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imoちゃんのブログ一覧

2022年03月26日 イイね!

雅工房 スズキDT6 LIMITED EDITION スタビライザー取り付け後の試験走行と大きなトラブル(笑)。

まず最初に申し上げておきますが、大きなトラブルと言っても命に関わるような事故や事件ではございませんのでご安心下さい。
まぁこうやってブログを書いていますから勿論生きております。
そして今週はバタバタと忙しかったせいもありブログも溜り始めました。

それよりも3月初旬に取付けしました特注スタビライザー!!
みん友 syunn1さんにご制作を頂きましたモノですが、気になるテスト走行を先日四国内某所で行ってきました。


とりあえず心配しておりましたスタビライザーを取り付けたままでの後部足元からチルトアップ状態での積み込みは出来ました(笑)。
しかし角が尖っており凶器にもなりうるのでスタビライザー部分はボロ布を巻いて対処www。
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この日は朝の5時ごろでも10度を超えており、2月と打って変わり暖かい朝。
身体が楽です。
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早朝他にゴムボート2艇とカヤックが3艇。
この時期から気合入ってますねぇ。
今回私は釣りそっちのけでスタビライザーのフィールドテスト並びに各種艤装のチェックがメイン。
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勿論法定備品必須ですがソロ釣行としては若干軽めのスタイルで臨みます。


左舷新たに設けた救命浮環ホルダー、良い感じに取り付けることが出来ました。
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で、夜明け少し経ってから出航。
港内徐行より表に出てから徐々に速度を上げますが、この時期ワカメか何かの漁師さんが沢山いるので港から近いエリアをまずは離れます。
そしてアクセルを開いていくがどうも調子が上がらない....
と言うか船外機の回転は問題ないけどどうにもボートの角度が悪い.....
う~ん、何かおかしい.....
と考えてみると、大事なことを忘れていた!
こちらは戻ってから撮影したモノですが.....
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スタビライザー取り付けによる問題として、自作の移動式船外機スタンドに取付けた際にどうしてもスタビライザーが緩衝する為、その対策としてトリム角の変更していたのを忘れていた(爆)。
私のゴムボートでの丁度良いトリム角は下から2番目、黄色の矢印部分。
それを1段上げている状況を忘れていた。


通常位置の2弾目では赤丸部分がスタンドと緩衝するため一時的にトリム角を調整していたのが原因。
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こんなところ一度セッティングしたら基本触りませんからねwww。
原因も判ってホッとしました。
そして船上で慎重にトリム角の再設定。
ピンなど落とさないように非常に慎重に行いました。
この後の悲劇も知らずにwww。


で、そこからはスタビライザーの効力を存分に爆走です。
プレーニングの立ち上がりは勿論ですが、それよりもボートの安定感が特に増しました。
自動車で言うウィングに近い感じかな?
ゴムボートが滑走し始めても若干のふらつきを感じていたのが、車同様海面にグッと押さえつけられた感じで滑走するので安定している感じがすごくします。
爆走中の動画を撮るのが恐くて速度計測などしていませんが、取付効果はバッチリでした。


その後とりあえず鯛サビキを片手に魚探を睨めっこしながら、ボートの滑走を確認しつつ移動を繰り返します。
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シラスか何かでしょうか?
魚探に色々と映りますがバイトはありません。
まぁ釣りに関して本日はあまり期待もしてませんから気にせず移動を繰り返します。
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そして移動を繰り返しているうちに何か走行中のバランスに若干の違和感を感じます.....















そして何気にふとトランサムに目をやりますと.....





ガ~ン(꒪д꒪II)

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ドーリー片側があらへんwww。
恐らくダブルタイヤなので沈むことは無いと思いますが、そこは大海原。
しかもこの時は縦横無尽に爆走かつ潮の流れもかなり速かったので全く以ってどこで落ちたのかも判りません(爆)。
この時の時刻は確か9時前頃だったけど、もうやる気ないのですぐに港に戻るwww。



いやぁ、やっちまったぜ.....

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片足状態で何とか上陸(笑)。

当然荷物満載状態で引きずれないので何往復かして出来るだけ荷物を下ろし、その後片輪で車のところまで引きずりましたwww。

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おっとこちらの魚探ケーブルホルダーは使い勝手良かったです。

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折角スタビライザー取り付けて快調だったのに、自己責任とはいえ水をさされた感が半端ない。

まぁ怪我や事故などでなく良かったんですが、手痛いなぁwww。



で、その後出航前に撮った別の写真をチェック。

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思いっきり浮いとるしwww。

てか、ネジが異常に固くて中途半端に止まったのが原因です。

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この部分今後対策を考えないといけないし、下手すると船外機なんかも落とす方実際いるからなぁ....
まぁここ最近の週末は風が強くて出航出来るような状況でもありませんが、ドーリーが無いとしばらく遊べそうにありません。
と言う事で今日もゴソゴソといじりをしております。
また要らぬ散財となりそうな今日この頃www。

おっとスタビライザーについてはバッチリです。
スペシャルサンクス syunn1殿!!
ではでは!
2022年03月12日 イイね!

雅工房 スズキDT6 Limited Edition 特注スタビライザーの取付け

気付けば船外機SUZUKIに関連するブログが本日の投稿で50回となりました。
自身への備忘録でもありますので、過去を掘り返す際に非常に煩雑となって参りましたので更に細分化して見やすいように整理していきたいと思います。

さて本日はようやくと言うか2022年やりたい事リストに入っておりましたスタビライザーの取付けです。

昨年の秋よりメイン船外機としてその座につきました雅工房のDT6 LIMITED EDITIONですが、まずはパワーがあり過ぎてペラのスリップ感が半端なかったのと、ボート内の重量配分などによるプレーニング開始速度の遅れが課題となっておりました。
これは船外機の問題と言うよりも使用目的によるオーナーサイドのベストセッティングの追求?とでも言いましょうか.....

稼働テストを繰り返せば良く判るのですがとにかくゴムボートでの船外機選びは非常にデリケートです。
これは船内に積み込む道具の量や1人乗船もしくは2人乗船でも相当変わってきます。
そう言った事もありまして最高速の追求よりもプレーニング開始時間に強いこだわりを求め、雅工房・長松社長にご相談させて頂いたところ....
一つはペラの交換、そしてもう一つはスタビライザーの増設。
これである程度の解決が出来るのでは!?とのご意見を頂きました。
すぐさま現在使用しているF710型式の190ピッチ(8馬力用)に交換。
最初についていたのはF611型式170ピッチ(6馬力用)。
2人乗船での170ピッチは8馬力仕様で重量のある場合に該当しますので、言わばローギアーで力強く走るって感じでしょうか?
まぁ雅工房のチューニング機なので190ピッチの2名乗船でも問題はありませんが、船内の重量バランスでの問題がどちらかと言うと大きな問題となってきました。
と言うわけで2022年度スタビライザー取り付け計画を企んでおりましたが、そこに強力な助っ人現るwww。

いつも船外機関係で沢山のコメントを頂いておりますsyuunn1さん。
と言う事で今回はトラックバックブログですwww。

で、LINEで寸法やら色々打合せを済ませ....
お手数でしたが思い通りのお品を製作していただき、つい先日無事着弾いたしました。
掘削オイルも付けてくれています。
流石プロ!
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まずは転がっているギアケースにあてがってみる....
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うんバッチリやね!


のぞき込むとこんな塩梅。
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で問題は雅機本体にサッと穴開けて取り付け?と言う訳ではございません。
DTシリーズのギアケース2つ余っとるので足をレストアして1組新たに製作します。
まずはペラハウジングからレストアですが、コイツァオイルシールが破れて海水が混入してきた不良モノ。
ベアリングなども傷んでいたので全て交換です。
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6004の開放型はギアケースと共用なのいで在庫多めにストック。
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オイルシールはこの型番2枚重ねます。
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やさしく圧入。
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次に開放型6003番圧入。
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最後に開放型6004番圧入。
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亜鉛メッキ塗装。
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最後にカラー塗装。
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ギアケースはかなり以前に錆び落としと亜鉛メッキ塗装を施していました。
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こちらもまずはベアリング交換。
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回転させるとシャラシャラと音が鳴っているので仕方ない.....



こちらも圧入完了。
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段ボールの塗装ブース(笑)。
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並行してインペラ周り修復。
これは台座上のプレートです。
キャブクリーナーに浸透させてこびりついたガスケットの除去。
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ストックが3枚ありますが残りの1枚は塩の塊で膨張し歪んでしまっています。
こちらは使えそうな2枚を研磨。
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あらたなガスケットを敷いてインペラの取付けなど進めます。
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あとはギアを組んでハウジングで蓋をすれば.....


いよいよスタビライザーの取付け作業。
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ステンレス鋼1.5mm厚と非常にしっかりとしています。
何せこれだけで結構重いですwww。


マジックで大体の穴あけ位置を取り決めます。
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ポンチでドリル穴を決定。
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細軸の2mmから掘削オイルを刃先に付けて低速回転で慎重に掘削。
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4か所進めます。
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ちなみにズレないようにクランプで挟み込んでいます。
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3mm→5mmと3段階に掘り進め.....
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アルミ粉は本体から出たモノです。
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最後はタップでネジ山切り出し。
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M6ボルト止め。
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こちらはステンレスと緩衝していますので、船外機部品の亜鉛メッキボルトを再利用です。


このサイスですが、ナットとスプリングワッシャはインペラカバーのモノです。
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これで一連のギアケース周り完成。
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この後今まで取り付けられていたギアケースを外してこちらに交換。
特に組付けは嫌いな作業ですwww。



外した足は一旦お休みしてもらいますね。
その間に勿論レストアいたします。
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最後にギアオイルを規定量入れて作業終了。
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組み上がり画像その1。
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その2。
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全体像その1。
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全体像その2。
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これで現行使用機の一連の作業は終了。
ただ貰った8馬力のレストアは進行中でして、ゴチャゴチャして倉庫大変な事になっておりますwww。
そして明日体力気力が上がれば試験走行に行く予定です。
が、今から準備がかなり憂鬱です(爆)。
結果はいかに!?(私にもわからん)
ではでは、続編をお楽しみに。

この記事は、<a href='https://minkara.carview.co.jp/userid/3321953/blog/45917391/' target='_blank'>imoちゃん用DT6スタビライザー</a>について書いています。
2021年11月17日 イイね!

スズキDT6 雅工房 LIMITED EDITION 2名乗船での実走行

さて今回はダブルタイヤのドーリーに引き続きDT6雅工房リミテッドエディションの次なる走行試験であります2名乗船走行!
単独走行では6馬力ペラで28kmほどをマークしましたが、2名乗船走行ともなりますとまずもってそう簡単に行かないのは明白の事。
私的には2名乗船の6馬力チューニング機としてプレーニングがまずは第一目標です。
画像使いまわしですが、当日のモノなのでお許しを。
準備を進め砂浜より出艇。
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ダブルタイヤでのテストも無事終えましてエンジン始動。
始動良好!朝から喧しい船外機が吠えますwww。
※空ぶかしなどアホな事はいたしませんよ。
まぁ誰っちゃぁ居りませんでしたが。
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で、2名乗船の結果です。
この日少々風波がありましたが最高速度はおよそ20km/h。
ただし単独走行と違いプレーニングに至るまでの時間は結構かかりました。
そこまでの経過時間と言うのも重心バランスの状況でケースバイケース。
早くプレーニングする事もあれば中々プレーニングに入らない事もしばしば。
風、波、潮流などの影響もありますが、やはり一番は船内の重量バランスでコロコロと変わります。
以前持ってましたノーマルDT5とよく似た感じです。
アクセルをグッと開けると9~10km/hまではすぐに加速。
そこからは10kmから上下を行ったり来たりします。
スターンが目一杯下がりボートを起こそうとする力が相当かかります。
そこで乗船してる2名が少し前に体重移動すると....ウンウンと唸りながら11~12km/h辺りを駆け抜け、そこから一気に音が変わり、プレーニングに至ります。
この時で大体18km/h前後です。
そしてここから残り少し余力のあるアクセルを開けると、今度はペラがスリップするような状態となります。
ペラのスリップが頻発するとエンジン本体にも宜しくありませんので、アクセルを少し閉じて約18km/hくらいを楽しむのですが、私的には勿論合格点。
それよりも2名乗船の前方に乗船するゲストに置いて小波の立つ中、ゴムボートでの全速走行は波しぶきを全身に浴びさせることなりますから、これくらいの速度が快適です。

そして今回こそ荷物の置く配分を完全に間違えました。
いつも前方に置く重たいクーラーボックスを私の着座位置として前方に所謂椅子板を設置。
これが大失敗でして完全にスターンヘビーの状態に。
プレーニング立ち上がり速度の遅延に繋がりました。
そしてこの椅子板ですが、一度規定気圧まで充填したゴムボートに取り付けるのは相当な怪力でないと不可能です。
なので今回このような結果に。
更にダブルタイヤのある意味悪影響もかなり出ていると思います。
なのである所で便利なモノも諸刃の剣となりますね。
あくまでもこの船外機に興味深々な方への実践リポートですので嘘偽りなくこのような結果です。

上手くお伝え出来ませんが私的に運べる限界が現在の船外機ですので、まずは及第点を(偉そうに言ってすんません)。
そして2名乗船の場合は荷物の置き場や配分など気をつけながら上手に乗って行きたいな!と思います。
ちなみに今回乗船したK君は私の2馬力も4馬力も経験した数少ない乗船テスターさんです(笑)。
今回プレーニングを初めて経験して『はぇ~!』と感心しきりでしたwww。

この日は残念ながら釣果に恵まれませんでしたが(T T)、少し早めに上がりましてK君に動画を撮ってもらいました。
2回行いましたが一度目はダブルドーリーの影響でバウアップ状態が続きプレーニングも遅く、加速後は逆に振り落とされそうに(笑)。

その恥ずかしい動画はこちら。




そして気を取り直して2回目。
あまり臨場感は出ていませんがプレーニング速度の速さは流石にピカ一です。 

正直もう一度撮り直しをしたかったのですが、防波堤に1人釣り客がいましたので止めておきました。
あと縦長の見づらい動画は削除いたしました。
いいね!頂きましたお二人には申し訳ありませんm(_ _)m。

そして今回のテスト状況を雅工房の長松社長へ早速報告させてもらい意見を頂きました。
その中でペラスリップはソロの状況でも実際は起こっているけど気付き難いだけだと言うご指摘もありました。
車で言うホイルスピンの状態みたいな感じですが、2名乗船と言う重いモノを推し進める際に6馬力ペラでは力が分散して充分に推進力を得られていない感じです。
とりあえず2名乗船でのスリップ解消方法としての頂いた提案は、キャビテーションに取り付けるスタビライザーの増設、そしてペラのピッチ変更なども上げられるとの事でしたが、まさかのスタビライザーがここで登場してくるとはwww。
頭の中からオプションとしては完全に消えていただけに意外や意外。
スタビライザー取り付けの文言に.....
最高速アップ、加速アップ、安定性アップなど良いことずくめみたいに書いておりますが、これは全部本当で全部嘘です。
要するに使い方によってどこかが伸びるとどこかが縮み、どれに重点を置くかでスタビライザーの使い勝手が生かされるようです。
まぁこれはケースバイケースで結果が異なるため、細かく実践検証していくしか無いようですね.....

と言う訳で、とりあえず早速に中古の8馬力ペラを格安で譲って頂く事となりましたwww。
これも無理言ってばかりですんませんですm(_ _)m.。
こちらもどのように変貌するのか?1名乗船や2名乗船、そして荷物の多い少ないなど色々と検証出来ればと思います。

まぁ非常に加速の楽しい2スト船外機もいよいよ以て減少傾向にあります。
しかしながら一部のマニアックな方への数少ない実践リポートとしてこれからも少しでもお伝えできればと思います。

そしてここからは2スト4ストに限らず今回の実践を通じて感じた事ですが....
2~10馬力辺りの低馬力船外機での小型ボート走行は、自分が思っている以上に非常にデリケートなモノだと。
ちょっとした状況でその走行性能は驚くほどすぐに変化します。
全体的な重量、人員や荷物の積載位置(重心)、ゴムボートやFRPなどボートの種類によって同じ船外機でも全く違った反応を致します。
どのような人数でどんな釣りをするのか?一番頻度の高いシーンに重きを置いたセッティングを中心に行う事が一番ストレスなく良いかもです。


と言う訳で拙いリポートとなりどこまで皆さんに伝わったのか判りませんが、本年度内あと何回ボートを出せるでしょか?
コロナもかなり落ち着いて、逆に要らない用事と言っては申し訳ないですが、本当11月度後半から予定がどんどんと詰まり始めてきて困っております。
あと最低2回くらいはボートを出したいんだけどなぁ....
ではでは。
2021年10月25日 イイね!

雅工房 スズキDT6 LIMITED EDITION 瀬戸内激流釣り場での初走行

今年もあと2か月ちょいで終わりと言うところでようやく此処まで辿り着けたなって感じのご報告です。
さて先日無事船検登録の終わりました雅工房のスズキDT6 LIMITED EDITIONですが、昨日の日曜日に無事初走行を行う事が出来ました。
残念ながら走行動画などはありません。
速くてとても動画撮るなんて危険行為出来ませんから(笑)。
固定カメラあると出来るんですけどねぇ。

まず今回の出艇場所は瀬戸内海屈指の激流ポイントと書いておきましょう。
土曜日は冬型の気圧配置で等圧線シマシマの阪神タイガース状態でしたが、日曜日は移動性高気圧に覆われ比較的穏やかな天気。
ただし北寄りの風、最大風速5mとゴムボートにとってはまぁまぁ嫌な風ですね....
4時起床し即出発、現着5時過ぎですが日の出時刻は6時過ぎなのでゆっくりと支度。
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船外機カバー、傷付けるの嫌なので古いカバー付けようか迷いましたが、折角の初回走行なのでピカピカのカバー取り付けました(笑)。
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パットと見、新品船外機みたいに見えますね♪
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のんびりゆっくりと支度していましたが.....
恒例の忘れ物やっちゃいました(T T)。
魚探積んでくるの忘れたwww。
まぁ昔の漁師さんなんて山立てしてポイントに合わせますからね。
そして何よりも致命的な法定備品では無いので決して無くてはならないモノでも無いのでいいや!と心の中で強がりを言います。
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※氷6kgの入っためちゃ重いクーラーとタックルケースは後載せです。


そうこうしているうちにお1人ゴムボートのおじさんが来られ出艇前の立ち話。
アキレスのクワガタと言う軽量ボートですが、何とスロープとは言えドーリー無しで降ろされます。
こんなまな板使用のしぶい艤装なんかもあったりして。
ボート談義を色々と楽しみました。
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そして無事ボートは降ろしいざ出艇。
チョーク引いて2回目で即スタート。
港内スローのあと恐る恐るスロットル半開!
ガルルルルルルル~と2スト特有の唸りを上げてアッと言う間にプレーニング!
もうあっけないと言うのか何なのか....多分時間にして3秒以内って感じですかね?
まず以ってレスポンスの早さが桁違いに良い。
更にアクセル開けると怖い怖い。
と言いますのも前のノーマルDT5のプレーニング位置に着座していたため、エクステンションハンドル操作していましたが振られます。
一旦停止して船外機の首振り作用を調整するスイベルの蝶ネジを固めに締め上げ、アクセルスロットルも固めに調整。
特にスイベルが緩いとボートが急転回して振り落とされそうになりますからねwww。
エクステンションも外して着座部分をやや後方に変更。
ノーマル5馬力では微妙な位置で変わる走行もこの船外機にはそんなの関係ねぇ。
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向かい風3m程度でしょうか?
波もあるし潮も速いので何とも言えませんがそこからGPSデジタル速度メータが示したのは最高速度約30km/h。
この重量でこの速度は申し分ありません。
要らないモノとっぱらって条件の良いコンディションでトライしたら下手したら35km/kmくらい行きそうですね。
しかし波のある状況ではここまでの全開走行必要なし。
アクセル7分目くらいが丁度快適です。
さてここから4kmほど離れたポイント目指しますが、アッと言う間に到着。
すでに大船団が集まっておりますが、ゴムボートで来てる人は勿論誰もいません(笑)。
潮がぶつかり複雑な流れかつ無数の大型ボートの引き波の嵐。
しかしレスポンスの高さはこう言う場合に発揮してくれますね!
前のノーマル5馬力ではやはり立ち上がりの遅さから少し油断すると追い波による船首の波への突っ込みが生じて海水の打ち込みが激しかったですが、この船外機は自分の頭で考えた動きをすぐに受けてくれるようなイメージ。
今回結構波がある中でしたが、海水の打ち込みは殆どありませんでした。
下手に最高速云々より頭で思い描いた動きをしてくれるのが私にとっては最大の魅力です。


さて魚探無いけどこんだけ船居たら何か居るじゃろ!?と言うことでとりあえず貰い物か中古で100円前後のジグより大き目(150g?)を適当に取り出して電動ジギングを開始。
まずは一番潮上にボートを付けて落とします。
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と、着底したかどうかでいきなり根がかり?と思いしゃくると.....
着底寸前でフォール喰いしてました!!
何と1投目早々に40オーバーのツバスゲト!
この初走行を祝ってくれるかのようなありえない幸運(笑)。
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時合い?かどうか判りませんが、この嬉しさでまずはLINEで雅工房・長松社長さんへ船外機の調子の報告をさせて頂きました。
まぁ簡単に言いますと『やばいよ社長・この船外機』って感じでwww。


その後は釣りに集中。
潮が複雑で150gのジグでも速い場所だとすぐラインが斜めに。
パラシュートアンカーも安全上勿論出来ないので風と潮任せのどてら流し。
こう言う場所だとスパンカー的なモノが欲しいですね.....
と、また良からぬ発想が頭を過ります(爆)。
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ゴムボート来てる馬鹿は私一人ですwww、しかしその走行性能は負けていないですからね(笑)。
潮上に戻る際の加速は4スト10馬力以上小型船にも引けをとらない状況。
すぐに立て直しが出来ます。
そもそも立ち上がりの良い2ストの上、パンチの効いたロケットスタートなので嫌がらせの様にわざと近くに来て引き波を立てる遊漁船なんかも平気で逃げることが出来ますwww。


この日は高気圧の張り出しとは言え、北風もまぁまぁあります。
が、普通のボートでは釣り日和ですね。
その後何度か流してもう1尾追加。
激流の中に急にジグが真下に落ちる感じの良い潮があります。
2回ともそんな感じの場所でアタリました。
それを見極められるようにもっと釣果伸びるかもしれませんね。
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そして忙しないこのポイントも1時間半程度充分遊べたので、時計の針9時前に反対側の様子を見に大移動。


潮の流れや向きを覚えながら周囲の船の状況などもチェック。
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その後朝方お会いしたゴムボートのおじさんに潮の緩い場所でお会いしたので互いの状況確認。
時間は9時だったのであと『1時間程度あちこち様子見ますわ』と言って別れて、今度は全然違う方向へ一気に駆け抜けます。
兎に角移動速度が速い。
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ある程度の深場、そして駆け上がり、潮のぶつかるかぶつからないかの手前、そんなところをイメージしながら何とか流せそうな場所を探しているうちに、逆にボートが1隻また1隻を集まり始まりました。
もしかしてここ良い場所?と思いながら水深40~70mの辺りを流します。
油断するとアッと言う間に流されますが、雅船外機なのでノープロブレム。
遊漁船に負けぬ劣らぬ速さで潮上に戻ってくれますからねっ!
これだけでも半日釣りをするとして、貴重な食い気モードの時間帯に戻るのをもたもたしなくて済みます。
そしてしつこく信じて流しながら巻き上げていますと....
ガツン!と待望のアタリ!!
結構な抵抗を見せて上がってきたのは軽く60超えたハマチ。
電動ジギング、勿論シャクリは手動ですが巻取り楽でハマりそうです(笑)。
もう充分すぎますな。
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その後この爆釣ジグを根に引っ掛けロスト(T T)。
時計を見ると10時少し回っておりましたので後ろ髪引かれながらも早目の撤収と致しました。


どうですこのケース裏面のスプレー痕。
毎回こういった場所の洗浄が必要不可欠。
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船外機に恵まれゴムボートとしては申し分ない釣果。
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さてここでこの船外機のポテンシャルをまとめてみました。
敢えて今回は激流ポイントをチョイスしました。
ここは流速の速い場所ではまず2馬力ではとても行けない場所。
ノーマル5馬力でもかなりしんどいです。
そう言った経験に基づき勿論安全には一番配慮しながら試験的に走行&釣行を実施しました。

結果....
兎に角ストレス無くかっ跳んでくれるじゃじゃ馬船外機!?とでも言いましょうかwww。
かなり思い通り動いてくれますね。
それもこれも2馬力、チューニング4馬力、ノーマル5馬力と乗り継いで来たからこそ細かな違いが痛いほど良く判ります。
先にも書きましたが兎角トップスピードに皆さん拘りがちですが、私はむしろ低速から一気に駆け上がるレスポンスの良さに目からウロコです。
これにより操船中のストップ&ゴーが思い通りに自在が効き、追い波や引き波をうまくかわせます。
そう言った意味でノーマル5馬力よりもまずは安全性が格段に向上したと言えます。
ただ怖いのはそれ故に無茶な出船などしないよう充分自分に言い聞かせて引き続きボートライフを楽しみたいと思います。

その後夜に長松社長からお電話頂き色々と楽しいお話に会話が弾みました。
私がこの船外機を気に入った事をお伝えすると非常に喜んで頂けました。

可搬式小型ボートにおいてあくまでもドーリー砂浜出艇を前提に考えると、この2スト5~8馬力ベースは最強だな!?と確認。
ただ残念ながらこの船外機については年々程度の良い本体も激減。
パーツ供給も苦しい状況となって来ております。
時代は4ストと言う事もあり、次なる時代を見据えて雅工房さんでは現在4ストの各基も色々と試行錯誤の上、世に送り出しているとの事でした。
それ以上に移転後の工房リノベーションで日夜色々とご尽力され年内はそっちで忙しいとか。
極上のDTが見つかればまたLIMITED EDITIONを製作されるとは思いますが、ベースが少なく次は一体いつになるでしょうかね?
そう言う意味でもこの巡り合えた船外機と長らく付き合えたらと思っております。
浮気性だけ出なければ.....ですけどね(爆)。
先に申しておきますが決してお安い船外機ではありません。
でもパーツの価格や手間を知ってる人にとっては、決っして高い訳でもありません。
そういう意味でこの船外機については違いの判る人に乗って欲しいなぁ....
と言う訳で私別に雅工房さんの回し者でも関係者でも決してございませんが、船外機については懇切丁寧に相談出来る社長さんですので興味ある方は是非一度長松(おさまつ)社長さんまでお問合せしてみては?

【雅工房】

〒311-3155
茨城県東茨城郡茨城町下土師632-1
雅工房 代表取締役 長松 政巳
携帯070-1302-6720

【事業内容】

船外機整備2~250馬力迄対応、オリジナルボート製作、FRP施工(ボート関連のみ)、一般塗装、FRP塗装 特殊塗装
2021年10月15日 イイね!

着弾後の簡易チェック 雅工房 スズキDT Limited Editiom

さて先日の水曜日に届きました雅工房LIMITED EDITION!
早速チェックに入りたいと思います。

ところでブログ内において誤解を受けて欲しく無いのですが、今回はあくまでもLIMITED EDITIONの中古機を購入しております。
お話を頂き、購入意思を伝えて入金後に雅工房の長松社長より整備や傷の修正などに時間をほしい旨のお話をされていたのを私が勝手にお断りして『すぐに送って!』とご無理を言いました(笑)。
なのでそのあたり誤解の無いようお願い申し上げます。


ところでまずはこちらのリコイルスターター。
NSIセットのクリップと言うパーツが欠品しております。
このクリップとはエンジン始動時に急発進を防止するためのリコイルロックさせる樹脂パーツです。
こちらについては予備のリコイル持っていましたので交換取り付けを行います。
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ワイヤーを緩める際シフトをFへ。
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あとはM6ボルト3本外すだけで簡単に交換できます。
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左が交換前、右が交換するモノ。
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樹脂色の黄色くなっているのは2スト燃料の影響で色移りしています。
樹脂製品の白いモノは逆に使用歴の少なさを証明しているので、中古購入の際に一つの目安となりますね。


部品も新品を付けましたので綺麗になりました。
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最後にニュートラル状態で目印合わせ。
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ワイヤーロックに掛けて交換終了。
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ちなみに可笑しな話ですがDTシリーズよりこちらのパーツを頼むとなると.....
品番 18200-98810 NSIセットとなり、金額はおよそ8,000円(笑)。
これには理由がございまして一緒にワイヤーケーブルも付属して参ります。
そんなの要らないのですが.....

で、試しにDFモデルのモノを以前イチかバチかで注文しましたが.....
品番 18280-91J00 NSIセットとなり、金額はおよそ400円ちょぃ(爆)。
こちらはワイヤーケーブルは付属しません。
あとサークリップ(品番18178-98310)も必要です。

極稀に淡水使用・平水域免許不要5馬力として使用されている方が、わざわざこのクリップを意図的に外している方もいらっしゃいます。
取り付けは少々面倒ですがパーツ金額としてはお安く出来ますのでご参考ください。
関連ブログはこちら
それよりも何よりも'96以前のDT5シリーズについては、リコイルスターターに急発進防止装置は取り付けられておりません。
5馬力以上については新規船検登録時に必ずこの部分のチェックが行われますのでご注意ください。


さて次は外装&内装チェック。
アノードは即刻外して磨き作業。
もうすでにキャビテーションの腐食が始まっていますね。
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裏側のアノードには塗料が(笑)。
あまり影響の少ないモノですが見栄えもあるので即外します。
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以前外して磨いておいたものがあったので交換。
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ここも固着すると難儀します。
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フラッシングボルトの回転確認。
問題なく緩みましたので状態の良さが伺えます。
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ここも新品の予備を多数置いてるので惜しみなく交換いたします。
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ボルト関係の新品は気持ちよか~!
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さてキャビテーション裏アノード交換時にペラを外しましたが......
シャーピンがひん曲がっていますね!
どうりでペラが抜き取り難かったですわ。
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5馬力ともなるとピンが簡単には折れてくれないので削り落とします。
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他を傷めないように慎重に。
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ピンポンチで無事に除去。
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こちらも気もちよく新品に交換。
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グリスDを湿布。
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左が6馬力ペラで右が5馬力ペラ。
ハネの大きさが違いますね。
6馬力ペラは少しひずみがありましたので、前オーナーさん何かにぶつけていた可能性あり。
なるほどピンが曲がっていたのはそのせいね。
まぁ大きく影響は無いのでボチボチとひずみの修正はしたいと思います。
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さて初めてお目見えの8キャブ!
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外しやすさなども知っておきたいので一応外して分解と簡単な洗浄を実施。
目だった汚れは勿論なしです。
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さて頂けないのが古いグリップ(笑)。
あとプッシュ式キルスイッチは落水時のエンジン停止が出来ないので高年式仕様に変更です。
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硬化したグリップは即ゴミ箱行き(笑)。
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もう何度ティラーハンドルを分解したことか.....
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パーツクリーナーで古いグリスの除去。
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(ФωФ)フフフ.....
この日の為に仕入れておいた新品グリップだす!
これハDT5Yのモノですね。
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さて開けてビックリハンドルカバー部分。
腐食始まりかけています。
ちなみにこう言った部分が一番発見の遅れるところ。
更にこのハンドルカバー破損するともう絶版なので取り返しがつきません。
ここは走行時にスプレーを浴びる部分でして更に継ぎ目より海水が侵入いたします。
更に更に洗いにくいし乾きにくい3重苦的な部分です。
年に一度くらいは外して洗浄すべしですね!
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ワイヤーカップブラシでアルミ腐食錆の除去作業。
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亜鉛メッキ塗料の湿布。
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メッキ塗料剥離防止に安いアクリルクリア噴射。
これでもかなり海水からの防護になります。
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エンジンケース側も同じ処置を施します。
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あっとハンドル取り付け時において難関はここのスロットルワイヤー取り付けなんですが....
エンジンが鎮座したままの取り付けが私にはどうにも上手く出来ません。
急がばまわれでケース下のM8ボルト4本とナット2本を外しエンジンブロックごと持ち上げてスロットルワイヤーの取り付けを私は行います。
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その時に冷却水の通路が見えますのである意味税金の還付なみにチェックが出来ます。
右上に白いドロドロしたモノが蓄積されつつあります。
これが乾燥して固まると目詰まりを起こして大変な事になります。
恐らく2年も使っていないのにこんな状況ですからやはり海水使用はこまめなメンテが必要ですね。
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パーツクリナーで汚れはしっかりと除去。
内部は腐食も無く綺麗なモノです。
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さてティラーハンドルの取り付け採集に戻ります。
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エンジンブロック本体を持ち上げてケース内に引っ掛ける際はウエスなどを当てて傷付かないように。
スロットルワイヤーさえ通れば、エンジンブロック本体は簡単に収まります。


キルスイッチ&グリップの変更完了。
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こちら昭和時代のDTのスロットルデカールです(笑)。
洒落で取り付けました。
カメとウサギの絵面がお気に入りですwww。
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とりあえず毎夜2日間掛けてザックリと見て回りましたがボルトと言うボルトが気持ちよく回ります。
流石ですね!と言う訳で来週早速登録に進みたいと思います。
登録後に念のためギアオイルの交換とインペラ!と言うよりインペラ台座の洗浄を行いたいと思います。
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ではでは!

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「ソルト準備 自作12Vポータブルフラッシングポンプの製作 http://cvw.jp/b/1672597/47668390/
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