
ラファエレ・デ・ロサ(250cc ポールポジション)
「250ccクラスで初めてのPP。125ccを含めて2回目のPPを獲得できて本当にうれしい。明日の決勝は、シモンセリ(ジレラ)や青山といいレースがしたい。しかし、チャンピオン争いをしている選手たちのことは意識しなければならないし、彼らの邪魔になるようなレースはしたくない。
今年はチェコGP以後、すごくいい感じで走れているし、シーズン前半とは見違えるようだ。明日のレースが本当に楽しみだ」
ダニ・ペドロサ(MotoGP 3番手)
「どのサーキットでもフロントローに並ぶことは重要だ。今日は転倒したにも関わらず、フロントローを獲得できてよかった。転倒したのは2コーナーで、スピードも出ていたが、ケガをしなくてよかった。すぐにピットに戻ってセカンドバイクでセッションをこなせた。どうして転んだのかはっきりしたことはわからないが、ブレーキをかけた途端にフロントから転んでしまった。今日はトップの2人にやや離されてしまったが、優勝争いに加わるためにも、明日のウオームアップで少しでもいい状態にしたい」
アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 6番手)
「今日はセッティングもよくて、ハードタイヤで1分31秒台前半のラップを刻むことができた。とにかく、気持ちよく乗れていたし、転倒したときはセッティングのいい方のバイクだったので本当に残念だった。明日は2台のバイクのいいセッティングを組み合わせて挑みたい。転んでしまったことで6番手に終わったが、今日の自分のパフォーマンスには満足している。決勝に向けて自信にもなった。明日はいいスタートを切ってトップグループについていきたい」
ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 8番手)
「昨日はリアのセッティングに苦しんだが、今日は本来のポジションに戻ることができた。フリー走行では、リアのグリップを失いコースアウトして転倒してしまった。しかし、予選はフィーリングがよくて、ラップを重ねるごとにペースアップできた。昨日から今日にかけて、セットアップはうまくいったと思う。しかし、決勝に向けてタイヤのチョイスができていないので、明日のウオームアップではそれに集中したい」
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 10番手)
「予選は10番手だったが、昨日から今日にかけて、セットアップを進めることができた。予選では違うセッティングにトライしたが、それがよかった。最初はハードタイヤで走行していたが、硬すぎる感じだったのでソフトに切り替えた。これで走りのリズムはよくなったのだが、タイムを上げることはできなかった。明日はいいスタートを切って、少しでも上のポジションでフィニッシュしたい」
トニー・エリアス(MotoGP 11番手)
「フリー走行、そして予選と、思ったようにセットアップは進まなかった。明日の決勝レースまでに、あとどのくらいいい状態にできるのかわからないが、とにかくいいスタートを切って速いグループについていきたい。課題はトラクション不足。天気がよくなれば、トラクション不足を解消できるかもしれない。昨日、今日と不安定な天候だったが、明日は晴れてほしい」
ガボール・タルマクシ(MotoGP 16番手)
「MotoGPマシンに乗ってから、フィリップアイランドが最も難しいサーキットのような気がする。しかし、セッションをこなすごとにタイムを短縮できたし、トップグループとのギャップも少ない。セットアップの方向性も間違っていないし、順調な2日間だった。明日の決勝はさらに前進したいし、今回の成果をマレーシアとバレンシアにつなげたい」
山野一彦|Repsol Honda Team 監督
「予選でダニが転倒したが、打撲程度で大きなダメージがなくよかった。今日の転倒はオーバーペースが原因だが、攻めているときの転倒であり、決勝に向けて学習になったと思う。バイクのダメージも大きくないので、明日のウオームアップで確認して決勝に挑みたい。トップの2人はいい仕上がりだが十分に戦えるレベルにあると感じている。ドヴィツィオーゾも、FP1、FP2と着実にタイムを伸ばし、アベレージも順調に上がっている。レースになればすばらしいファイティングスピリッツを発揮してくれる選手なので、決勝の走りに期待している」
青山博一(250cc 3番手)
「フロントのフィーリングがよくなくて、今週は難しいスタートになったが、最終的にセットアップが決まった。ただ、午後の予選は、セッション開始直後に雨が降ったために、その後、ドライになっても路面温度が上がらず、タイヤのフィーリングが伝わりにくかった。最後のアタックでちょっと失敗したけれど、何とかフロントローに並べてよかった。今回はチームメートもいい走りをしているので、明日は負けないようにがんばりたい」
ラタパーク・ウィライロー(250cc 7番手)
「2列目に並べたことはよかったが、朝のフリーで転倒しなければ、もっと上を狙えたと思う。予選はセッション序盤に雨になり、その後、ドライになった。ラスト10分、いい走りができたのだが、クリアラップが取れなかった。明日はいいスタートを切って、オーストラリアのレースファンに印象に残るようなレースがしたい」
ヘクトル・ファウベル(250cc 9番手)
「今日はウエットコンディションでとても気持ちよく走ることができた。ドライコンディションも悪くなかったのだが、ニュータイヤを入れてアタックしているときに渋滞にひっかかってしまった。いくつか上のポジションは狙えたと思うし、残念だった。しかし、バイクの状態はいいので、決勝でばん回したい」
青山周平(250cc 16番手)
「フリー走行から予選にかけて、高速コーナーでタイムを稼げるようなセッティングにしたのだが、それが結果的によくなくて、タイムを上げられなかった。エンジンも思ったように走らず、それもタイム短縮を果たせなかった理由の1つだ。フリー走行が8番手だったので、予選もそれと同じくらいの結果を出したかったが、ポジションを落としてしまい残念だった。明日の決勝は、今日の午前中のセッティングに戻して挑む。前回のポルトガルが12位だったので、それ以上を目標にしたい」
富沢祥也(250cc 18番手)
「昨日は風が強くてうまく走れなかったが、今日は風の影響を感じることなく走ることができた。同じくらいの風だったと思うのだけれど、ペースが上がって全体的にリズムよく走れるようになった。フリー走行はウエットからドライ。予選もセッション開始直後に雨になって、一日を通じてちゃんと乗れなかった。それを思えば18番手になれてよかった。明日はスタートをしっかり決めて、速いグループについていって完走したい」
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MotoGP | スポーツ
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2009/10/18 12:06:33