忘年会に行くと、
「エロ小説を書いているのですか」と
忘年会でしか顔を合わせない医師から言われた。
わかった。旧東海道を歩いて歴史に感じるところがあったので、歴史小説を書き始めていると話した医者が「エロ小説やろ、早く読ませろ」と言っていたことを。
彼が言いふらしたのであろう。
さて、そういうことで、多忙もあり、書いて見せても馬鹿にされるだけであるから、筆が止まっていたが、
旧東海道を歩いて庄野宿近くの女人堤防の碑に感銘を受けて
書き綴ることにした。
昭和33年三重県知事によって建てられた碑である。
伝説であり、それを証明する文書もなければ、否定するものもない。
わかっているのは、その頃に大水が出て地区のお寺の梵鐘が流域で見つからず、おそらく伊勢湾に流されたであろうということから、相当大きな被害をもたらしたのだということ。
そうした場合には、小藩では復興できないから幕府の直轄事業として治水事業が営まれたはずだということくらいで、堤防構築に関する資料が何もないということである。
当時の藩主や家老の名前はわかっている。それくらいだ。
いくらでも作り話を作ってよい題材だと思われる。
その伝説に、三重県知事も感動した。
私も感動した。
彼は碑文を残し後世に伝えようとした。
私は、ここに小説を書いて後世に伝えようと思う。
なにせ国土交通省のHPにも掲載されるお話なのだから。
お国はお墨付きを与えている?
それとも、確たる物証もないのに、お国が伝説を史実として捏造している?
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書き物 | 日記
Posted at
2023/12/24 15:42:59