ここのところJC08モードの偽装とかマスコミで賑わっていますね。
どこか車のメーカーさんで、一人ぐらいワイルドな方いないのかな?
「うるせぇ、うちはな、他所よりも2割がた厳しい数値で公表してるんでぇ!
だいたいな、燃費なんてもんは、走り方ひとつでどうにでも変わるんだい!
そんなカタログデータ気にするやつは、他所の車買ってくれや!」
と もし車のカタログに書いてあったら、ボクはそこのメーカーの車買うと思います。
まぁ、ほんとにカタログにそんな事書いたら、日本の社会ではスピンアウトされますが。(笑)
ボクの運転ですが、過去国産車も含めて常にカタログモードの80%超えで走っています。
今の車は、カタログでのJC08モードが、リッター15,6kmに対して、全走行距離約、7万キロで、平均、リッター12,8km(ほぼ市街地のみ走行)
なので、カタログモードの約82%です。
これは全ての給油のレシートに走行距離と給油量、燃費を記載していますので、正確なデータです。
※JCO8モード燃費の実走行燃費は、約その75%と言われています。
この車に計算式を当てはめると、リッター平均11,7kmと言うとこかな?
もっとも走る道路の環境、運転の仕方でこの辺は、多分上下1kmぐらいの誤差はあるかと。
JC08ノードの検査方法は、詳細に書くとA4で10ページぐらいになるので割愛しますが、簡単に言うと、最高の水準の整備状態の車を使って、1名乗車で、無駄な電装品は使わず、プロのドライバーが、計測用のダイナモの上を快適な環境の室内で計測する。
もちろん渋滞や信号も無いし、荒い運転の他車の為に急ブレーキは踏まない。
ひたすら指定された速度をキープして、持てる技量を駆使して懸命に燃費を稼ぐ。
さて暇人なもので、今回そのプロのドライバーが室内で走るJC08モードに挑戦してみました。
挑戦に先立ち、少し自分の車や運転の特徴を明記します。
+項目
①無駄な物は車に積んでいない。
②体脂肪7%台と、シェイプアップされたドライバー自身が軽量。(笑)
③タイヤは、ピレリのP1と言う、コンフォート系エコタイヤ
④タイヤの空気圧は窒素ガス注入で、誤差無く指定空気圧内でやや高め設定
⑤ほとんど赤信号で捕まらない信号の先読み走行が趣味
⑥フットブレーキは普通のドライバーさんの約1/3以下しか踏まない
⑦急の付く操作は極力回避する
⑧シュアラスターさんのガソリン添加剤注入
⑨走行モードはエコプロモードのみ使用
-項目
①ルーフスポイラーとトランクスポイラーの2本付けていることによる重量増と空気抵抗増
②ホイールは鋳造のけっして軽くない19インチアルミにインチアップ
※タイヤはあえてリアも255では無く、フロントと同じ225幅にしています。
実験結果(同じGSさんで、同じ方に満タン給油)
走行距離 402、3km(一般道 約372km 高速道路約50km)
給油量 24,91km
実燃費 リッター16,15km
高速道路を、今回1回のみ、約12%の比率で使用していますので、純然たる市街地走行100%ではありませんが。
カタログJC08モード リッター15,6kmVS 実燃費 リッター16,1km
JC08モードになんと勝ってしまいました。
BMWさん、偽装はしてないみたいで良かったですね。(笑)
まぁ、高速道路使ってなければ、多分、リッター15,6kmぐらいで引き分けだったと思いますが。
しかし、市街地走行で、ほぼJC08モードで走れるって凄くないですか?
ただ少しだけ秘策を使いました。
一応書いておきます。
①ラジオ、エアコン、レーダー、ドライブレコーダー等電装品は、全て電源オフ
※車のオンボードは切り方知らないので純正のカーナビのみ作動してます
②全走行距離402、3kmで信号機の数が約750機に対して赤信号で止まったのが、約40回程度
③先月、エンジンオイル交換したばかりです。
④巡行速度を維持。
これらの秘策を使わないのであれば、カタログモードの約85%、リッター13,2程度が限界だと
思います。
ただいくら実験とは言え、公道ですから、道路が貸し切りで無いので、後続車の迷惑になるようなトロトロ発進や、まったくフットブレーキ踏まないでエンブレのみで減速するような事はしていません。
周りに車が走っている時だけは、その流れに合わせています。
省エネ運転って、実はとても簡単だと思います。
コツとしては、戦闘機に例えると、常に三角視点で風と景色を読み、機体が曲がる前に逆ステアを当てて、最小限の積載量で、空気抵抗の少ない高度を、アフターバーナーを使わないで、ひたすら巡行速度で飛び、可変ノズルで推力方向を変えることでしょうか?
マニアックな表現ですいません。(笑)
でも理論的には正しいかと思います。
さて、そんな車では無くて、飛行機の操縦のほうですが、下の映像見ると同じ着陸でも、飛行機の機体特性の違いとかパイロットの技量とかわかりますよね。
※FBYで軽量ボディーのF-2と重たいF-15では違いますが。
かなり右からの横風が強い中での着地ですが、とりわけ関心したのが、F-15のランディングテク。
このパイロット誰だろう?
腕が良いよね♪
このへんも車の運転と同じだと思います。
速度、角度、とラインどりみたいな。
↓
https://youtu.be/PV-B0BV7XLk