さて長い準備期間を経てようやく行ってきました!!
先日の4日土曜日「風も大丈夫でしょう」とのご連絡をトラクター軍曹さんより頂き、出艇もされるとのお返事を頂き、万一のトラブルでも心強い保険も出来たので、正真正銘自艇での琵琶湖発出船が叶いました。
また前回は三重県からの異ルートより湖岸入でしたが、今回は仕事を終えてからの自宅スタート。
深夜の下道をあえて使って道のりなどのチェックもおこないます。
途中コンビニだけ寄って小腹を満たし、ひたすら湖西某所を目指します。
が、金曜日の深夜と言えどさすがに厳冬期、交通量は少なく快適。
しかしスタッドレス装着して正解でした。
湖西道路も途中より脇道は除雪の雪で真っ白やしwww。
で、現地には深夜3時頃到着。
荷物出さないと仮眠出来ないので、手がかじかむ中ボートの準備を進めます。
ここは近隣民家と距離が離れているものの、少しですが車中泊キャンパーさんも散見されたので、ブロア充填をLOWの小音量で時間をかけて行いボートを組み上げます。
荷物は少ないので割と早めに準備完了!
高圧充填やロッドへの糸通しなどは明るくなってからの作業とし、モビリオに潜り込んでしばし仮眠。
5時半起床すると少し離れた先にT軍曹さん到着&準備をされておりました。
当日は可愛らしい同船者を引き連れてwww。
で、こちらも慌てて高圧充填やら艤装パーツの取り付けなど慌てて準備。
話し込みながら進めているとあっという間に周囲が明るくなり始めます。
もう春近し!と言った感じです。
で、砂浜までボートを引きずり下ろし記念撮影。
下ろすのは楽なんだよなぁwww。
で、前回は初ビワマスを同船させて頂き、余すことなく釣りに食味に堪能させて頂きましたが、今回は一応自己責任自己完結で一連の動作所作をこなしていき、逆に何がまずいのかも含め最後までやりきる予定。
と、その前に1.5号巻いていたダイワ・レオブリッツ300Jが金曜日のリーダー取り付け時にクラッチ破損(爆)!
いきなり戦力から消えまして、間に合わせで購入したタナコン500片側のみの電動仕様に。
もう片側は手巻きPE1号カウンター付きに代打してもらいます。
竿は真鯛専用の240長のロッドとアジビシ100号の64調子の外ガイド2本を選定。
どちらも中古購入で2本で1マソもいかんくらいの竿ですが、めちゃくちゃ調子は良い感じです。
さて今回の課題は!?
1.初おろしの船外機は大丈夫なのか?
2.艤装やその他装備、要るもの要らないモノの吟味。
3.シャワーチェーアーは快適に機能するのか?
4.活かしバッカンは役立つのか?
5.その他総評
さて、まずは1.初おろしの船外機は大丈夫なのか?
緊張のエンジン始動ですが.....
冷間始動につき最初は機体内タンクより燃料供給させ、リコイル引っ張りまくりますが、燃料供給が少ないようで全然かからんwww。
業を煮やし外部タンクよりシュコシュコさせてチョーク引っ張り始動させること数回で無事火入れは完了。
さて気になる船足は?うーん、遅いですなWww。
あと少しでプレーニング?って感じでしません(爆)。
ここは要調整なのかこんなもんなのか分りませんが、まぁ当たり前だけど2馬力よりは速いし、移動ポイントもさほど遠くないので、トップスピードよりもむしろトローリングにおける低速時の安定の方がむしろ重要な要素です。
今後微調整行いながら船外機は様子見ですね。
次に、2.艤装やその他装備、要るもの要らないモノの吟味。
お昼までの釣りだと本当荷物を限界までそぎ落とすべきで、そこまですれば2名乗船も十分可能。
第一精工のGBロッドホルダーは問題なく機能しました。
魚探を今回は座板部分に固定しましたが、座る位置と近すぎて見辛く今まで通りチューブ上に固定する方が良さげ。
ビワマストローリング認証旗を固定するスイベルですが、風でガチャガチャと煩く樹脂など静かなパーツに変えたい(笑)。
今回一人乗船でのランディングに付き、大きめの網を準備したが、これはこれでトローリング走行しながらランディングするこの釣りにおいては大きな抵抗となり一長一短な部分あり。
そして、3.シャワーチェーアーは快適に機能するのか?
については、当初高さ調整5段階の真ん中3番目にしていましたが、やや重心の位置が高く感じ横波など食らうと落水しそうなので、1段下げて使用しました。
結果は非常に楽で、これは疲れがかなり軽減出来ました。
ただし船内スペースをかなり取ってしまうので、1名乗船に向いており2名ではちょっと使えないかも(笑)?
また脚の部分、安定するのかどうか不安でしたが、10気圧のエアーフロアでは全くもって問題なしです。
で、ここからは実釣の様子。
ライン35mほどのところよりまずは左側電動リール取り付け側の仕掛けをゆっくり落としていきます。
イメージは水深20mの棚を探るべく錘50号で引っ張りながらラインを出す感じ。
正確な棚は勿論分からないし、トローリングする船速によっても当然流す棚も変わっていきます。
またラインの太さによる抵抗により落ちる深度も変るというもの。
そして右手に手巻き設定の仕掛けを落とそうとした瞬間、左手竿に激しいアタリが!!
素早く電動スイッチオン!するも魚の感触はすぐに消えました(泣)。
この時時刻は7:30AM。
そして慣れない手つきでもう一度仕掛けを落とし、2本目の手巻き仕掛けも無事に投入完了。
8時過ぎに手巻きに待望のアタリが!
真鯛ロッドが綺麗に弧を描き、操船しながら巻取りと言う非常に難しいやり取りをしながらも無事に40cmオーバーの綺麗なビワマスをゲッツ!!
とりあえずボーズ逃れて一安心!
そして課題である4.活かしバッカンは役立つのか?
活かしバッカンに湖水を速やかに投入。
エアーレーションを取り付け11時までの釣りでしたが、外気温もまだまだ低い事もあり、元気な状態でキープ出来ました。
こちらは無事成功と言えますが、気温上昇する5~6月には何らか対策が必要でしょうね。
その後アタリがピタッと止みますが、遠目に見えるT軍曹さん!タモ入れしてはるしwww。
途中近くまで行くとすでに3本上げた?とな。
流石ですねぇ.....
で、結局のところ確率論でして.....
1.仕掛け×本数、
2.仕掛けがトラブらずに、
3.きちんと投入されている、
要するに流す棚がきっちりと把握できている。
と、この3つがまずは出来ているかどうか?
ちなみに今回私は左側の竿がラインなどのバランスが悪く実際は使えていない状況です。
途中トラクター軍曹さんに近づいて状況を聞くと?
「キープ3匹、40mライン出してアタリが出てる」と聞こえたんだけど、水深40mのところなのか?40mの棚なのか?はたまたラインを40m出したところで止めているのか?(笑)、日本語の捉え方中々難しいwww。
※タモ入れ中のトラクター軍曹さんWww。
で、とりあえずラインを40m出して流していると手巻きのロッドに本日1番のアタリを得ます。
時間が10時過ぎで限りなくラストチャンスに近い時間。
ボートが左旋回しそうになるのをいなしながら巻き上げていると、「フッ」とロッドが軽くなり痛恨のバラシ.....
後を引く手痛いバラシでした。
その後もう一度一瞬のアタリがあるものの乗らず、決めていた11時にストップフィッシング。
5.その他総評ですが、待ちの釣り?と思いきや、ソロフィッシング初心者には非常に忙しい釣りです。
とにかく一連の動作を習得するまでは、コーヒータイムもございませんwww。
それと当たり前ですが、低速とは言えボートを常に操縦している訳で、よそ見も出来んし大変です。
たまぁ~に竿を座席後方に置いて後ろ向き操船されている方をYouTubeなんぞで見たことありますが、あれは船長責任としては絶対にアカン奴ですね。
で、釣りとしては譲って頂いたルアーもドジャーも実績折込済みに付き、あとは思い通りの棚にいかに正常な姿勢でルアーを落とし込めるかが釣果の分け目となりそうです。
いやぁ、勉強になりましたし他の釣りとはまた違った楽しさを秘めております。
そして何より食べて美味い!!
11時に浜に戻りトラクター軍曹さんと合流。
何と規定数量5匹キープされており、更に1匹譲ってもらうと言う節操の無さwww。
ちなみに頂いた1匹は、先日ビンチョウマグロの切り身を頂いた知り合いに帰りに渡しましたが、大好評でした。
で、クーラーボックスをルーフに括りつけておりましたが、面倒なのでバッカンで持ち帰り。
帰り道の脇で.....
雪を集めて氷代わりに(笑)。
とりあえず電動リール2台体制にしたいのと、操船方法や仕掛けの流し方など一連の流れを次回はスムースに出来ればもう少し釣果も伸ばせそうです。
とにかくまずは1日で規定数量の5匹を目指し、その次は午前中で規定数量5匹!と言う目標が出来ました。
しばらく時間が許せばハマりそうです!
ではでは。