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琢麻呂のブログ一覧

2019年08月28日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第9回)

(仮面ライダー主題歌 「レッツゴー!!ライダーキック」風に)

♪迫る卒検 自虐の2時間

 琢麻呂狙う 細い橋

 二輪の免許を つかむため
 
 同情無ぇよ 頼りはマシン

 後方(オーケー!)スタンド(キック!) 

 今だウィンカー それはホーンだ

 オッサン ライダー♪
 
 「オッサンライダー本郷琢麻呂は、ただのオッサンである。
  彼を鈴菌に感染させようとするのは謎の秘密結社である。
  オッサンライダーは公道デビューのために卒検に挑むのだ」


オッサン世代にとって、ライダーといって真っ先に思う浮かぶのはきっとコレでありましょう。
まだ生まれていなかったナウなヤングはググってみて下さいね(笑)。

と、それはさておき(^^;、何とか2段階も6時間目までが終了し、残すところ7時間目と8時間目の計2時間となり、いよいよ本当に卒検の姿が見えるところまで来ました。

これが最後の2時間になるのか、はたまた落第で延長となるのか。
日本中が涙する感動巨編(嘘)は、このあとすぐ!。

~~~

前日の実技を含めた3時間の教習を何とかクリアーした、翌日の日曜日。
前日同様に少々空模様が怪しいながらも、大降りにならない事を祈りつつ、いざ車庫へ向かいます。

車庫では私より早く来ていた、ちょっと中村獅童似の男性が準備をされており、私がプロテクターを装着し始めると、入り口に向かったその男性は準備体操を始めて、「おぉ気合が入っているなあ・・」と思いつつ。
確かに、朝一の何もしていない状態でバイクに乗るのも体にとっては負担だよなあ・・と思い、私も隅っこのほうで真似して準備体操を。

その後、入り口のほうに歩きだすと、その男性が「大型の方ですか?」と声をかけてきたので、「いえ、普通二輪です」と答える私。
何でもこの方は、普通自動二輪を持っている20年ぶりのリターンライダーで、奥さんの許可が下りたので大型を取得されに来たのだとか。
当時はアメリカンに乗っていたそうで、そのため乗車姿勢がまるで違うところに、大型の教習車はパワー感がまるで違うので苦労されているとか、そんな会話をしていると、教習前の緊張がちょっと和らいだような気もしつつ。

じきに表れた教官は、カーブ走法の教習を担当された方で、まずはウォーミングアップ走行へ。
その後、「今日は波状路の体験から行います」という意外な?展開に。
普通自動二輪の場合、検定項目に波状路はないため、あくまで体験としての教習なのだそうです。

波状路というのは、ハシゴを寝かせた感じの、高さ5cmくらいの凹凸がある路面で、実はその凹凸も微妙に間隔が違うらしく。
乗車姿勢はスタンディングという、立ってほんの少し膝を曲げた中腰姿勢を維持し、足のクッションを利用しつつ、アクセルとクラッチの断続でフロントを上手く上下させて、その勢いで凹凸を越えるのだとか。

教官の模範走行のあと、まずは座ったままトライ。
「両足は出したままで良いですよ」と言われ、フラつきながらクリアーし、次は中腰。
途中でバランスを崩したら、そのまま左にそれてしまい、エンスト(汗)。
一見、スピードを出してガーッと行ってしまえば良いように見えるのですが、ごく低速でもリヤが跳ねる感じがあるので、スピードを出したらどこに飛ぶか分からない気がします(汗)。
その後何度かトライして、どうにかクリアー。
オフロードを走るときは、こういうのが役に立つのかなあ?と思いつつ、波状路の体験は終了。

その後は、次の時間が見極めということで、ある意味最後とも言えるコース練習へ。
コースは1コースで、もちろん私が先行して走ります。
そして、最初のクランクに向かった瞬間、教官の「ストップ!ストップ!」の声が。
すると、「そこ、右折してすぐにクランクに向かったら逆走扱いになりますよ!」との指摘。

その後も、右折時の目視確認のタイミングで指摘があり、急制動ではリヤブレーキロック。
これで動揺したのか一本橋も後半で落下し、最後ゴール帰着の停止位置がポールに寄せきれていないなど、ボロボロ(汗)。
教官的には、「今の時点でこんな状態でどうするんですか!」と言いたいところを10枚くらいオブラートに包みつつの指摘と思いますが、本人的にもガックリ。

ここで教官より、「どうも急制動が苦手そうですね。ここからはスラローム~一本橋~急制動の練習をしましょう」という事になり、残り時間はひたすらこのルート走行します。
1本目のスラロームと一本橋は成功し、急制動へ。
教官曰く、「急激に強くブレーキングしているため、ノーズダイブが大きくなり、リヤのロックを助長している」とのことだったので、ここは停止線を越えるつもりで今までより弱めにブレーキングを・・。

「ヴィーン、ギュギュギュ」

あれっ、思ったより距離が伸びなかったな・・というか、停止線の手前で止まってる??。

すると、「そう、今の感じで良いんですよ。恐らく加速している時のエンジン音の雰囲気に飲まれてしまっていたんだと思いますよ」と教官。
2本目はブレーキのタイミングが早かったものの、3本目はタイミングも良かったようで、これで急制動も何とかなりそうかな・・と、教官に感謝。
ここで終了時間になり、「次の時間で終われるよう頑張ってください」と言われ、どうやらOKを貰った様子。でも大丈夫かなあ。(不安)

と、ここで10分間の休憩のあと、いよいよ2段階最後となる卒検への見極めへ。
この時間は、最近担当になる機会が多かった、温和な感じの教官でした。
まずは卒検当日に関する説明がありまして、どちらのコースを走行するかは当日発表で、最初に教官が運転する自動車の教習車で最終的なコース確認、その後にコース試走、そして本番という流れのようです。

本番のスタート手順は、後方確認→バイクを起こす→後方確認して乗車→ミラーを合わせる(ずれていなくても合わせるフリ)→エンジン始動しウィンカーで合図を出す→後方確認してスタート。
逆にゴール時は、始発着点ポールに合わせて停止(前後30cm以内)→エンジン停止→後方確認→降車(後方確認)→サイドスタンドを立てて停車、だったかな。
ともかく後方確認を忘れずに・・がポイントでしょうか?。

そういった説明のあと、教官並走で1コース、2コースを本番同様の走行へ向かいます。
特に前の時間に指摘された点に注意しつつ、急制動はロックせず、スラローム、一本橋もクリアー。
念のため急制動で停止したときに、ブレーキのタイミングなど問題なかったか確認したところ、「特に問題ありません」との事だったので、一安心。
スラロームと一本橋は基準タイムがあり、スラロームは8秒以内、一本橋は7秒以上のクリアーで満点、いずれも1秒の過不足ごとに5点減点となるらしく、私の場合はどちらも基準タイムギリギリの線なので、仮に両方減点された場合でも最大10点で済みそう?。
特に一本橋は落ちれば検定中止なので、タイムは気にせず渡りきったほうが良さそうです。

両コースの走行が終わり、「合図や後方確認は概ね問題なさそうですね」という話しがあったあと、教官の先導でウィンカーのタイミングや走行ラインの細かい指摘があり、この時間は終了。
車庫へ戻ると教官より、「2段階の見極めは合格とします。あとは卒業検定の申し込みを済ませて下さい」と結果発表があり、これでついに教習科目がすべて終了しました。ヨカッタ・・。

ということで、次回はいよいよ卒業検定です。
めでたくオッサンライダーは免許を手にすることができるのか、乞うご期待!。

(続く・・はず)
Posted at 2019/08/28 08:04:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月25日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第8回)

(科学忍者隊ガッチャマン 「ガッチャマンの歌」風に)

♪ダメだ ダメだ ダメだ 教習室に響く声

 教官あきれる 琢麻呂

 1速に入れて 加速すりゃ

 横から車の飛び出しだ

 飛べ 飛べ 飛べ そりゃ無理

 行け 行け 行け ゴールへ
 
 ライフは1つ ライフは1つ

 おお難関 シミュレーター♪


最近のことは忘れるのに、昔のアニソンって覚えてるものだなあと思う琢麻呂です。
それくらい、短いながらインパクトがある歌詞であったりメロディーなのでしょうかね。

と、それはさておき(^^;、何とか続いている連載の第8回目となる今回は、走行中のケース体験教習、シミュレーター教習(実技6時間目)、学科教習の3時間となります。

とりあえずの一言、「シミュレーターで良かった」。

毎回グダグダな感もありますが(^^;、それでは皆さま今回もどうぞご覧下さいませ。

~~~

先週は土曜日出勤だったものの、2連休となった土曜日。
前日から少々天候が怪しかったのですが、当日朝に晴れたことを喜んでいたところ、教習開始の1時間前に突然の雨(汗)。
さすがに今回は雨の中での教習を覚悟したものの、直前になったらパッと晴れて路面もドライに。

うーむ、これはやはり持ってるな、私。(←何を?)

今回は、日曜日の分まで教習の予約を取っておりましたので、直接いつもの車庫へ向かうと、すでに準備をしている方の姿が・・。
おっと、同じ日に入所した20代と思しきあの青年ではありませんか。
そういえば予約を取った時、「同じ時間の方との教習になります」と受付の方がおっしゃっていたっけなあ・・と思い出し、教習日は違えど同じペースで進んでいたのだなあと、勝手に親近感を覚えたり。

程なくして、何度か担当になっている穏やかな感じの教官が現れると、「今日は2人一緒に、走行中のケース体験を行ないます」という話しがあり、2段階の5時間目となる実技教習がスタート。
どうやらこの時間は私と青年以外の教習は無いらしく、バイク3台のみのコースでウォーミングアップ走行の後、ケース体験は1人ずつ行なうということで、まず私から。

ケース体験というのは、教官が自動車の教習車に乗って対向車や並走車として走行し、交差点近辺でありがちな事故になりやすい事例を体験するというものでした。
まずは、教官が対向車として交差点に進入してくる所を私が直進ですれ違うというもので、教習車は一見直進するように見せて、ギリギリでウィンカーを出して右折してくるというケース。
もちろん教官は安全な所で停止しますので、あくまで疑似体験ですが、確かにありがちですよね。

2番目は、私が教習車の左後方に位置して並走し、交差点で教習車が左折する、いわゆる巻き込まれのケース。
この位置だと私には車側のウィンカーもあまり良く見えておらず、車側にとっても死角になりますが、公道に出て初心者のうちは流れに乗れないこともあると思いますから、こういった状況は十分にありえそうな感じがします。

そして最後は私が右折で、対向してくる教習車は一見直進するとみせて、急にウィンカーを出して右折するケースで、車側が直進すると思って交差点に入りすぎていると、膨らんできた対向車に接触するという状況になりえそうかな・・と。

それぞれ車を運転している際にも体験するケースですが、特に2番目はドライバーの動きがまったく読めませんし、バイクで走行している時は特に注意が必要かな・・と感じました。

その後は青年と交代になり、その間はコースの自由走行となりましたので、ケース走行の邪魔にならない範囲で検定コースを思い出しながら走行し、この時間は終了。
コース順を思い出しつつ走っていると、ウィンカーの出し忘れや左右の安全確認が疎かになったりで、各課題とは別の問題点もまだあるような感じがします。

ここで10分間の休憩を挟み、次の時間は先ほどの青年と一緒にシミュレーター教習を受けることになり、この時間は前回のシミュレータ教習の時と同じ教官でした。
シミュレーターは以前にも体験していますが、今回は事故のケースを想定した危険回避の教習ということで、前回よりも車の飛び出しや、路上に停車している車がいきなりドアを開けてきたりという妨害?が多くなっているらしく。

まずは私からスタートすると、殆ど走らないうちに右から飛び出してきた車に衝突・・。
「ちょっと早すぎるので、もう一回行きましょう」と言われて再スタートするも、先ほどより進めたと思いきや、今度は路上駐車の車の向こうから飛び出してきた車と衝突し、ここで青年と交代。
「うーん、2人ともぶつかり過ぎだなあ」という教官のボヤキが飛び出したりしつつ、回を重ねるごとに疑心暗鬼が深まり、何だか常に徐行しているような感じになってしまいましたが(^^;、シミュレーター走行が終了。
教官より、「車であれば事故が即怪我とはつながらない場合もありますが、バイクの場合は間違いなく怪我につながりますので、車の時以上に走行には注意して下さい」との言葉があり、この時間は終了となりました。

そして、この日最後の学科教習となりまして、この時間も青年と先ほどのシミュレーター教習を担当された教官の3人のメンバーで引き続き行ないます。
学科という言葉から、教本を渡されての座学をイメージしていましたが、教習時間の前半は教官のこれまでのバイク乗車中の体験談などを中心に進めるとのことで教習開始。

まず最初に教官より、「実は私、以前は自分のバイクを所有していませんでした」という発言が。
バイクに関しては、あくまで指導員としての仕事という意識が強く、持っていなくても教習所で乗れるということもあって、バイクを所有することに執着はなかったのだとか。
イメージ的に二輪教習を担当されている教官は、きっとバイク好きが高じている方も多いのだろうと思っていたので、意外といえば意外な感じがしました。

そんな教官でしたが、他の教官からバイクを格安で譲って貰えることになったのが転機となり、用品を揃えたりして、いまはすっかりバイクライフを楽しまれているとか。
そしてライダーとして、教習で教えている事を含めて、4つほど心がけていることがあるそうです。

まず1つ目は、他の車を信じすぎないこと。
例えこちらが優先だとしても、先ほどのシミュレーターの危険予測のように状況を考えて行動するようにし、つまりは「自分の身は自分で守る」を常に意識しているそうです。

2つ目は、自分が車に乗っている時、バイクにされて嫌だと思う行動は取らないようにすること。
例えば車に乗っている時に、バイクに車間距離を詰め気味にされたりとか、過度のすり抜けをされると嫌な気分になるので、そういった事で他のドライバーを刺激しないよう注意しているそうです。
最近あおり運転であるとか、そういったニュースを聞かない日が少なくなりつつありますし、車に乗っていても他人を気遣う気持ちは忘れないようにしないといけないなと考えされられますね。

3つ目は、ミラーによる後方確認を過信しないこと。
バイクのミラーは小さかったり、ミラーの位置によって後方が見づらかったりするのだそうで、何をするにも目視確認を常に心掛けているということでした。
バイクは特に左折時などに巻き込まれる可能性の方が高いものの、例えば自転車や他のバイクが左に無理矢理入ってこないとも限らないので、そういうった事に気を付けているそうです。

4つ目は、プロテクターを装着すること。
暑いとTシャツに短パン姿のライダーも見かけますが、バイクは転倒が付きものな乗り物なので、せめて上半身はプロテクター入りのジャケットなどを着るようにしているそうです。
下半身も、最低でも転倒した際に簡単に穴が開かないジーンズなどを履いて、足の露出は避けるようにした方が良いとの事。
最近はプロテクター入りのお洒落なものもあるそうで、そういった用品を選ぶこともバイクの楽しみの一つとして考えてみては?といった話しもありました。

この辺、職業柄安全意識が高いというのはあるにせよ、やはり普段バイクに乗られているからこそ分かる部分であったり、楽しさの裏側にある危険性を理解して欲しいという、実践的なアドバイスだと感じます。
自分が予想していた学科というイメージとは異なり、これから初心者ライダーとして公道に出る(はず)の私としては、非常にありがたい講義内容でありました。
そういった公道を走るうえでの心構えであったり、教官の体験談を交えた講義の後、残り時間はビデオ学習があり、この時間は終了。

さて、これで残すところ実技教習も、7時間目と8時間目の計2時間となり、7時間目が無事終了すれば8時間目は見極めで、OKが出ればいよいよ卒検へ・・となります。
あの映画トップ〇ンを超えたとの評価が高い(←どこで?)この物語は、無事エンディングへと近づくことになるのか。
ジェット機よりもスリリングな展開が必死の第9回は、後日公開予定!!。

(続く・・はず)
Posted at 2019/08/25 15:15:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月24日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第7回後編)

(巨人の星オープニングテーマ 「ゆけゆけ飛雄馬」風に)

♪ 思い込んだら 試験の道を

  行くが男の 悪あがき

  真っ赤に燃える オッサンのしるし

  二輪の免許を つかむまで

  パイロンかわせ エンストするな

  ゆけゆけ琢麻呂 どんとゆけ ♪


すぐにメロディーが頭に流れた中年もといナイスミドルの皆さま、こんにちは。
「えっ?分かんない」というナウなヤング(死語)は、Youtubeで調べてみてね。

ということで、大リーグボール養成ギプスならぬ、腱鞘炎で手首サポーター中の琢麻呂です(笑)。
前編、中編とお届けしてきました第7回の連載も、いよいよ大詰め。
今回はいよいよ、一本橋と並ぶらしき難関の急制動が登場します。

私は雄星選手、大谷選手のように大リーグへはばたくことが出来るのでしょうか(違)。

~~~

フェイントなどありつつ緊急回避の教習が終わり、次はいよいよ急制動の教習へ。
急制動は、外周コース直線の始まりからコーナー進入手前までの区間で行います。

急制動は、目印のパイロンを目がけて40km/hまで加速し、パイロン間を前輪が通過した以降にブレーキング開始。
目標の11mの停止線(雨の場合は14m)超えないよう停止するもので、卒検の際は停止線を超えた場合、そこで検定中止となるようです。

(体験に基づく再現CG(笑)。イラストは、「いらすとや」さんからお借りしました)

まずは教官による模範走行ということで、コース脇の草むらへ。

「ヴィーン、ヴィーン、ギュギュギュギュッ」

いつに増して迫力の加速音のあと、11mジャストで停止した教官。
おぉ、凄い!って、これを自分がやるのかっ!?(無理っぽい)。

「まずは30km/hでスタートしましょう。リヤブレーキがロックしても転倒しにくいですが、フロントは転倒の危険がありますので、最初は緩めにかけて、停止線は越えても良いですので」という説明のあと、スタート地点へ。
ここも他の教習車と接触してはマズイので、教官のコースクリヤーの合図と共にスタートします。

「ヴィーン、ギュギュギュッ」

まだ速度が穏やかなおかげか、とりあえず無事?停止。
他の課題と違い、急制動だけはエンジンブレーキをギリギリまで使うという目的もあり、エンストしてOKだそうですので、ここは素直にブレーキ操作だけに集中したほうがよさそうです。

「では次は、40km/hでフロントブレーキのみ、リヤブレーキのみの順番で、それぞれのブレーキによる違いを体験して貰います」ということで、再びスタート。
フロントブレーキはロックしなかったものの、ブレーキのタイミングが全然早く、リヤはロックしたうえに、やはりブレーキのタイミングがまるで早くて、教官曰く「パイロン3m手前くらいでブレーキング開始している」らしい(汗)。

もう一本、リヤブレーキのみでの停止にトライし、やはりロック気味。
「リヤはロックしやすいので、ペダルを踏むというよりも、足を乗せるというイメージ」とか。
逆に、割と握っているつもりのフロントはまだロックする気配がないので、思った以上に限界が高いのか、やはりロックが怖いので自然と加減しているのか。
そんな中ではありますが、フロントブレーキのみだとノーズダイブが大きく、リヤブレーキのみだと後ろから車体が下げられる感じで、今までの教習で教官がおっしゃていた、「リヤブレーキをかけると車体が安定すると」いう言葉が実感出来た気もします。

そしていよいよ本番の、40km/hで前後ブレーキとも使っての制動へ。

うーむ、あれでブレーキ開始が早いという事は、もっと突っ込まないとダメなのか・・。

「ヴィーン、ギュギュキキキキーッツ」

と、止まった・・。

教官より、「今のは良かったですよ!。リヤブレーキはロックしていましたが、ブレーキ開始位置と停止位置はバッチリです」と、教習開始以来、珍しくお褒めの言葉を頂いたような(笑)。
「では、もう一本行ってみましょう」とスタートすると、まだリヤはロック気味ながら、先ほど同様にブレーキ開始と停止位置は良かったらしく、どうやら自分の体がパイロンを越えるイメージが飛び込んできたくらいにブレーキ開始すると良いようです。
ただし、手前の速度を上げすぎたりブレーキを遅らせ過ぎると、停止までの距離が厳しくなりますし、停止線を越えてしまうと検定中止ですから難しいですね。

と、一見上手く行っているようですが、もちろん11mの線なんて見えているはずもなく、たんに一生懸命ブレーキをかけていたら偶然止まっただけなので、次に出来るかは運任せな感じも(汗)。
とはいえ、フロントブレーキの加減さえ忘れなければ、あとはリヤブレーキに集中すればイケそうな気はしてきましたので、この後の時間に練習があればリヤブレーキに注意してみようと思います。

リヤブレーキの踏み加減という課題はあるものの、いくらかは出来そうな雰囲気があったためか、「これで卒検に出る課題を一通り体験したことになります」と教官より話しがあり、その後はコース練習へ。
2コースの順番はまだ不安なため、まずは教官が並走で道順の指示を出しつつスタート。
いままでは外周を一周する際も一定速度で走っていましたが、今回から本番同様に40km/h以上まで加速して、コーナーへは前後ブレーキを同時に3回以上ポンピングするという課題が追加になり、これに関しては特に問題なくクリアー出来そう。

その後、1コースと共通の順路になったところから私が先行することになり、S字を抜けて信号のある交差点へ。
「あっ、信号が黄色か」とは思ったものの、ちょっと迷ってそのまま通過。
ここから坂道発進→踏切とつながり、外周路に接続する一時停止で教官より「この後が急制動になります。先ほどと違って片方しかパイロンがありませんが、そこでブレーキ開始して停止して下さい」という指示があり、再スタート。

「ヴィーン、ギュギュギュキッー」

おー、止まった・・。

「リヤは少しロックしていましたが、それ以外は良かったですね」と教官より評価を頂き、エンジン始動して再スタートし、最後のスラロームからの一本橋へ。
スラロームは普通二輪の場合、基準タイムが8秒以内の通過となっているそうですが、ここまでタイムについては触れられていないので、とにかくパイロンへの接触やコースアウトだけはしなよう、通過重視で慎重に走っています。

そしてスラロームを抜けたあと停止線で一時停止し、いよいよ一本橋へ。

「ヴィーン、ボボボボボ・・」

少しアクセルを入れ気味で半クラするも、何故かいつもより加速が悪いような・・。

「ボボボボボ、ガクン」

うっ、エンスト!?。

最近渡りきれる確率が上がってきていたため、慢心してクラッチ操作が雑になっていたのか、停止線からフロントタイヤ一本分出たくらいのところでエンスト。
確か一本橋でのエンストは検定中止だったような・・。

本当なら教官に指示を仰ぐべきだったのかもしれないながら、これが本番だったらという動揺か、慌ててその位置から再スタート。
再度のエンストを嫌ったせいか、いつもよりアクセル入れ気味で、一本橋もサーっと勢いで通過した感じながら何とか渡りきって、苦笑いしながら教官を振り返る私。
「琢麻呂さん、なぜ今エンストしたか分かりますか?」と尋ねられるも、クラッチ操作が雑だったのだろうか?という位しか思い浮かばず。

すると教官が、「実は今、ギヤが2速に入っていたんですよ」と一言。

ああっ、そうだったのか・・。

今までの練習なら発進前に指摘されるところですが、本番同様の練習なので指摘されなかったのでしょう。
「ギヤが入っているか不安だったら、確実性重視で何度かシフトペダルをガチャガチャ踏むと良いですよ」とアドバイスされ、再スタートしてゴールへ帰着。

本番は仮にコース順を間違ったとしても減点にはならず、その後のコースに復帰する指示に従っえば良いという事で、その点では少し安心したものの、復帰の際も交通法規に則った走行が求められるため、減点のリスクは高くなるそう。
あとは信号の交差点を黄色で通過した件の指摘があり、「止まれるタイミングで通過してしまうと本番であれば検定中止になりますので注意して下さい」とのことで反省・・。
ここで終了時間が迫ってきたため、フリー走行で2本ほど一本橋を通過し、ここでは先ほど教わったとおりギヤをガチャガチャし(笑)、何とかクリアー出来て終われたのは良かったです。

車庫に戻ると教官より、「教習時間も残り少なくなってきましたね」という話しがあり「長いと思っていたのですが結構あっという間でした」といった会話の後に、この時間は終了。

次回は恐らく卒研に向けたコース練習になると思いますが、さてどうなりますか。

(続く・・はず)
Posted at 2019/08/24 12:46:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月21日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第7回中編)

我が心の師匠たる、J・タクマロッティー氏(←誰?)はこのような言葉を残しています。

「未知のコースへ何の策もなく全開で向かうのは、勇気でも挑戦でも無く、ただ無謀な行為である」と。

氏ほどの卓越したテクニックを持つラリーストであっても、ショートコースを全開走行する時ですら、コドライバーとペースノートを共にすると聞きます。
私が挑む普通二輪教習という名のコースにおいては、教官がコドライバーでありペースノート。
そして栄光のゴールは、卒業検定合格。

もっとも私の場合、ペースノート通りのつもりがコースアウトするのでありますが(笑)。

と、そんな前置きはさておき(^^;、2段階の3時間目にあたる前編ではカーブの走行体験を行ない、4時間目の今回は、ついに緊急回避と急制動が登場します。

この栄光のゴールへと突き進む物語の目撃者になるのは、画面の前の貴方だ!。

(基本的にノンフィクションですが、筆者の妄想が時々含まれております(笑))

~~~

2段階の3時間目が終わり、10分休憩で水分補給したあと、次は4時間目の実技教習へ。
この時間は、1段階のAT車教習で担当になった幾分お若い感じの教官で、3時間目の教官が予告していたとおり、緊急回避と急制動の実技教習を行なうことになります。

教習時間が始まり、最初に「先ほどの時間は黄色い教習車に乗られたようですが、普段のシルバーの教習車と比べてどうでしたか?」と尋ねられ、「もし黄色の方が扱い易いと感じたのであれば、卒検まで黄色の教習車に変更しても良いですが?」と続ける教官。
そしてその言葉に、シルバーの教習車に視線を送る私・・。

「どうせアナタも若いコが良いのよね」

なんては言っていないと思いますが(笑)、「いくらかでも乗り慣れている方が良いと思いますので、今まで通りシルバーの方で行きます」と伝えると、「そうですね、その方が良いでしょう」と頷く教官。
実は前の時間、やはりアクセルレスポンスの差の影響なのか、思ったより加速してパイロンに突っ込みそうなった場面があったんですよね(^_^;)。
そしてこの会話に、本当に卒検が近づいているんだなあ・・と実感する私。

それにしても、シルバーのCBって呼びにくいし、なんか他人行儀だな。

・・・。

そうだ、シルバーのCBで、今日から君をシルビーちゃんと名付けよう!。

そう、某学会(←どこ?)の発表によると、名前を付けると愛着度が増すとか、運気が上昇するとかお金が(以下略。


CB:えっ、なんかヤダ・・。


「お前は雑誌の裏の怪しい広告か!」というツッコミはさておき(^^;。

本題に戻りまして、この時間は緊急回避の教習からスタートします。
まずは教官より説明があり、「直線で40km/hまで加速し、2本のパイロンの間を通過。その瞬間に教官が手を上げて(←ここ重要)合図を出すので、合図したほうに旋回し、黄色の線の外側に回避して停止。両手を上げた場合はそのまま直進して停止」とのこと。

説明内容を画像にすると、こんな感じになります。

(体験に基づく再現CG(笑)。イラストは、「いらすとや」さんからお借りしました)

私と教官は正対していますから、上の図のように教官が左手を上げると、私の視点では右になりますので、この場合は右に回避の合図ということですね。

教官より「私は安全な距離まで下がりますので、思い切って突っ込んできて下さい」とは言われたものの、普段人に向かって走るなんてシチュエーションは無いだけに緊張します。

まずは一本目。教官がコースクリアーの合図を出したと同時に発進して、40km/hまで加速。合図は左。
40km/hと聞くとさほど速いように感じませんが、狭いパイロン間に突入するという状況も相まってか、バイクの体感速度は車の7〜80km/h位はあるような気が。

1本目を何とか左に避けて教官に視線を送ると、「今の感じで良いですよ。では2本目行きましょう」。

そして、2本目は・・両手が上がり、直進。

いよいよ最後の3本目。

「ヴォン、ヴィ~ン、ヴィ~ン」

「ん?、左手(右の合図)が動いたような。よし右だっ!」

と、右に避けて速度を落としつつ教官を見ると・・あれっ、右手(左の合図)が上がってる???。
しかし私が完全に方向を間違ったのに、教官はなぜか笑顔のような・・。

停止した私に駆け寄ってきて、「最初は左、2回目は真ん中、最後は右が来ると考えませんでしたか?」という教官に、「確かにちょっと思いました」と答えると・・。

「実は私、フェイントをかけました」

どうやら、左手を上げるフリをして、すかさず右手を上げた・・ということらしく。
私は心のどこかで、次は右が来るんじゃないかと思っていたので、手が動いたように見えた瞬間、そちらに回避してしまった・・という訳でありました。
私的には失敗ながら、教官にしてみれば思惑に引っかかってくれて成功・・という表情だったのでありましょう。うーむ、やられた・・。

あ、いや、フェイントって反応が良いから引っかかるんですよ。
私の動体視力もまだ捨てたもんじゃありませんなあ、フフフ・・。

「お前のはただの山勘だろ!」というツッコミが聞こえて来そうでありますが(^^;。

でも確かに、例えば道路脇から飛び出してきた動物がいて、そのまま走り去ると思っていたところが、急に反対に引き返すなんていう場面も経験がありますしね。
その後教官より、「バイクは小回りが利いて急に曲がれそうに思われがちですが、ハンドルを切ってもいきなり曲がれる訳ではないので、むしろ車よりも緊急回避は苦手と言えます」といった、バイクの挙動について補足説明があり、緊急回避についてはこれで終了。

「次は急制動に移りますが、私の準備が出来るまで、琢麻呂さんはコースを自由に走っていて下さい」との事だったので、地味ながら1速→2速、2速→1速と、走りながらのシフトチェンジの練習を。
走行中って、実はあまりこういう練習をする機会がないのですよね。

傍目には「何をしているんだろう?」という感じでヨロヨロと走っていると、程なくしてバイクに乗車した教官が追いついてきたので、いよいよ急制動の教習場所に移動します。

さて、私は無事クリアー出来るのでありましょうか・・。

~~~

最後の教習項目として迫りくる急制動。しかし、本当の敵は急制動ではなかった。
焦りの色を隠せない、オッサンライダー見習の琢麻呂。

「本当の敵は己の中にある」

果たしてこの言葉の意味や、いかに。

(後編へ続く・・はず)
Posted at 2019/08/22 03:06:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年08月19日 イイね!

目指せオッサンライダー!(第7回前編)

「立ちゴケを こらえて痛し 四十肩」

教習時間が終わるごとに、毎回どこかしら体が痛い琢麻呂です(^^;。
たぶん立ちゴケしそうになった時に、体を捻ったりしているせいなのだと思いますが、いずれ公道に出てバンパー(エンジンガード)が付いていないバイクを倒してしまったら、本当に起こせるのだろうか?と考えてしまうこともあります。

その点でいうと、車重が200kg前後ある教習車のCB400に比べ、250ccクラスのオフロード車などですと、車重が140kg前後と大人一人分くらいは軽いようですから、取り回しの点などにおいても、やはりこの辺からスタートした方が良いのかもしれませんね。
いや、起こすことを考えてバイク選ぶのかよ?と言われそうですが(^^;、路面の良い教習所ですら倒してしまいますから、路面状況が不安定な一般道であればなおさらかなあ・・と。

さて、オッサンのオッサンによるオッサンのための普通二輪教習体験記(なのか?)ですが、合計8時間となる2段階も2時間が終了し、ストレートで行けば残り6時間となってきました。

それでは、ジェットコースターのような怒涛のノンストップアクション(おおげさ)をご堪能下さい!。

~~~

長いようで短いお盆休みが開け、2日間の出勤をこなした日曜日。
元々は午前中に1時間しか予約が取れなかったのですが、土曜日に教習所から留守電へ「予約している時間の後に空きが出来ましたので、ご都合宜しければいかがでしょうか?」というメッセージを頂き、日曜当日の予約受付開始と同時に電話を入れ、2時間連続して教習出来ることに。
色々気をつかって下さる教習所の方には、本当に感謝であります。

車に関してはネタの女神とかビンボー神に愛されている私(笑)も、こと二輪教習に関してはホント天候に恵まれておりまして、夜中の雨が上がって今日も暑いほどの快晴。
途中の自販機でペットボトルの麦茶を買い、教習所に到着したところで、まずは受付にご挨拶がてら顔を出して次回の予約を入れることに。

最短の土日に予約を希望したところ、受付の方より「少しお時間頂けますか」という話しがあり、一旦待合室の椅子に座って小休止を。
程なくして呼ばれると、ちょうど同じ教習段階の方がおられるそうで、8月24日(土曜日)に1時間の実技教習のあと、その方と一緒に2回目のシミュレーター教習と学科教習が連続するセット教習を受けられる事になり、さらに8月25日(日曜日)に2時間の実技教習の予約を入れることが出来ました。

受付の方曰く、このままストレートで実技教習が進み、8月25日の教習で2段階の見極めがOKとなれば実技教習の全段階が終了し、最短で9月1日(日曜日)に卒業検定が受けられるとのこと。
もっともストレートで行けば・・の話しであって、この段階でまだ登場していない強敵(?)の存在や、これまでの中でも課題はありますし、今は一つずつクリアーしていくしかないですね。
とはいえ、こんな私でもここまで来れたのだなあ・・と、感慨深いところもあったりします。

車に荷物を置いて水分補給したのち、雰囲気に慣れてきた車庫に向かうと、私よりもお若い雰囲気の女性がもう1人、すでに準備を済まされて教習開始を待っておられました。
私自身は2段階の3時間目となるこの時間は、1段階で一度指導を受けた、いつも笑顔な雰囲気の教官が担当で、我が相棒(笑)のシルバーのCB400は先ほどの女性が乗車するとのことで、私は黄色(NC42ベース?)のCB400に乗ることに。

この時間はカーブの走法を学習するとのことで、まずはいつものようにウォーミングアップ走行へ。
この黄色の教習車には以前に少し乗ったことがあるのですが、教官がおっしゃっていたとおり普段のシルバーよりもアクセルレスポンスが良く、やはりパワー(トルク)があるのか、クラッチミート時も少し力強いような。
車体自体も新しいぶんヤレが少ないのか、アクセルオン・オフの時の動きのスムーズさもこちらの方が良いように感じました。

ウォーミングアップが終わったところで、練習を行なうカーブ近くのコース外にバイクを止め、徒歩でコースに入ると教官より、「今からこのカーブに引かれた2本の線の間を、15km/h、25km/h、35km/hで走行して貰います」という説明が。
速度によるカーブでの挙動の違いを体験するというもので、「35km/hは無理だと思ったら速度を落として良いです」という補足があり、四輪の教習車が混走している都合上、安全確保のため教官が手を上げて合図したらカーブに突入・・という流れで、いざスタート。

まずは15km/hですが、これはコーナリングというよりも線の間を辿る・・という印象でしょうか。
次の25km/hは線の間を狙う・・という感じで、やはり先ほどの15km/hよりもコーナリングしている実感が強くなってきます。
最後の35km/hは直前まで速度を維持したものの、線の間に入るころには「このスピードで線の間を通り切れるのか?」という気持ちに襲われ、結局30km/h出ていたかどうかという感じでした。

その後、教官の元へ向かうと、「どの速度が一番曲がりやすいと感じましたか?」という質問がありまして、先ほどの印象を伝えると、「そうですね、25km/hがちょうど良く感じたのはその通りだと思います。バイクは遅くても速すぎてもコーナリングは安定しないんです」というお話が。
また、その辺を探りながら走るのもバイクの魅力の一つであるといった話しなどがあり、カーブの挙動体験はこれで終了。

次は、教官によるコーナリングフォームの実演になり、「リーンイン、リーンウィズ、リーンアウトの3パターンの走行を順に行ないますので、それぞれ何が違うか見ていて下さい」という説明のあと、教官のデモ走行がスタート。

リーンインは、プロのライダーがレースで姿勢を低くしてコーナリングしていくときのそれのような、まさにコーナリングしているというイメージで、「おぉ~」と思いながら妙に教官がカッコよく見えてしまいます(笑)。
リーンウィズは何となく、特に何も姿勢を変えずにそのままコーナリングしていったような雰囲気に見え、リーンアウトは上体を起こして?コーナリングしていったよう感じ・・ですかね?。

と、素人感丸出しの印象ですが(^^;、たぶんこんな感じだったかなあ?と。

走行が終わって戻ってきた教官から、「何が違うか分かりましたか?」という質問があり、「上体が違って見えたような・・」と答えると、それぞれ使い分けるものであって、どれが優れているというものではないのだそうで。
これに関しては、つっこんだ解説や練習はありませんでしたが、実際自分のバイクに乗った際に、それぞれどういう時に使うと良いのか考えながら楽しんで下さいという、これからのバイクライフのための参考知識といった感じの教習でした。

その後は、卒業検定に向けたコース練習に移り、教官に「どちらか得意な(覚えた)コースはありますか?」と尋ねられたので、「1コースなら何とか分かります」と答えると、自分が先行しての1コースの走行へ。
今日も一発目の坂道発進でエンストしてしまい(^^;、すると教官から「タコメーターで半クラッチを見るのではなく、視線は前を見て、あくまでリヤが沈んでバイクが動き出したがっている感覚に意識を集中して下さい」という指導が。
確かに、普段の発進はメーターを意識しなくなったものの、坂道発進は回転を上げるという事で、メーターによる視覚に頼ってしまっていたような気もします。

そのおかげか、その後はどうにかエンストすることはなく、一本橋も何とかクリアー出来て一安心。
残りの時間は、教官先導による2コースの練習となり、この時間は終了となりました。
それにしても毎回思うのですが、50分の教習時間って、ホントあっという間です。

そして車庫に戻ると、教官より「次の時間は、緊急回避と急制動になりますので」との声が。

ウッ、ついにヤツが登場するのか・・。

一本橋と並ぶ強敵と名高い、急制動。
巷の情報では、ブレーキロックすると転倒するとか、なんだか恐ろしい印象しか伝わってこない、あの急制動がついに登場するのであります。


うーむ、どうなる、俺?。


(後編へ続く・・はず)

「これ書いてるんだから無事だったんでしょ?」というツッコミは無しで(笑)。
Posted at 2019/08/19 02:14:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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