• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

散らない枯葉のブログ一覧

2021年10月31日 イイね!

欧州でハイブリッドが激売れ。

欧州でハイブリッドが激売れ。禁止される前の実績作りに奮闘中?

 欧州自動車工業会(ACEA)は10月22日、2021年1〜9月の欧州市場におけるハイブリッド車の販売実績を発表した。 ハイブリッド車の総販売台数は187万1017台(前年同期比は90.7%増)と激売れみたいですね。 欧州連合(EU)は2035年までにガソリン車などの内燃機関車(ハイブリッド車も含む)の新車販売を事実上禁止すると言う方針が伝えられており、日本の得意なハイブリッド車が欧州市場から締め出されると心配する声もあるが、この調子では2030年頃にはハイブリッド車乗りが大幅に増えて、簡単に禁止とは言ってられないかも知れないですね<汗>。

 主要国の販売実績では、英国が36万台を売り上げて、ハイブリッド車の最量販市場に。 続くドイツが33万台、イタリアが32万台、フランスが21万台、スペインが15万台を販売したそうです。 メーカー別ではトヨタが1〜9月、50万7987台(36%増)のハイブリッド車を欧州で販売しており、トヨタの欧州販売の59%をハイブリッド車が占め、この割合は西欧に限ると70%に上昇するとの事です。 売れたハイブリッド車は、「ヤリス」が13万台。「カローラ」が13万台、「C-HR」が9万台で、「ヤリス」の伸びが大きいとの事です。 日本で人気が落ちたと言われる「C-HR」も欧州ではまだ健闘しているようですね<笑>。
Posted at 2021/10/31 10:26:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年10月30日 イイね!

最⼤40%の熱効率を実現。

最⼤40%の熱効率を実現。地味だけど正攻法の技術競争。

 ダイハツが日産の "e-Power" と同様な、100%モーターの力で走行する "e-SMART HYBRID" を来月から「ロッキー」で発売開始すると発表している。 新しいHEVに採用する新開発の1.2L・3気筒エンジンでは、最⼤40%の熱効率を実現したことを明らかにしているが、熱効率改善と言う地味だけど正攻法の技術競争を理解する人は少数派かもしれませんね<汗>。 タイトル画像は2L・4気筒エンジンの等熱効率(燃費)曲線です、通常のエンジンの最大熱効率を35程度(図中の赤線)と仮置きすると、最大熱効率を40%を実現できれば、同時に広い範囲に燃費改善領域を広げる事が可能となります。大雑把に言えば、熱効率35が40に上がれば約15%燃費は向上する、それほどインパクトのある数値です。

★熱効率改善と言う大仕事、従来との比較<例>

alt

 ダイハツは、新エンジンをハイブリッド用に最適化していると表明しているのでタイトル画像に近い特性のエンジンを手の内化できているのではないかと思います。 シリーズ方式のHEVなのでエンジンは発電専用に使用されます、エンジンで発電する時は、図中の黄色から赤色の高い熱効率の回転域のみを限定使用することを制御で可能にしていると思います。 ハイブリッド用の高効率エンジンを開発し、高熱効率の回転域のみを限定使用する事でトヨタのハイブリッドシステムにも対抗できると気付かせてくれたのは、案外日産の "e-Power" の存在だったのかもしれませんね。
Posted at 2021/10/30 10:04:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2021年10月29日 イイね!

お手軽コンプリートモデルで車種追加

お手軽コンプリートモデルで車種追加「ノート AUTECH CROSSOVER」

 タイトル画像は10月7日に日産「ノート」シリーズに追加された「ノート AUTECH CROSSOVER」と言うクルマです。 ライバルが別車種のクロスオーバーを用意して販路を拡大している中、負けてはおれないとして追加されたのではないかと思います。  "コンプリートモデル" と言われるクルマで、このモデルも日産のグループ企業であるオーテックジャパンが手がけたカスタムカーです。 トヨタのGRシリーズや、ホンダのModulo Xなども同じ部類に入るのかも知れません。

 開発をカスタムカーメーカーに任せて車種シリーズの充実を図る方策は、メーカーのしがらみや原価ファミリーに含めない、自由な値付けができるメリットがあり、それが "コンプリートモデル" が最近増えた要因でもあると思います。 日産「ノート AUTECH CROSSOVER」の場合はベース車よりも約35万円高、ホンダ「フィットModulo X」の場合が約60万円高と冷静に考えれば随分お高い価格設定になっています。 トヨタの「ヤリス」と「ヤリスクロス」の価格差は約26万円、お手軽開発の "コンプリートモデル" が、如何に儲かる原価構造のクルマだということがお判りいただけると思います<汗>。 
Posted at 2021/10/29 15:22:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2021年10月28日 イイね!

憧れの装備「オートドライブ(Auto Drive)」

憧れの装備「オートドライブ(Auto Drive)」1964年「トヨタクラウンエイト」に装備。

 トヨタが当時のアメ車を意識して作ったと言われる「トヨタクラウンエイト」、そこに登場したのが、クルマの速度を一定にに保って走ってくれる定速走行装置 "オートドライブ(Auto Drive)" でした。 1958年にクライスラーがクルーズコントロールと称して初めて高級車に導入した装備、そのトヨタ版をトヨタ用語で "オートドライブ" と名付けて商品化したものです。 今やクルーズコントロールが全車標準となろうとする時代ですが、今から63年前に今のクルーズコントロールの起源があるとは驚きですね。

 その後「センチュリー(VG20D)」に引き継がれ、高級車の高額オプション装備として定着して行きました。 今考えれば、単に設定した速度を維持して勝手に走ってくれるだけの装置でしたが、 "オートドライブ" 付きの高級車を乗ったお客さんは、その先進性に驚かれ、運転が楽になったとなかなか評判は良かった覚えがあります。 とても高級車なんか買えない私のような人間にとっては、憧れの装備でした<笑>。 現在は現在は "レーダークルーズコントロール" とお洒落な名前に変わり、レーダーで前方のクルマを見張って全車速追従走行する機能まで付いた別次元の高性能なものに変わり、全てのクルマに標準で付いてくる時代です。 ・・我々世代の憧れだった "オートドライブ" も死語になってしまいそうですね<涙>。
Posted at 2021/10/28 09:08:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ
2021年10月27日 イイね!

サウジが世界一の水素輸出国を目指す。

サウジが世界一の水素輸出国を目指す。2030年までに400万トンの水素を生産。

 世界最大の原油生産国であるサウジが、世界最大規模の水素輸出国になることを目指すと宣言した。 カーボンニュートラルが声高に言われる中で、原油輸出に頼らず石油資源を水素に変えて、クリーンエネルギーとして輸出することに舵を切り出したようですね。 400万トンの水素がどの程度の量かと秤にかけると、日本の資源エネルギー庁が掲げている高い目標の水素供給量、2030年に最大300万トン、2050年に約2000万トンと言う数値から見ると大した事は無いように思われるが、増えるであろう水素輸出国の価格次第では、日本の脱資源輸入国の夢は遠のくのかもしれませんね。

 今の大排気量ディーゼルエンジン主体の大型のトラックやバスがBEV化されることを止めて、一気にFCV化に向かえば、クルマ社会にも本格的な水素の時代が訪れるかもしれませんね。 水素社会が議論され始めた時は、狭い日本での自給自足の議論であったものが、最近は豪州やサウジが水素生産国の名乗りを上げ、大容量の海上輸送手段の実証実験も始まっており、初代FCV「ミライ(タイトル画像)」が発売された8年前に比べると随分と、水素社会が現実視されるようになった感じがしています。 動きだしたらあっという間にと言うことになるかもしれませんね。
Posted at 2021/10/27 10:04:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

プロフィール

「BEVはどう進化していくのだろう?。 http://cvw.jp/b/1923480/47679980/
何シテル?   04/27 09:01
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2021/10 >>

      1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 1415 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31      

リンク・クリップ

DCM JAPAN ホイール用スポンジ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/28 23:49:12
車両価格値上げで一息付いた決算。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/15 23:47:44
どこに向かうのか "魂動デザイン" 。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/30 22:11:02

愛車一覧

トヨタ カローラフィールダーハイブリッド マイ・フィールダー (トヨタ カローラフィールダーハイブリッド)
7月6日納車されました♪ 7月21日に走行距離が1000Kmを超えました。  アベレ ...
トヨタ クラウンセダン ザ・セダン (トヨタ クラウンセダン)
 16年前に、400万円越えのセダンの購入に、周りの人にも奇異に見られたが、セダンこそ“ ...
スズキ スプラッシュ 紺碧の青い車 (スズキ スプラッシュ)
スズキ スプラッシュに乗っています。奥様用に買ったクルマですが、少し欧州車の仲間と感じ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation