今月号の「
ENGINE」誌、毎年恒例のホット100ニューカーズですが、ちょっと意外な顔ぶれになりましたね。ジャーナリスト諸氏の投票による「自分好みのカー・オブ・ザ・イヤー」みたいなものです。
1位はアルピーヌのA110で3年連続です。これは順当なところでしょうか。2位のマツダロードスターも順当なところでしょうか。
ところが3位にはランドローバーのディフェンダーが入っています。走りが楽しい車が選ばれる傾向にあったのにちょっと意外です。
そして4位にはアルピナのD3S/B3が入っています。主にB3への投票でしょうが、これまたビックリ。いままでアルピナはベスト10どころかベスト50にも入っていない感じです。
以下はロータスエリーゼ、ルノーメガーヌ、ポルシェ911など常連で、あとはVWゴルフやGRヤリス、ベントレーコンティネンタルなど納得の面子です。
日本とドイツで「パフォーマンスカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しているので不思議では無いかもしれませんが、ENGINE誌のこの投票ではジャーナリスト諸氏が忖度無しに自分が好きな車を挙げているので、そこでアルピナが4位なのはちょっと嬉しいですね。
基本は運転していて楽しい車なのでスポーツカーが半数以上を占める感じですが、それでもHONDA eが20位に入っているのは大健闘でしょうか。Bセグのルノートゥインゴも51位に入っていますが、日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞車のレヴォーグはなんと65位なので運転の楽しさとしては評価されていないようですね。
フェラーリやランボルギーニ、アストンマーティンなどおいそれとは買えない車が入っているので半分趣味に近い評価かもしれませんが、本家BMWのM3/M4でさえ24位なのにアルピナD3S/B3が4位なのは快挙ですね。
多分初めてのカー・オブ・ザ・イヤーのノミネートでジャーナリストの試乗の機会が多かったせいもあるかもしれませんが、なかなか一般には分かりにくいメーカーが評価されるのは嬉しいですね。
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ALPINA D3 Biturbo | 日記
Posted at
2021/07/28 12:26:45