ＷＳＳ最終戦　フランス マニ・クール　レース動画

WSS(スーパースポーツ世界選手権)第13戦(最終戦)フランスラウンドは、フランスのマニクールで決勝レースを行ない、ユージン･ラバティ(パーカルガー･ホンダ)が今季8勝目をマークした。

レースは序盤からチャンピオンを争う、ケナン･ソフォグル(ハンスプリー･テンケート･ホンダ)とラバティの一騎打ちとなる。16ポイント差のランキングトップで最終戦に臨んだソフォグルは好スタートで序盤からラバティとの差を広げていく。10周目までトップをキープしていたソフォグルだが、レース中盤からペースを落として、ラバティを先行させる。10周目にトップに立ったラバティは、そのままトップでチェッカーを受け、シーズン最多勝を記録したが、2位に入賞したソフォグルが、11ポイント差で2007年以来となる二度目のWSSチャンピオンを獲得した。

2台が先行した後、3位争いをリードしたのは藤原克昭(カワサキ･モトカード･ドットコム)だった。序盤の6周目に3位争いの先頭に立った藤原は、残り3周まで3位争いをリードしていたが、終盤に追い上げてきたチャズ・デイビス(パーキン・ゴー・トライアンフBE1)、マッシモ・ロッコリ(インターモト・チェコ)、ロビン・ハームズ(ハームズ・ベンジャン レーシング)に先行されてしまう。3位表彰台を獲得したのはデイビス。僅差の4位にロッコリ、5位にハームズ、6位に藤原の順でチェッカーを受けた。

7位にダビデ・サロム(パーキン・ゴー・トライアンフBE1)、8位にミケーレ・ピッロ(ハンスプリー･テンケート･ホンダ)、9位にロベルト・タンブリーニ(ロベルト・バイクサービスRT)、10位にミゲール・プライア(パーカルガー･ホンダ)が入賞した。

ランキングでは2位にラバティ、3位にシルバーストンラウンドで負傷し以後のレースを欠場しているホアン・ラスコルス(カワサキ･モトカード･ドットコム)が続き、デイビスが4位、ピロが5位、ハームズが6位となった。藤原はランキング10位でシーズンを戦い終えた。コンストラクターズタイトルは、ホンダが圧倒的なリードで2003年以降、8年連続となるタイトルを獲得した。

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