
海上自衛隊の水中処分母船4号「YDT-04」の特別公開があり、岡山県玉野市の宇野港まで出掛けています。
水中処分母船っていったい何?
水中処分母船4号「YDT-04」特別公開! in 玉野市宇野港

特別公開に参加するには事前の申し込みが必要。 メールで申し込みし参加することになりました。
特別公開の開催は、1回目13時からと2回目14時からの2回あり、自分は14時から参加となる。
これまで海上自衛隊艦艇公開イベントでは、自由参加の一般公開を幾度も観に行きましたが、事前申し込みの特別公開という形は初めて。
あと、今回は艦でも艇でもなく「船」の公開でこれもまた初めてのことです。
水中処分母船とはいったいどんな船?
岡山県玉野市の宇野港は、今年春に初めて訪れて以降、何故か縁あり今回で早くも3回目の訪れ。

宇野港に到着してキョロキョロすると水中処分母船を発見。 あそこに行かないと。
ちょうど海上保安部の巡視艇が通り掛かったので反射的にパチリ。

35メートル型巡視艇 PC-53 「りゅうおう」
ぐるりと廻ってきて特別公開の岸壁にアプローチ。 ちょっと離れた場所から様子を窺ってます。

ちらしには現地に駐車場は無く公共交通機関でお越しくださいとのことだったが・・
聞いて確認したら近くに停めてよいとのことで前進。

岸壁上に停めることが出来てホッとする。
水中処分母船4号「YDT-04」

全長:46m、幅:8.6m、喫水:2.3m最大速力:15kt、基準排水量:300トン、定員:約15名
起工:平成13年4月20日、進水:平成13年7月26日、竣工:平成13年12月18日
建造:前畑造船株式会社(長崎県佐世保市)
水中処分母船は1号(YDT-01)から6号(YDT-06)までが全国の海上自衛隊基地に配属。

水中処分母船4号「YDT-04」は、海上自衛隊呉基地の呉水中処分隊に配属しています。
水中処分母船とは?
水中処分隊(機雷や不発弾、水中の爆発物処理など、危険な潜水作業を行うダイバー部隊)の業務支援を行う母船です。

水中処分母船は、機雷を捜索・処分する水中処分員が潜水する際、その潜水作業の支援を行うことにより、機雷の脅威を除去し、海上交通の安全を確保します。
また、水中処分員による様々な水中作業を支援するほか、独立した艦船として災害派遣等の任務に柔軟に対応することが可能です。

多数の船舶により混雑する海域の警戒や、小さな港湾へのアクセス等、小型で小回りの利く船体を活かした活動が期待されています。
我々、特別公開2回目(14時~)の参加者の集合時間となって、とても驚いたのですが・・

なんと、参加者は僅か11名でした。 意外と少なくて驚く。 (1回目の参加者数は不明)
特別公開のスタート。 自衛官の方に案内されて乗船です。

丁寧な説明を受ける。 また、こちらの素人質問にも答えて頂けます。
特に規制線なく自由に動ける。 船首の先っちょまで行くことが出来ました。

岸壁上のボクスターがさり気なく写ってるのはこのブログの意図的な演出。
続いては操舵室に侵入しています。
早速、操舵のハンドルに触れてます。
右舷にある船長席にも座ってみました。
操舵室から前方の眺めです。 宇野港のフェリー乗り場などが見えている。
ラッパの実演がありました。(拍手)
続いては船の後方へと足を進めていきます。 この先にいったい何が待っているというのか?
キッチン
士官室
食堂
船尾甲板前の船楼内は水中処分員(ダイバー)用の支援室となってます。

潜水服。
ここでは水中処分員の方による任務内容やダイバー用具などの説明がありました。
参加者の中から代表者が、酸素ボンベ(14kg)を背負ってみたり、酸素吸入してみたりする。
船尾甲板に出ました。

水中処分船の船尾に掲げられてるのは、自衛隊旗の旭日旗ではなく国旗の日章旗です。
これは隣国に配慮したものではなく、水中処分船は「艦」や「艇」でなく「船」なのでとの説明。
潜水員用昇降機
船尾甲板にいるとき、宇野港~直島~高松を結ぶ定期フェリー「あさひ」が通ったのでパチリ。

このフェリーには今年夏に乗船してます。(ブログ:
掃海艇「なおしま」一般公開 in 直島 )
船楼甲板にある力量2トンの中折れ式油圧デッキクレーン。
船尾甲板から階段を上り、デッキクレーンがある船楼甲板へ。 そこから船尾甲板の眺め。
搭載してる複合作業艇? 処分艇? こちらには旭日旗マークが。

船尾甲板からタラップを渡り下船。
以上で特別公開の見学は終了です。 ありがとうございました♪
特別公開参加で貰った豪華戦利品の数々です。
まずは、水中処分船4号「YDT-04」の全てが余すことなく記載されたパンフレット。
海上自衛隊のマグネット、鉛筆、シール。

五角形の鉛筆には「合格(五角)鉛筆」と刻まれてました。
そして、海上自衛隊のピンバッジです。

嬉しいお土産をありがとうございました♪
最後に帰り際、水中処分船の前にボクスターを移動させての2ショット撮影です。

撮影のためだけに屋根オープンする演出あり。
水中処分船4号「YDT-04」の特別公開、初めての水中処分船見学が出来ましたし、参加してみて大変良かったですね♪
帰り道、晩ご飯を食べるため新見市内のカフェレストランに立ち寄りました。

前回(ブログ:
八代亜紀 アートの世界 (後編) )訪れたとき食べたカツカレーがとても美味しかったので、あれ以来ずっとリピート訪問のチャンスを狙ってました。
そのため、敢えてお昼ご飯抜きでお腹を空かせ訪れてます。

(普段、夜は晩酌だから晩ご飯らしい晩ご飯は食べてないというか・・ きちんと食べるの珍しい)
落ち着いた雰囲気の店内の様子です。

奥にある高級そうなオーディオシステムからはクラシック音楽が流れている。
カツカレーです。

今回は大盛りにしてみました。(750円)
カレールーの上にカツが乗ってるのではなく、カツの上からルーが掛かってるタイプのカツカレー。
カツは薄めで、口に含むととろけるほどとても柔らかいです。
何故このカツカレーが美味しいのか?

とても甘口なのにとてもスパイシーという、他店では食べたことの無い不思議な味がするんです。
今回2回目ですが、やはり最後までとても美味しく頂けました。

大満足の逸品。 どうも、ご馳走さまでした(^^♪
この後、無事に帰着。 この日の走行距離は424km、歩数計は少なく5,292歩という記録。