長野県山ノ内町 難所ダムCP 渋沢ダムへの道 切明ルート・後編

ようやく長いブログも最後になりました。

これまでの流れをお読みでない方は、前編 ・ 中編　をお読みください。

さて巡視路ゲートよりおよそ9.5kmのルートも残り1/3となりましたが、まだまだ変化は続きます。


中編では⑬の橋No.1のところで終了いたしました。


まずはマップ全容のおさらい。




そして後編部分のマップ拡大です。




まずは中編の⑬橋No.1を通過。




鉄アングルと木でしっかりとした橋ですが、ふわふわしております。




ほどなくしてダムサイレンの警告看板。

いよいよ残り1.5kmまで来ました。
看板はこれが最後となります。



ここまで歩くと、もうこのような道は普通にしか思えません（笑）。





⑭目印となる人工物の無名橋.....

本日2つ目と言う事で、橋No.2と名付けよう。



変電の制御盤のような建造物と.....




切明発電所の取水口なるものがございました。

晩烏沢渓流取水口？
単純に読むと『ばんがらすざわけいりゅう？』



No.2渡ります（笑）。





また林道を進む。





また何か建造物のようなコンクリと.....




⑮橋No.3

橋が大杉www。



沢の上流部はブッシュですな。




林道は左側の谷が無くなり広い場所にでまして。





更に両サイドが壁になり




⑯最後の沢超えの橋となる4つ目No.4を超えます。





すると、またまた来ました！
渋沢名物の隧道！！




『人道ずい道』とうたっておりますwww。
これぞ人間様専用（爆）！





入口全容！





隧道の看板をよぉ～く見ますと....

『1号人道ずい道』
そのままやんwwwwwww。

その下にも何か書いていますが、残念ながら解読できません.....



まぁここ（渋沢ダムへのルート）は、前 ・ 中 ・ 後 と各々難所がございますが、これがある意味後編の難所と言う事になりますwww。



と言う訳で....

林道歩き必須アイテム出動也！(｀ФωФ´)シャキーン！！


ヘッデン登場！




で、入口よりwww。
鉄筋剥きだし。

身長170cmとそんなに背の高くないワタスでもやや中腰でキツイっす。



が、真ん中辺りからまた素掘りに変わりますwww。





最後は綺麗なコンクリで固められたトンネルへと変わり、170cmのワタスが約2～5cm残してギリギリ歩けましたw｡






出口はまるでメキシコの洞穴から出たみたいな殺伐とした外観です。





そしてトボトボとまだかいな？と歩いてますと.....
(ФωФ)ﾑﾑﾑ...

何かあるぞ.....




(ФωФ)ﾑﾑﾑ...






どぉ～ん、渋沢キタァー(ФωФ)!!





ここからはダム関係他の画像を存分にお楽しみ下さい！！

右側からダムに近づきます。

ここは立入り禁止なぞ無いのが嬉しいです。



まずは看板！





そして水利使用標識。




さていよいよダムの天端を渡るのですが....





ここね！(ФωФ)ムフッ！





ぬぉぉぉ～、足元が網の上に放水かましてくれてますwww。

画像ではこの臨場感を伝えられないのが残念.....



そして更に.....

水が超綺麗過ぎて....
底が丸見え！！
すんごい綺麗です。



吊り橋のような天端を渡り....

てか、モロ吊り橋ですwww。




対岸に渡り、しばしウットリ。





対岸には巡視員の寝泊り？するような待機小屋のような建造物等もあり.....




東電の標識らしきもございました。




そして対岸からの渋沢ダム。





対岸は広いスぺースなどもあり、資材置き場のような場所がございました。

ここまでおおよそ3時間半。
確か早朝5:00出発で到着したのが8:30。

そして30分ダムで撮影したり、飯食ったりしまして。

名残り惜しいですが、特にこれ以上何もないので9:00にはここを後にしました。


美しい清流（上流部）をもう一度。




帰り際に足元の放水ももう一度（爆）
※足写しておりますwww。





帰りは写真もそんなに撮ることも無く、約3時間で無事ゲートまで戻りました。


あとがき


この日は天気も良く10:00をまわったあたりには、かなり汗ばむ状況になりました。
が、とても気持ち良い一日となり無事渋沢ダムまで到達する事が出来ました。


ここに関しましては目印が一切ございませんが、逆に言うと目印の要らないくらい林道の整備はなされており迷う事は、よほど要らん事しない限り無いと思います。

が、まずは携帯電話の電波が皆無な上、熊の出没情報や目撃情報もございます。

また帰り際にヤマガガシ（毒蛇）にも遭遇いたしました。
※猛毒ですが大人しい臆病な蛇です。


この日も林道を歩くに際して例のごとく一人たりとも出くわすこともございませんでした。


行く際には自己責任とは言え、最低の登山準備と心得を忘れずに。
そして登山届とご家族への入山連絡をした上でのチャレンジを願います。
※人の事言えませんが、複数での入山が望ましいです。



そしてここは非常に素晴らしいロケーションでした。

チャンスあらば是非体感してみてください！！

渋沢：チェックポイント＃1359