおりますが今回再び記しておこうかと思います。









実はN-ONEを借りて乗るのは今回で6度目という何かと縁のある車なのですが、一番最初に乗ったのが2012年の12月のこの試乗車。グレード等は詳しく知らないのですが、ノーマル仕様のNAエンジン車でした。その時の試乗記を振り返ると、エンジンのことをかなりボロクソに書いておりました・・・









内装は当初こんな感じだったんですね~。ナビではなくオーディオを選ぶと今でもこういうのになるのでしょうか、湾曲したインパネに嵌めこんである専用オーディオ・・・。凄いですね。エアコンパネルの下に操作スイッチがあるようです。








メーターは至ってシンプル。白文字基調で見やすいと思いました。燃費走行を知らせるコーチング機能は速度計の周囲が緑色に変色するタイプだったと記憶しています。








翌月である2013年1月にはノーマル仕様のターボに試乗。ターボ車はプレミアムで乗ってみたかったけど、なぜかターボもノーマル仕様で用意されていたという理解し難い選択。普通2台試乗車を用意するならノーマルとプレミアムのそれぞれを置くでしょ・・・と思ったのでした。

こちらもエンジンのホンダとは思えないフィーリングの悪さにがっかりしすぎて、またもや試乗記でボロクソに書いてしまいました・・・。








内装はナビ付きだからか、最初に乗ったNAの試乗車とは形状が違っていました。こちらの方がデザインとしては整ってるかな・・・








メーターは、デザイン、色調ともにNAモデルと同じでした。










2013年12月と2014年3月には車検や点検でプレミアムのNAモデルが代車となりました。プレミアムはメッキの使い方が上品で顔つきに高級感がありますね。濃色のプレミアムは私は結構好きですが、うちの奥様は丸目の顔がかなり苦手らしくN-ONE自体苦手なようですが・・・








プレミアムのメーターは色調が紫でとてもクールな印象。コーチング機能は速度計指針の中心部が変色したと思います。








2016年4月、アコードの車検で5度目のN-ONE。グレード構成がよく分かりませんが、プレミアムの顔ではないのは確かな様ですね。でも赤黒ツートンのローダウンでかなりスポーティな印象・・・。エンジンはNAでしたけど。








メーターはノーマル仕様だからか、色調は白。アイスト&エコ走行時は速度計周囲がグリーンになってますね。


こちらも試乗記を箇条書きではありますが残しているので、興味のある方はこちらを覗いてみてくださいね。








そして約4年弱ぶりで6度目となる久しぶりのN-ONEは、50歳オーバーのオッチャンにはちと厳しいと思ったオレンジ色のRSです(笑)。Nシリーズについては若干無知だったのでよく良く知らなかったのですが、RSってターボのみなんですね。








知らないうちにN-ONEも随分と質感が高くなってたんですね。リヤコンビランプも初期の物と比べて高級感があります。








どうやら背丈はローダウン仕様と同じようで、うちのダンクよりも少しだけ低いですが、並べてみるとパッと見同じ程度に感じました。まぁもともと低くめに見えるノーマルN-ONEとうちのダンクを比べてもダンクの方が低いって、それも意外ですけどね・・・








ターボということでアルミは15インチ。色が真っ黒ということで昭和仕込みなオッチャンにはこれが洒落てるのかどうか全く分からないという悲しいセンス・・・・。奥様は「ホイールはかっこいいけど色が嫌じゃね」と言っていましたが、私はこの色だとデザインさえどうなのかがよく分かりませんでした(悲)。








シートは皮?とダブルラッセルのコンビシート。色が白いので年月が経つと汚れは目立つかもしれませんね。センターアームレストのサイズは大きめで運転中は快適でした。








センタータンクレイアウトということで前席の座席下は結構盛り上がってますね。私は時々靴を脱いで運転する事があるので、靴を置く場合は邪魔かな・・・。フロマットの掃除もフックやボタンだと外す物が多くてちょっと面倒そうです。








身長171センチの私のドラポジで後席の足元はこんな感じ。充分過ぎるほど広いですね。








荷室は広いようで狭い。使い勝手も今一つというレベルかな。








借りていた最終日がたまたま休日だったので灯油のポリタンク4缶を積んで走らせたのですが、荷室には収まりませんでした。これは幅方向だけではく、奥行きもダメでした。








N-ONEは意外とテールゲートの傾斜がある事に加え、後席シートが前側にリクライニングしないので灯油ポリタンクが収まらないのでしょう(受け皿を除けば入るかも?)。ダンクはテールゲートが垂直である上に後席シートが何段階かリクライニングするのでこの点においては助かってます。








その代わり、N-ONEはチップアップするので後席足元に4缶積めましたけど・・・。







さて、今回借りたN-ONEのRS。

私が最も気に入った点が内装です。特に色使い。


なので、内装についてはちょっとそれらしくデジイチで撮った画像を載せて印象を添えてみようと思います。









RSの内装色は黒を基調にアクセントとして赤が効果的に使われています。やたらレーシーということもなく、非常にセンスの良い色使いだと思いました。車のコンセプトがコンセプトだけに小物入れは少な目ですが、それ故に道具感は少な目で上品な印象です。

そういえば初めて乗ったジェイドRSには、確か赤ステッチが使われながらも艶消しの明るい木目の装飾パネルもふんだんに使われていて愕然とした記憶がありますが、都会的でちょっとスポーティなイメージのジェイドこそこういう色使いなら良かったのに・・・。デジタルメーターも生きていたと思うんですけどね。








ナビ周辺の装飾パネルは黒の光沢で、メーターフードは深い赤色で縁取り。その奥には自発光のシンプルなアナログメーターがあります。










本来私はメーター周りに樹脂のゴチャゴチャした凹凸仕切りがあるのは好きではないのですが、このRSに関しては非常に良い印象を持ちました。








キーを捻って目の前に表示される情報は、見やすく、そして分かりやすくあってほしいものですが、乗り慣れていない試乗車等のメーターでこれほどスーっと一体感を覚えたのは、もしかしたらこの車が初めてかもしれません。








深い赤色の装飾照明と純白の文字。その上を走る真っ赤な細い指針がとても見やすく表示内容も必要最低限に抑えられています。ややもすると単調になりがちなこのメーターの横に青い液晶表示がある事で、意外と計器盤全体が艶やかに感じる、そんな印象を持ちました。赤でありながら不思議とクールな印象なんですよね・・・。








因みに新型N-WGNカスタムのメーターがこれ。我が家はいずれこれを買う事になると思うのであまり比較に出したくはないのですが、先日代車として新型N-WGNカスタムターボに乗り、更に今回N-ONE(RS)にも乗ってみて、正直悔しいけどデザイン、色調ともにN-WGNが負けてると思いました。


現行シビックもそうでしたけど、ただでさえ狭い計器スペースなのにこのように樹脂で仕切ってしまえば当然レイアウト的に物凄く窮屈に感じる・・・。確かに立体感というものは出ますが、それだったらメーター内で段差を付けてメッキ装飾物でクロノグラフ風にするとか、もうちょっと別の手法を取った方がプラスチッキー感が減って良かったような気がします。


更に、最近はセンシングが標準になってきているのでその表示物が右1/3を完全に陣取ってしまう始末・・・。おかげで追いやられた燃料計は速度計の間隣に置かれ何ともゴチャゴチャして見にくい印象に。

今回のN-ONEの様に、乗りこんだ瞬間、メーターを見た瞬間の心地良さみたいなものは正直N-WGNには皆無に近いと私は感しました。


完全に個人的な印象ですけど・・・









話しをN-ONEに戻して、RSの空調操作パネル。装飾パネルがシルバーではなく光沢ブラックなのでシックで上品に感じましたが、もともとホンダ車の空調操作ボタンはシンプルに整然と並べられていて昔から好みでした。タッチ感もしっとりした節度感があって安っぽさがないんですよね。








すみません、また新型N-WGNとの比較です・・・。

最近のホンダ車の空調操作パネルはこの手のデザインが増えてきましたね。確か新型インサイトもこんな感じだったかな・・・。

個人的にはボタンの質感、押した時の操作感、レイアウト感においては、一歩も二歩も後退したかなという印象です・・。
好みの問題ですけど・・・。








さて、走らせてみての印象はある程度箇条書きで。




◆初期型で感じたフロアを揺するほどのアイドリング振動は皆無。空調が回っていればエンジンがかかっているか分からないほど静かだった。

◆初期型のターボ仕様と比べたら随分と静かだったが、それでも加速時の透過音は大き目でS07A独特のゴロゴロした嫌な音質も変わらず。このあたりは新型N-WGNの方が随分と改善されていて静か(N-WGNもゴロゴロ音である事には変わりないが)。

◆ターボ故にゼロ発進時のアクセルレスポンスが悪い。そのくせターボがきくとグワッと急激に加速するので慣れるまで下手くそな運転だと思われるかも(特にE-CONカットだと顕著)。E-CONをONにすると滑らかな発進をするのでさほど問題はないが、当然アイドリングストップするのでそれはそれで嫌。E-CONカットで慣れるしかないか。



◆まだ350Kmしか走っていない車という事もあってダンパーの動きが渋すぎるが、それを差し引いても足が硬すぎて揺すられ感が強い。ダンパーフリクションの微振動も大き目。この点新型N-WGNカスタムターボの方が硬さの中に丸さがあってまだ乗り心地は良い。因みに今回N-ONEに灯油4缶(約60Kg相当)を後席足元に積んで走ったが乗り心地が劇的に良くなった(笑)。

◆ハンドルが遠い。総じてNシリーズを借りるとハンドルが遠く感じるが、新型N-WGNの場合テレスコピックが標準となっているので、先日借りた時これが非常に有難かった。

◆ステアリングから感じるドッシリ感は相変わらず素晴らしい。ボディの剛性感も新型N-WGNと比較して優劣をさほど感じない。ただし、ステアリングから伝わってくる微振動がN-ONEは大き目。

◆オートライト任せでは、朝方まだ多くの車がヘッドライトやフォグで走っている薄暗さなのに消灯してしまった。手動でフォグを点灯させたほど。

◆HIDでありながらN-WGNのLEDよりも明るく感じた。色が少し茶系である事とプロジェクターだからか、幅・距離共にLEDよりも明るい印象。ハイビームでは更に明るく感じる。






以上、登場から7年以上経ったこの時点での試乗記を書くというのも今更感があってどうかなとも思いましたが、軽自動車とは思えないしっかりした作りだなという印章は登場当時から変わらぬものでした。加えて、今回RSならではの魅力、特に内装やメーター周りの色使いにはちょっとばかり感動したので、ブログとして残しておきたいと思ったのでした。







実はWEBカタログで久しぶりに現在のN-ONEがどうなってるのかを見てみたのですが、室内の樹脂感は減っているしシートやドアトリムの柄など質感がかなり上がっていてびっくりしました。7年前の車とは思えないほど上質で居心地の良さそうな室内空間は最新のN-WGNでも負けている部分があると感じますし、このあたりはさすが箱型実用車とは若干異なるコンセプトで登場したN-ONEだなとも思いました。

スイッチや表示物をゴチャゴチャ詰め込み、便利な物置き場所も至る所に用意し始めると、せっかくの居心地の良い空間が道具感丸出しで台無しになる可能性があります。そう思うとセンシングが標準になるであろう次期N-ONEがどんなメーターデザインになるのか、そして利便性と空間の心地よさをどのようにバランスさせて登場してくるのか、とても気になるところですよね。








戻ってきたアコード君。N-ONEと比較するのもどうかとは思いますが、乗り換えてみるとやはり長いホイールベースと広いトレッド、それに1.5tもある重量のおかげでどっしり感、フラット感が全く違うと言う感じ。踏んで即座に反応するスロットルレスポンスも、さすが高圧縮NAならではのものでしょう。27万Kmも走っているエンジンでありながら物凄く遠くに積んであるようなエンジン音に聞こえ、どんなに素晴らしい最新の軽自動車であってもこんなご老体の普通車を超える事が出来ない大きな壁がやっぱりあるものなんだなぁと、当たり前の様で当たり前じゃない事を改めて感じたのでした。




まだまだ頑張ってくれよ、相棒君!!
Posted at 2020/02/11 22:59:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 新車情報・試乗記 | 日記
2020年02月09日 イイね!

異音対策報告&最新の鍵ネタ



今週はバレンタインデーということで我が家では奥様と娘、そして義姉から今日チョコを頂きました。奥様のチョコは18歳だった頃から変わらない良い意味での安定の味(笑)。チョコバナナケーキも作ってくれていました。







娘は学校での友チョコ(?)用も沢山作る必要があるらしくドタバタしながら作っていましたが、高級感のある味でメチャメチャ美味しかったです。










さて、以前アコードとダンクで発生していたいくつかの異音の話を書いたことがありますが、その後の対策と結果を書き残しておこうと思います。








まずアコードのセンターフロアコンソールの灰皿蓋付近から鳴っていたミシミシした異音の件。

以前この一帯をばらしていくつかの怪しい場所に緩衝テープを貼ってみましたが、翌朝走ってみたら見事に異音が消えていました。もしかしたら灰皿付近を一度ばらしたことでアタリが変わり鳴らなくなった可能性もありますが、とにかく毎朝ミシミシ鳴っていたのが消えてくれたおかげで再び異音のない静かな空間に戻り安堵しています。









そしてダンクの異音対策も。

昨年末頃から助手席側のどこかは特定できなかったけどパキパキした割ときつい音がしていました。グローブボックス付近から聞こえる様な、でもよく聞いていると助手席シート付近からでもあるような・・・・。そこでまずはシート下を疑ってみました。









ダンクの助手席シート下にはフロアジャッキが収納してあるのですが、この固定(ジャッキを広げて突っ張る)が少し緩くて鳴っているのかと思ってもっと突っ張ってみましたが異音は消えず・・・。ならば逆にジャッキを外してみましたがやはり消えず。

そこで他の車がいない安全そうなガタゴト道で走行しながら助手席ドアを僅かに開けて走ってみました。すると結構派手なパキパキ音がし始めました。よーく聞いているとどうもドアではなく車体側からっぽい・・・。









疑ったのはドア開口部のこのあたり。ドアを開けたことで開口部の剛性が落ちて内張り樹脂の被せ部分が揺すられて鳴るのかなと・・・。被せ部分を動かすとそれっぽい音がします。

この異音対策はまだしていないのですが、徐々に原因を追い込んできていると思うので必ず解決に結び付けたいと思っています。同時にまだ他の部分でいくつかの異音がしているのでそれも徐々に解決していければと思っています。








そしてもう一つ、アイドリング振動でボンネットのストライカー部分から鳴っていたダンクのガタツキ異音。覚えておられる方もおられるでしょう。ボンネットに触れるクッションゴムにガムテープ2枚を重ね貼りしたところ異音は解決していましたが、あまりにやっつけなのでその後新品のクッションゴムを買っておきました。








1つ330円で、もちろん左右2個買いました。









新旧の厚さの違いを測ってみましたが、古いものは10.3mm、新品は10.55mm。その差0.25mm。








参考までに貼り付けていたガムテープ2枚分の厚さは0.35mm。つまり新品ゴムは古いゴムにガムテープを貼り付けていた時よりも0.1mm薄い事になります。

僅か0.1mmの違いですが、やっている対策が信じられないほど小さな公差内での事なので、ちょっと薄くなってしまう事に不安が出てきました。








とりあえず新品装着。

これ、普通に押し込んだくらいじゃ嵌めこめません・・・。

差し込み部を水で濡らして何度も回転させながら強く押し込んでようやく嵌めこむ事ができました。








そしてボンネットを閉めてガタツキ確認。














カタカタ・・・・

















ガタツキあるじゃん!!!!!
(──┬──__──┬──)






もちろん対策を何もしていない時よりはガタツは少ないのですが、僅かでもカタカタするってことは異音が出る可能性大です。








そこでまたしてもやっつけ対策・・・。随分昔に買ったステンレステープを円形状に切り、ボンネットフードのクッションゴムの当たり面に貼り付けることにしました。

因みにこの日東のステンレステープは磁石でくっつくものです。ニッケルの入っていないクロムだけのステン(つまり安いステン)なのでしょうね。でもアルミテープよりは遥かに耐久性があると思います。切るのが硬いし・・








このテープの厚みは0.15mm。新品ゴムの厚さと合計すると、古いゴム+ガムテープ2枚の時よりも0.05mm厚くなります。


ボンネット閉まるかな・・・(~-~;)






ってか、

テープ貼りのやっつけ対策で百分の数ミリ単位の違いを心配しなきゃいけないってどうなんよ!!(爆)










ということで、少しボンネットが閉まりにくくなりましたが、ガタツキは解消されました。





既にお気づきかと思いますが、新品ゴム買わずに最初からボンネットフードにテープ貼ってりゃ良かったって話ですね。
(┬┬_┬┬)


















さて、もう一つのネタである最新の鍵ネタです。








今やキーレスではなくスマートキーが当たり前になってきてますよね。私のアコードはまだスマートキー採用の走りだったので今ほどコンパクトなものではなく、この様なカード式でスマートカードと呼ばれたものですけどね。








先日借りた代車のNシリーズもこの様なスマートキーでした。キーレスエンリーもあって更に緊急時のための鍵も差し込まれています。私のカード式よりもコンパクトでメインキーだって不要なので便利ですね。









さて、つい先日会社の新しい1トン車で社外に出かける事がありました。








渡された運転日誌と鍵・・・




じゃなくて、スマートキーじゃん!









いやぁ、今や1トントラックもスマートキーの時代なんですね。

スゲーや・・・。






そして営業車の置いてある駐車場に向かい、「どれどれ、アンロックさせるボタンはどこかなぁ~~??」 とドアを見ると








あれ???

ボタンなんてないじゃん。



・・・・あ、なるほどね、さすがにトラックレベルだとドアロックはキーレスで開閉しろってことなのね。




すかさずキーレスで解錠し、さて乗り込もうとキーシリンダーを見ると









げげっ!!!

普通の差し込み式じゃん!!




どこを探してもエンジン始動用のボタンなんてない。






つまり、普通のキーレス式ってことかい?!











仕方がない・・・

多分鍵が出てくるであろうここのボタンを押してみるか・・・・



















ほとんど必殺仕事人の世界・・・・











ズボッ!!!!!

もちろん脳内でこのBGM流しながらキー挿しましたとも・・。






何だか物凄く持つところが長いし、鍵が可倒式だからガタツキも大きい。ちょっとだけ気分がいいのはシャキーンと ナイフ 鍵が出てくる瞬間だけであって、エンジンかける時はこれ以上ないほど気分が乗りませんでした・・・。






こんなキーレスなら、可倒式じゃない普通のタイプの方がよっぽどいい気がするんだけど・・・(~-~;)
Posted at 2020/02/09 21:23:21 | コメント(7) | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

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