ＶＷ ポロ 新型を発表…６代目は歴代最大

室内空間は４代目ゴルフを凌駕。

　新型のボディサイズは、全長４０５３mm、×全幅１７５１mm×全高１４４６mm、ホイールベース２５６４mmとなり、歴代ポロで、最大サイズとなるそうです。　数値だけ並べても実感が薄いかも知れないので私の愛車フィールダーＨＶの数値を比較に書くと、全長４３６０mm×全幅１６９５mm×全高１４６５mm、ホイールベース２６００mmなので、大雑把に言うとヴィッツクラスの大きさのクルマがカローラ並の大きさになったと言うことになります（トヨタ車と一緒にするな＜怒＞‥すいません。）。

　このボディサイズの大型化の効果で、インテリア空間が拡大し、快適性を向上。　トランク容量も、現行モデルの２８０リットルから、新型では３５１リットルに増加した。　フォルクスワーゲンによると、新型ポロは４代目 『ゴルフ』 よりも全長はおよそ１００mm短いが、室内空間は４代目ゴルフを凌駕するという。 とうとう兄貴分を追い越してしまったみたいですね。　かって日本独特の５ナンバー枠内での社内競合でカローラが兄貴分のコロナやカリーナを横臥するクルマ作りをした結果、コロナやカリーナの立ち位置が可笑しくなり、次第に衰退していったことを思い出してしまいました。　

　個人的には街中で見てもコンパクトゆえの可愛さを感じていたポロなので大型化は少し残念に思いますが、もっと大きくても良いと言うお客様の声を反映して大型化された新型ポロもきっと沢山売れると思います。　兄貴分のゴルフがそんなポロの影響を受けないで、ＶＷの思惑通り兄弟での販売台数を伸ばせるか‥、こちらの動向も気になります。