2017年12月12日
【紹介記事】※これはまるで「リア充検知器」?否、「社畜検知器」のような??※
「日馬富士暴行事件」は書類送検となり、おそらく罰金の略式命令で終わりということになりそうです。示談が進まないということと被害者側の処罰感情が強い(らしい)ので社会的(って何?)制裁なんたらかたらで不起訴に持っていくのはちょっと厳しそうですな。
さて、今回は紹介記事です。なかなかおもしろかったのでage
貴乃花親方への共感・反感でわかるサラリーマンの組織忠誠度
全文はこちら
● 「日馬富士暴行事件」の異様さ(略:本文参照)
● なぜか非難される貴乃花親方(略:本文参照)
● サラリーマンは貴乃花親方をどう見るか(今回のキモ 以下引用)
今回の事件を会社に例えて考えるなら、貴乃花親方(理事)は、「社長派とは仲が良くない傍流の役員」で、この役員が、「自分の部下が被害者となった会社の不正について、社内の手続きを取らずに、いきなり警察に訴え出た」ような状況に見える。
あるいは、もう少し拡大解釈すると、品質検査データや会計処理の不正など会社の深刻な不正を見つけた役員が、取締役会を飛ばして監督官庁やマスコミに情報をリークしたような、「幹部による内部告発」のケースに近い。
ところで、ここ数日、日馬富士問題について世間の複数の人と話してみると、貴乃花親方に対して、共感を持つ人(割合、少数)と、反感を持つ人(案外、多数)に判断が分かれているように感じた。
そして、判断が分かれる理由は、貴乃花親方が相撲協会という「組織」に属していることの立場と義務について、「どう感じているか」によるようなのだ。
貴乃花親方を悪く言う人は、「彼は組織人なのだから、まず組織内での問題処理を優先すべきだ」と感じているらしい。他方、同情的な人は、「組織内で調査しても、うやむやにされるだけだし、組織の外の客観的な力を使って問題の白黒をつけた方がいい」と感じるようだ。
つまり、貴乃花親方に対する態度は、「組織人が、組織に対してどの程度服従するべきなのか」についての認識(というよりも「感じ方」)で左右されているようなのだ。少々単純化すると、「組織人濃度」が高い人は貴乃花親方に批判的だし、低い人は今回の貴乃花親方の行動に対して寛容だ。
人間は、概して「仲間」を大切にするようにできているし、大なり小なり集団に帰属する状態を自然・当然だと思う傾向があるから、「組織人濃度」がマイナスになる人は稀だと思うが、この濃度には人によって高低がある。
読者も、周囲の人々と「貴乃花親方について」語ってみるといい。もっとも話をするうちに、自分自身の「組織人濃度」が相手に露見するので、この点については注意と割り切りが必要だ。
ちなみに筆者が一番驚いたのは、ある大新聞の管理職の男性が、会食の最中に険しい表情で「貴乃花親方の行動はおかしい」と論じたことだった。新聞社にお勤めの方は「組織人濃度」が高いと常々感じるところだったが、この方はまさにそうだったようだ。
● 内部告発者としての評価
さて、貴乃花親方の意図の全貌は、いまだ分からない。暴力沙汰をうやむやにしてはいけないと思っているだけなのかもしれないし、暴力事件の背後にある問題も含めて告発、あるいは解決したいのかもしれない。いずれの意図であるとしても、親方が相撲協会の関係者である以上、彼は「内部告発者」の立場にある。
内部告発のやり方として今回の経緯を評価すると、貴乃花親方のやり方にはプラスに評価できる点と、心配な点とがある。
プラス評価できるのは、初期の段階から事態の解決を協会の手に任せなかったことだ。それは、彼が協会の主流派の人々を信用していないからなのだろうが、例えば協会が指名する第三者委員会などが調査に乗り出しても、協会に都合のいい結論しか出さないだろうし、情報と印象を操作されて、最悪の場合、暴行事件自体をうやむやにされてしまうリスクがあった。
他方、現時点で心配なのは、貴乃花親方が警察一本に問題解決を任せているように見えることだ。警察も信用できない場合があるというと穏やかでないが、国技である相撲の人気や相撲協会の事情を警察が“忖度”して、事件の処分を軽く済ませたり、相撲協会に時間を稼がせたりする可能性が全くないわけではない。
内部告発の定石として、(1)情報の通報チャネルを複数持って、情報を握りつぶされたり歪められたりしないように気をつけること、(2)事態の推移を記録し、またできれば事実に関する動かぬ証拠を確保しておくこと、の二点が重要だが、現時点で貴乃花親方がこれをどの程度クリアしているのかが分からない。
前述のように、多くのメディアは相撲協会と利害関係があるので、必要な時に正しい情報を流すことができる、信頼できるチャネルを持つことは容易ではないかもしれないし、暴行それ自体をどの程度「証拠」として残しているかにも心配がある。(引用終わり)
● 残る心配は貴乃花親方と貴ノ岩の将来 (後略)
************************************** Yahoo! ニュース ダイヤモンドオンライン 2017/12/06*****
みなさんはどのような感想をお持ちになったでしょうか??
ものすごく単純に言いますと、「組織人トシテ〜」というひとは現状に満足していてそれなりに充実している、ある意味勝ち組さん、正しいかどうかより組織の中の自分のポジションが有利になる方に張る、ある意味勝負師wさん。
ひとりになっても闘う姿勢を崩さない貴乃花親方を支持するひとは自分のせいかはさておきw現状に不満があったり主流派から外れていたり、かつて組織に裏切られたりした経験のある方なんぢゃないでスカね?? 異論は多数あるでしょうけど。
これはどちらが正しいとかではなくて、状況によるということでしょう。
「平時」の対応としてはもちろん組織・職制を動かして順序よく問題を解決するということが基本ですよね。勝手な人がてんでんこに動けば指揮系統も何もぐちゃぐちゃになります。
但し組織自体が腐っているとか組織自体の存在に関わる事でしたら平時の対応でうまくいく可能性は高くありません。「有事」です。
今回の暴行事件が「有事」であると貴乃花親方は考えてあのような動きをしたのでしょう。
こういう時にリーダーシップを発揮できるのは平時の指揮官=調整型のリーダーではないでしょう。
某国からミサイルがこっちに向かっている最中に、「対策会議を招集して」「いやいやその会議の幹事はどこがやるのか」「どのくらいのグレードの人を会議に呼ぶのか」「その会議の名前は何と付けるのか」なんて調整していたら間に合いませんよね(うはははは〜〜〜〜〜wwww)!!
しっかしまぁ、なんですな。
何かの番組で、プロレスラーのダンナだったか誰だったか忘れましたが、「あんまりスモー取りをアスリート扱いするのもなんたらかたら」とか言ってまして、「それじゃ相撲とはなんですか?」に対して「興行デショ?」みたいなご発言をされていましたが、この際、「神事」と「興行」は別にした方がいいかもしれませんな。「興行」ならガチも注射もありませんもんねwww。
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Posted at
2017/12/12 17:44:37
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