遂に2017シーズンのWRCが開幕しましたね。他の事が手につかない方も多いのではないでしょうか。
さすがモンテと言う荒れた展開ですが残り一日まだまだ波乱の予感がしますね…それにしても今年のMスポーツのフォードフィエスタWRCの3台はすべてカラースキームが違うという珍しい状態です。
オジェのNo.1がパーソナルスポンサーでもあるお馴染みのレッドブルカラー、オットー・タナクのNo.2はブルーを基調としたフォードのコーポレートカラー、エルフィン・エバンスのNo.3はDMACKカラーとなりそうです。ミニカー好きには全く違ったイメージの3種類のカラーを一挙!に集められるので嬉しい悲鳴でしょう(笑)
同じマシンでもオジェのレッドブルカラーのカーナンバー1の速そうな事…同じマシンでもカラーリングで印象はかなり違います。モータースポーツの世界でもすっかりお馴染みになったエナジードリンクのレッドブル。私の場合ラリー会場で試飲のボトルをもらった時ぐらいしか飲みませんが(^^;最近はモータースポーツには欠かせないカラーリングになってきましたね。
エルフィン・エバンスの3号車。ブラック基調のDMACKカラーもなかなか精悍でいいですね。
60年代になってレーシングマシンにスポンサーのカラーリングが施されるようになってきましたが、F1ではJPSカラーを纏ったチームロータスからとなりますね。古の昔は英国はグリーン、ドイツはシルバー、フランスはブルーとナショナルカラーでの参戦でしたから『ブラックビューティー』の登場は画期的なことと言えます。
このコリン・チャップマンの経営戦略がレースカーを動く広告塔に変えました。ナショナルカラーも潔くてそれはそれで好ましいですが観る方にとってはレースの世界に一層華やかな彩を添えたことで楽しみが増える事となりました。
ジョン・プレイヤー・スペシャル (John Player Special)と同じタバコスポンサーもたくさんの思い出深い
カラーがありますね。マールボロ (Marlboro)にロスマンズ(Rothmans)…しかしスバリストといえばこれでしょう。
ステートエクスプレス555(State Express 555)このカラーリングはもはやスバリストの間では広告以上の意味を持っているのでは…これほど栄光の歴史を思い出させてくれるカラーリングはありません。
ホモロゲーション名を『インプレッサ555』にするアイデアを提案したのは富士重工サイドだったとか。当時の蜜月ぶりが伺えるエピソードです。
このパッケージが欲しくて昔ながらのタバコ屋さんに行ったこともあります。
タバコ屋さんのおばちゃんに
「GO!GO!GO!ってなんだい?」と聞かれ『スバルがレースで使ってる…』と全く話がかみ合わなかった、という苦い思い出があります(笑)
あとで調べてみるとステートエキスプレス555は日本には輸入されていないんですね(^^;タバコを喫わない私には全く分かりませんでした。これは旅行に行った人にでもお土産で貰わないと入手は困難です。
このように病状が進むとそのスポンサーの商品も気になり出します( ^^)この時点ですでにスポンサードした意味が出ていますね(笑)
タバコ以外では酒類メーカーのカラーもなかなかです。定番ではやはりマルティ―ニでしょうか、ポルシェにランチア…あの美しいストライプをみるとアルコールの香りというよりオイルの香りがプンプンします…
もう一つ私が昔から好きなのはこのオレンジに鹿のエンブレムで有名なドイツのイエーガーマイスター。BMWやポルシェなどGr,4、Gr,5のツーリングカーとか、そうそうフォードカプリもカッコ良かった。ラリーでもBMW2002がこのカラーでモンテに出てました。
どんなマシンも不思議と夏ミカンに見えてくる♪このカラーが好きなのはタミヤの影響(すりこみ?)もあるかもしれません…
イエーガーマイスター(Jägermeister)はドイツ産のリキュールという事ですが…別名ドイツの『養命酒』だとか(゜o゜)商品説明を読むと56種類!のハーブ等を原料に醸造されているとあります。
1878年創業、1935年発売開始とありますからヨーロッパに戦火が広がる少し前から販売していることになりますね。なかなか歴史があります。
私は残念ながら飲んだことはありませんがどんな味なんでしょう❔ドイツの養命酒ってパンチがありそうですが…飲んだことがある人に感想を聞いてみたいですね。
近年はタバコやアルコールのスポンサードは社会的影響からモータースポーツから消えつつあります。禁止の流れはその経緯を考えても当然の成り行きと思います…でもモータースポーツの一方の歴史を彩ってきた歴史あるカラーリングが見られなくなるのは一抹の寂しさを覚えます。
その一方でモータースポーツが続く限りまた新たな美しいカラーリングがレースシーンに登場してこれからもファンを楽しませてくれると思います。そんなマシンのカラーリングに注目してお気に入りの一台を見つけるのもレースやラリーのまた違った一つの楽しみ方だとおもいます(#^.^#)
番外編
WRCもいいですがここ北の大地でもカッコよいスポンサーカラーの車両を見ることができます(^o^)
こんな地方色?豊かなカラーリングや…(笑)
こんな美味しそうなスポンサー♪もみられます。
そしてあの佐藤リアにも会える…かも(笑)
こちらに至っては…現実なの映画なの❔(笑)と言う、そもそもスポンサーカラーの枠には収まらない驚きのサロットカラー‼
この完成度で、もはやファンタジーの域です(#^.^#)
1月29日は皆さん、お誘いあわせのうえ新千歳モーターランドへブリザードラリーを見に行きましょう❕
Posted at 2017/01/21 14:03:31 | |
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