観てきました

〝ローン・レンジャー〟ゴア・ヴァービンスキー監督作品です。予告編を観て微妙なカンジでしたが、やっぱりでした。ジョニー・デップはさすがの存在感で、キャラクターに合ったセリフ回しがユーモラスで何とも心地よかったです。ジョニーのステータスは語らずもですが、当然主演なんだろうと先入観を持ったらガッカリするかもしれません。僕がそうでしたから。〝悪霊ハンター〟のトント役ですが、悪霊ハンターという割には、もう少しこの辺のエピソードが欲しかった気がします。不覚にも作品終盤眠くなってしまいました。ここ最近劇場で眠くなる何て無かったんですけどね。☆☆


本作で注目の役者さんは

主人公ジョン・リード（ローン・レンジャー）の兄、保安官（レンジャー）のダンを冷酷な手口で殺害した無法者〝ブッチ・キャベンディッシュ〟を演じたのがウィリアム・フィクナー。


クセのある役柄が多い役者さんですが、クリストファー・ノーラン作品では〝ダーク・ナイト〟でジョーカーに襲われる銀行の支店長を演じていました。ジョーカー相手に果敢にもショットガンで応戦するキレた演技が印象深いです。



本作でもう一人、違法営業で栄える酒場の女主人、元バレリーナでもある〝レッド・ハリントン〟演じるのはヘレナ・ボナム＝カーター。象牙で作られた義足に仕込んであるライフルを男勝りに景気良くぶっ放します。


ティム・バートン作品の〝スウィニー・トッド〟ではトッドに肩入れするロンドン一不味いパイ屋の女主人、ミセス・ラベットを演じ


昨年末公開された〝レ・ミゼラブル〟では強欲でズル賢いテナルディエ夫人を演じていました。僕の印象に残る作品では必ず時代劇で、クセある勝気な役柄が多いです。