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2025年10月10日

未来の 空飛ぶクルマ②  空の道は大衆化するのか

 未来の 空飛ぶクルマ②  空の道は大衆化するのか 万博の空飛ぶクルマを見に行きました。
クルマの未来、モビリティの未来に夢を見ていますか?









モビリティ、すなわち、「移動すること」って気安くなってますか?
これまでエリートだけが持ち得た経験を庶民が経験できるようになること、こういうイノベーションを「大衆化」なんて言います。

大衆化の好例としては、移動電話(携帯電話)。登場時は一部のエリートだけだったんですよね。それが、ポケベル → ガラケー → スマホ って中学生に親が買ってやれる時代になりました。




「移動する体験」ってどうなんでしょうか。大衆化したんでしょうかね。

現在75歳以上の人(全共闘世代)は、人生と共に変化する移動体験できましたよね。

30代には、年一回、マイカーで熱海旅行に行けるようになって、
40代には、年一回、家族でハワイにコンドミニアム行けるようになって、
50代には、年一回、ツアーだけどヨーロッパ3都市周遊行けるようになって、

地球が小さく感じるような進化を経験できたはず。一番いい時代を生きましたよね。モビリティの大衆化が加速した時代でしたね。





現在55−65歳位の人(新人類世代)
は、生活の移動圏が大きくなるような、地球が小さくなったかのような感覚、ありますか?20年前まではありましたよね。
道路が整備され、空路が整備され、いい感じに移動が大衆化しました。でも、ここ10年は移動コストが変わってないです。時間もお金も。 仕事で海外出張の時には仕事座席(ビジネスクラス)で飛行機乗ってる人だって、家族旅行で全員を仕事座席で行くのは相変わらず気易くなっていません。


クルマで言うなら、大学生の時に親からプレリュードを買ってもらった55歳は、自分の大学生の子供にプレリュード買ってあげてますか?逆にコスト高になってませんか?これは退化です。





じゃあ、40代以下の方は、、、どうなんでしょうかね。1ヶ月分の稼ぎを注ぎ込んで旅行に行こうって言う時、移動範囲は大きくなっていますか?若い時と同じだよって言うのなら、モビリティにイノベーションはありません。






さて、陸路の大衆化がだいたいサチュレートして、これ以上の速達性とか低価格が望めません。そこで空路の大衆化、ということで、空飛ぶクルマを推進する国策プレゼンの要旨は

空を大衆化したら、既存の人流/物流を破壊的に変化できる!

___そういうことです。




たとえば、里山暮しのヒトが病院に行く場合。
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95分かかったのに、空飛ぶクルマなら18分ですよ。コレが日常になりますよ。



23区内に住む大衆にとって、空飛ぶクルマの効果ってすさまじいです。
alt
タクシー初乗り料金プラスαで目的地までいくでしょう。これなら空飛ぶクルマですよね。ギュウギュウ詰めの電車は嫌です。空は渋滞もないしね。


都心に新しいビジネスを生む効果もすさまじい
alt
大衆が移動する価値を配給するビジネスってことですよね。


そんな空飛ぶクルマがお披露目です。


有刺鉄線越しにみんな必死で撮ります。ちょっとシュール。
音が結構うるさい。


社会実装は2040年と。空飛ぶといっても、あくまで近距離移動のためのツール。ご近所移動に本当に使えるんだろうか。

そこらじゅうに発着場(ドローンポート)が必要ですけどね。
田舎ならまだしも、都心なら、あの音はご近所迷惑かな。



ブログ一覧 | クルマの未来 | 日記
Posted at 2025/10/15 07:04:10

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この記事へのコメント

2025年10月15日 14:02
どもです。とても興味深い内容でした。
まるで『タケコプター』の世界が現実になりつつあるようですね。
空を自由に飛ぶ――それは長年の夢ですが、実際に大衆化するとなると課題は山積みです。

たとえば、衝突をどう防ぐのか。
現実には、AIがすべての機体を監視し、UTM(Unmanned Traffic Management)というシステムで「空の交通整理」を行う構想が進んでいます。
都市上空には高度150〜300mほどの“空の車線”が設定され、AIがリアルタイムで各機体の位置や速度を把握し、衝突を未然に回避します。
さらに、機体同士の通信(V2V)や地上インフラとの通信(V2X)を通して、自動で最適なルートへ修正されるよう設計されています。

とはいえ、技術だけでは済みません。
学校や病院の上空などには飛行禁止区域が設定され、離着陸は許可されたドローンポート間に限られます。
都市全体が新しい交通ルールのもとで再構築されることになります。

それでも、空のモビリティが本格的に社会実装されれば、「移動すること」の意味は根本から変わるでしょう。
時間と距離の感覚が圧縮され、人々の生活圏が新しい次元へ広がる。
未来のモビリティには、やはり大きな夢がありますね。
コメントへの返答
2025年10月15日 18:36
どもです

コレもNEDOのプロジェクトなんですけど、当地は相当前のめりです。
中山間集落を維持していくのに道で繋ぐよりドローンで点で繋いだ方が、コスト的にも対災害的にも現実的だそう。

勉強会も何度も開かれて参加してみました。
空中のバーチャルなチューブの中をAI操縦で隊列組んで飛行する(仰るUTMですが、、)USでの制度設計も紹介されてました。国内での法整備的な話(管制空域Controlled airspace)もあって、なかなか容易ではないそうです。現状、非管制空域ではスカイスポーツが行われていますが、こういう趣味もかなり狭められてしまいそう。
全国津々浦々が管制空域になっちゃうと、イベントで風船飛ばしたり、気球遊覧できなくなりますね。

まあ、そういうわけで興味を持って見ています。

免許がなければモビリティに乗れないっていうのはイノベーションとしては間違ってますので、いろんな乗り物に免許不要で誰でも乗れる技術が望まれているのでしょうね。

プロフィール

「-」
何シテル?   08/01 18:07
冒険の伴侶としてのクルマ風俗は終わり、モビリティの選択枝の1つとしてクルマがある、そんな時代のさらにミライはどうなる??
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