その滲み出る風格は❛半端ない❜

２１年ぶりにトヨタ センチュリーがフルモデルチェンジ。

　２０１８年６月２２日、21年ぶりにトヨタ センチュリーがフルモデルチェンジして発売となりました。　モデルチェンジすることを発表後、随分と時間がかかったようにも思います。　日々進化する先進安全装備やヘルプネットの採用やら、ポール衝突規制に合わせての発売開始だつたのかも知れませんね。　個人的にはこれまでのクルマよりもより風格が増した感じがします。　最近はトヨタのお膝元でもセンチュリーを公用車に使う会社が随分と少なくなり日頃目にすることも少なくなりましたが、モデルチェンジしたクルマを街でみかけたら、「あっ！、新型センチュリーだ」と声を出してしまいそうな、圧倒的な存在感と風格を感じます。　

　２１年振りにモデルチェンジ。　この仕事をやり遂げた人達は幸せだなと思います。　例えは良くないかも知れませんが、匠の技術を誇る宮大工が後世に残る立派な仏閣を作るような仕事を、サラリーマン生活の中でやらせてもらうことなどそうそうある事ではありません。　コストや合理性を重視する企業の中で、そんなに金使ってモデルチェンジなどしなくてもいいんじゃないと言う声もあったと思います。　でもこのクルマを見ると、そんな外乱に臆することなく拘り続けて作り上げた存在感と風格を私は感じます。　私にとっては遠目で眺める事しかないクルマですが、久々にモデルチェンジと言う言葉に重みを感じるクルマの登場だと思いました。

■トヨタセンチュリー