ノイキルヒナー重傷

ＳＢＫ第５戦　イタリア モンツァ　。レース１は開始早々波乱の展開になった。

スタート直後、各車ポジショニングの奪い合いの中、玉田誠の前を走るトミー・ヒルがトリッキーな動きを見せた。玉田は接触を避ける為フルブレーキング、これに後続のブレンダン・ロバーツが玉田に追突！。この衝撃からロバーツのマシンはグリーン上を滑走。事故現場でファーストコーナーのアスカリ・シケインにトップで進入したマックス・ノイキルヒナーの側面に激しく激突。

このアクシデントで玉田は左手首を骨折。ノイキルヒナーは右足大腿骨、鎖骨など数箇所を骨折する重傷。ロバーツは全身打撲。

数台がコースオフし、トロイ・コーサーのマシンが炎上するなど、現場は一時騒然となったという。

玉田は次戦、南アフリカラウンド、を欠場するとみられていて、重傷のノイキルヒナーは６月後半のアメリカラウンドまで、長期戦線離脱となりそうだ。



ちなみにアスカリ・シケイン。正式名称を　Variante Ascari　といい、イタリア人ドライバー　アントニオ・アスカリ　が事故死したことからこう呼ばれている。