逃げていく夏を追いかけるように出かけました。久々の赤羽で一献のためと翌日が早いので前泊します。久しぶりの南千住の線路より北のドヤビジネスホテル。いつもの清川あたりは予約が取れず、 最近土曜日はあそこ界隈でもありえない価格高騰。安定価格の東横も前泊に使うにはもったいなく、ココもダメならカプセルにしようかというところでした。
部屋は数百円違いで何種類かあり、今回空いていたのは最安値¥3300!! 寝るだけです。浴場もあったのですがなぜか休止中、シャワーが2部屋あり24時間使えます。冷蔵庫は共用。
どんな人が泊まっているのかわかりませんがとても静かでした。個別エアコンなので冷房は好みの設定で寝られます。

翌朝、線路を渡り車庫前からバスで浅草駅へ行きます。南千住から東武に乗るなら北千住へ移動するのが定番ですがここはこだわって始発から乗ります。東武特急も早々に満席の嵐。なんとか早い時間のリバティきぬを確保。チケットレスで席も選べます。左側(A席)大窓後方が取れました。
乗車券は株主乗車券をオクでゲット。帰路の18きっぷ1日分もオクで取ってあります。チケット屋さんでは1日分は置いてありませんでした。
浅草から北千住までの間は昔住んでいた辺りを走るので懐かしいです。
栃木で下車し、東武宇都宮線に乗りかえ。コレに乗るのは何年ぶりでしょう。なんだかヘンな電車が来ました。片開き2扉車を3扉に改造したのかと思いきや、5扉を3扉に改造したもののようです。もとは日比谷線乗り入れ車ということで詳しくはココへ。
東武宇都宮駅着。JR方向に歩きます。
今回は新規開業した宇都宮ライトレール「宇都宮芳賀ライトレール線」乗車のためにここまで参りました。
宇都宮ライトレール株式会社(うつのみやライトレール)は、日本の栃木県の宇都宮市と芳賀郡芳賀町を結ぶライトレール(LRT)路線「宇都宮芳賀ライトレール線」(うつのみやはがライトレールせん)を運行するために設立された第三セクター方式の軌道事業者。
既存路線の延伸、改良を伴わない全くの新規路線としてライトレールが建設されるのは日本初の事例であり、それまで路面電車が存在しなかった都市へ軌道法に基づいた路線が開通するのは1948年(昭和23年)の富山地方鉄道伏木線(現: 万葉線高岡軌道線)以来となる。(wikipedia参照)
招待などいただいておりませんので一般枠。開業2日目の日曜日ってことでオマツリになっているのだろうと思っていましたが案の定。時間帯にもよりますが乗車の方の列がとぐろを巻いておりました。突然雨が降ってきたり条件はよくありませんので本日の乗車はヤメ、これは想定内です。
昼食は餃子。いつもの店は何店かあるのですがJR駅のところまで来たので駅ビル内で。ここはコロナ騒動最中に来ましたが、地域性があるのか店が重度なコロナ脳になってしまったのか「咳やくしゃみをしたら即退店(キリッ」っとかやってました。
どうなっているのかと思いましたら…。
ビミョーにコロナ脳後遺症が続いているようですやれやれ。 当然フロアスタッフは見る限り全員顔オムツ状態。厨房は見えませんでしたのでわかりませんがこの暑い中ご苦労であります。お味はヘンなクセも無くおいしくいただけます。昼なのでビールはなし、このムードでは呑気に飲む気にはなれませんよね。
焼き餃子は1個食べてしまいました焼と水は各6個です。
しかし世の中は景況感増増。乗車待ちの皆さん、密だのなんだの言っていたのをすっかり忘れています。新型コロナウイルスとやらがあるのだとしたら今も無くなったわけじゃないんですよね、「病は気から」と中曽根さんもおっしゃって(以下略。
撮影に回ります。
柱が多く串刺し写真ばかりになります。
突然酷い雨が降ったりして歩く気力も無く、丸井写真(駅のそば)w。すぐの信号交差点。
所用を済ませ、夜の一献はやや早めスタート。
東武駅付近に戻ります。

アーケード街は昼間から外にテーブルを出してハイテンションで飲んでいるところもあります。その中あえてこうやって「大声禁止」路線に振るのもありだと思いますな。
コの字カウンターとテーブル席少々の作り。いい感じです。
生ビール390円(込)に惹かれました。

生ビールはこのくらいの量。生5杯と鮪カツとちくわ天で3000円ちょい。3000円以上でカード決済可能だそうです。お通しという名の席料210円、これいらんよねぇ。
日曜日で早い時間帯なのでテーブル席のグルも静かで、ピン呑みさんが数名、いつもこうかはわかりません。
駅前に取ったホテルに泊。東武駅とJR駅が離れていて、バスに乗る(¥190)とシャクだし歩くと結構ある…というビミョーな位置関係。
JR駅と私鉄駅やバスターミナルが離れているところは全国にありますがここは歩きました。この日26000歩くらい歩いたようです。

翌朝、開業後初めての平日運行。早起きをして6時台の電車で向かいます。TV局が来ていて通学客が捕まっていました。座席が埋まったくらいで発車。
座席は向かい合わせが多くていいのですが、窓とあっておらず座った席によって外が見えにくいところがあります。
昔の電車と違い結構加速します。電停で客扱いしている間に自動車に抜かれても信号で追いつき追い抜き交差点の先頭まで出られます。
だいたい12分間隔で運行されており、家から電停に向かうにも時刻を気にしなくてよさそうです。
沿線はこんな感じ、郊外に出ますと市電の感じではありません。名鉄の谷汲線なんかを思い出しました。
終点の「芳賀・高根沢工業団地」です。(株)本田技術研究所の門の前にあります。「本田技研北門」の仮称でしたがこうなったようです。 出勤の皆さんは自社自動車です。 電停ですのでトイレもありません。この先も延伸できそうな雰囲気ではあります。
折り返して帰ります。そろそろ通勤通学時間帯です。学校は本格開校日ではなさそうですが通学客もおります。街中方向に向かう人には信号待ちと乗降以外は渋滞なく進むので便利ではあります。電車のせいで車線が減ったので余計渋滞…とかいうひともいるかなw?
電停からバスと連絡はするのですが、毎回というわけにはいかないところもあるでしょう。定期券利用者は大幅割引のパークアンドライドってあるのかな(資料ココ)。
LRTには反対の声もあったようです。バス専用レーンで在来バスを快速運転とか連節バス導入いう手もあったでしょうけど、昨今バスウテシになる人も少なく離職率も高いと。
こちらは電車一編成で連節バス二台分くらい乗れそうで運転士ひとりで運べます。どちらがいいのかはその場所の状況によるのでしょう。
できればJR駅から東武駅くらいまでも延伸できるといいのですが、JRは新幹線以外は地上にあります。富山のように駅中を貫通するには在来線を高架にしないといけません。
帰路は18きっぷを使い、いつのまにか貯まっていたJREポイントを使ってモバイルSuicaグリーン券に交換。平日ホリデー関係なく400ポイント、利用開始すると「使用済み」と表示されますが、乗りかえ前タッチ&乗りかえ後タッチで利用できるようです。
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タビービト族の部屋 | 旅行/地域
Posted at
2023/08/30 09:13:04