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散らない枯葉のブログ一覧

2023年06月30日 イイね!

クルマの価格アップが止らない。

クルマの価格アップが止らない。身の丈に合わない価格競争は終焉。

 タイトル画像はモデルチェンジ後の3回目の値上げを宣言したホンダ「フィツト」です。 ホンダは価格改定の理由として「原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い」と断わりを入れているが、一番のライバルメーカーとされるトヨタは同じ環境にあるはずだが実質的には値上げをしていないので、四輪事業が赤字転落と伝えられるホンダは、少々値上げによる売り上げ低下があったとしても、とりあえず売るだけ赤字が膨らむという最悪事態を避けたいのだと思います。 下に「フィット」「ノート」「ヤリス」のモデルチェンジ後の価格改定の動きを纏めてみました<汗>。

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 「フィット」は7月に予定されている3回目の価格改定で、新型車発売開始時に比べ14万円(6.8%)もの値上げとなるとともに、ライバル「ヤリス」よりも8万円も高いクルマとなってしまいます、8万円あれば車検が一回済ませられる価格、このクラスを買うお客さんにとっては結構大きい差ですよね<汗>。 「ノート」は新型車発売当時から価格競争は止めたというスタンスの価格設定だったと思うので、価格改定分(6万円)が真の原材料価格や物流費などの高騰分なのかも知れませんね。 いずれにしろ安売りだけでは戦えない時代になっているように思います<涙>。
Posted at 2023/06/30 08:32:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年06月29日 イイね!

欧州でトヨタ新型「C-HR」発表。

欧州でトヨタ新型「C-HR」発表。国内では発表も発売も無し?。

 2023年6月26日、欧州トヨタは2代目となる新型「C-HR」をワールドプレミアしました。2022年末に公開されたコンセプトモデル「C-HRプロローグ」とほとんど変わらないエクステリア、PHEVなど4つの電動パワートレーンをラインナップしているそうです。 現行「C-HR」は今年3月には7月で生産終了のアナウンスがされていますが、今の所新型車に切り替えの情報は出されていません。 欧州生産とされているので、欧州トヨタがEHVやPHEVの電池含めたの電動車現地生産能力を欧州でも着々と築き上げていることが判ります。

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 上の円グラフには欧州市場(4月)のパワトレ構成を示してみました。 トヨタが得意とするEHVのマーケットは、まだまだ伸びが続いているマーケットなので、EHVに主力を置いた新型「C-HR」はまだ暫くは好評に受け入れられるのではないかと思います。 同日にオーストラリアでは、新型「C-HR(右ハンドル)」を2024年上半期に登場させる予定であることが発表されました。 国内だけ置いてきぼりの様子ですが、オーストラリアへの輸出する車両の日本生産を始める段階で、国内での新型車販売を公表するのではないかと勝手に思ったりしています<汗>。
Posted at 2023/06/29 09:21:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年06月28日 イイね!

EV電池、脱コバルトとの戦い。

EV電池、脱コバルトとの戦い。LFP系(リン酸鉄)電極で電池コスト4割減。

 昨日のプログにも書きましたが、トヨタが26年からの実用化を目標に進めている電池の正極材に、高価なコバルトやニッケルを使用するNCM系から安価と言われるLFP系に変えることで、それ自体の寄与度は判らないが、電池原価を4割も低減すことを公表しました。 中でもコバルト(タイトル画像)は世界生産の60~70%がアフリカのコンゴで中国系資本で採掘されていると言われ、採掘には劣悪な児童労働が蔓延しており国際問題にもなっています、一方でEVバッテリー用の電極材として必須の材料となって需要が拡大し価格も高騰しているので、EV用電池の 減コバルト&脱コバルト が今後の電池業界生き残りの鍵となって来ています。

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 トヨタが普及型電池に新たに採用すると言うLFP系電極と従来継承のNCM系電極の材料単価比較を上の表で実施してみました。 価格にしてNCM系の材料価格の方が約80倍もお高い!、レアメタルと言われる希少金属を使う事も無い、脱コバルトのLFP系に世の中が一斉に向かい始めていることが良く判ります<笑>。  
Posted at 2023/06/28 10:23:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年06月27日 イイね!

全固体電池よりもこちらの電池が凄いのかも、、。

全固体電池よりもこちらの電池が凄いのかも、、。トヨタの本命電池はリン酸鉄(LFP)電池。

 先日のバッテリーEVの革新技術発表の中で、マスコミは2027年に登場させると言う全固体電池に着目しているが、EV関連業界や識者からは、同時に発表した電池原価を4割も低減すると断言した、正極にコストの安いリン酸鉄(LFP)を使ったリチウムイオン バイポーラ型電池を2026年には登場させると言う発表に、まだ全貌が見えていない全固体電池以上に驚くともに脅威に感じているのではないかと思います。 超簡単に理解しようとすると、何故大幅な原価低減が可能なのか?➡コバルトなどの高価な原材料を使わない。 何故性能も上がるのか?➡トヨタ得意のバイポーラ型にすることで出力アップが可能 と言う回答となるような気がしています<汗>。

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 他にもリン酸鉄(LFP)を使うメリットは、寿命が100万Kmを越えると言われるほど長寿命、そして燃えにくいし、急速充電でも満充電まで遠慮なく入れれるので実走行可能距離が延びると良いこと尽くめ、もちろんリン酸鉄(LFP)電池の欠点もあるみたいですが、改良が進み、安価で安全で長寿命と言う事で近年リン酸鉄(LFP)電池の二次電池への採用メーカーが急増中との事です。 電池原価を4割も低減できるのなら、EHV並の価格でBEVが発売される日も近いかも知れませんね。
Posted at 2023/06/27 09:51:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2023年06月26日 イイね!

これって、実験の実力低下?。

これって、実験の実力低下?。重要保安部品のリコール続き。

 トヨタは6月23日、「ヤリス」等3車種に共通使用されている重要保安部品であるフロントロアアームに亀裂(タイトル画像に対象部位図)が入っているものがあるとして、対象台数は約59万台に及ぶリコール(回収・無償修理)を国交省へ届け出た。 昨年は「bZ4X」のこれも重要保安部品であるホイールボルトが緩む(下図に対象部位図)として(回収・無償修理)を国交省へ届け出ている。 出されている情報だけで責任部署を問うのは酷だが、これらは実験部の強度実験の関与する仕事であることは間違いないと思います。

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 お門違いかも知れないが、ダイハツ「ロッキー(ライズ)」の認証不正届出も責任部署を問えば同じ実験部の安全実験の仕事です。 今の現場は判りませんが、TNGAなどの全社挙げての合理化の波に、実験が信頼性の最後の砦と踏ん張る熟練技術者達が、時間をかけて繰り返し実験評価をする地道な実験の姿を変えさせ、安易に量をこなすような部署に実験部自体がなってきているとしたら、これは大変な事!。 実験現場にも掲げられていた「品質は一人一人がつくるもの」の標語が、今は泣いているのかも知れませんね<涙>。
Posted at 2023/06/26 10:02:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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「BEVはどう進化していくのだろう?。 http://cvw.jp/b/1923480/47679980/
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