以前に
メルセデスベンツの排ガス装置偽装疑惑について記事にしましたが、やっぱり有罪になっているようですね。メルセデスベンツに外気温が一定の基準値を下回ると排気再循環率が低下し、NOx(窒素酸化物)排出量が増加するという「ソフトウェア」が発見された事により、
これを使用して購入者に損害が生じた場合に補償しなければいけない、という判決をECJ(欧州司法裁判所)が出したそうです。最終的な判断はドイツの裁判所がするようですが。
VWのディーゼルゲートをきっかけに各社が実はいろいろなディフィート・デバイス(無効化装置)を装備している事が明らかになってきていますが、ソフトウェアについてもあの手この手で規制をかいくぐる努力をしていますね(爆)。
こんな事ばかりしているので、ディーゼルに対する信用を失わせたばかりか「他にも何かやってるのでは?」という疑念を抱かれるかと思いますが、それを払拭するために欧州メーカーはEVへの舵を切り、それにEUが乗っかるという図式になっている感じです。
いずれにしてもかなり政治的な思惑が錯綜している感じですが、そもそもこうした事態を招いたドイツのメーカーがあまり反省していないように思えるのは私だけでしょうか。EVになったらなったで確かに二酸化炭素の排出はありませんが、他の面で偽装をしそうです(爆)。
Posted at 2023/03/28 01:27:10 | |
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くるま | 日記