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福島県白河市での第九公演を無事終えてきました。

今回の演奏会は、白河市が合併一周年の記念行事として
市民で合唱団を結成して、第九を唄おうという企画。
そのオケとして、さすがにプロを呼ぶ金は無いということで
お手軽なところでアマオケの我々が雇われたわけです(w

白河という所は思ってたよりも更に小さな町でしたが
あちこちに今回の第九のポスターが貼ってあったのには
ビックリ！
市報にも載っていたし、かなり認知されてるのか？（汗）

会場の白河市民会館ってのは、築44年という年季入りまくり、
暖房も効かずスキマ風が寒いという物件でした（ｗ
そもそもこのホールでは第九はおろか、フルオケが乗ることすら
ここ数年、絶えて久しく無かったことだそうな(^_^;)

だけど開演一時間前には、会場を半周するくらいの行列ができ、
1200人という客席は満席で立ち見のでる盛況ぶり。
聴衆の大半は地元合唱団の家族、友人関係ですから
生オケを見ること自体初めてという人も多かったようです。

演奏に先立っては市長の挨拶なんかがあったり、
ローカルテレビ局の取材まで入ってたり
（夕方のニュースで放映されたそうです・・・）
これはどうやら思ってたよりかなり大ごとだぞ！
と気づいたのは本番直前のことでした（爆）


さて演奏自体の出来、不出来はともかくとして
弾いていてとっても楽しい本番でした！！
個人的には、ベース弾きが命を掛けて臨むという（冗談抜きで）
4楽章冒頭のレチタティーヴォが、練習にもなかったほど
本番で神がかり的にバッチリ決まったので、
残り全滅でも満足！という気分です（爆）

何だかんだ言っても、アマの我々にとって第九は憧れの曲だし、
口ではなんのかんの言ってますが、やっぱりみんな第九大好きなんですね！
そのせいか気合先行、空回りみたいな部分も相当あったけど
その分、気持ちだけは十二分に込めて演奏したつもりなので
勘弁してくださいな、福島の方々(^_^;)

とはいえ満場の聴衆からは、割れんばかりの拍手を頂いたので
公演としては成功だったのだと思います。
もっとも慣れないせいか、各楽章ごとに盛大な拍手を
頂戴したりもしましたが（爆）
でも、随分喜んでもらったみたいで良かったです。

そんな感じでかなり心に残る素晴らしいイベントでした。
しばらくは燃え尽き症候群に悩まされそうです(^_^;)