ベンツもアウディもテスラ追撃。

日本での話題性はまだ低いみたいですね。

　タイトル写真はアウディはブランド初の電気自動車（ＥＶ）「ｅ－ｔｒｏｎ」の画像です。　ＥＶは最も売れ筋のクルマから展開かと思っていたら、このアウディもベンツもテスラ顔負けの高級・高価格の大型ＳＵＶのＥＶ市場で、テスラの牙城を追撃することにしたみたいですね。　米国での次世代の高級・高性能車がＥＶにとって代わられる日が来ることを予知しての布石かも知れませんね。　この手のクルマは高性能内燃機関エンジンが最も長く生き残ると私は考えていましたが、内燃機関エンジンでは味わえない性能まで高性能ＥＶが到達すると、その考えも通用しなくなるかも知れませんね。

　新型ｅ－ｔｒｏｎのボディサイズは、全長：４９０１、全幅：１９３５、全高：１６１６と大きなクルマですが、モーター２基＋電動四輪駆動（クワトロ）システムを採用し、合計システム出力は３００kW、最大トルクは６６４Nmだそうです。ちなみに走行性能は、０－１００ｋｍ／h加速は５．７秒、最高速度は２００Ｋｍ/ｈ（リミッター制限）だそうです。　競合車となる「テスラ・モデルＸ」　「ベンツＥＱＣ」も同様に内燃機関エンジンをも上回る高性能を謳い文句にしています。　価格はいずれも最低価格が１０００万位となるようですが、この手のクルマとしては競合性のある価格、一気にこの市場のＥＶ化が進めば別の切り口からの内燃機関淘汰が始まるかも知れませんね。

■「ベンツＥＱＣ」、ボティサイズは全長：４７６１、全幅：１８８４、全高：１６２４。