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2009年06月01日

MotoGP イタリアGP 決勝後YAMAHA陣営のコメント

MotoGP イタリアGP 決勝後YAMAHA陣営のコメント J・ロレンソ選手談(2位)
「僕にとって今回の2位は、優勝と同じくらいの価値があるよ。信じられないようなレース展開で、まるで映画のような感じだった!ウォームアップ走行ではレインコンディションの中でペースが上がらなかったので心配だった。そのうえサイティングラップではとうとう転倒。あの瞬間は、とにかく早くピットに戻らなければならない、ということだけが頭に浮かんだ。

ピットに戻れば、グリッドに並ぶチャンスがあると思っていたが、運良くギリギリのところでその通りになった。チームがセカンドバイクを用意してくれていたので、何とかポールポジションからスタートできた。グリッドでは転倒のことを考えないように、集中することに専念。ところがスタートで大きくスライドしてしまい出遅れてしまったんだ。

マシン交換後はすっかり状況が変わった。僕はチームに壊れたマシンをあんなに短時間で修復してくれたことにお礼を言わなければならない。修復したマシンはしっかり出来上がっていたので、リズム良く乗れて、最後まで戦い続けることができた。そして2位という結果を得た。今日のようなコンディションの下では、どんなことが起きても不思議ではない。そのなかで好成績を獲得できたことは奇跡でもあるんだ。だからそれを実現させてくれたチームのみんなに心から感謝。今日の結果にはとても満足しているよ」

D・ロマニョーリ、チーム監督談
「サイティングラップでの転倒という事態を振り返ると、今日の結果は優勝にも値すると思う。レース開始前の規定時間内にピットに戻ることができて、マシンを交換し、またグリッドに並べたことは本当にラッキーだった。メカニックたちも素晴らしい能力を見せ、短時間の間にマシンを修復してくれた。彼らの力がなければ、レースはそこで終わっていたはずなんだ。彼らのおかげでホルヘは2位という成績を得ることができた。みんなに感謝、そしておめでとう!」

V・ロッシ選手談(3位)
「ムジェロで勝つことができなかったことは、非常に残念だ。でも昨年までの7年連続優勝はすでに十分に素晴らしいことだと思っているので、今日は表彰台を確保できたことに大きな意義があったと考えたい。ムジェロの表彰台は大勢のファンを見下ろすような感じになるんだけれど、そのときの気分は格別なんだ。もしもそれを逃していたら、本当に悲しい気持ちになってしまっただろうからね!

レースはまたしても天候に翻弄されることになって、僕らにとっては非常に厳しいものだった。途中でピットインしてマシンを乗り換えるというやり方には、どうもツキがないらしく、そのなかで表彰台を獲得できたのはこれが初めてだったと思う。ウエットではセッティングがうまくいっていたので好調だったが、マシンを交換した後は、フロントタイヤにハードコンパウンドを選択してしまったために、なかなか暖まらなくてペースを上げることができなかった。終盤は調子が上がってきたので、何としても表彰台を目指さなければならないと思って頑張ったんだ。それが実現できてうれしかった。ルマンに比べれば大きな進歩。ポイント争いが接近しているので、今日の3位は非常に重要だよ」

D・ブリビオ、チーム監督談
「望んでいたような成績でないことは確かだが、表彰台の意義は大きいし、今日の16ポイントがチャンピオンシップにおける重要な鍵になるだろう。もっと上手くやれたはず、と今になって言うことは簡単だが、我々はレース前にすでに、マシンの特性、バレンティーノのライディングスタイル、そしてチームの経験に基づいて決定を下していたのだ。そして、その決定が正しかったかどうかは、レースが終わってみて初めてわかること。今日は貴重なポイントを獲得し、依然として僅差でランキング上位につけている。これからも目標は変わらない。シーズンの最後に誰よりも上に立っているために、できるだけ多くのポイントを獲得できるよう頑張るだけ」

C・エドワーズ選手談(6位)
「前回のルマンは、序盤はウエットで遅れ、ドライに変わってから追い上げるレースだったが、今回もそれと全く同じ展開。どういう訳かは分からないけど、フルウエットの場合、フロントの信頼感が得られない。フロント荷重重視の僕としては、これはとても深刻な状態なんだ。コーナー進入でリアに重心が移ってしまうのでフロントのフィーリングが、ほとんど感じられなかった。

今日はもう少し早くピットインして、ドライ用マシンに乗り換えるべきだったかもしれない。前後ハードコンパウンドのスリックに替えた後は、暖めるのに時間がかかり、その間には危ない場面もあった。でもそのあとは調子が戻り、タイムも上がって積極的にレースを展開できた。でも課題はまだ残っている。ウエット用のセッティングの謎がまだ解けていないので、これを解決しなければならない」

J・トーズランド選手談(7位)
「今季最高の成績で、これで基本的には6位以内を目指すことが可能だということもわかったので、今はとてもハッピーな気分だ!最初はリアショックを硬めにセッティングしていたことが影響して、走りにくかった。実はあんなに早くピットインする予定ではなかったんだけれど、そういうわけで仕方がなかったんだ。どんどん順位が下がってしまっていたので、早めのピットインという賭けに出たんだ。

スリックに履き替えてから最初の数周は、タイヤが暖まるまで大変だったけれど、一度リズムが出てくると、とても好調に走れるようになった。早めにピットインしてよかったよ。コースには新しく舗装した部分があり、そこは最後まで乾かなかったからちょっと怖かったんだけれど、それ以外の場所では全てを出し切ることができて順位も上がっていったんだ。ド・ピュニエとのバトルはすごくいい感じで、しかも6位争いということで、久しぶりにレースを楽しめてうれしかった。次のカタルニアでは、さらに頑張っていきたい」

H・ポンシャラル、チーム監督談
「コーリンとジェームス、そして我々チームにとっては非常に厳しいレースだった。でもその一方でとてもエキサイティングで見応えのあるショーになったと思う。色々なライダーが上位を走るところが見られるので、これはフラッグ・トゥ・フラッグレースの良いところでもあるだろう。

私自身は今日の結果に非常に満足。とくにジェームスについては、いつも以上に熱烈に祝福したいんだ。ここまで厳しい状況が続いてきたが、彼は決してあきらめなかった。だから6位争いという、本来の場所に戻ってきてくれたことがうれしくて仕方がない。ジェームスは誰よりも早くピットインしたが、それによってしばらくの間、最速タイムで走行し、その結果ここまで順位を上げることにつながった。またド・ピュニエとのバトルでは素晴らしいファイティング・スピリットを見せてくれた。

コーリンもまた、グリッド2列目から6位獲得とよく頑張った。ウエット・コンディションでの問題さえ解決できれば、もっとずっと上へ上がれるはずだ。彼は今シーズン、必ず何度かは表彰台に上ることになると確信している」

中島 雅彦談(技術開発部MotoGPグループリーダー)
「ここはチームにとってホームグランプリ、バレンティーノの連続優勝記録もかかっており、我々ヤマハのスタッフも大きなプレッシャーを感じながらのレースでした。前戦及び昨年のレビューをもとに、戦闘力向上のために出来る限りの準備をして臨みました。プラクティス2日間は安定した天候の中、セットアップを行うことが出来ましたが、レース当日は天候不良に見舞われ、前戦に続き、またしても"フラッグ・トゥ・フラッグ"レースとなり、マシン交換のタイミング、タイヤ選択が明暗を分けるレース結果となりました。

優勝こそ逃しましたが、トップ7の中でヤマハが4台を占め、フィアット・ヤマハ・チームの2人が表彰台に上がったことは、ライダーの気迫の走りとチームスタッフの素晴らしい働きの賜物であり誇りに思います。今年は例年以上に激しい争いで、ポイント上もトップ3が僅差で並び、チャンピオンシップの行方は混沌としています。これから更に厳しい戦いが予想されますが、皆さんの期待に応えられるよう努力していきたいと思います」
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Posted at 2009/06/01 23:51:32

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