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土日の混雑をハズして、火曜日にNewカイエンの試乗をして来ました。＾ー＾

こんかいのFMCで新たに3代目となったポルシェ製SAV、コンセプトはズバリ「走り」ちゅーコトで。

試乗車はカイエンS

440ｐｓを発揮する、ポルシェ製2.9LツインターボV6エンジンを搭載した中間グレード。
上にはギンギンギラギラ「カイエンターボ」が在り、下にはあうでー製3リッターターボの「素のカイエン」があります。

440ｐｓというとウチのカイエンSハイブリッドのシステム合計416ｐｓよりも上。
車体は少々大きくなった気がしますが、重量はむしろ軽くなっているらしいですな。￣ー￣


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あんまり変わり映えしない雰囲気のフロントマスクにたいして後姿はブコツで強そうなイメージ。
パナメーラから始まって、今年末の新型911に続く「今のポルシェ」のトレンド。
カッコいいと思います！！ｗ

「30～40分くらいならご夫婦でドコでも行ってきてください」

と、嫁はんと2人でＰＣを出発。
観音山丘陵地帯を走ってきました。

走り出してすぐ鼻についたポルシェレザーの香りに。
豪華な内装だな～、と思ったら・・・。

試乗車は+500万もＯＰが着いていたそうです。ｗ
テンコ盛り、その金あるならターボ買うでしょ？

何故かこのフタだけは旧モデルから見ても異様に安っぽかったですが。＾□＾


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内装は先代モデルより広さを感じます、左右に。
日本向けは「クラリオン製2ＤＩＮカーナビ」だった先代に対し、ポルシェ純正システムが収まり良く。
高級感も漂います。


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ＳＵＶというより高級クーペといった雰囲気。

新型になって情報量と複雑化が段違いって感じで。
フロントパネルで行うポル純正の集中制御、難し過ぎ。ｗ

正直こんなん弄りながら車運転したら小学生轢き殺すわ！

ステアリング周りも煩雑化が進み、レバー3本。
ステアリングスイッチ、スポーツモードコントロールダイヤルと。

こらークルマというより航空機ですな。ｗ
おっさんには５時間くらいの教習が別途必要ね。￣Д￣；)

特にエアコンの制御がメインパネルなのが面倒で、この日が38.5度とクソあっちーのもありましたが。
終始ダッシュ上の吹き出し口から「ゴー！」とウナリ声が上がってて、耳障りこの上なし。
エアコンなんてそれ用のスイッチか、手動のレバーで充分よ。ｗ

んで、メーター周りはディスプレーが進化。

前後トルクメーター。


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空気圧。


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オンボードＣＰＵ。


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Ｇメーター！？w


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そして、地図。


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ベンリっちゃあ便利、面倒といえば面倒。
ジャッジ・サンデは10：8で面倒です。ｗ

エンジンはダウンサズターボの高出力版、ということで。
ステアリングセンターパッドの4時から伸びる、スポーツスイッチをカチカチやると。
ノーマル→スポーツ→スポーツ+→ノーマル
とエンジン/シャシーマッピングを選択可能。

スポーツ+なんて、10秒間（？）のエマージェンシーハイブーストを選択出来るのですが・・・。

「そんなモン要るのかよ？ｗ」
と引いてしまう感じ・・・。
「ココはカイエンだぜぇ！？」(ヒムロック風にw)

トルコンオートマが低速で固定され、エンジンはSUV離れしたコォーン！という咆哮を響かせます。
レスポンスは鋭いけれどちょっとギクシャク。

このスポーツプラスといい、Ｇメーターといい。
アンタ何モノになりたいん？
と首を傾げますね。

スポーツカーを標榜するなら911とかボクケイとか、まあ100歩譲ってパナメーラとか乗ればいいと思うのですが。
デザインからしてパナメスポツリさんの背ェ高ノッポ版だし。


IMG_7048 posted by (C)サンデ

走ればユルさは無く、エンジンもシャシーも非常にレスポンシブに動きます。
軽く、コンパクトに感じ、思いのままアタマが入り、鈍重さとは無縁のクルマですが・・・。

正直ギンギンにスポーツを標榜するＳＵＶって、ミニバンにＶ-TECブチ込んでスポーツとか言ってるホンダと変わらない気がしてうすら寒いッス。￣△￣；

自分ちのカイエンですら、その前の「最強のオフロードクルーザー」ディスカバリー4からすると非常に中途半端な印象を拭えなかったんですが。

それでもゆったりとしたハイウェイクルーザーとしてみればまあまあコレも有りか？
ってくらいのモンでしたが。

こんかいの「スポーツカー！」ってーのはチョット、やりすぎてて。

「客がカイエンに望むモノ」と「ポルシェがカイエンを進化させたかった方向」が乖離している気がする・・・。

SUVはもっと強くてフトコロが深くて、大らかな「頼もしいクルマ」だと思うんですよ。
特にフルサイズなら。

ポルシェAGは新型カイエンを「マカンの上位互換」にしたかったのか？
街中をキビキビ走ってゲタにしたいコンパクトSUVと、全長5ｍのラージSUVを同じベクトルにするかね？

まあ「ポルシェカイエン」というクルマの性格を考えれば「正常進化」といえなくもないのだろうけど。
もう少しSUVらしい「大舟感」があってもイイかなぁ？と。

カエイエンSの「肩に力の入りっぷり」は、少々シラケる感じ。

2月オワリにＧＴ3のエンジンをブッ壊して走行不能、未だ入院中。

3月11日にはロドスタが特攻を喰らい大破走行不能、未だ相手保険屋と係争中と。￣△￣；

2台が手元を離脱して寂しい状態が続く昨今。


さらに季節も盛夏に差し掛かり、クーラーの着いていない空冷930にもナカナカ乗れなくなっておりまして。ｗ

ぶっちゃけ今、ｉ３、カングー、カイエンで生活しております。
ｉ３が来てからコッチ、２年チョイでで４万ｋｍ乗ってきたカイエンの走行はピタリと止まり。
３ヶ月で1,000ｋｍ未満。

逆にｉ３は３ヶ月で5,000ｋｍをオーバーしました。ｗ

『まぁ、慣れれば3台でオツリが来るんだよなぁ・・・』

なんて思っていたトコロ・・・。
カングーが不動車の仲間入り。（爆）

10日の定休日。
東京の市場に行こうとカングーに荷物を積み込み、7時過ぎに家を出発。

近所のゴミ捨て場で「燃えないゴミ」を捨てて、信号待ちから走り出した時でした。
ローで発進して交差点に入ったところでセカンド、すぐさまサードにチェンジしようとしてクラッチを踏んだ瞬間。

ブツン！ｗ

「うおっ！！？」

左足に掛かっていた反力がなくなる。
「うわっ、クラッチが抜けやがった！変速でけへんやないかーい！」

ギヤは2速。

すぐさまウィンカーを出してＪＡ販売所の広い駐車場に滑り込み、セカンドのアイドリングで大きく円を描き旋回。

よみがえるＧＴ3での忌まわしき記憶。ｗ

『家までわずか150メートル、兎に角エンストしないように戻ろう』

道路に出ようとしたら一時停止無視のＢＢＡプリウスが目の前を横切って来やがってブレーキ。
ガクン。

→エンスト。ｗ

気付かずに遠ざかるＢＢＡ。ｗ

『こんのＢＢＡ－！ｗ』

左右を確認してローに入れ、セルを回して発進。
悲鳴を上げるセルモーター、へこたれそうになるリチウムバッテリー。ｗ

なんとかエンジンが始動、アクセルを抜いた瞬間ギヤを引き抜き、セカンドに押し当てる。
回転数が合ったトコロでゲートがスティックを呑み込み、時速10ｋｍくらいで自宅まで。

向かいの空き地に突っ込んでなんとか帰還。

クラッチペダルはペコペコですわ。ｗ



件のＧＴ3の時は油圧シリンダーの先にあるダイヤフラムを引っ張り上げるレリーズフォークがバッキリ折れてしまったのが原因でしたが・・・。

今回はクラッチペダルがプラプラしてるんで・・・、てかカングーはワイヤー式クラッチだよな・・確か・・。

どうもクラッチワイヤーが切れたらしい。ｗｗ

イマドキ250ｃｃのバイクだって油圧クラッチを使うとゆーのに、原チャリのＫＳＲとか2ｓｔのＳＤＲですかアンタ？ｗ

とりあえずカイエンに荷物を積み替えて市場まで。

翌日主治医の先輩に看て頂いて、ワイヤーを注文することになりました。
「まー順番にアチコチ壊れんなぁｗ」
「もう13年目ですからねぇ・・フラ車だし・・」
「セルスタートやるとモーターがバカんなるだろうから、部品が来たら保険のレッカー使うべぇや」
「手配しますぅ・・・」
「まーＫｉｔ-Ｒ（群馬日産が展開するルノー）だから何時んなるかワカンネーけどｗ」
「2週間ありゃ来るでそ？」
「たぶんね～」

とゆー感じで3台目の不動車が出来ました。ｗ
いよいよ「真夏のクーラーレス空冷」を除くとハイブリとデンキだけになってしまった。

カングーにダウンされると結構マジで困るんだよなぁ・・・。

はよう元気に復活しておくれ。￣ω￣；