「クラウン生産終了」というニュースが突如出まして大いに驚いた方もおいででしょう。どうもセダンタイプが終了し、SUVっぽいのになるということみたいです。
同時期に「新型クラウン(MC)発売」という広告も併せて出ていたので、コレの宣伝を兼ねた観測気球のような気もいたします。
乗っているかどうかは別にしてクラウンファンの方のなかには「もうすでに現行ので終了している」「いや170系まで!!ゼロクラウンで終了した」などというご意見もおありでしょう。
久々にカタログの間(嘘)を探して掘り出しました。なんでもかんでも集めていたわけではないのでコレクターではありません。
1990年9月現在と書いてありました。
個人的にはコレが歴代一番だと思います。
3ナンバーの税金が下がり、3000cc級は¥81,500が¥51,000になりましたね。
輸入車対策()だった面もあるんでしょうけど、国産車にも2500ccモデルが出たりしましたっけ。
クラウンもこれまでバンパーはともかく「5ナンバーにモール分30mmくらい幅増で普通車扱い」になっていたのが、4HTの3ナンバー車はワイドボディ1755mmになりました。んが設計は小型車なので室内が広くなったわけでもなく下半身肥満的という方も…。
HTとはいえスポーティーに振った風でもなく貫禄じゅうぶんでありますた。
あえてひねくれてセダンをとりあげます。
HTに比べて裾がスリムに見えます。バンパーやモールはでかいのでチープさはありません。 全幅は1720mm、室内幅はHTよりセダンの方が10mmだけ大きかったりします。
内装色はブルー、セーブル、マルーンのようです。ブルーは寒そうです。うちのセンチュリーはブルーグレーでもうすこしグレーっぽいです。
これまでセダンだとコラムATの写真だったと思うのですがこれはフロアATです。
このカタログの頃ではないですが、このタイプが出たばかりの頃、ディーラーに行ったらV8の4HTの試乗をさせてもらえました。今思えば、ボッコ(失礼)のクラウンで行ったので試乗をすすめてきたのかも?
*実はそのクラウンはまさにこの店で廃車待ちになっていたのを引き取ったものです。若いセールス氏はそんなことは知らず新車を買う気がありそうだと思ったのでしょうw??
これがエアサス車で、動き出しのふわっと感がたまりません。
さすがにエアサス搭載のロイヤルGは無理ですが、2.5のセダンあたりをリースでどうかと考えましたが、当時まだ個人向けリースがあまりなく、ディーラー本社経由での審査やらなんやらめんどーみたいで立ち消えになりました。
で、結局となりの日産ディーラーの中古車部で84年Y30セダン3000ブロアムを探して購入したってワケで。
まぁSUVぽくしたのをクラウンユーザーに売るため最初は「CROWNなんとか」って名前にして、うまくいったらクラウンを取ってその「なんとか」になるのでしょうかね(セリカカムリみたいなw)。
従来のように、ロイヤルサルーン>スーパーサルーン>スーパーデラックス>デラックス>スタンダード のような並びがないと公用車や社用車の世界では格付けがタイヘンみたいです。自衛隊さんなんかは古いクラウンのデラックスをピカピカにして使ってますな。
こうなったら、ベースは現行なり他車なりにして、コーチビルダーに委託して、誰が名付けたか(横から見ると)フジキャビン「富士山キャビン」ボディの載せ、使える部品は新旧問わず極力流用、10年くらいモデルチェンジ無し、走るシーラカンス(死語)は褒め言葉
ってかんじのデボネアのようなクラウンを続けてほしいですわ…。ワタクシの終のクルマにふさわしいです!!?
[参考記事]
Posted at 2020/11/17 15:37:59 |
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