この土日は滅茶苦茶暑かったですね~!
さて新しく導入したバルーンドーリーですが、いきなり膨張して破裂しそうな猛暑日に四国地方も覆われてました。
て事で、この土日は買い物以外どこにも出ず、自宅で身体をしっかりと休めておりますwww。
それと外出しなかったもう一つの大きな理由....
実は近日大阪より嫁さんが来るのでそれに備えて部屋中の大掃除を決行しとりました(爆)。
面倒くさくて放置していた炬燵布団や冬用のラグなど近所のコインランドリーに持ち込んでは洗濯
朝から汗だくでゴムボートの出し入れ並みに激務でしたよwww。
では、本題は入りま~す!
新たな暇つぶしとして研究課題に入れている案件....
マーキューリー社製小型船外機の考察。
もうすでにスズキDTシリーズがあるので、要らんっちゅうたら要らんのですが.....
更に今後を見据え快適な2名乗船をするに、小型船外機での可搬出来うるギリギリのモノを追求すると、行き着くところはやはりマーキュリーかYAMAHAの15馬力2気筒2ストかなぁ.....と勝手に決め込んでおります。
と言ってもまだ15馬力対応のボートも無いのですが(爆)。
ホンダは4ストなのでまずは今回の選択肢より削除。
トーハツはほぼマーキュリーと同じ選択肢となるのですが、15馬力となると一気にタマ数が減るんですよねぇ.....
そしてスズキのDT15は御周知のとおり供給パーツについて全くメーカーがやる気ないためパス(笑)。
そしてとりあえず絞られた2つの選択肢。
ヤマハは良いのだけれども未だ人気衰えず.....
ベースがこれまた高いんだ.....
となると白羽の矢が立つのがマーキュリー。
9.8~15馬力と言う可搬使用での恐らく限界に近い2ストモデルとしては、圧倒的市場在庫を誇ります!!
ちなみにマーキュリー社としてはポータブルレンジとして2~30馬力(トーハツOEM)を指しているようです。
タマ数の多いマーキュリー船外機ですが色々と覚悟も必要です。
よくよく中古市場でも文言を見うるに書かれているのが、『前オーナー淡水使用のみ』。
これが多い。
まぁこの文言に皆さん騙されちゃいかんですよwww!
出品者が騙すつもりもなく記載されていても、20年以上前の船外機ともなりますとほぼワンオーナーでの事例は極僅かです。
一度でも海水に浸かっているとすれば、それは塩害固着機の対象となります。
何せヘッドを固定するボルトがM6ボルトとあって外すのに皆さま相当難儀をされていらっしゃるようです。
ここはDTのM8ボルトに軍配があがりますなぁ....
しかもヘッドにを開けたシリンダ内にサーモスタッドまで付いているのでこれまた交換するのに難儀(笑)。
そもそも10馬力程度でサーモスタッドが要るんかね?
逆に言いますと毎年ちゃんとヘッドを外してメンテナンスを欠かさず行っているようなオーナーの船外機に当たるとラッキーなんですが.....
そんな真面目なオーナーなんて1/396のフィーバー台に1球目から当たる確率並みじゃあないでしょうか(笑)?
ところでこのマーキュリー社については現在も2ストローク船外機を製造しており世界各国へ供給しております。
日本も例外ではなく輸入代理店を通じ供給されているようですが、先にも書いた通りポータブルレンジと呼ばれる30馬力までの小型はトーハツOEMなので言わば逆輸入されているみたいです。
そして当然のごとく本国使用となるためボルトやナット類の問題や各マニュアル的なモノも英語版となる上、年式やモデル、供給される国ごとに細かくパーツリストが別れており、ここの違いを極めるには非常に膨大な情報が必要となりそうです。
まずは自身の興味ある幅として8~15馬力の辺り、情報収集可能なメーカーサイトの一覧を切り抜いてみました。
うひゃー!っ感じですね(笑)。
これは全てがモデルではございません。
それにしても沢山ございます。
マグナムとかバイキングとかマラソンとか日本では全く聞きなれないモデルですねぇwww。
ちなみにSEA PROモデルって....
読んで字のごとく漁業従事者専用モデル?とでも言うのでしょうか?
通常モデルより保証の差と一応各部パーツ酷使出来るように造られているシリーズだとか.....
その割にはヘッドの塩害固着なんてサイテーなんやけどねwww。
でも、何か恰好がエエんだよなぁ!!
日本語で『漁業専用!』と書かれても超ダサイんだけどねぇwww。
多分日本国内でも流行った理由は.....
バスプロ大国のアメリカに習えって事で見た目から入門された方が殆どだったんじゃないでしょうかね?
実際琵琶湖のバスボートなんてまぁマーキュリーの船外機(現在は4ストね!)の多い事。
知らんけど!(大阪人特有の言葉)
そして上の表、更にそこから1つを掘り下げてみると更に細分化されます。
例えば日本で人気機種のSEA PRO10。
USA本国モデルにBelgium(ベルギー王国)向けモデルと北米仕様とヨーロッパ仕様とが見て取れます。
また他の馬力ではインターナショナルモデルもあるようです。
恐らくシリアルナンバーごとにパーツリストが区切られているのはマイナーチェンジなどあるのかもしれません。
実際SUZUKIのDTシリーズをも見ても年式によりかなり改善されたりしていますからね。
で、2ストロークシリーズだけでこれだけあれば一体どうなってんの?って事だけど......
現状手に入れる事の出来る取扱説明書による諸元を比較。
まず8~9.8馬力のSEA PRO。
トランサム高S足で26kgのモデルは総排気量169cc。
9.8馬力との違いは最高回転数のい違いによりキャブなどの調整でどうやら行われているようです。
そして10~15馬力のSEA PRO諸元を見ますと.....
こちらには何故か総重量の記載無し。 そして不思議な事に.....
6~8馬力 総排気量209cc
9.9~15馬力 総排気量262cc
何かややこしくないですか(笑)?
恐らく年式や型式、モデルによってスペック、特に排気量が大幅に変わってきますね。
ちなみに総排気量262ccモデルとなる169ccモデルよりも約6kgほど総重量が変わります。
例えば表示だけで言いますと.....
8馬力(169cc) 5.9hw
8馬力(209cc) 5.9kw
9.8馬力(169cc) 7.3kw
9.9馬力(262cc) 7.4kw
10馬力(262cc) 7.5kw
がカタログ記載数値。
で実際のところはと言うと.....
かなり差があるようです。
そりゃぁそうだわな!と。
オーバーサイズピストンやヘッド面研などおこなったとて100cc近くも総排気量が違うとなると相当パンチ力が違うはず。
と言う訳で......
結論から言いますと.....
またオモチャを一機超格安で手に入れました(爆)。
あくまでもお勉強として手に入れた中古機なので、おる程度触ったら部品としてでも売ろうかと考えているくらいです。
あと個人調べにつき間違いなどあればどんどんご指摘頂ければと思います。
逆に情報が色々と欲しいのです。
オモチャについては、乞うご期待を!!
ではでは。