![やっぱり新品タイヤは良いですね…ミシュランPS4Sに好感、じゃなくて交換 やっぱり新品タイヤは良いですね…ミシュランPS4Sに好感、じゃなくて交換](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/043/273/919/43273919/p1m.jpg?ct=a41bb9136bf6)
我が家のミドリーヌ号(E91 ALPINA D3Biturbo)は新車装着のタイヤはミシュランのPS2でしたが、その後はPilot Supersportに履き替えて順調なマッチングです。一昨年にPilot Supersport(以後PSSと略します)は新型のPS4S(PS4とは別物です)にモデルチェンジしていたのですが、発売当初は19インチと20インチの設定しかありませんでした。
ところが、先日ガソリンスタンドで空気圧チェックをしていた時にタイヤサイドのひび割れに気が付きました…って遅過ぎですね。車検は通ったので油断していました(爆)。同じPSSにしようかと思いましたが、ディスコンになっています(涙)。でも、最近サイズが増えて18インチのE9○型アルピナ用(前245/40-18、後265/40-18)が発売されていたので、こちらに交換する事にしました。
履き替えて最初にびっくりしたのは、ステアリングの手応えがかなり軽くなった事です。交換直前の2/3〜半分くらいの印象ですが、前回交換した時もこれくらい軽くなっていたのかも。かなりタイヤがへたっていたのでしょうか。
乗り心地も良くなっており、段差などを超えてもショックがかなり軽減されました。こちらに関してはPSSよりやや良好な印象です。今までは道の穴ぼこやマンホールを越える時に「ドン、ドン」だったのが「タン、ドン」に近い感じです。ダンパーがへたっていたせいかと思いましたが、これなら十分許容範囲です。こうなるとリヤも交換したくなります(爆)。
ロードノイズに関してはPSSと同じくらいか若干良くなっているかもしれませんが、元々それほどうるさいタイヤでは無かったので問題ありません。
たまたま交換前後で2日連続で時々走る同じワインディングを走りましたが、グリップの差は歴然。手応えは軽いままなのですが、以前
PS2からPSSに交換した時のように、ステアリングの切り込み角が少なくなったにも関わらず気持ち良く曲がって行きます。コーナー途中でうねりやギャップがあっても、交換前のように振られる事もないです。
ステアリング切り始めのレスポンスは少し穏やかになった印象がありますが、その分多めに切り込んでも穏やかなまま曲がって行くので気分が良いです。コーナリングスピードが増しても安定感があります。昨年に
ポルシェの方々と御一緒した時にこのタイヤだったら、もっと楽しく走れた気がしますが、後の祭りですね(爆)。
助手席の姫も、前日にちょっと途中で切り足したコーナーを曲がって行く時に「今日は普通に曲がったね〜」と言っていたので、同乗者も体感出来るようです。
全体的な印象としてはPSSより若干穏やかな感じもありますが、グリップは向上している感じなので、PSSを気に入ってらっしゃる方ならそのまま交換でも問題無いと思います。
新型タイヤなのでいろいろ新技術も投入されているようですが、いつものミシュランのキャラクターでしょうか。リムプロテクターがあるとホイールが傷付きにくいのでありがたいですね。
海外では他メーカーとの比較テストが許されているようで、
こちらの記事にデータがありますね。ドライ路面のブレーキでは競合他社のタイヤに比べて1m〜3m程短く止まれるようです。
全長2600mのサーキット走行ではこれまた他社より0.4〜1.4秒ほど速く走れているので、コーナリングのグリップも良好で走りやすいようです。
ウエット路面でのブレーキもトップの性能で、グッドイヤーとは僅差ですが最大2.4m短く止まれていますね。こちらが一般道路では重要な性能ではないでしょうか。
それでいてタイヤの保ちも良さそうで、5万Km以上走れればこのクラスのタイヤとしては優秀ではないでしょうか。
色々なデータを比較しても、全領域でトップの性能は素晴らしいですね。あくまでデータを見ただけの印象としてですが、コンティネンタルのスポコン6はドライ路面で肉薄しているがウエットがちょっと苦手でタイヤの保ちが短いようです。グッドイヤーは微妙に劣っていますが、こちらもバランスが良いので総合2位でしょうか。ピレリは保ちが良いだけのタイヤに見えます(爆)。ブリヂストンのポテンザは全領域で劣っているので価格勝負のタイヤでしょうか(以前135iに履いていた純正も印象良くなかったです)。ウエット性能も劣っており保ちも悪いので個人的にはアウトです。ダンロップは全タイヤの平均な感じのポジションですが、敢えて買おうと思うと微妙に売りに欠ける気がします(こちらも、今まで乗った純正装着の印象は良くなかったです)。
価格と乗ったフィーリングもあるので、スポーティーなタイヤが好みの方には他の選択肢もありそうですが、アルピナのような車に履くには最適な感じです。
こちらの記事でもほぼ同様の評価でしょうか。
ミシュランの車内製品同士の比較でも、先代のPSSに対して全域で同等か優っており、PS4に対しても乗り心地と転がり抵抗?以外は優っているので、懐具合とタイヤサイズが合えばイチオシだと思います。
それにしても、これだけ良いタイヤなのに、最近のアルピナモデルの標準装着タイヤがピレリになってしまったのは本当に疑問です。よほど良い条件を提示されたのかもしれませんが、オーナーの方はピレリのフィーリングが合わなかったらミシュランのPS4Sに交換してしまうのもありかもしれません。元々PSSがアルピナとも共同で開発しているので、キャラクターはこちらの方が合っているような気もするのですが、不思議ですね。アルピナのオーナーさんがタイヤ代をけちるとも思えないですし(苦笑)。
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ALPINA D3 Biturbo | 日記
Posted at
2019/09/17 12:14:31