見賢思齊焉、見不賢而内自省也
賢(ケン)を見ては斉(ヒト)しからんことを思い、不賢(フケン)を見ては内(ウチ)に自ら省(カエリ)みる
意味
優れた人を見たときは自分もそうなろうと思い、つまらない人を見た時は、
それを自分のことのように反省するべきだ
これはボクが一番好きな言葉です。
ボクはこの言葉を中国や、韓国の指導者に捧げたいと本気で思ってますが、やはりその前に、もう一度全ての日本人も考えてみる必要がある。
とある巨大な商業施設
建物の入り口近くに、8台もの地面を水色に塗った身障者用駐車場がある。
いわゆる 車いすマークの駐車場。
しかしこの運用方法については法的な規制も統一基準も無いのが現状。
※車椅子マークの正式な名称は、「国際シンボルマーク」です。
「国際シンボルマーク」というのは、「International Symbol of Access」という名称を日本語に訳したものです。
車椅子マークの無い車の駐車は何があってもいけないと信じている方もたまにいますよね?
みんカラのブログを読んでも、ほぼ全員微妙に解釈が違います。
車椅子マークの無い車から松葉杖をついて、必死に降りて来たドライバーに向かって、ここには止めてはいけないって言いますか?
言いませんよね。
でも、健康そうに見えるけど、実は心臓に疾患を持っていたり、癌の末期な若者が車から降りて来ても、ボクにはわかりません。
でも施設側では?
身体障がい者や妊産婦、ケガ人など歩行が困難な方々の外出を支援するために、「思いやり駐車場」などの名称で駐車区画を用意していたりもします。
施設側も、使用者側も複数の解釈があるのが現状。
しかし、今日の気になったのはその車いすマークに駐車していた車の内訳
①車椅子マーク添付車 2台
②紅葉マーク添付車 4台
③何のステッカーも無し1台
空きスペース1台
ここまで書くとわかりますよね?
紅葉マーク=車椅子マーク
と勝手に解釈している高齢者ドライバーが意外に多い気がします。
『自分は高齢者なので、ここに止めていいんだ!』
さて、ほんとにそうでしょうか?
日本は、高齢者である事で甘える事ができる環境や、健全な国家財政でしょうか?
残念!
違います
なぜなら?
○高齢化率は27.3%
我が国の総人口は平成28(2016)年10月1日現在、1億2,693万人
65歳以上の高齢者人口は3,459万人。
65歳以上を男女別にみると、男性は1,500万人、女性は1,959万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.6。
総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.3%。
「65~74歳人口」(前期高齢者)は1,768万人、総人口に占める割合は13.9%。
「75歳以上人口」(後期高齢者)は1,691万人、総人口に占める割合は13.3%。
65歳以上の高齢者人口は3,459万人も既に日本にいるんです。
※今日現在はもっといます。
『自分は高齢者だからいいんだ!』
そんな甘えた事を言われたら、全ての商業施設の駐車場の約1/3を『紅葉マーク専用駐車場』にしなくてはならない。
更に、言うならアクセル、ブレーキの踏み間違いによる駐車場内の事故を考えると、その『紅葉マーク専用駐車場』は、なるべく建物から離れている辺鄙な遠い場所にゆったりスペースで設置し、尚且つ車止めの後方1m20cmの位置に、突破できないように、全てガードレールを設置しなければならない。
その費用は、正直言って施設側にはかなり辛い。
冗談抜きで紅葉マーク専用の駐車スペースや、店舗の建物、入り口に近い駐車スペースには、コンビニも含めて、全て車止めの1m20センチ後方に、ガードレールの設置が必要な時代になりつつあります。
そこで提言です。
公的補助や支援があるという前提ですが、車の運転免許は全て先ず75歳で返納とすべきです。
効果検証して必要なら、段階的に年齢を上下に変える。
何故ならこのまま放置すると今後は、道路を走る車の1/3から、更に若者の車離れと出生率が減ると、1/2近くが高齢者になると言う怖い社会が必ずやって来るからです。
道路を走る車の半分近くのドライバーは高齢者。
想像しただけでもとてもデンジャラスな世界です。
道路だけでは無い、道路に面している家も、いつ車が飛び込んでくるかわからない。(笑)
そこで2つの提言をします。
①一律75歳免許返納制施行(将来的には70歳まで引き下げも?)
②公務員定年制を65歳とし、定年後70歳までは、『免許返納者生活支援財団』での雇用を保証
つまり定年後の公務員が、免許返納した方の生活支援(送迎、買い物、相談)等を行うのです。
この場合のメリットは?
①免許を返納しても生活のサポートが全員受けれる
(料金は、生活環境、収入に応じて、無料から有料の4段階制)
②公務員の65歳から70歳までの雇用確保
※もちろん公務員時代よりは給料は下がりますが、各都道府県の最低賃金
より若干上乗せした時給。
③交通事故の大幅な削減。
④自動車保有に伴う費用の削減
最大のデメリットは、そのサポートする人員の経費の発生。
全額国や地方自治体からの支出とすると?
多分中にはこんな意見も
『自分は元々、免許も車も持っていない、何故そっちにだけそんな支援をする?』
車が必要で無い環境の都市部に暮らしている方からも似たような意見がでるでしょう。
実は、車に対する温度差って皆さんが想像する以上にあると思います。
高齢者ドライバーの問題は、これ以上放置できないところまで来ています。
難しい問題ですが、みんなで議論して知恵を出し合って良い解決策を見つけたいですよね?
良い意見があったらお待ちしています。
って、選挙に出るのかい!(笑)
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最後にもう1回
見賢思齊焉、見不賢而内自省也
賢(ケン)を見ては斉(ヒト)しからんことを思い、不賢(フケン)を見ては内(ウチ)に自ら省(カエリ)みる
意味
優れた人を見たときは自分もそうなろうと思い、つまらない人を見た時は、
それを自分のことのように反省するべきだ