
青山博一(250cc 2位)
「予選のときのタイムを考えれば、2位になれてうれしい。しかし、レース内容としては、エンジンの伸びがなく、中盤にペースを上げられずポジションも落としてしまった。それがなければトップ争いもできたと思うし、残念だ。今回は予選、ウオームアップとエンジンの調子がいまいちで、それを改善するためにスタッフが色々とやってくれた。完全には直らなかったけれど、こうして表彰台に立てて感謝している。終盤は思っていた以上に追い上げることができた。あの位置から2位になれるとは思わなかった」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 4位)
「今日はいいレースだった。トップから9秒差でフィニッシュした。これはすごく重要なポイントで、毎戦、確実にトップとの差が詰まっている。自分はこのコースが好きだし、レースウイークを通じていいペースで走ることができた。表彰台に立つのが目標だったけれど、1000分の52秒差で表彰台を逃し残念だった。今日はスタートがよくなかった。その後、ダニ(ペドロサ)とランディ(デ・ピュニエ)を抜くのに時間がかかり、ストーナーとのギャップを縮めるのが大変だった。今日は本当に暑かった。厳しい条件のレースだったが、次につながるレースができた」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 6位)
「今日は厳しいレースだった。とても疲れた。終盤は痛みもひどく、いい結果を残せず残念だった。今日は最後まで走ろうと思ったし、6位という結果はファンの期待に応えるものではないが、ベストは尽くせたと思う。レースウイークを通じて大きな声援を送ってくれたファンに感謝したい。痛み止めの注射は効果があったけれど、25ラップを走りきるには十分ではなかった。ケガが治るまでには時間がかかるし、次のアッセンに向けて休養をとりたい。今日はカピロッシを抑えられなくて残念だったが、自分にとっては価値のあるレースだった」
ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 8位)
「今大会は全体的によかったと思う。今日は厳しいレースだったが、3列目からスタートして1周目で4番手と、いいスタートを切れた。それからいいリズムで走ることができた。その内、ペドロサとドヴィツィオーゾ、そしてカピロッシが追いついてきて抜かれてしまったが、これは仕方がない。エドワーズも自分より少しだけ速かったが、スリップを使ってなんとか抜こうとがんばった。今日は8位だったが、ベストは尽くせたと思う。総合でも9番手にいる。この調子でこれからも戦っていきたい。チーム、スタッフに感謝したい」
アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 12位)
「期待外れのリザルトに終わった。予想していたレースにならなかったし、自分の力を十分に発揮することができなかった。今抱えている課題は解決していないが、開幕戦カタールのときからすれば、今日はトップグループとのギャップを縮めることができていると思う。いま、必要なのは、グリップを増すこと。自分のアドバンテージであるコーナリングスピードを上げることだ。明日のテストでは、それを改善したい」
ガボール・タルマクシ(MotoGP 17位)
「スタートしてから4ラップはがんばってペースを上げたが、今の自分にはちょっと速すぎて危険なペースなので、自分のリズムで走ることに決めた。全力で走れていないこともあり、125ccで経験したような疲れもなかった。まだまだバイクに慣れる時間が必要だと思った。今日は、貴重な経験ができたし、とても楽しかった」
トニー・エリアス(MotoGP リタイア)
「今日は限界まで攻めた。転んだのは自分のミスではなかった。速すぎたわけでもなく、ブレーキングで無理をしたわけでもない。前のラップと同じように走っていたけれど、フロントから切れ込んで転んでしまった。期待外れの結果に終わった。今日は速いラップを刻めたと思うが、もっとペースを上げる必要がある。明日のテストで、ペースを改善できるようにしたい」
高橋裕紀(MotoGP リタイア)
「スタートはまずまずで、その後も気持ちよく乗れた。2コーナーと3コーナーでデ・アンジェリスと何回かぶつかって転びそうになったが、前に出ることができた。その後、8コーナーの手前で前を走っていたバーミューレンが急に減速。止まりきれずぶつかってしまった。そのときにフロントのブレーキレバーがバーミューレンのシートカウルに当たり、あっという間に転んでしまった。今日は朝のウオームアップから調子がよくて、決勝もいい感じで乗れていた。あのまま走っていればいい結果が出たと思うし、本当に残念だ。ぶつかったときに、ブレーキレバーとバーミューレンのシートカウルの間に指をはさんで中指を痛めてしまった」
山野一彦|Repsol Honda Team 監督
「厳しいコンディションだったが、両ライダーともにファイトあるレースを見せてくれた。アンドレア(ドヴィツィオーゾ)が3位になれず残念だったが、3位になるために激しくプッシュしてくれた。今日の彼のペースはすばらしかったし、表彰台に立つ日が近いと感じた。ダニは、勝利を目指したが、今日はかなわなかった。しかし、多くのポイントを獲得した。アッセンまで休むことがこれからの戦いに向けてベストな選択だ。今回は勝てなかったが、勝利を目指しこれからも全力を尽くす」
ラタパーク・ウィライロー(250cc 7位)
「スタートがうまくいかず、序盤にポジションを落としてしまったが、いい感じで走ることができた。とにかく、ポジションを上げることに全力を尽くした。今日は気温が高くて水温も上がり過ぎてしまった。それでエンジンのパワーがなくなり、苦しい走りになった。それでも7位でチェッカーを受けられたし、ポイントも獲得できた。今回もチームがいい仕事をしてくれたので、チームとスタッフに感謝したい。この調子で総合ランキングも上げていきたい」
富沢祥也(250cc リタイア)
「今日はいいレースができたと思う。デ・ロサ、ファウベル、クルーゼル(アプリリア)、アブラハム(アプリリア)の集団の中でいい走りができたと思う。しかし、水温が上がり始めて、気がついたら100℃を超えていた。冷却系にトラブルがあって水温が上がったが、初めてのサーキットで思った通りのレースができた。今回はライディングポジションを変えて乗り方がよくなった。完走できなかったが成果は大きかった」
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MotoGP | スポーツ
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2009/06/16 01:10:45